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幼なじみから告白されました
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「おじちゃん、バイバーイ」
真哉の声が直哉の背中を追いかけた。それに気づいた直哉が振り返り、小さく手を振る。別邸の花ブロックを曲がり、やがて姿が見えなくなる。
安里遥香は、ホッと息を吐き出した。
ふたりは本当の親子なのにお互いがお互いを知らないのは罪な気がした。
(やっぱり、直哉の記憶が戻らなくても子供のために言った方がいいのかも……。)
話をしようとしてもいつもタイミングが悪く、話せずにいる。
陽太に抱っこされている真哉へ視線を移した。彫りの深い目鼻立ちが、直哉と似ていると改めて思う。
すると、突然、遥香の目の前にビニール袋が差し出された。
「これ、シンちゃんの薬、薬局に寄ってもらって来た」
「ありがとう。陽太、仕事帰りに疲れているのにごめんね。助かったよ」
そう、陽太に薬局から薬をもらってきて欲しいと頼んだのは、他らなぬ自分自身だった。
陽太は幼なじみなのに、頼ってばかりでダメだなと思う。
「腕、折れてなくてよかったな。でも、顔の擦り傷が痛そうだな。シンちゃん、シャワーの時、泣いちゃだめだぞ。男の子だろ」
「シンちゃん、なかないよ」
「ホントだな。じゃ、俺とシャワー入るか?」
「うん、ようちゃんと入る」
男同士でそんな約束を勝手にしている。
でも、昼間泣いている真哉をずっと抱っこしていた遥香は、体力も限界でヘトヘトだった。
陽太が真哉のお風呂の面倒を見てくれるのは正直言って助かる。
「遥香、おばあが夕飯、用意してるから」
「うん、ありがと」
「おばあ、ごちそうになります。もらい物だけどドラゴンフルーツ持って来たんだ。食べようね」
サボテン科の果物で、ピンク色の派手な外皮が特徴のドラゴンフルーツはいかにも南国の食べ物だ。包丁をいれると、白い果肉のモノとピンクの果肉のモノがある。黒ゴマのように散らばっている種と一緒にスプーンですくって食べる。酸味は少なくサッパリとした味わいで、暑い時期に冷やして食べると美味しい。
「誰からもらった?」
「えっ? 別邸のお客様がくださったの」
おばあに答えた横で、陽太の眉がピクリと動く。
(ひゃー、おばあ、陽太の顔が怖くなってる。あんまり聞かないでー!)
「おじさん、シンちゃんにもえほんくれたんだよ」
「まあ、優しいお客様だね。シンちゃん、その人カッコよかった?」
(キャー。だから、おばあ、やめてー!)
「うん、カッコよかったよ。でも、シンちゃん、ようちゃんのほうがカッコいい。だっこしてくれるもん」
「陽太、上等ね。カッコいいって言らったんたい。アハハ」
(おばあ、アハハじゃないよ。心臓がドキドキしちゃったよ。あ、でも陽太も笑っているからセーフだ。)
この前、陽太に真哉の父親の事を聞かれた際に、柏木直哉が真哉の父親である話をした。
遥香が妊娠した時に泣いているのを見ていた陽太が、柏木直哉を許せないのは、仕方がないのだろう。
遥香と陽太は、姉弟のように育った幼なじみなのだから。
「シンちゃん、寝ちゃったんだろ。家まで運んでやるよ」
シャワーに入れてもらい、お腹もいっぱいになって、スヤスヤと眠ってしまった真哉を陽太が抱きかかえた。
隣の家までのわずかな距離でも寝ている4歳児の重さは馬鹿にならない。
「ありがとう、お医者さんでずっと泣いてて抱っこしていたもんだから、体中バキバキになっちゃった。ホント助かる」
そう言いながら、遥香はコリをほぐすように肩をグルグルとまわした。
真哉を抱きかかえたまま、陽太はクスリと笑う。
ハイビスカスの垣根と庭を挟んだお隣同士の作り、あっという間に玄関に辿り着き、カラカラと引き戸を開けた。
陽太は慣れた様子でサンダルを脱ぎ、真哉を抱きかかえたまま家に上がり、寝室へ入るとベッドの上に寝かしつける。
「シンちゃんも重くなったよな。産まれた時なんか、ちっちゃくて壊れそうだったのに、こんなにやんちゃになって、これからもっと重たくなるんだろうな」
陽太は目を細めて、薄っすらと汗をかき柔らかい毛が張り付いた真哉のおでこをそっと撫でた。
「子供が育つのってホント早いよね。でも、それだけ月日が経っているって事だよね」
5年なんてこうして考えると一瞬だったようにも思えた。
そんな事を考えている遥香の肩を陽太が掴んだ。
「なあ、シンちゃんの父親って……」
言い淀む陽太が、真剣な眼差しを向けた。
「オレじゃダメか? オレ、遥香のことが好きなんだ」
父親同士が親友で、子供の頃からずっと一緒に姉弟のように育った陽太。
まさか、そんな風に思われていたなんて考えた事もなかった。
2つ年下の陽太。中学の時に付き合った彼女も高校の時の彼女もみんな知っている。そういえば、ここ何年か彼女がいなかった。
でも、だからと言ってまさか自分が恋愛の対象になっていたとは遥香にとって、思いも寄らぬ出来事だ。
「あの……」
なんと返事をしたらいいのか、遥香の頭の中は真っ白になっていた。
「いいよ、返事は急がないからよく考えてくれ。今日はおとなしく帰るから……」
そう言って陽太は、すっくと立ちあがり玄関でサンダルに足を入れる。
「じゃ、おやすみ」
ニカッといつものように笑う。
カラカラと引き戸が閉まるのを遥香は、呆然と見つめていた。
そして、緊張の糸が切れたように、へなへなとその場にしゃがみこんでしまう。
真哉の実の父親・直哉の事で頭がいっぱいの遥香には、陽太の告白はキャパオーバー。
はぁー。っと大きく息を吐きだした。
(無理、ホント無理、どうしていいのかわからない。)
直哉の事がまだ好きだと自覚したばかりだった。だから、記憶が取り戻せるように、以前行った場所にさりげなく案内をして、記憶を取り戻してもらおうと思っていた。
その後で、子供がいる事を告げて、先の事も考えて行こうと計画していたのだ。
(まさか、陽太が私の事を好きだなんて……。)
でも、真哉が産まれてからいつも助けてくれていた。
その手助けをしてくれてい真意は、恋愛感情から来るものだったのだろうか。
じゃあ、NOと言ったら?
今までのようにみんなでご飯を食べたり、まるで実家にいるような居心地の良い空間が無くなってしまうのだろうか?
そう思うと急に一人きり、広い空間に投げ出されたような心細さに襲われた。
スヤスヤと眠る真哉の手を握る。
その小さな手のひらから伝わる温かな体温にホッと息を吐いた。
(どうしたらいいんだろう。真哉のためには何が正解なの?)
遥香の胸に、次々と不安ばかりが押し寄せてくる。
陽太の事を大好きな真哉。
それは、真哉にとって理想のパパの姿。きっと、陽太がパパになってくれると言ったら大喜びするはず。
でも……。と遥香は考え込む。
陽太にいつも助けてもらったり、仲良くしている。けれどそれは、おばあや城間のおじさん、ひっくるめて家族だと思っていた。
2歳年下の陽太とは、姉弟のような関係。
恋愛感情で陽太を見たことは無かった。
チェストの上に立てかけてあるアルバムを取り出し、そっと開く。
アルバムの中の少し色あせた写真。幼い頃、悪ガキだった陽太がニカッと笑っている。
小中学校で野球をやっていた頃の丸坊主の写真、夏休みのエイサーの時に打掛姿で汗をかき真剣に踊っている写真、どれもこれも大切な思い出だ。
(怖い……。何が正解なのかわからない。)
家族という形を考えたら、陽太と信頼で結ばれた夫婦も有りなのかもしれない。
でも、今、遥香が好きなのは直哉で、その直哉は遥香を忘れてしまっている。
もしかしたら、ずっと私の事を忘れたままで、東京に帰ってしまったら一生会わなくなってしまうのかも……。
思い出したら?
私を好きだと言ってくれるの?
抱きしめてくれるの?
真哉の事もひっくるめて家族になってくれるの?
直哉の滞在予定、『城間別邸』の予約は6泊分の予約、今日は3泊目、残り3泊しかない。
真哉の声が直哉の背中を追いかけた。それに気づいた直哉が振り返り、小さく手を振る。別邸の花ブロックを曲がり、やがて姿が見えなくなる。
安里遥香は、ホッと息を吐き出した。
ふたりは本当の親子なのにお互いがお互いを知らないのは罪な気がした。
(やっぱり、直哉の記憶が戻らなくても子供のために言った方がいいのかも……。)
話をしようとしてもいつもタイミングが悪く、話せずにいる。
陽太に抱っこされている真哉へ視線を移した。彫りの深い目鼻立ちが、直哉と似ていると改めて思う。
すると、突然、遥香の目の前にビニール袋が差し出された。
「これ、シンちゃんの薬、薬局に寄ってもらって来た」
「ありがとう。陽太、仕事帰りに疲れているのにごめんね。助かったよ」
そう、陽太に薬局から薬をもらってきて欲しいと頼んだのは、他らなぬ自分自身だった。
陽太は幼なじみなのに、頼ってばかりでダメだなと思う。
「腕、折れてなくてよかったな。でも、顔の擦り傷が痛そうだな。シンちゃん、シャワーの時、泣いちゃだめだぞ。男の子だろ」
「シンちゃん、なかないよ」
「ホントだな。じゃ、俺とシャワー入るか?」
「うん、ようちゃんと入る」
男同士でそんな約束を勝手にしている。
でも、昼間泣いている真哉をずっと抱っこしていた遥香は、体力も限界でヘトヘトだった。
陽太が真哉のお風呂の面倒を見てくれるのは正直言って助かる。
「遥香、おばあが夕飯、用意してるから」
「うん、ありがと」
「おばあ、ごちそうになります。もらい物だけどドラゴンフルーツ持って来たんだ。食べようね」
サボテン科の果物で、ピンク色の派手な外皮が特徴のドラゴンフルーツはいかにも南国の食べ物だ。包丁をいれると、白い果肉のモノとピンクの果肉のモノがある。黒ゴマのように散らばっている種と一緒にスプーンですくって食べる。酸味は少なくサッパリとした味わいで、暑い時期に冷やして食べると美味しい。
「誰からもらった?」
「えっ? 別邸のお客様がくださったの」
おばあに答えた横で、陽太の眉がピクリと動く。
(ひゃー、おばあ、陽太の顔が怖くなってる。あんまり聞かないでー!)
「おじさん、シンちゃんにもえほんくれたんだよ」
「まあ、優しいお客様だね。シンちゃん、その人カッコよかった?」
(キャー。だから、おばあ、やめてー!)
「うん、カッコよかったよ。でも、シンちゃん、ようちゃんのほうがカッコいい。だっこしてくれるもん」
「陽太、上等ね。カッコいいって言らったんたい。アハハ」
(おばあ、アハハじゃないよ。心臓がドキドキしちゃったよ。あ、でも陽太も笑っているからセーフだ。)
この前、陽太に真哉の父親の事を聞かれた際に、柏木直哉が真哉の父親である話をした。
遥香が妊娠した時に泣いているのを見ていた陽太が、柏木直哉を許せないのは、仕方がないのだろう。
遥香と陽太は、姉弟のように育った幼なじみなのだから。
「シンちゃん、寝ちゃったんだろ。家まで運んでやるよ」
シャワーに入れてもらい、お腹もいっぱいになって、スヤスヤと眠ってしまった真哉を陽太が抱きかかえた。
隣の家までのわずかな距離でも寝ている4歳児の重さは馬鹿にならない。
「ありがとう、お医者さんでずっと泣いてて抱っこしていたもんだから、体中バキバキになっちゃった。ホント助かる」
そう言いながら、遥香はコリをほぐすように肩をグルグルとまわした。
真哉を抱きかかえたまま、陽太はクスリと笑う。
ハイビスカスの垣根と庭を挟んだお隣同士の作り、あっという間に玄関に辿り着き、カラカラと引き戸を開けた。
陽太は慣れた様子でサンダルを脱ぎ、真哉を抱きかかえたまま家に上がり、寝室へ入るとベッドの上に寝かしつける。
「シンちゃんも重くなったよな。産まれた時なんか、ちっちゃくて壊れそうだったのに、こんなにやんちゃになって、これからもっと重たくなるんだろうな」
陽太は目を細めて、薄っすらと汗をかき柔らかい毛が張り付いた真哉のおでこをそっと撫でた。
「子供が育つのってホント早いよね。でも、それだけ月日が経っているって事だよね」
5年なんてこうして考えると一瞬だったようにも思えた。
そんな事を考えている遥香の肩を陽太が掴んだ。
「なあ、シンちゃんの父親って……」
言い淀む陽太が、真剣な眼差しを向けた。
「オレじゃダメか? オレ、遥香のことが好きなんだ」
父親同士が親友で、子供の頃からずっと一緒に姉弟のように育った陽太。
まさか、そんな風に思われていたなんて考えた事もなかった。
2つ年下の陽太。中学の時に付き合った彼女も高校の時の彼女もみんな知っている。そういえば、ここ何年か彼女がいなかった。
でも、だからと言ってまさか自分が恋愛の対象になっていたとは遥香にとって、思いも寄らぬ出来事だ。
「あの……」
なんと返事をしたらいいのか、遥香の頭の中は真っ白になっていた。
「いいよ、返事は急がないからよく考えてくれ。今日はおとなしく帰るから……」
そう言って陽太は、すっくと立ちあがり玄関でサンダルに足を入れる。
「じゃ、おやすみ」
ニカッといつものように笑う。
カラカラと引き戸が閉まるのを遥香は、呆然と見つめていた。
そして、緊張の糸が切れたように、へなへなとその場にしゃがみこんでしまう。
真哉の実の父親・直哉の事で頭がいっぱいの遥香には、陽太の告白はキャパオーバー。
はぁー。っと大きく息を吐きだした。
(無理、ホント無理、どうしていいのかわからない。)
直哉の事がまだ好きだと自覚したばかりだった。だから、記憶が取り戻せるように、以前行った場所にさりげなく案内をして、記憶を取り戻してもらおうと思っていた。
その後で、子供がいる事を告げて、先の事も考えて行こうと計画していたのだ。
(まさか、陽太が私の事を好きだなんて……。)
でも、真哉が産まれてからいつも助けてくれていた。
その手助けをしてくれてい真意は、恋愛感情から来るものだったのだろうか。
じゃあ、NOと言ったら?
今までのようにみんなでご飯を食べたり、まるで実家にいるような居心地の良い空間が無くなってしまうのだろうか?
そう思うと急に一人きり、広い空間に投げ出されたような心細さに襲われた。
スヤスヤと眠る真哉の手を握る。
その小さな手のひらから伝わる温かな体温にホッと息を吐いた。
(どうしたらいいんだろう。真哉のためには何が正解なの?)
遥香の胸に、次々と不安ばかりが押し寄せてくる。
陽太の事を大好きな真哉。
それは、真哉にとって理想のパパの姿。きっと、陽太がパパになってくれると言ったら大喜びするはず。
でも……。と遥香は考え込む。
陽太にいつも助けてもらったり、仲良くしている。けれどそれは、おばあや城間のおじさん、ひっくるめて家族だと思っていた。
2歳年下の陽太とは、姉弟のような関係。
恋愛感情で陽太を見たことは無かった。
チェストの上に立てかけてあるアルバムを取り出し、そっと開く。
アルバムの中の少し色あせた写真。幼い頃、悪ガキだった陽太がニカッと笑っている。
小中学校で野球をやっていた頃の丸坊主の写真、夏休みのエイサーの時に打掛姿で汗をかき真剣に踊っている写真、どれもこれも大切な思い出だ。
(怖い……。何が正解なのかわからない。)
家族という形を考えたら、陽太と信頼で結ばれた夫婦も有りなのかもしれない。
でも、今、遥香が好きなのは直哉で、その直哉は遥香を忘れてしまっている。
もしかしたら、ずっと私の事を忘れたままで、東京に帰ってしまったら一生会わなくなってしまうのかも……。
思い出したら?
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