【電子書籍化】いつも穏やかなセックスをする彼 (元執事)が、酒に酔うとドS王子に変貌して大変だった夜

水鏡こうしき@4/13書籍配信開始

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3 自慰してごらん?

 なんて恥ずかしいことをしてしまったのか。恥ずかしさのあまり顔を上げることが出来ないのだが、柊悟くんはもう一度同じものを再生し始めた。

「や、止めて……!」
「良いのが録れた」
「なんで、こんな──」
「ほたるが我慢出来るかなって、気になって。あれだけのことをされて放っておかれたら、こうなるのも仕方ないよ。よしよし」

 頭を撫でてくれる手は、いつも通り優しく柔らかだ。ふ、と顔を上げると目の前の立ち上がった彼の性器に驚き目を丸くしてしまった。

「あれだけ厭らしい声聞いたら、そりゃあ……ねえ?」
「柊悟く──」
「舐めていいよ?」
「んッ!」

 立ったままの彼が、わたしの後頭部をぐいと押す。その勢いで唇に触れた彼の陰茎をそのまま口に含み、じゅるじゅると吸い上げてゆく。ピッ、と頭上で音がしたので顔を上げると、どうやら今度は動画を撮っている様子だった。

「しゅ、うごくっ、ん……撮っちゃ、いや、あ」
「いいから、もっと食べて」
「んーッん、ん……」
「ほんと……ほたるは……フェラが、ッ……上手いよ──ッう、だめ、立ってられない」

 床に腰を下ろす彼につられて、わたしもベッドからそろりと下りて隣に座る。手を伸ばし舌を伸ばし再び口に含み、何度も舐めては吸い上げた。


(ひょっとしてこのままだと……またさっきと同じことになる?)


 二度もお預けを食らうのは、流石に勘弁して欲しかった。先端を咥えたまま顔を上げると、彼は不思議そうに首を傾げた。

「なに?」
「……う、あのッ……ね」
「欲しいんだ?」
「うん……」
「そうだな……さっきと同じことが出来たら、あげる」
「さっきと同じ……?」
「 自慰オナニーしてごらん?そしたらあげる」
「そっ……そんな」

 全身の血がサッと引いて行く。「早く」と促す彼は未だにスマートフォンのカメラをわたしに向けたまま。

「出来ないなら、あげないよ?」
「うぅっ……」
「ほら、俺のもっと咥えてもいいから」
「んッ!?」

 無理矢理頭を掴まれ、ぐい、と後頭部を押し込まれる。口の中が彼の陰茎で満たされ、付け根から先端までを何度か吸い上げた。

「ほら……ほたる、自分の触って……」
「んッ……」
「ほら、口離して早く起きて? そう、三角座りがいいかな。足もっと広げて」
「いや……柊悟くん……」

 ベッドの側面を背に、わたしは柊悟くんにされるがまま足を開く。開いたその股の間を、アップにしたり引いたりしながら撮影を楽しむ彼は、わたしの太股の内側に手を添えて力を込めた。

「そんなんじゃ駄目。もっと、こうやって──」
「や、やめて……いや……!」

 大きく開かれた股の間の少し離れた場所に、柊悟くんは胡座をかきながらこちらを見つめる。そろりと伸びてきた左手がわたしの胸を揉むので、堪らず声が漏れ、息が上がって行く。

「ほら、早く」
「お願い……許して……こんなの、恥ずかしい……」
「大丈夫。早くしないとあげないよ? 少し触ってあげるから」
「あッあッあッ……」

 柊悟くんの長い中指がずぶりと膣に挿し込まれ、目の前でゆっくりと、何度も抜き挿しされる。──やはり彼のものが欲しい、今すぐに。それならばわたしのとるべき行動は一つだった。

「ほら」
「うん……」

 彼が触れたことにより、くちゅくちゅと音をたてる己の股の間に指を伸ばすと、想像以上にべたべただった。覚悟を決めてぷっくりと膨らんだ蕾に触れると、快感で足がぴくんと跳ねた。

「んッ……んッ、あッ……あぁ……」
「そこ、気持ちいいの?」
「きもちい、い……」
「もっと触ってごらん。撮っててあげるから」
「うん……あ、ああッ……あッ、あッ……」
「足、どんどん開いてるよほたる。気持ち良いんだ?」
「あッ、あッ……きもちい、い、柊悟く、ん……柊悟くん……ちゅう、して……」
「いいよ」
「んッ……」

 唇と唇が軽く触れ、ちゅっ、ちゅと音を立てた直後、ずるりと口内に侵入する彼の舌を、わたしは懸命に吸った。彼の舌がわたしのものを追いかけている最中、空いている彼の手はわたしの胸の先端を丁寧に摘み、解(ほぐ)す。

「んッ……んん……ふ、あ、うッ……んッ……」
「まだ?」
「あ、あ、あ、あ、イ……イきそ……」
「手伝ってあげる」

 唇を吸い終えた柊悟くんの指が、再びわたしの膣を犯す。先程に比べて早い指の動きは、あっというまにわたしを絶頂の淵へといざなった。

「あぁ──ッ!あッ、あッあ──あぅ、い、イッ……」
「あとは一人で頑張って」
「はぁッ、はぁッ、はぁッ、しゅうご、くん……しゅうごくん、イ……イ、ぁ、イクッ──イクッ、イクッ、ああイクッ──!!」

 向けられたカメラに構うことなく、わたしは目の前の快楽に手を伸ばし──己の身体を苛め続け、達した。

「はぁ……はぁッ……ぅ、あ……」
「まだ自分で触るの、ほたる?気持ちいい良いんだ?」
「しゅうごくん……はぁッ…………しゅうごくん……」
「よしよし、上手に出来ました。俺のは要らないの?」
「ちょうだい……」

 一旦動画撮影を止め、スマートフォンを床に置いた柊悟くんは、わたしに背を向けるよう促す。床に膝をつき彼に背を向けたわたしの背中を、ベッド側に彼がぐいと押し倒す。その後再びピッ、という音がしたのは、またしても動画撮影を開始した合図音なのだろう。

「ほら、腰上げて」
「え……待って、柊悟くん」
「なに、欲しくない?」
「あの、ゴム……」
「必要? 俺はもう、何があっても全部責任をとれるよ?」
「責任って……」

 確かに彼からはプロポーズを受けたばかり。両家への挨拶も済ませ、もう間もなく婚姻届を提出する準備も万全ではある。けれど。

「ほたるは赤ちゃん欲しくない?」
「欲しい……けど」
「じゃあ、作ろ」

 ショーツの紐を片側だけ解き太股を撫でると、彼の指はわたしの入口へと押し当てられた。くるくるとそこを捏ねられ、ずぶりと、その中へ、指が──。

「あッあッ……!」
「気持ちいい?」
「あッ、あ、はぁッ……きもち、いい……」
「もっと気持ちよくなりたいでしょ?」
「なりたいっ……」

 彼の指の動きは次第に早く、激しくなってゆく。ベッドに伏せシーツを鷲づかみにする手に力が込もってゆく。

「ほたる、『けど』何なの?」
「だ……ッ──て、しゅうご、く……ああッ……!」
「ゆっくりにしてあげるから言って?」

 そう言うと指を膣から抜きとり、むき出しの性器の先端をわたしの入口に押し当て始める。ゴムをつけていないのだから、これだけでも微妙な行為だというのに。早く言えと急かされているのかもしれない。

「だって、まだ早いんじゃ……わたしは、柊悟くんと二人の時間も、もっと大事にしたい……」
「他には?」
「ないけど……」
「俺は結果的にどうなったとしても、ほたるとの時間は大切にするよ。勿論子供との時間も。今まで通りちゃんとほたるを愛するし、不安な思いも、辛い思いもさせない」
「本当に?」
「本当」

 果たしてこれは彼の本心か。お酒が入っていつもとは人が変わったようなセックスをしている彼のこの言葉を、どこまで信用出来るのか。

 ──いや。お酒が入って本心が露になっている、という可能性もある。どちらにしてもこれは彼の本心なのだろう。これだけ酔って、嘘を吐くほうが難しいだろうし。それに、彼がわたしのことを大切にしてくれているということは、十分すぎるほどにわたしも理解している。

 それならば、この行為の結果どうなろうとも彼は今まで通りわたしのことを愛してくれるのだろう。遅かれ早かれことはわかっていたのだし、年齢的にもあまりのんびりはしていられない。──だから。

「いいよ、柊悟くん」
「うん?」
「そのまま、ちょうだい……」

 意を決して振り返ると、嬉しそうに目を細める彼。スマートフォンはわたしの尻の辺りに向けられたままだ。

「いいよ、挿れてあげる」
「うん……」
「で、俺の何が欲しいの?」
「何がって……」
「言ってごらん。言えたらあげる」

 お酒の力は恐ろしい。普段の彼ならわたしに、こんなことは言わせないはず。わたしが「そういう言葉」を口に出すことも耳にするこもと苦手だと知っているから、彼もそう言ったことを言わないし、わたしも言わないようにしているというのに。

「言えなきゃあげないよ?」
「や…………」
「じゃあ、言って? ほら、少しだけ挿れてあげるから」
「ああッ……!」

 避妊具をつけていない彼の陰茎が孕む熱に、腰がびりびりと痺れ上がる。先端だけ挿れて素早く抜き取られた余韻で、わたしの思考は乱れ始める。

「お……」
「お?」
「お………………ち…………」
「おち?」

 ベッドの隙間に片手を差し込み、胸の先端を苛め始める柊悟くん。きっとまだ動画撮影をし続けているのだろう。撮られているというのに、こんなことを言わないといけないなんて。

「まだ、撮ってるの?」
「撮ってるから早く言って」
「……ん」
「ん?あとは?」
「……ち……」
「ち?」
「…………ん」
「続けて言って?」

 小さな声で恥ずかしい五文字を呟くと、「これのこと?」と彼はわたしの頬に自分のものを擦りつける。口に含もうと顔を動かしたが、逃げられてしまった。

「『下さい』は?」
「下さい……!」
「上手に言えたね。じゃあ、ご褒美あげる」

 背中をつつ、と撫でられた刹那、今まで体感したことのないものが、ベタついた入口からどくん、と侵入をした。一瞬、わけがわからず全身が跳ね上がったのも束の間、二度目、三度目、四度目の衝撃でようやく感覚が追い付いてきた。

「はあぁッ……! あ  あ  あ  あ  あああッ!! な……ッなに、なにこ、れッ、なにこれ……ッ!」

「あ……ッ…………う……なんだこれ……すご…………あ、気持ちいい……あったかい…………すごい、きもちい……!」

「ああ……ッ……ああッ……あ、あ、きもちい、ぃいッ!」

 ずんずんと突き上げる彼の身体に、意識が追い付かない。あまりの快感に涙が零れ、転々とシーツに染みを作った。

「はぁッ……はぁッ……ほたる、ほたる……こっち向いて……」

「は、あ、あッ……はぁッ……」

 一旦身体を離した彼は、わたしを仰向けにベッドの上に押し倒す。閉じた足を無理矢理開かれた直後間髪入れずに再び繋がり、彼がわたしを犯し始める。伸びてきた手が、ネグリジェの胸元を大きく横に開くので、わたしの胸はネグリジェを飛び越えて外に溢れる。先端を親指でくりくりと苛められ、吸い付かれ、悲鳴に近い嬌声が漏れた。

「ゃあああッ! ああッあぁッああッ! しゅうごくん、あぁ……すご、い、すごいきもちッい、い、しゅうご、くん……」

「やばい……おれ、俺も……や……はぁッ……きもちいい……はぁッ、はぁッ……ほたる、気持ちいい……?」

「きもちッ──い、い、あ、ああ……ッ──やあッ……イき、あッああッイッちゃう、イッちゃう、あ、あッイク、ああッ……あああイ、イ、イク──あああッ!!」

 びくんと全身が跳ね、腰から下が麻痺したようにぴりぴりと痺れ始める。意識はふわふわと浮いている感覚だというのに、そんなわたしに彼は構うことなく腰を振る。

「イッた……?イッた?」

 黙ってこくこくと頷くと、彼は嬉しそうに目を細めた。そして先程までよりも激しくわたしの膣を突く。

「や……だめッ……ああッ……やめッ……あ、あ、おかしくなる、からだが、おかしくなるッ!」

「なんで……おかしくなる?」

「ゴム……ないもん、あ、う……ッきもちよすぎて、おかしくなるッ!」

「いいよ、おかしく……なってよ……」

「やあぁッ……いやあッ……や、もう、撮らないで……やだ、そんな、とこ、撮っちゃッあ、いや、いやッ……あ、ああ……また、あッ……ああッ!イキそ、イキそ……お、あッ……あ、あ……!」

「イキそう?イキそう?」

 胸に触れていた手が下へ下へとと下りて行き、ぷっくりと膨らんだ蕾に伸びる。撮影中のスマートフォンもそれにならって下へと下りる。

「クリトリス、触ってあげる」

「やッ!やッ!触っちゃッあああッ!イク、あ、やだ、顔、撮っちゃいや……い、あ、ああッイクッ──イクッ、ああッ!!」

「ほたるまたイッたあ……」

「だって、だってぇ…………」

「まだ、くりくりしてあげる……」

「だ、だめ……だめッ……なんか、いっぱい、出てるから、だめッ!」

「ほんと、すごい、びしょびしょ……」

「はぁッ……柊悟くん、柊悟くん……」

 全身の感覚がごちゃごちゃと混ざり合う中、彼の首に腕を回し、口づけを求めた。ねっとりと熱い舌同士が絡み合っている最中でも、彼は腰を振り続けている。

「やば、あ、俺も……イキそ、あッあッ……ほたる……ほたるッ……出すよ……なかにッ、出すよ……!」

「出して、いっぱい、出して……!」

「く……あ、う、ああ、あッあッあッイク、イク、あ──!!」

 ぱんぱんと身体がぶつかり合う音を、ベッドが激しく軋む音がかき消した。最後にギシッ──とベッドが軋んだ直後、彼はわたしの上で達し、果てた。


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