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1話 衝撃
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今まで知らなかったけれど、どうやら私は唇フェチらしい。あの薄く妖艶な唇に魅せられたせいで目覚めた、新たな性癖なだけなのかもしれないけれど。
男の子のくせして、作り物ではないアヒルのような少し突き出した唇は美しすぎた。あれがぷっくりと腫れぼったいものであったなら全く美しくはないのだけれど、彼の唇は薄いのだ。唇の両端も絵に描いたようにくい、と引き上がった綺麗な形な上、健康的なピンク色。舐め回したくなるようなあの唇が動く度、整った歯が見え隠れする。指先でしつこくなぞりたくなるようなあの唇が動く度、そこから零れ落ちるテノールの声に頭がくらくらしてしまう。
恋だと、そう勘違いしてしまいそうになるようなそんな出会いだった。
*
いらっしゃいませ、とドアベルが鳴ると同時に皆が声を上げれば、スッと細く開けたドアの隙間を縫うようにその細い身体を滑り込ませてくる童顔の青年。パッと見は大学生のように見える顔立ちだが、スーツ姿であるし、なんとなく学生ではないように見えた。店舗の入口からショーケースに辿り着くまでに陳列された焼き菓子には目もくれず、彼はケーキの並ぶショーケースの前で足を止める。
なにげなく顔を上げまじまじと見つめれば、そこそこ顔の整った男の子。手入れの行き届いた眉に、細く涼しげな目元。少しだけ目付きが悪くやんちゃそうだなと思いもしたけれど、スッと通った鼻筋のその下の唇に目を奪われ、足が止まった。
(……きれいな唇)
こんなにも美しい唇、初めて見た。女優や若いモデルさんによく見るような、女性的な唇だった。所謂アヒル口というやつだ。閉じていても自然な弧を描き、ほんの少しだけ誇張するように突き出した唇。
「あの、すみません」
「はい、お決まりですか?」
「オペラと抹茶小豆、ナポレオン……一つずつ」
「かしこまりました。お持ち帰りにお時間はかかりますか」
「いえ」
愛想のないちょっぴり鼻の詰まったような声すら、魅力的で。崩さずきちんと身につけたスーツの襟首から覗く首筋は皺一つなく若々しい。袖からチラリと見えた骨張った細い手首や長い指、その全てに触れたくなってしまった。スーツの下に隠された肉体は一体どれほど美しいだろう──と想像している間に、同じレジ係のなっちゃんが会計を済ませてしまった。
「ありがとうございます」
ケーキの入った箱を手渡す。正面に立つと彼の背の高さを実感した。日頃からイケメンに出会うと、この人はどんなセックスをするのだろうと妄想するのが習慣になっていたけれど、この彼は──付き合った女にどんな風に接するのだろうと、踏み込んで考えている自分がいた。こんなことは初めてだった。
「なっちゃん」
「なに~?」
「今のお客さん、めっちゃイケメンじゃなかった?」
「そう? なつの好みではないわ。 涼、あんなのが好みなん?」
「私はストライクゾーン広いからさ」
「ふ~ん」
社員のなっちゃんは私より10も年下だけど、砕けた調子で私に接してくれる。この年になっても正社員として働かず、ただのバイトである私に対して、だ。
「涼はいいじゃん、彼氏いるんだし。あ~あ、なつも彼氏欲しいっ」
「なっちゃん可愛いのにね」
「ね!」
「スタイルもいいし、明るいし」
「ね~!」
「なんで男が寄り付かないか不思議だよ」
なっちゃんは女の子にしては背が高く、164センチあるらしい。私の見立てでは胸はEカップはあるし、目もぱっちりとしていて可愛らしい。それなのに未だ男性との交際経験がないらしく、不思議でならない。
「もう五時じゃん。涼、そろそろ片付けよ」
「そうね」
職人の方々は早々に退勤をしているので、店内に残っているのは私となっちゃんの二人だけ。お客さんも疎らになってきたので店内の片付けを開始し、なっちゃんはレジのお金を締め始めた。
「彼氏かあ……」
「どしたん涼、どしたん?」
「そういや、 孝雪と最近連絡取ってないわ」
「はあ~?!」
なっちゃんは毎回リアクションが大きい。それが彼女の魅力の一つだと思っているけれど、ひょっとしたら男性からしたらこれが面倒に見えることもあるのかもしれないなと、ふと思った。
「孝雪さんから連絡はない感じなん?」
「ないね、基本的に」
「いつも涼から?」
「孝雪も忙しいから」
遠距離恋愛をしている彼氏の孝雪とは、二年前まで私のアパートで同棲をしていた。彼の転勤がきっかけで一人住まいに戻ったのだが、休みの日に時々帰ってくることがあるくらい。交際丸七年での恋人同士の温度がどの程度が一般的なのか知識はないけれど、どちらかといえば私達の関係はドライな方だと思う。
「セックスレス~! セックスレス~!」
「なっちゃん、お金数えたの?」
「もうすぐ終わるよ。セックスレスしんど! しんどくない? 処女のなつが言うのもあれだけども」
「別に、そんなに好きじゃないし」
孝雪とのセックスは駆け引きも何もなく、好きでもないし楽しくもなかった。お互いの欲を満たすために肉体を差し出していた──味気ないものだった。以前付き合っていた彼とは身体の相性はばっちりだったというのに……昔のことを思い出すのは止めよう。
「こっち終わったよ? なっちゃんは?」
「終わった終わった~!」
「日報は書いた?」
「今書いてる!」
「それで終わり? トイレ行って先に着替えてるよ」
「う~い!」
最後に孝雪と会ったのはいつだっただろう。ゴールデンウィーク明けに身体を重ねたのは覚えている。あれから四ヶ月──確か夏休みを取った彼と会ったときは、ちょうど生理が重なって出来なかったんだ。残念がるかと思いきや、あの時の孝雪は別段気にした風もなく二日間こちらのアパートに泊まってさっさと帰って行ったんだっけ。
身体を重ねずとも、そこに愛が確かにあれば問題なんて何もないと思っている。けれど孝雪が最後に「愛してる」と言ってくれたのはいつだっただろう。
「お待たせ! 帰ろ帰ろ!」
「退勤押しといたよ」
「Thank You」
「無駄に発音良いよね」
「無駄言うなし!」
なっちゃんとこうして話していれば、くだらないことを考えなくて済むのに。実家住まいの彼女は真っ赤な通勤車にさっさと姿を消してしまうので、徒歩通勤の私は手を振りのろのろと歩き出す。
(私、孝雪のこと好きなのかなあ)
五つ年上の、おっとりとした彼の姿を思い浮かべる。それをかき消すように私の脳裏にくっきりと浮かび上がるのは先程来店した美しい唇の青年だった。あの薄く妖艶な唇──孝雪のふっくらとした唇とは違い、ほんのりと甘そうなあの唇とキスをしてみたい。妄想するだけならタダなのだから。舌先でぺろりと唇の輪郭を舐め、上唇で優しく触れる──
──と。
「えっ!」
ずどん、と突然腕に固いものがぶつかった衝撃でよろめき、路上に倒れてしまった。訳がわからない、なに、これ……。
──キキィィィッ!
──ドンッ!
どうにか顔を上げれば、私にぶつかったと思われる白い軽自動車が電信柱に衝突していた。先程の耳障りな音は急ブレーキのものだったようだ。
「い゙っ……!」
倒れる際に捻った足首が猛烈に痛い。拳を握りしめ痛みに耐えようとするが、ぶつかられた衝撃で右腕に全く力が入らない。
他の男のことを考えていた罰が当たったのだと、そう思った。薄暗い中、黒い服を着てぼんやりと歩いていた私にも非があった。けれど歩道ギリギリに車体を寄せて走行するなんて、歩行者泣かせにも程がある。カーブミラーにぶつかって転倒してしまい立ち上がれない私に、ドライバーの女性が駆け寄る。痛くて動かない足に視線を移すのが恐ろしく、ぎゅっと目を瞑る。その時はただ吹き出る汗が鬱陶しく、心臓の鼓動が喧しく、訳もわからないほど痛い右足のことしか考えられなくなっていた。
男の子のくせして、作り物ではないアヒルのような少し突き出した唇は美しすぎた。あれがぷっくりと腫れぼったいものであったなら全く美しくはないのだけれど、彼の唇は薄いのだ。唇の両端も絵に描いたようにくい、と引き上がった綺麗な形な上、健康的なピンク色。舐め回したくなるようなあの唇が動く度、整った歯が見え隠れする。指先でしつこくなぞりたくなるようなあの唇が動く度、そこから零れ落ちるテノールの声に頭がくらくらしてしまう。
恋だと、そう勘違いしてしまいそうになるようなそんな出会いだった。
*
いらっしゃいませ、とドアベルが鳴ると同時に皆が声を上げれば、スッと細く開けたドアの隙間を縫うようにその細い身体を滑り込ませてくる童顔の青年。パッと見は大学生のように見える顔立ちだが、スーツ姿であるし、なんとなく学生ではないように見えた。店舗の入口からショーケースに辿り着くまでに陳列された焼き菓子には目もくれず、彼はケーキの並ぶショーケースの前で足を止める。
なにげなく顔を上げまじまじと見つめれば、そこそこ顔の整った男の子。手入れの行き届いた眉に、細く涼しげな目元。少しだけ目付きが悪くやんちゃそうだなと思いもしたけれど、スッと通った鼻筋のその下の唇に目を奪われ、足が止まった。
(……きれいな唇)
こんなにも美しい唇、初めて見た。女優や若いモデルさんによく見るような、女性的な唇だった。所謂アヒル口というやつだ。閉じていても自然な弧を描き、ほんの少しだけ誇張するように突き出した唇。
「あの、すみません」
「はい、お決まりですか?」
「オペラと抹茶小豆、ナポレオン……一つずつ」
「かしこまりました。お持ち帰りにお時間はかかりますか」
「いえ」
愛想のないちょっぴり鼻の詰まったような声すら、魅力的で。崩さずきちんと身につけたスーツの襟首から覗く首筋は皺一つなく若々しい。袖からチラリと見えた骨張った細い手首や長い指、その全てに触れたくなってしまった。スーツの下に隠された肉体は一体どれほど美しいだろう──と想像している間に、同じレジ係のなっちゃんが会計を済ませてしまった。
「ありがとうございます」
ケーキの入った箱を手渡す。正面に立つと彼の背の高さを実感した。日頃からイケメンに出会うと、この人はどんなセックスをするのだろうと妄想するのが習慣になっていたけれど、この彼は──付き合った女にどんな風に接するのだろうと、踏み込んで考えている自分がいた。こんなことは初めてだった。
「なっちゃん」
「なに~?」
「今のお客さん、めっちゃイケメンじゃなかった?」
「そう? なつの好みではないわ。 涼、あんなのが好みなん?」
「私はストライクゾーン広いからさ」
「ふ~ん」
社員のなっちゃんは私より10も年下だけど、砕けた調子で私に接してくれる。この年になっても正社員として働かず、ただのバイトである私に対して、だ。
「涼はいいじゃん、彼氏いるんだし。あ~あ、なつも彼氏欲しいっ」
「なっちゃん可愛いのにね」
「ね!」
「スタイルもいいし、明るいし」
「ね~!」
「なんで男が寄り付かないか不思議だよ」
なっちゃんは女の子にしては背が高く、164センチあるらしい。私の見立てでは胸はEカップはあるし、目もぱっちりとしていて可愛らしい。それなのに未だ男性との交際経験がないらしく、不思議でならない。
「もう五時じゃん。涼、そろそろ片付けよ」
「そうね」
職人の方々は早々に退勤をしているので、店内に残っているのは私となっちゃんの二人だけ。お客さんも疎らになってきたので店内の片付けを開始し、なっちゃんはレジのお金を締め始めた。
「彼氏かあ……」
「どしたん涼、どしたん?」
「そういや、 孝雪と最近連絡取ってないわ」
「はあ~?!」
なっちゃんは毎回リアクションが大きい。それが彼女の魅力の一つだと思っているけれど、ひょっとしたら男性からしたらこれが面倒に見えることもあるのかもしれないなと、ふと思った。
「孝雪さんから連絡はない感じなん?」
「ないね、基本的に」
「いつも涼から?」
「孝雪も忙しいから」
遠距離恋愛をしている彼氏の孝雪とは、二年前まで私のアパートで同棲をしていた。彼の転勤がきっかけで一人住まいに戻ったのだが、休みの日に時々帰ってくることがあるくらい。交際丸七年での恋人同士の温度がどの程度が一般的なのか知識はないけれど、どちらかといえば私達の関係はドライな方だと思う。
「セックスレス~! セックスレス~!」
「なっちゃん、お金数えたの?」
「もうすぐ終わるよ。セックスレスしんど! しんどくない? 処女のなつが言うのもあれだけども」
「別に、そんなに好きじゃないし」
孝雪とのセックスは駆け引きも何もなく、好きでもないし楽しくもなかった。お互いの欲を満たすために肉体を差し出していた──味気ないものだった。以前付き合っていた彼とは身体の相性はばっちりだったというのに……昔のことを思い出すのは止めよう。
「こっち終わったよ? なっちゃんは?」
「終わった終わった~!」
「日報は書いた?」
「今書いてる!」
「それで終わり? トイレ行って先に着替えてるよ」
「う~い!」
最後に孝雪と会ったのはいつだっただろう。ゴールデンウィーク明けに身体を重ねたのは覚えている。あれから四ヶ月──確か夏休みを取った彼と会ったときは、ちょうど生理が重なって出来なかったんだ。残念がるかと思いきや、あの時の孝雪は別段気にした風もなく二日間こちらのアパートに泊まってさっさと帰って行ったんだっけ。
身体を重ねずとも、そこに愛が確かにあれば問題なんて何もないと思っている。けれど孝雪が最後に「愛してる」と言ってくれたのはいつだっただろう。
「お待たせ! 帰ろ帰ろ!」
「退勤押しといたよ」
「Thank You」
「無駄に発音良いよね」
「無駄言うなし!」
なっちゃんとこうして話していれば、くだらないことを考えなくて済むのに。実家住まいの彼女は真っ赤な通勤車にさっさと姿を消してしまうので、徒歩通勤の私は手を振りのろのろと歩き出す。
(私、孝雪のこと好きなのかなあ)
五つ年上の、おっとりとした彼の姿を思い浮かべる。それをかき消すように私の脳裏にくっきりと浮かび上がるのは先程来店した美しい唇の青年だった。あの薄く妖艶な唇──孝雪のふっくらとした唇とは違い、ほんのりと甘そうなあの唇とキスをしてみたい。妄想するだけならタダなのだから。舌先でぺろりと唇の輪郭を舐め、上唇で優しく触れる──
──と。
「えっ!」
ずどん、と突然腕に固いものがぶつかった衝撃でよろめき、路上に倒れてしまった。訳がわからない、なに、これ……。
──キキィィィッ!
──ドンッ!
どうにか顔を上げれば、私にぶつかったと思われる白い軽自動車が電信柱に衝突していた。先程の耳障りな音は急ブレーキのものだったようだ。
「い゙っ……!」
倒れる際に捻った足首が猛烈に痛い。拳を握りしめ痛みに耐えようとするが、ぶつかられた衝撃で右腕に全く力が入らない。
他の男のことを考えていた罰が当たったのだと、そう思った。薄暗い中、黒い服を着てぼんやりと歩いていた私にも非があった。けれど歩道ギリギリに車体を寄せて走行するなんて、歩行者泣かせにも程がある。カーブミラーにぶつかって転倒してしまい立ち上がれない私に、ドライバーの女性が駆け寄る。痛くて動かない足に視線を移すのが恐ろしく、ぎゅっと目を瞑る。その時はただ吹き出る汗が鬱陶しく、心臓の鼓動が喧しく、訳もわからないほど痛い右足のことしか考えられなくなっていた。
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