勇者パーティーを追放された支援スキル使い

アークマ

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戦力外追放

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「アキト。魔王を倒すことを目標にしてきた俺たちのパーティーだがお前にいわなきならないことがある」

 勇者であるゴトー・アラバが俺に言う。
 俺の名はアキト・メーグ。16歳。勇者パーティの一人だ。俺たち勇者パーティは5人で組んでいる。勇者のゴトー・アラバ。剣使いのメイグ・アガ。格闘家ゴルドー・スキー。指南役アルゴー・アラバ。そして荷物持ち扱いの俺アキト・メーグだ。

「俺に話?なんですかゴトーさん」
「お前は俺らのパーティーから出て行ってもらいう」
「・・・は?なんのご冗談ですが?」

 ゴトーの言葉に俺は驚く。俺をパーティから追い出す?なんで?悪いことは何もしていないのに?
 俺がなんで?みたいな顔をしていると一緒にいた指南役でゴトーの父であるアルゴー・アラバが

「お前はいらないんだよ。お前は今までなんで俺たちのパーティーにいられたかわかるか?」
「え?そ、それは」

 俺はなんでいられたからの言葉に戸惑っているとアルゴーは

「それはお前のスキルがまだ使えたからだよ。だがもう必要ないんだよ。お前のスキルは」

 この世界には生まれた時にはそれぞれ1人にはスキルというものが与えられている。俺のスキルはパーティーを組んだものの身体能力を上げるスキルだ。

「お前のスキルがあったおかげで魔王が倒せたなどと噂されてはたまらんからな。だからこそお前にはパーティーを抜けてもらう」
「な、なんでさ!みんな俺のおかげで助かるっていつも」

 俺はパーティーのみんなに言うと剣使いのメイグと格闘家のゴルドーが

「いや拙者達にはもうお前は必要ない。魔族なんて拙者の剣とゴルドーの腕っ節だけで十分」
「そうだべ。メイグの言う通りでだべ。お前はもういらないんだべ。アキト」

 2人も俺に辛辣にいい、俺はなんでだ?なんでこいつらは俺をそんなにはずしたがる?と考える。

「どれだけ考えようがお前をパーティーから外すことはもう決めたことだ。お前は最初からいなかったことにさせてもらう」

 は?それはないだろう。急に何をいいだすんだアルゴー。ゴトーもなんか言ってやれよ!

「父上の言う通り。アキト。お前は最初からパーティーにいなかった。ただついてきていただけのソロの冒険者。それでいいな?」

 ゴトーは俺に冷酷な目でいい、仲間だとおもっていたはずのみんなは俺に冷酷な視線を送る。

「わかったよ。出て行ってやるよこんなパーティ!俺がいなくなっても絶対後悔するなよ!」
「それないから安心して速やかに出ていけ」

 こうして俺は勇者パーティーから追放された。
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