47 / 61
47/墜ちてゆく(4)★
しおりを挟む
「とおや……なに、さっきの、なに?」
「内緒。イイモノ」
ベッドに縛り付けられたままのわたしからブランケットを剥ぎ取り、ベッドサイドに仁王立ちするとおや。視界がぼやけているのは、わたしの目が半開きなせいなのかもしれない。
「したいの……おかしいの……」
「何がしたい?」
「はぁっ……はぁっ……エッチしたい……」
「ふうん」
「んぁッ……」
唇を舐められ、両胸を鷲掴みに。胸の先端を弄られただけで大きな声が出てしまう。
(身体が……変……)
「逃げねえか?」
「逃げないよ、こんなに……とおやと……エッチしたいのに……」
「エロく仕上がったな」
「なんのこと?」
「いや、こっちの話」
無遠慮に伸びてきたとおやの指が、ぐいと膣に押し込まれる。前戯もしていないというのに、わたしのそこはぐっしょりと濡れいつでもとおやと一つになれそうだった。
「なあ……もう挿れていいか?」
「うん? ……うん」
こんなにも直ぐに挿入が出来るのかととおやの性器に目をやれば、飛び込んでくるのはがちがちな陰茎。指一本触れていないのに、どうしてこんな──……。
「俺もイイモノ飲んだからさ」
「なんか、見るからにおっきいんだけど……」
「ああ、ヤバい。言い方アレだけど、めちゃくちゃギンギンって感じ」
「おいしそ……」
「下で食うんだろ」
「うん、早く挿れて」
手足の拘束を解いてくれるので、自ら足を開いて彼を迎え入れる。避妊具を装着した陰茎の先端が膣口に触れただけで、震え上がってしまう。
「う、あッ……とおや、やばッ……! おっきぃッ……!」
「挿いんねー。力抜いて」
「抜いてるって……」
「じゃあ……ちょっと無理矢理ッ……」
「お願い、ゆっくりにして……! あ、あ、あ、は、あぁぁぁぁッ……」
無理矢理根元まで押し込まれた刹那、ぐわぐわと揺らぐ意識。いつもより大きいのは気のせいかもしれないけれど、いつもより気持ちが良いのは確実だった。
「あああ……きもちいぃぃ……」
「やべえ……気持ちいいな……これ……!」
「う、あ、あ、あ、あ……!」
「うっわ、すげッ……」
ガンガンといつもより激しく突かれ、早々に達してしまいそうになる。そのタイミングでとおやが体位を変え、後ろから覆い被さり後背位へ。先程よりも早いペースで奥を突かれ、挿入直後だというのに何度も達してしまった。それなのに尚最奥を突かれ、気が振れてしまいそうになる。
「ふ……あぁ……すごいッ、きもちいいッ……!」
「やべえこれ……ほたる、濡れすぎ……」
「とおやだって……おちん……ちん……奥、ぐりぐりって、あ、あ、すごッ、あ、あッ……すご……いッ……!」
「お前今なんつった?」
「え……?」
腰を振るのを止め、抜き取った陰茎を後ろからわたしの頬に擦りつけると、とおやは少し興奮した様子でわたしの首筋を吸った。
「俺のこれ、何つった?」
「えっと……」
「初めて聴いた。お前がこれの名前言うの」
これ、と言いながらとおやは何度もわたしの頬に陰茎を擦り付ける。頬が自分の愛液で濡れるのはなかなか心地が悪かった。
「もう一回、ちゃんと言って?」
「どうして……?」
「レアじゃん、今まで聴いたことない。なあ、早く」
「えっと、おちんちん……?」
「やべ、興奮してきた」
「……う、ちょッ……やッ!」
仰向けに押し倒され、すぐさま身体が繋がった。達する為なのだろう、とおやは浅く、早く腰を打ち付ける。
「あッあッあッぁ……! とおやッ……ちょッ……だめ……だめ……い、い゛……」
「イキそ?」
「ちがッ……いた、い……おなか、いたい……」
「ごめん、もうイクから」
「はあ……はぁ……はぁ……う゛……う、いッ……た……」
「ッ……ああ…………あ、うぅッ、イクッ……!!」
絶頂に達し全てを出しきっても尚、わたしと繋がったままのとおやは覆い被さったまま動こうとしない。わたしが身を捩ると少しだけ腰を浮かせ、避妊具を取り去りゴミ箱へ投げ捨てる。
「咥えて、いっぱい吸って」
「んッ……く……」
「あッ……あぁほた……る、ほたる……!」
仰向けのまま起き上がれないわたしの口に、力尽きベタついた陰茎が押し込まれる。横向きに転がると、とおやは正座の状態で股を開き、背中を反らしながら後ろに手をついた。彼の太股の間でわたしは陰茎を吸うしかなく、次第に歪む顔を見上げながら勃起状態になるまで激しく吸い上げた。
「うぁッ……やっぱお前ッ……フェラうまッ……」
「だって、とおやのおちんちんおいしッ……から」
「うッ、は、あぁ……もっと……もっと……!」
「んッんぅッ……んぐッ……はぁッはぁッ……」
「イキそ……ぉ、あッ……イグッ……あ……あ……あ゛……あ゛ッあ゛ッ!!」
次の瞬間とおやが絶頂に達し、わたしの口内で射精した。噎せると同時に精液を吐き出し、残ったものはごくんと飲み干してしまった。口の周りにまだ精液が付着している気がするけれど、そんなことよりも歪んで疲れ果てたとおやの顔から目が離せなかった。
「お前っ……飲んだのか……」
「ごめん、勢いで……」
普段ならば絶対に嚥下したりしない、とおやの精液。射精される前に陰茎から口を離し、ティッシュや、間に合わなければ手で受け止めていたというのに。
「なんでかな、なんか……ハイになってて」
気分が高揚していた。先程とおやが飲ませた謎の液体のせいであろうことはわかっていたけれど、一体あれは何だったのだろう。いや、そんなことよりも──……。
「大丈夫、とおやすごくエッチな顔になってるよ」
「あ……ああ……」
額に張り付いた髪を撫で、開けた箇所に唇を落とす。じっとりと汗ばんだ額を舐め、そっと唇を吸った。
(あれ……わたし、とおやのこと…………もう好きじゃないのに……あれ……)
「ちょっと休も……ほたる……きて」
「うん……」
「腹、まだ痛いか?」
「ううん……んッ……」
(わたしは──ここに何をしに来たんだっけ……)
「ほたる……」
(そう、鍵。鍵を返してとおやの前から去るつもりだったの……それなのに、なんで──)
「ほたる……んッ…………」
「とお、や……とおや……!」
ベッドの上で互いの身体に腕を回し、絡まりながら何度もキスを交わした。自宅で昼食を食べて少しのんびりしてこの部屋に来た筈なのに、何度も──何度も何度もセックスをするうちに夜になり、わたしはとおやの腕の中で朝まで眠りに落ちてしまった。
「内緒。イイモノ」
ベッドに縛り付けられたままのわたしからブランケットを剥ぎ取り、ベッドサイドに仁王立ちするとおや。視界がぼやけているのは、わたしの目が半開きなせいなのかもしれない。
「したいの……おかしいの……」
「何がしたい?」
「はぁっ……はぁっ……エッチしたい……」
「ふうん」
「んぁッ……」
唇を舐められ、両胸を鷲掴みに。胸の先端を弄られただけで大きな声が出てしまう。
(身体が……変……)
「逃げねえか?」
「逃げないよ、こんなに……とおやと……エッチしたいのに……」
「エロく仕上がったな」
「なんのこと?」
「いや、こっちの話」
無遠慮に伸びてきたとおやの指が、ぐいと膣に押し込まれる。前戯もしていないというのに、わたしのそこはぐっしょりと濡れいつでもとおやと一つになれそうだった。
「なあ……もう挿れていいか?」
「うん? ……うん」
こんなにも直ぐに挿入が出来るのかととおやの性器に目をやれば、飛び込んでくるのはがちがちな陰茎。指一本触れていないのに、どうしてこんな──……。
「俺もイイモノ飲んだからさ」
「なんか、見るからにおっきいんだけど……」
「ああ、ヤバい。言い方アレだけど、めちゃくちゃギンギンって感じ」
「おいしそ……」
「下で食うんだろ」
「うん、早く挿れて」
手足の拘束を解いてくれるので、自ら足を開いて彼を迎え入れる。避妊具を装着した陰茎の先端が膣口に触れただけで、震え上がってしまう。
「う、あッ……とおや、やばッ……! おっきぃッ……!」
「挿いんねー。力抜いて」
「抜いてるって……」
「じゃあ……ちょっと無理矢理ッ……」
「お願い、ゆっくりにして……! あ、あ、あ、は、あぁぁぁぁッ……」
無理矢理根元まで押し込まれた刹那、ぐわぐわと揺らぐ意識。いつもより大きいのは気のせいかもしれないけれど、いつもより気持ちが良いのは確実だった。
「あああ……きもちいぃぃ……」
「やべえ……気持ちいいな……これ……!」
「う、あ、あ、あ、あ……!」
「うっわ、すげッ……」
ガンガンといつもより激しく突かれ、早々に達してしまいそうになる。そのタイミングでとおやが体位を変え、後ろから覆い被さり後背位へ。先程よりも早いペースで奥を突かれ、挿入直後だというのに何度も達してしまった。それなのに尚最奥を突かれ、気が振れてしまいそうになる。
「ふ……あぁ……すごいッ、きもちいいッ……!」
「やべえこれ……ほたる、濡れすぎ……」
「とおやだって……おちん……ちん……奥、ぐりぐりって、あ、あ、すごッ、あ、あッ……すご……いッ……!」
「お前今なんつった?」
「え……?」
腰を振るのを止め、抜き取った陰茎を後ろからわたしの頬に擦りつけると、とおやは少し興奮した様子でわたしの首筋を吸った。
「俺のこれ、何つった?」
「えっと……」
「初めて聴いた。お前がこれの名前言うの」
これ、と言いながらとおやは何度もわたしの頬に陰茎を擦り付ける。頬が自分の愛液で濡れるのはなかなか心地が悪かった。
「もう一回、ちゃんと言って?」
「どうして……?」
「レアじゃん、今まで聴いたことない。なあ、早く」
「えっと、おちんちん……?」
「やべ、興奮してきた」
「……う、ちょッ……やッ!」
仰向けに押し倒され、すぐさま身体が繋がった。達する為なのだろう、とおやは浅く、早く腰を打ち付ける。
「あッあッあッぁ……! とおやッ……ちょッ……だめ……だめ……い、い゛……」
「イキそ?」
「ちがッ……いた、い……おなか、いたい……」
「ごめん、もうイクから」
「はあ……はぁ……はぁ……う゛……う、いッ……た……」
「ッ……ああ…………あ、うぅッ、イクッ……!!」
絶頂に達し全てを出しきっても尚、わたしと繋がったままのとおやは覆い被さったまま動こうとしない。わたしが身を捩ると少しだけ腰を浮かせ、避妊具を取り去りゴミ箱へ投げ捨てる。
「咥えて、いっぱい吸って」
「んッ……く……」
「あッ……あぁほた……る、ほたる……!」
仰向けのまま起き上がれないわたしの口に、力尽きベタついた陰茎が押し込まれる。横向きに転がると、とおやは正座の状態で股を開き、背中を反らしながら後ろに手をついた。彼の太股の間でわたしは陰茎を吸うしかなく、次第に歪む顔を見上げながら勃起状態になるまで激しく吸い上げた。
「うぁッ……やっぱお前ッ……フェラうまッ……」
「だって、とおやのおちんちんおいしッ……から」
「うッ、は、あぁ……もっと……もっと……!」
「んッんぅッ……んぐッ……はぁッはぁッ……」
「イキそ……ぉ、あッ……イグッ……あ……あ……あ゛……あ゛ッあ゛ッ!!」
次の瞬間とおやが絶頂に達し、わたしの口内で射精した。噎せると同時に精液を吐き出し、残ったものはごくんと飲み干してしまった。口の周りにまだ精液が付着している気がするけれど、そんなことよりも歪んで疲れ果てたとおやの顔から目が離せなかった。
「お前っ……飲んだのか……」
「ごめん、勢いで……」
普段ならば絶対に嚥下したりしない、とおやの精液。射精される前に陰茎から口を離し、ティッシュや、間に合わなければ手で受け止めていたというのに。
「なんでかな、なんか……ハイになってて」
気分が高揚していた。先程とおやが飲ませた謎の液体のせいであろうことはわかっていたけれど、一体あれは何だったのだろう。いや、そんなことよりも──……。
「大丈夫、とおやすごくエッチな顔になってるよ」
「あ……ああ……」
額に張り付いた髪を撫で、開けた箇所に唇を落とす。じっとりと汗ばんだ額を舐め、そっと唇を吸った。
(あれ……わたし、とおやのこと…………もう好きじゃないのに……あれ……)
「ちょっと休も……ほたる……きて」
「うん……」
「腹、まだ痛いか?」
「ううん……んッ……」
(わたしは──ここに何をしに来たんだっけ……)
「ほたる……」
(そう、鍵。鍵を返してとおやの前から去るつもりだったの……それなのに、なんで──)
「ほたる……んッ…………」
「とお、や……とおや……!」
ベッドの上で互いの身体に腕を回し、絡まりながら何度もキスを交わした。自宅で昼食を食べて少しのんびりしてこの部屋に来た筈なのに、何度も──何度も何度もセックスをするうちに夜になり、わたしはとおやの腕の中で朝まで眠りに落ちてしまった。
0
あなたにおすすめの小説
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
愛されないと吹っ切れたら騎士の旦那様が豹変しました
蜂蜜あやね
恋愛
隣国オデッセアから嫁いできたマリーは次期公爵レオンの妻となる。初夜は真っ暗闇の中で。
そしてその初夜以降レオンはマリーを1年半もの長い間抱くこともしなかった。
どんなに求めても無視され続ける日々についにマリーの糸はプツリと切れる。
離縁するならレオンの方から、私の方からは離縁は絶対にしない。負けたくない!
夫を諦めて吹っ切れた妻と妻のもう一つの姿に惹かれていく夫の遠回り恋愛(結婚)ストーリー
※本作には、性的行為やそれに準ずる描写、ならびに一部に性加害的・非合意的と受け取れる表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※ムーンライトノベルズでも投稿している同一作品です。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
【完結】少年の懺悔、少女の願い
干野ワニ
恋愛
伯爵家の嫡男に生まれたフェルナンには、ロズリーヌという幼い頃からの『親友』がいた。「気取ったご令嬢なんかと結婚するくらいならロズがいい」というフェルナンの希望で、二人は一年後に婚約することになったのだが……伯爵夫人となるべく王都での行儀見習いを終えた『親友』は、すっかり別人の『ご令嬢』となっていた。
そんな彼女に置いて行かれたと感じたフェルナンは、思わず「奔放な義妹の方が良い」などと言ってしまい――
なぜあの時、本当の気持ちを伝えておかなかったのか。
後悔しても、もう遅いのだ。
※本編が全7話で悲恋、後日談が全2話でハッピーエンド予定です。
※長編のスピンオフですが、単体で読めます。
溺愛のフリから2年後は。
橘しづき
恋愛
岡部愛理は、ぱっと見クールビューティーな女性だが、中身はビールと漫画、ゲームが大好き。恋愛は昔に何度か失敗してから、もうするつもりはない。
そんな愛理には幼馴染がいる。羽柴湊斗は小学校に上がる前から仲がよく、いまだに二人で飲んだりする仲だ。実は2年前から、湊斗と愛理は付き合っていることになっている。親からの圧力などに耐えられず、酔った勢いでついた嘘だった。
でも2年も経てば、今度は結婚を促される。さて、そろそろ偽装恋人も終わりにしなければ、と愛理は思っているのだが……?
王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る
家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。
しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。
仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。
そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる