2 / 206
一章
残滓
しおりを挟む
デライラがパーティから抜けていったあの日から、僕はソロで依頼を受けている。
今現在での僕の冒険者ランクはブロンズ。一応魔物の討伐なんかも受けられるんだけど、ロクに魔法を使えないウィザードが魔物と戦える訳がない。戦士系のジョブと違って、魔法を使えないウィザードなんてただの人だからね。
「よう、残滓! 今日も薬草採取か? ああ、それとも迷子の子猫ちゃんでも探すのか?」
「ギャハハハハ! ブロンズランクだってのに討伐依頼を受けねえなんて、とんだ腰抜けだぜ!」
僕は今日も薬草採取の依頼表を掲示板から剥がし、受付カウンターへと持って行った。それを目敏く見つけた他の冒険者たちがからかってくる。
まあ、それもそうなんだよね。採取系みたいな依頼は、魔物との戦闘が出来ないような駆け出しの冒険者、つまりウッドランク御用達の依頼であって、ブロンズ以上のランカーは殆ど受ける事がない。
収入も少ないしギルドへの貢献度も少ないから、昇級までの道程も遠くなる。でも、今の僕には……
「ショーンさん……パーティメンバーはまだ見つかりませんか? いくら採取系の依頼と言っても、全く魔物と遭遇しない訳ではありませんし、ウッドランカーの方とでもパーティを組んだ方が……」
受付嬢のパトラさんが心配そうな表情でそう言ってきた。
「ははは……その、中々見つからなくて」
僕はそう言って愛想笑いを浮かべる事しかできない。勿論パーティメンバー募集はしたし、逆に募集しているパーティに参入をお願いもした。
だけど、残滓の二つ名はウッドランカーにも広がっていて、誰も僕と組もうなんて人は現れなかった。
「そうですか……困った事があったら相談してくださいね? では、お気をつけて」
「はい。ありがとうございます」
いつものように優しい笑顔で送り出してくれたパトラさんに礼を言い、冒険者ギルドを出ようとしたその時だ。
「!!」
「あら」
ギルドを出ようとする僕と、依頼を終えて戻って来たらしいデライラと鉢合わせた。彼女の後ろには僕よりもやや年上くらいの男が三人。
「デライラ……元気でやってる――」
「おーおー、残滓君じゃないか。いやあ、デライラはホントに優秀だな。これでまだブロンズだってんだから信じられないよ!」
デライラに声を掛けようとした僕の言葉を遮り、大きな盾とハンドアックスを持った男が割って入ってきた。
「こんな出来損ないのウィザードなんかと組んでたから昇級が遅れたんだって」
「そんなハッキリ言ったら残滓君が気の毒じゃん。ハハハ!」
更には身軽な装備の双剣の男と、弓を持った男が畳みかけるように話しかけてくる。いや、寄ってたかって僕を笑い者にして楽しんでいる。そんな感じだ。そして、始めに話しかけてきた盾の男がドスを効かせた声で凄んで来た。
「てめえ、目障りなんだよ。冒険者なんてやめて、とっとと田舎に帰んな」
そして僕の肩を突き飛ばすようにしてギルドへと入って行く。他の男達もニヤニヤしながら僕を見ながら後に続いていった。
「ショーン。あんた、村に帰った方がいいわよ。さもないと、死んじゃうわよ? いい? これ以上は言わないから」
最後にデライラが、特に感情も籠っていない声でそう言い、視線も合わせずにギルドへ入って行った。
確かにね。デライラやパトラさんが言うように、魔法が使えないウィザードがソロで冒険者なんてやっていても、明るい未来なんかないだろうなぁ。
何しろ僕は『残滓』だ。パーティなんて組めっこない。それに地道にランクを上げていったところで、魔法が使えるようになる訳でもないだろう。
「ノワールと一緒に田舎に帰るか……」
そんな事を考えながら、僕はノワールが待つ家へと向かった。
ノワールは妙に賢いウサギだ。僕が掛ける言葉を理解しているんじゃないかって思う時がある。田舎までの旅路も、彼女と一緒なら寂しさも紛れるだろうな。
今の僕には、ノワールは無くてはならない存在だ。気落ちし、心を折られ絶望しても、家に帰ればあの愛くるしい瞳が僕を癒してくれる。大切な家族以上の存在なんだ。
それでも、旅の途中でノワールが森へ帰るような事になっても、それはそれでいいんじゃないかと思っている。元々彼女が生活すべき場所は森なんだし。
さあ、家が見えて来た。旅支度を始めなくちゃだね。田舎に帰ったら畑でも耕すさ。
△▼△
ショーンと袂を分かった後、デライラは少しばかりの異変を感じていた。それも、戦闘時のみに感じる異変。
(……おかしい。身体が重い?)
新たなパーティメンバーと共に受けた魔物の討伐依頼を熟しながら、デライラは自らの動きに首を傾げている。
これと言ってどこか体調が悪い訳ではない。しかし、戦闘になると自分が思った程には身体が動いてくれないのだ。
走る事も、飛び跳ねる事も、咄嗟の反応も。どれも今までの自分のイメージに比べてワンテンポもツーテンポもズレがある。
幸い、今日の相手は強い魔物ではない。ほんの少しばかりの違和感程度で支障が出る事もない。実際、新たなパーティメンバー達はデライラの働きを絶賛していた。
「さっすが未来のソードマスターだぜ!」
「デライラが入ってくれて、随分楽に討伐が出来るな!」
最後の一匹を斬り捨てたデライラに駆け寄り、そう称賛する。
「ええ、ありがとう……でもまだまだ精進しなくちゃね」
自らの違和感は研鑽が足りていないせいだ。デライラはそう思う事で取り敢えず納得する事にする。
(まさか、ね)
一瞬だけ彼女の脳裏に過ったのは、ショーンの姿。
そして、物思いに耽るような彼女を見る新たなパーティメンバー達が、目配せをして頷き合う……
今現在での僕の冒険者ランクはブロンズ。一応魔物の討伐なんかも受けられるんだけど、ロクに魔法を使えないウィザードが魔物と戦える訳がない。戦士系のジョブと違って、魔法を使えないウィザードなんてただの人だからね。
「よう、残滓! 今日も薬草採取か? ああ、それとも迷子の子猫ちゃんでも探すのか?」
「ギャハハハハ! ブロンズランクだってのに討伐依頼を受けねえなんて、とんだ腰抜けだぜ!」
僕は今日も薬草採取の依頼表を掲示板から剥がし、受付カウンターへと持って行った。それを目敏く見つけた他の冒険者たちがからかってくる。
まあ、それもそうなんだよね。採取系みたいな依頼は、魔物との戦闘が出来ないような駆け出しの冒険者、つまりウッドランク御用達の依頼であって、ブロンズ以上のランカーは殆ど受ける事がない。
収入も少ないしギルドへの貢献度も少ないから、昇級までの道程も遠くなる。でも、今の僕には……
「ショーンさん……パーティメンバーはまだ見つかりませんか? いくら採取系の依頼と言っても、全く魔物と遭遇しない訳ではありませんし、ウッドランカーの方とでもパーティを組んだ方が……」
受付嬢のパトラさんが心配そうな表情でそう言ってきた。
「ははは……その、中々見つからなくて」
僕はそう言って愛想笑いを浮かべる事しかできない。勿論パーティメンバー募集はしたし、逆に募集しているパーティに参入をお願いもした。
だけど、残滓の二つ名はウッドランカーにも広がっていて、誰も僕と組もうなんて人は現れなかった。
「そうですか……困った事があったら相談してくださいね? では、お気をつけて」
「はい。ありがとうございます」
いつものように優しい笑顔で送り出してくれたパトラさんに礼を言い、冒険者ギルドを出ようとしたその時だ。
「!!」
「あら」
ギルドを出ようとする僕と、依頼を終えて戻って来たらしいデライラと鉢合わせた。彼女の後ろには僕よりもやや年上くらいの男が三人。
「デライラ……元気でやってる――」
「おーおー、残滓君じゃないか。いやあ、デライラはホントに優秀だな。これでまだブロンズだってんだから信じられないよ!」
デライラに声を掛けようとした僕の言葉を遮り、大きな盾とハンドアックスを持った男が割って入ってきた。
「こんな出来損ないのウィザードなんかと組んでたから昇級が遅れたんだって」
「そんなハッキリ言ったら残滓君が気の毒じゃん。ハハハ!」
更には身軽な装備の双剣の男と、弓を持った男が畳みかけるように話しかけてくる。いや、寄ってたかって僕を笑い者にして楽しんでいる。そんな感じだ。そして、始めに話しかけてきた盾の男がドスを効かせた声で凄んで来た。
「てめえ、目障りなんだよ。冒険者なんてやめて、とっとと田舎に帰んな」
そして僕の肩を突き飛ばすようにしてギルドへと入って行く。他の男達もニヤニヤしながら僕を見ながら後に続いていった。
「ショーン。あんた、村に帰った方がいいわよ。さもないと、死んじゃうわよ? いい? これ以上は言わないから」
最後にデライラが、特に感情も籠っていない声でそう言い、視線も合わせずにギルドへ入って行った。
確かにね。デライラやパトラさんが言うように、魔法が使えないウィザードがソロで冒険者なんてやっていても、明るい未来なんかないだろうなぁ。
何しろ僕は『残滓』だ。パーティなんて組めっこない。それに地道にランクを上げていったところで、魔法が使えるようになる訳でもないだろう。
「ノワールと一緒に田舎に帰るか……」
そんな事を考えながら、僕はノワールが待つ家へと向かった。
ノワールは妙に賢いウサギだ。僕が掛ける言葉を理解しているんじゃないかって思う時がある。田舎までの旅路も、彼女と一緒なら寂しさも紛れるだろうな。
今の僕には、ノワールは無くてはならない存在だ。気落ちし、心を折られ絶望しても、家に帰ればあの愛くるしい瞳が僕を癒してくれる。大切な家族以上の存在なんだ。
それでも、旅の途中でノワールが森へ帰るような事になっても、それはそれでいいんじゃないかと思っている。元々彼女が生活すべき場所は森なんだし。
さあ、家が見えて来た。旅支度を始めなくちゃだね。田舎に帰ったら畑でも耕すさ。
△▼△
ショーンと袂を分かった後、デライラは少しばかりの異変を感じていた。それも、戦闘時のみに感じる異変。
(……おかしい。身体が重い?)
新たなパーティメンバーと共に受けた魔物の討伐依頼を熟しながら、デライラは自らの動きに首を傾げている。
これと言ってどこか体調が悪い訳ではない。しかし、戦闘になると自分が思った程には身体が動いてくれないのだ。
走る事も、飛び跳ねる事も、咄嗟の反応も。どれも今までの自分のイメージに比べてワンテンポもツーテンポもズレがある。
幸い、今日の相手は強い魔物ではない。ほんの少しばかりの違和感程度で支障が出る事もない。実際、新たなパーティメンバー達はデライラの働きを絶賛していた。
「さっすが未来のソードマスターだぜ!」
「デライラが入ってくれて、随分楽に討伐が出来るな!」
最後の一匹を斬り捨てたデライラに駆け寄り、そう称賛する。
「ええ、ありがとう……でもまだまだ精進しなくちゃね」
自らの違和感は研鑽が足りていないせいだ。デライラはそう思う事で取り敢えず納得する事にする。
(まさか、ね)
一瞬だけ彼女の脳裏に過ったのは、ショーンの姿。
そして、物思いに耽るような彼女を見る新たなパーティメンバー達が、目配せをして頷き合う……
22
あなたにおすすめの小説
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる