憧れのお嬢さまがうちにエロゲーしに来てますが、あくまで僕らは友達です

子狐モフる

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エピローグ

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 ……めっちゃ気まずい。
 
 遅めの朝食を食べる僕と天道さん。そして……帰ってきてた母さんと二葉。
 
 あの後何があったかというと……目を覚ました僕と天道さんは何というかもう、いろいろとドロドロのベトベトだった。
 だから二人で一緒にお風呂に入ったんだけど……そこでまたムラムラしてしまって、お風呂場でもう一回いたしてしまったんだけど。

 お風呂上がったらいつの間にか母さんと二葉が帰って来てた。天道さんけっこう声あげてたからたぶんいろいろ聞かれた。

 そこから二人の態度がめっちゃよそよそしい。天道さんもまっ赤になってて、黙々と朝食のトーストをかじっている。
 
「て、天道さん。食べ終わったら二人で散歩でも行かない?」
「そ、そうですね。そうしましょう!」

 空気に耐えきれなくなって、二人で家を出た。
 今日はぽかぽか暖かくていい気候だ。
 
「ん……」
「天道さん?」
「あ……大丈夫です。ただ……その、まだ遠野くんのが入ってる感じがして……」
「……ごめん。天道さん、初めてだったのに……」
「い、いえ。私からお誘いしたようなものですし……」

 それだけ話して、なんだか気恥ずかしくなってしまった。
 頬が熱い。天道さんとあんなことをしたんだって思うと、嬉しいような恥ずかしいような気持ちがもやもや湧いてくる。
 ――と、天道さんが僕の手を取った。
 
「……せっかく恋人になったんですし、手……繋ぎましょっか?」
「そ、そうだね」

 僕もそっと手を握り返す。

「あ、あんなことしちゃった後なのに、なんだか恥ずかしいですね」
「う、うん……。けど、何というか、うん、今……すごく幸せな感じがする」
「えへへ♪ 私もです」
「その……これからもずっと、幸せにできるように頑張るから」
「え?」
「……結婚。約束したし……」
「……えへへ♪ 遠野くんなら大丈夫です。私、こうやって遠野くんといられるだけで幸せですから。……ただ、お母様は厳しい人なのでそこは頑張ってくださいね?」
「そう言われるとちょっと怖いな……」

 そんな風に話ながら歩いて行く。これまでのこととこれからのこと。
 手を繋いで歩いているだけなのにすごく幸せで、気がついたら一時間以上歩き回っていた。
 そして……。

「……げ」
「どうしたんです遠野くん? ……あ」

 ……いつの間にか、ホテル街へと迷い込んでいた。
 お互い顔をまっ赤にしてパッと距離を取る。

「ち、違うから! そ、そういう意図はなくて!」
「わ、わかってます! わかってますから!」

 わたわた言い訳して、来た道を引き返そうとする……が。
 クイッと袖を引かれた。振り返ると天道さんは顔を赤くしたままうつむいている。

「天道さん?」
「……休憩」
「……へ?」
「あ、あちこち歩いて疲れちゃいました。だから、その……『休憩』していきませんか?」

 その言葉の意味を理解して、僕は目を丸くした。
 天道さんは恥ずかしくてたまらなくなったのか、顔をまっ赤にしたままキッと顔を上げる。

「え……と、え?」
「と、遠野くんが悪いんですよ!? わ、私のことあんなに何度も気持ちよくするから! お、思い出しちゃったら……もう……」

 天道さんは内股をもじもじすり合わせながら、潤んだ目で僕を見ている。ゴクリと生唾を飲んだ。

「じゃ、じゃあしようか。その……休憩」
「……はい♪ 休憩……しましょう」

 ……もしかして僕はとんでもないことをしてしまったんじゃなかろうか?
 頭の片隅でそんなことを考えたけど、ギュッと腕に抱きついてきた天道さんが可愛くて、どうでも良くなってしまった。

「また……いっぱいしましょうね?」
「う、うん。頑張る」

 そうして僕達は、たっぷりと『休憩』していったのだった。
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