52 / 151
AD1855
51話 不安と信頼
しおりを挟む
どうにか五体のデーモンクラスを倒した三戸達は、ヘキサゴン内部へ戻り、一休みしていた。こうなると、気掛かりなのは西側に現れたという大群である。アンジーに命じて全員を回収してくるよう指示したが、少々時間が掛かりすぎている気がする。
「あのメンバーが揃っているのです。心配はいらないのでは?」
心配そうに西の空を見る三戸に、ナイチンゲールが優しく声をかけた。彼女も彼らの訓練には協力していた。よって、実力の程はその目で実際に見ている。格闘戦や接近戦においては三戸を凌駕する彼らが、そう簡単に遅れを取るとはどうしても思えなかった。しかも、ジャンヌと関羽は相棒により一段階上の力を得ている。
「まあ、俺もそうは思うが……奴ら、敗北を重ねるたびに進化してやがるんだ。それにアンジーから連絡もない。イヤな予感がするんだよなぁ……」
「ミト……」
相変わらず西の空を見上げたままの三戸。
「それならば、救援に向かいましょうか?」
「……いや、あいつらを信じてここに残ろう」
LAVに乗り込んで救援に向かう事は簡単だ。しかし、三戸は魔物の動きが気になっている。デーモンクラスを五体も投入しての陽動。西からの大群が本命。しかし、瘴気の穴があったという報告があった、海岸線沿い、つまり南からは何の音沙汰もない。それが不気味だった。
「よし、みんな! 警戒態勢はまだ解くなよ! 下にあるLAVからMINIMI外して防壁の上に運ぶんだ」
そう志願兵達に指示を出した三戸は、さらなる魔物の襲撃に備えて準備を始めた。
*****
その頃、ジャンヌ達の回収に向かったアンジーは、ジャンヌ達と共に戦闘に突入していた。
「接敵が早すぎると思ったら、飛行型の魔物がこんなにいたなんて!」
チヌークで現場に到着したアンジーだが、そこは既に戦場になっていた。それまでは空中の敵にまともに対応できるのはブリューナクを飛ばせるジャンヌ一人のみ。あとはサラディンのジハードの重力操作により、空中から地面に叩き落された魔物を片付けるという戦法を取る以外に無かった。
しかし重力操作も範囲は限られているため、一気に殲滅とはいかない。苦戦と言っていい状態だった。
丁度そこに飛来したチヌークは、飛行型魔物の集中攻撃を受ける。これ以上の飛行は困難と判断したアンジーはチヌークを乗り捨て、戦闘モードで空中戦に突入した。
「アンジー! 来てくれたのね!」
光明が見えたとばかりにジャンヌの表情が綻んだ。
「陸戦部隊の大群も迫っています! 手早く飛行型を片付けて、一旦ヘキサゴンに撤退を!」
しかし綻んだ表情も一瞬の事、アンジーの報告に一同は表情を引き締めざるを得なかった。
手に持った20mm機関砲の掃射でまとめて魔物を撃ち落とすアンジーの参戦。おかげで幾分余裕ができたとは言え、この後更なる大群が迫っているとなれば、確かにアンジーの言う通り、ヘキサゴンに立て籠もり籠城戦に移行するのが上策と思われた。
「しかし、この状況で後退するのは中々骨が折れるな」
関羽が難しい顔でそう言う。このまま強引に撤退する事も出来なくはないだろうが、その場合、飛行型の魔物を引き連れてしまう事になる。地上の魔物に対しては有効な防壁だが、空中からの攻撃には無力だ。対空兵器も設置はしているが、それを制御する肝心のアンジーはここにいるのだ。少しのタイミングのズレで多大な被害が出る可能性もある。
アンジーが空中戦をこなしながらその事をみんなに伝えると、一番初めにリチャードが口を開いた。
「なに、ある程度数を減らしたらそのまま撤退すればよかろう? ヘキサゴンにはミトがおるではないか!」
「なっ! マスターを危険に晒せと!?」
サラディンが展開している重力場に飛び込み落下した魔物にトドメを刺しながらそう言うリチャードに、アンジーが食って掛かろうとする。
「落ち着かんか! ミトなら少しばかりの魔物を引き連れて行った所で、どうとでもしてしまうのではないか?」
しかし、それは意外にも三戸に対する信頼の現れとも取れる発言であり、アンジーもこれ以上強い態度は取れなくなってしまった。だが、それでも気掛かりな点はある。
「マスターとナイチンゲール様は、デーモンクラス五体を相手にしているのです……」
アンジーは三戸が心配で心配でたまらない。一刻も早くこの場からヘキサゴンに撤退したい。その思いでいっぱいだった。その焦りと心配から、三戸への状況報告すら失念している。
「ふん、その程度、もう片付いておるやもしれんぞ?」
「そうじゃの。それにナイチンゲール女史とて救世者じゃ」
関羽とサラディンからも、『もっと主人を信じたらどうだ?』と釘を刺すような言葉をかけられ、しょんぼりするアンジー。その間も空対空ミサイルを発射し、確実に魔物を減らしているのは流石だが。
「もう、アンジー? あなたが一番ミトを信じなくてどうするの?」
挙句の果てにはジャンヌにまで叱責されてしまう。
「心配するのは相棒として当たり前の事だが……私と雲長を救ってくれたお前の主人は弱くはないぞ?」
「そうだぜ? ミト様だってお前を信頼して一人でこっちによこしたんじゃねえのかよ?」
更には青龍とブリューナクにまで。
「……そうですね。ではここを全力で切り抜けて、急ぎヘキサゴンに戻りましょう!」
アンジーは緻密な制御で多数の魔物をロックオンし、ミサイルを全弾発射する。次々と補充されるミサイルを絶え間なく発射し、さらには機関砲を乱射し接近すら許さない。
「今のうち、乗り込んで下さい!」
同時に地上に出現させた新しいチヌークに乗り込むよう指示を出すと、操縦手不在のままチヌークのローターを回転させるアンジー。
「かなり負担が大きいですが……やってみせますよ、マスター!」
アンジーの思惑は、チヌークを外部から遠隔操作しながら、自分は護衛として外を飛んでいくというものであった。
「あのメンバーが揃っているのです。心配はいらないのでは?」
心配そうに西の空を見る三戸に、ナイチンゲールが優しく声をかけた。彼女も彼らの訓練には協力していた。よって、実力の程はその目で実際に見ている。格闘戦や接近戦においては三戸を凌駕する彼らが、そう簡単に遅れを取るとはどうしても思えなかった。しかも、ジャンヌと関羽は相棒により一段階上の力を得ている。
「まあ、俺もそうは思うが……奴ら、敗北を重ねるたびに進化してやがるんだ。それにアンジーから連絡もない。イヤな予感がするんだよなぁ……」
「ミト……」
相変わらず西の空を見上げたままの三戸。
「それならば、救援に向かいましょうか?」
「……いや、あいつらを信じてここに残ろう」
LAVに乗り込んで救援に向かう事は簡単だ。しかし、三戸は魔物の動きが気になっている。デーモンクラスを五体も投入しての陽動。西からの大群が本命。しかし、瘴気の穴があったという報告があった、海岸線沿い、つまり南からは何の音沙汰もない。それが不気味だった。
「よし、みんな! 警戒態勢はまだ解くなよ! 下にあるLAVからMINIMI外して防壁の上に運ぶんだ」
そう志願兵達に指示を出した三戸は、さらなる魔物の襲撃に備えて準備を始めた。
*****
その頃、ジャンヌ達の回収に向かったアンジーは、ジャンヌ達と共に戦闘に突入していた。
「接敵が早すぎると思ったら、飛行型の魔物がこんなにいたなんて!」
チヌークで現場に到着したアンジーだが、そこは既に戦場になっていた。それまでは空中の敵にまともに対応できるのはブリューナクを飛ばせるジャンヌ一人のみ。あとはサラディンのジハードの重力操作により、空中から地面に叩き落された魔物を片付けるという戦法を取る以外に無かった。
しかし重力操作も範囲は限られているため、一気に殲滅とはいかない。苦戦と言っていい状態だった。
丁度そこに飛来したチヌークは、飛行型魔物の集中攻撃を受ける。これ以上の飛行は困難と判断したアンジーはチヌークを乗り捨て、戦闘モードで空中戦に突入した。
「アンジー! 来てくれたのね!」
光明が見えたとばかりにジャンヌの表情が綻んだ。
「陸戦部隊の大群も迫っています! 手早く飛行型を片付けて、一旦ヘキサゴンに撤退を!」
しかし綻んだ表情も一瞬の事、アンジーの報告に一同は表情を引き締めざるを得なかった。
手に持った20mm機関砲の掃射でまとめて魔物を撃ち落とすアンジーの参戦。おかげで幾分余裕ができたとは言え、この後更なる大群が迫っているとなれば、確かにアンジーの言う通り、ヘキサゴンに立て籠もり籠城戦に移行するのが上策と思われた。
「しかし、この状況で後退するのは中々骨が折れるな」
関羽が難しい顔でそう言う。このまま強引に撤退する事も出来なくはないだろうが、その場合、飛行型の魔物を引き連れてしまう事になる。地上の魔物に対しては有効な防壁だが、空中からの攻撃には無力だ。対空兵器も設置はしているが、それを制御する肝心のアンジーはここにいるのだ。少しのタイミングのズレで多大な被害が出る可能性もある。
アンジーが空中戦をこなしながらその事をみんなに伝えると、一番初めにリチャードが口を開いた。
「なに、ある程度数を減らしたらそのまま撤退すればよかろう? ヘキサゴンにはミトがおるではないか!」
「なっ! マスターを危険に晒せと!?」
サラディンが展開している重力場に飛び込み落下した魔物にトドメを刺しながらそう言うリチャードに、アンジーが食って掛かろうとする。
「落ち着かんか! ミトなら少しばかりの魔物を引き連れて行った所で、どうとでもしてしまうのではないか?」
しかし、それは意外にも三戸に対する信頼の現れとも取れる発言であり、アンジーもこれ以上強い態度は取れなくなってしまった。だが、それでも気掛かりな点はある。
「マスターとナイチンゲール様は、デーモンクラス五体を相手にしているのです……」
アンジーは三戸が心配で心配でたまらない。一刻も早くこの場からヘキサゴンに撤退したい。その思いでいっぱいだった。その焦りと心配から、三戸への状況報告すら失念している。
「ふん、その程度、もう片付いておるやもしれんぞ?」
「そうじゃの。それにナイチンゲール女史とて救世者じゃ」
関羽とサラディンからも、『もっと主人を信じたらどうだ?』と釘を刺すような言葉をかけられ、しょんぼりするアンジー。その間も空対空ミサイルを発射し、確実に魔物を減らしているのは流石だが。
「もう、アンジー? あなたが一番ミトを信じなくてどうするの?」
挙句の果てにはジャンヌにまで叱責されてしまう。
「心配するのは相棒として当たり前の事だが……私と雲長を救ってくれたお前の主人は弱くはないぞ?」
「そうだぜ? ミト様だってお前を信頼して一人でこっちによこしたんじゃねえのかよ?」
更には青龍とブリューナクにまで。
「……そうですね。ではここを全力で切り抜けて、急ぎヘキサゴンに戻りましょう!」
アンジーは緻密な制御で多数の魔物をロックオンし、ミサイルを全弾発射する。次々と補充されるミサイルを絶え間なく発射し、さらには機関砲を乱射し接近すら許さない。
「今のうち、乗り込んで下さい!」
同時に地上に出現させた新しいチヌークに乗り込むよう指示を出すと、操縦手不在のままチヌークのローターを回転させるアンジー。
「かなり負担が大きいですが……やってみせますよ、マスター!」
アンジーの思惑は、チヌークを外部から遠隔操作しながら、自分は護衛として外を飛んでいくというものであった。
0
あなたにおすすめの小説
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
少し冷めた村人少年の冒険記 2
mizuno sei
ファンタジー
地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。
不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。
旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる