学校1のイケメン♀️から逃げ出した先には地獄しかありませんでした

山田空

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第50話 優しい温もり

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俺は早川怜と話をしたあと2人の元に戻る

「あら遅かったですね」

「なんの話をしていたんだ」

2人が質問をしてくるので俺は答える。

「ああいや俺たちの出会いを話していただけだよこんなこともあったねみたいなさ」

「ええそんなの聞いてみたいです」

「わたくしも聞かせてくれたらよかったのに」

「いやだよなんだか恥ずかしいし」

「まあそういうなら仕方がないですね」

「でもいつかは話してくれたらいいな」

俺たちは4人でいろんな話をした。

そして話が落ち着いたぐらいのタイミングでこんな言葉を言われる。

「お誕生日おめでとう」

「お誕生日おめでとうございます」

「たんおめ」

俺は誕生日を祝ってもらえた。

俺は3人を見ていて思ったことがあった。

今年はいろんなことがあったなと感慨深く思ったそれだけの話だがな。

2人目の本気で愛している大切な人が出来た。

一回は別れることになったけどそれでもやっぱり大切なことに変わりはない。

友人に応援をしてもらった。

その友人とは本心から話せた。

本気で好きだったことを伝えられたそれでも俺は桜を選んだ。

小学生のときから今までずっと話せなかった人と話せるようになった。

本当は前みたいに話したかったから嬉しかった。

そしてはじめて出来た彼女の本心を知ることが出来た。

今年はいい日だったな。

周りを見て少しだけ俺は感慨深くなる。

まあそんなことを考えているなんてバレたらいじられそうなので考えていないふりをする。

桜が俺のとなりに座ってくる。

「どうした?」

「別になんでもないよ」

「それならいいが」

「いや少しだけ聞きたいことがあったんだ」

「なんだ?」

「これを受け取ってくれ」

そう言って俺に桜が袋紙を渡してくれる。

「お姉ちゃんが渡したネックレスみたいな素敵な物ではないかもしれないけどそれでも僕なりに考えたんだ」

「いや嬉しいに決まってるじゃん桜にもらえるならどんなものでも嬉しいよ」

「そっか……それならよかった」

「それで誕生日プレゼントってなに?」

「これ」

そう言って俺はキーホルダーを渡された。

「僕ときみをかたどったキーホルダーさ職人に作ってもらったんだよ」

桜が言うとおりそのキーホルダーは2人の男女が抱き合っておりその男女の顔は俺と桜の顔だった。

ちなみにはだかだった。

……あれえこんな趣味だったか

そんな気持ちになるが人の趣味をとやかく言えるはずもないので俺はなにもいわなかった。

気持ちが悪いなんて言ったら傷つけてしまうからだ。

「うんありがとう」

俺はポケットの中にキーホルダーを入れる。

これはつける場所を考えた方がいいな。

そんなことを考えながら

でもなんだか嬉しいな。

優しい温もりがたくさん与えられて暖かい。

「そう言えば家族とは祝わないの?」

「いや親父と母さんが気を遣ってくれたんだよだから俺は帰ったら誕生日ケーキが待っている」

「ふふよかったですね」

「うんよかった」

「それじゃあ早く帰らないとですね」

「うん早く帰るでももう少しここに居たいでも他の一対一でしゃべりたい良いかな?」

「あははなんですかそれまあでも今日は誕生日なので僕だけでなく他の人とも話していいですよ……まあ僕が許可をするようなことでもない気がしますけどね」

「うんじゃあいってくる」

そして俺は志崎深雪のところに向かう。
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