91 / 206
二章
誰も彼もが自分勝手
しおりを挟む
事ここに至っては勝ち目無しと腹を括ったのか、ヴィルベルヴィントが話し始めた。
彼によれば、高齢で足腰も弱くなったオスト公に代わり、実務はヴィルベルヴィントが取り仕切っているらしい。
ウィザードとしての腕も優れていたが、それ以上に彼の政治手腕は優れており、次期領主として着実に経験を積んで行った。
「そんな中、僕は気付いてしまった。確かにここの領民は笑顔に溢れ、活気に満ちている。しかし、僕自身が笑顔になる事はなかった」
幼少期より厳しい祖父に躾けられ、私心無くして領民の為に働いてこそ真の貴族。それが当たり前だと思っていたのに、いざ施政に携わってみると、自分はまったく幸福を感じる事はなかった。
そして、他の貴族との交流の時も、贅を尽くした身なりや装飾品、料理に酒。そうしたものに触れる度に自分が見すぼらしく思えてしまう。国内でも最上位に位置する爵位を持ちながら、何故にこんなにも肩身の狭い思いをしなくてはならないのか。
ヴィルベルヴィントは悔し気にそう言う。
「愚か者が……」
ヴィルベルヴィントの供述を聞いていたオスト公が苦々しく言葉を吐いた。
「貴族は汗水流して畑を耕しているのか? 貴様が窯の前に立ちパンを焼いているのか?」
「いえ、それは……」
「我々貴族が不自由なく食事を摂れるのは、領民が働いているからこそだ! その領民を守らねば一欠片のパンすら口にする事は出来んのだぞ! そして、人の上に立つ者、すなわち我々貴族は、領民の模範とならねばならん! それを贅沢三昧出来ぬからと……」
烈火の如く怒るオスト公に、ヴィルベルヴィントは悔しそうに顔を歪めた。何か言い返したいのに言い返せずにいる。そんな表情だ。
「つまり、取るに足りないたかが冒険者の僕達を消すだけで、ブンドルから多額の賄賂を貰えるという話に飛びついた訳ですか」
僕に図星を言い当てられて、ヴィルベルヴィントは俯いた。同時に大きな魔力の高まりを感じる。ただしそれはヴィルベルヴィントじゃない。
「この痴れ者がぁっ!!」
それはオスト公だった。目視は出来ないけど彼は風魔法で刃を作り出している。ギルドマスターのサマンサさんが得意だった魔法だ。もっとも、彼女がダンジョンで使った時よりはかなり威力をセーブしているみたいだけど。
「ノワール」
「はい」
僕がノワールに目配せすると、オスト公が発動させた魔法は途中で霧散してしまい、風の精霊達はその活動を停止してしまった。流石は大精霊。ノワール、グッジョブだ。
「何故止めるか!」
オスト公が目を剥いてくる。
「こんな夜更けに騒がれては、僕の仲間が起きてしまいます。それに、彼は僕の敵ですから、始末をつけるのは僕の役目ではないですか?」
「しかしこれは身内で解決しなくては!」
「殺されかけたのは僕です。こんな時に『身内』という言葉を都合よく使わないで下さい。むしろ関係ないのは公爵閣下の方でしょう?」
「ぐ……」
まあ、少々強引かなとは思ってるよ。ヴィルベルヴィントが賄賂を受け取ったのは、オスト公の倹約に嫌気が差したからとも言える訳で、全く無関係かと言われればそんな事はない。
でも、このままオスト公がヴィルベルヴィントを処罰して終わりじゃあ、僕の気持ちが済まないじゃないか。
僕は短双戟を影収納にしまい込み、ゲンコツでヴィルベルヴィントの横っ面をぶん殴った。もちろん手加減はしている。顎を砕いてしまったら話を聞けないからね。
「ぐふっ」
手加減しているとは言え、身体強化している僕のパンチを受けたヴィルベルヴィントは、壁まで吹っ飛ばされ、背中を強かに打ち付けて苦悶の表情を浮かべる。
だけどそんな事はお構いなしに、尋問を始めた。
「依頼主はブンドルで間違いないですね?」
ヴィルベルヴィントはコクリと頷いた。
「では、僕が殺されなければならない理由は?」
「それは……王家御用達の商会主に逆らった冒険者がいると。王家から信任を得ている商会主に逆らうのは、王家に逆らうも同じだと」
呆れた話だ。一商人が個人的な理由で貴族を動かせるだなんてね。
「公爵閣下。ブンドルはそんなに偉いんですか。無実の冒険者を殺す為に貴族を動かせるほど」
「それだけ金の力は侮れんという事だろう。しかし、少しでも骨がある者ならばそんな甘言には乗らん」
オスト公は情けないと嘆きながら、ヴィルベルヴィントを見た。
「さて、実の所、ブンドルに蹴飛ばされて怪我をした少女を助け、慰謝料、治療費、薬代を請求しただけなので全くの無実を主張します。この主張は通ると思いますか?」
僕は初めにヴィルベルヴィントを、続いてオスト公を見た。
ヴィルベルヴィントは目を逸らし、オスト公は首を横に振りながら口を開く。
「無理であろうな。すでにブンドルめが手を回しておるだろう」
だろうね。正規のやり方じゃ勝ち目がないんだろう。オスト公の表情にも諦めが表れている。何しろ自分の孫が実際にこの体たらくなんだから。
「それならブンドルも、それに手を貸す貴族も全部消さないとダメですね」
「いかに貴公が強くても、そんな事が出来る訳が――」
首を振りながらそういうオスト公の言葉を遮って、僕は言い切った。
「出来ますよ。マルセル・ポーを殺したの、僕ですから。必要ならば、四公家だろうが何だろうが、全て闇から闇に葬って差し上げます」
自分でも気付かないうちに、かなり怒りのボルテージが上がっていたのかも知れない。あまりに身勝手なブンドルとそれに手を貸す権力者に対して。
僕を見るオスト公の表情は青褪めていた。
彼によれば、高齢で足腰も弱くなったオスト公に代わり、実務はヴィルベルヴィントが取り仕切っているらしい。
ウィザードとしての腕も優れていたが、それ以上に彼の政治手腕は優れており、次期領主として着実に経験を積んで行った。
「そんな中、僕は気付いてしまった。確かにここの領民は笑顔に溢れ、活気に満ちている。しかし、僕自身が笑顔になる事はなかった」
幼少期より厳しい祖父に躾けられ、私心無くして領民の為に働いてこそ真の貴族。それが当たり前だと思っていたのに、いざ施政に携わってみると、自分はまったく幸福を感じる事はなかった。
そして、他の貴族との交流の時も、贅を尽くした身なりや装飾品、料理に酒。そうしたものに触れる度に自分が見すぼらしく思えてしまう。国内でも最上位に位置する爵位を持ちながら、何故にこんなにも肩身の狭い思いをしなくてはならないのか。
ヴィルベルヴィントは悔し気にそう言う。
「愚か者が……」
ヴィルベルヴィントの供述を聞いていたオスト公が苦々しく言葉を吐いた。
「貴族は汗水流して畑を耕しているのか? 貴様が窯の前に立ちパンを焼いているのか?」
「いえ、それは……」
「我々貴族が不自由なく食事を摂れるのは、領民が働いているからこそだ! その領民を守らねば一欠片のパンすら口にする事は出来んのだぞ! そして、人の上に立つ者、すなわち我々貴族は、領民の模範とならねばならん! それを贅沢三昧出来ぬからと……」
烈火の如く怒るオスト公に、ヴィルベルヴィントは悔しそうに顔を歪めた。何か言い返したいのに言い返せずにいる。そんな表情だ。
「つまり、取るに足りないたかが冒険者の僕達を消すだけで、ブンドルから多額の賄賂を貰えるという話に飛びついた訳ですか」
僕に図星を言い当てられて、ヴィルベルヴィントは俯いた。同時に大きな魔力の高まりを感じる。ただしそれはヴィルベルヴィントじゃない。
「この痴れ者がぁっ!!」
それはオスト公だった。目視は出来ないけど彼は風魔法で刃を作り出している。ギルドマスターのサマンサさんが得意だった魔法だ。もっとも、彼女がダンジョンで使った時よりはかなり威力をセーブしているみたいだけど。
「ノワール」
「はい」
僕がノワールに目配せすると、オスト公が発動させた魔法は途中で霧散してしまい、風の精霊達はその活動を停止してしまった。流石は大精霊。ノワール、グッジョブだ。
「何故止めるか!」
オスト公が目を剥いてくる。
「こんな夜更けに騒がれては、僕の仲間が起きてしまいます。それに、彼は僕の敵ですから、始末をつけるのは僕の役目ではないですか?」
「しかしこれは身内で解決しなくては!」
「殺されかけたのは僕です。こんな時に『身内』という言葉を都合よく使わないで下さい。むしろ関係ないのは公爵閣下の方でしょう?」
「ぐ……」
まあ、少々強引かなとは思ってるよ。ヴィルベルヴィントが賄賂を受け取ったのは、オスト公の倹約に嫌気が差したからとも言える訳で、全く無関係かと言われればそんな事はない。
でも、このままオスト公がヴィルベルヴィントを処罰して終わりじゃあ、僕の気持ちが済まないじゃないか。
僕は短双戟を影収納にしまい込み、ゲンコツでヴィルベルヴィントの横っ面をぶん殴った。もちろん手加減はしている。顎を砕いてしまったら話を聞けないからね。
「ぐふっ」
手加減しているとは言え、身体強化している僕のパンチを受けたヴィルベルヴィントは、壁まで吹っ飛ばされ、背中を強かに打ち付けて苦悶の表情を浮かべる。
だけどそんな事はお構いなしに、尋問を始めた。
「依頼主はブンドルで間違いないですね?」
ヴィルベルヴィントはコクリと頷いた。
「では、僕が殺されなければならない理由は?」
「それは……王家御用達の商会主に逆らった冒険者がいると。王家から信任を得ている商会主に逆らうのは、王家に逆らうも同じだと」
呆れた話だ。一商人が個人的な理由で貴族を動かせるだなんてね。
「公爵閣下。ブンドルはそんなに偉いんですか。無実の冒険者を殺す為に貴族を動かせるほど」
「それだけ金の力は侮れんという事だろう。しかし、少しでも骨がある者ならばそんな甘言には乗らん」
オスト公は情けないと嘆きながら、ヴィルベルヴィントを見た。
「さて、実の所、ブンドルに蹴飛ばされて怪我をした少女を助け、慰謝料、治療費、薬代を請求しただけなので全くの無実を主張します。この主張は通ると思いますか?」
僕は初めにヴィルベルヴィントを、続いてオスト公を見た。
ヴィルベルヴィントは目を逸らし、オスト公は首を横に振りながら口を開く。
「無理であろうな。すでにブンドルめが手を回しておるだろう」
だろうね。正規のやり方じゃ勝ち目がないんだろう。オスト公の表情にも諦めが表れている。何しろ自分の孫が実際にこの体たらくなんだから。
「それならブンドルも、それに手を貸す貴族も全部消さないとダメですね」
「いかに貴公が強くても、そんな事が出来る訳が――」
首を振りながらそういうオスト公の言葉を遮って、僕は言い切った。
「出来ますよ。マルセル・ポーを殺したの、僕ですから。必要ならば、四公家だろうが何だろうが、全て闇から闇に葬って差し上げます」
自分でも気付かないうちに、かなり怒りのボルテージが上がっていたのかも知れない。あまりに身勝手なブンドルとそれに手を貸す権力者に対して。
僕を見るオスト公の表情は青褪めていた。
1
あなたにおすすめの小説
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる