完 片思いの相手に催眠術を掛けて思い出作りに好き勝手エッチな事をして告白もしたら何故か上手くいった

鈴鈴躊躇

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バレた?!

21※

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 身体がどうしようも無く震えて、でも逃げられないと悟った僕はゼクルスに身を任せた。するとゼクルスは僕をギュウっと抱きしめていた力はそのままに、僕の顔を引き寄せてキスをしてきた。

「んっ!!んぐっんんっ!!」

 僕がさっき初めてキスをした時のキスとは違い、強引に唇を押し付けてくるキスだ。僕がキスをした時みたいに今度はゼクルスが僕の頬を両手で強く挟み、口を尖らせた形になった処でブチュッとだ。それから何度も何度も角度を変えられると口が開いてしまい、その隙に舌を口内に入れられて掻き回された。

「シャル、シャル」

「んあ……んふっ……んん」

 何故今、僕がゼクルスとキスをしているのか全く分からない。分からないが、ゼクルスを怒らせてしまったんだ。なのにゼクルスは僕とキスをしている事に混乱する。僕にとってはゼクルスに嫌われた事と、反対に今キスをしている状況が、恐怖と快楽でどんどん力が抜けていくおかしな状況になった。
 どれ位たっただろう。体感時間でかなり長い間キスをしていた気がする。

 しかし彼はそのキスをやめて、両手を僕の顔に挟んだまま睨んできた。
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