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61.小学校編24
しばらくテスラさんたちにこれから来る友達の話をしていた。メルやウル、リリス、エル、ロウ、それからヨルク。みんなのことを紹介しきる前に馬車がやってきたみたいだ。どうやら乗っているのは、ヨルク以外のみんなみたいだ。
「あ!ナルア、リオネル!おはよう!」
「おはよう!みんな」「おはよ」
はじめに降りてきたのはメルで、挨拶を返すとみんなからも挨拶が返ってきた。しかし、表情が固い。みんな緊張しているようだ。慣れているエルはともかく、他の子たちは王城に来たこと自体があまりないし緊張してるんだね。
「はじめまして、王国魔道士団、団長をさせてもらっているテスラだ。よろしく」
「俺は魔道士団員のウェンっす。よろしくっす」
テスラさんとウェンさんが挨拶をすれば、みんなも、自己紹介と挨拶をそれぞれしていく。
「テスラさんは俺達の伯父さんに当たる人で昔から可愛がってもらってるんだ!ウェンさんには魔法とか体術の指導してもらってて!二人とも凄い人でね!それに!めちゃくちゃ優しいんだよ!!あと…」
…ナルアくんに褒められて俺も嬉しいっすけど…テスラ団長…にこにこっすね。他の人から見れば多少口角が上がっている程度にしか見えないだろうが…。めちゃくちゃ嬉しそうっす…。
「ナルア、そのへんで。案内とかしてあげよう?」
「あ!そうだね…ありがとうリオネル。じゃあちょっと行ってきます!テスラさん」
「ああ、行っておいで」
「はい!」
「ウェン、ついて行け」
「はいっす」
別れ際テスラさんと尻尾を絡めて尻尾でも挨拶をしてから離れる。この別れ際のやつ、いつ始めたのか忘れたけれど、テスラさんと離れるときはいつもやってる。
取り敢えずは、今日知ってたほうが良さそうなところからかな。トイレとか、あとは着替えスペースとか。あとは入っちゃ駄目な場所なんかも教えて取り敢えず終了だ。
「どうだった?わかったかな?」
「…おう」
「僕は大丈夫かな」
「リリスは…ちょっと不安かも…」
「ウル、リリスについててやれ。私がメルと行こう」
「エルが一緒なら僕も安心できるや。ありがとうエル」
「ああ」
「ウル、よろしくね!」
「お、おう!」
「ロウは?」
「えーと僕も誰か一緒にいてほしいかも…」
「じゃあリオネル、お願いね!」
「うん、ロウ、僕でいいかな?」
「うん!ありがとう!助かるよ」
「よし!じゃあ次!メルは魔導具に興味あるんだったよね。エルも一緒に行くことになるけど…」
「うん!」
「それは構わない」
「そ!じゃあ行こうか。リオネル、リリスを医療班のところに案内してあげてね」
「うん、じゃあリリスとウル、ロウも来てくれるかな?」
「うん!」「おう」「はい!」
「ウェンさん!俺達と行こ!」
「わかったっす」
「うん!」
「じゃあリオネルくんたちはまたあとで」
「はい、また」
2手に別れて、それぞれの興味のある場所に案内して行く。魔導具に興味があるといったメルの要望に応えて、魔導具を制作しているところに連れてきてあげた。
ここで働いているのが、我らが先生、トールさんだ!俺達に勉強を教えてくれていた傍ら、魔導具づくりの技術も磨いていたらしく、国家の魔導具技師になっていた。
「トールせんせー!!」
「ナルアくん!来てくれたの?」
「うん!あのね、この子学校の友達なんだけど、魔導具に興味があるんだって!だから少し見せてあげれないかなーって思って!どうかな?」
「ナルアくんの友達ならもちろん構わないよ。魔導具技師のトールです。よろしく。好きに見ていってね!わからないところは聞いてくれれば解説もするし!」
「ありがとうございます!!ええと…僕はメルです。よろしくお願いします!」
「エルです。よろしくお願いします。」
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