59 / 117
第二部 最大級の使い捨てパンチ
「疾走しちゃっだぁぁぁあああ!!!」
しおりを挟む
次の日の朝、ケイト、ロット、エレナの三人がセリーナの屋敷を訪れると、何やら騒がしい雰囲気が漂っていた。扉を開けるや否や、セリーナが慌てふためいた様子でロットに飛びついてくる。
「ジュリちゃんがいなくなったの~!」
セリーナは涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、ロットにしがみついている。ロットはなだめようとするが、その手に力が入らない。力を込めればセリーナの柔らかいところに触れるためだ。
そんな彼を、ケイトが呆れた様子で強引に引き剥がした。
「しっかりしなさい!」
セリーナは引き剥がされた反動で力が抜け、へなへなと床にへたり込んでしまう。彼女を見かねたメイドの一人がすかさず駆け寄り、彼女を支えて椅子に座らせた。
「奥様はお話しできる状態ではありませんので、私が代わりにご説明いたします」
メイドの一人がケイトたちに向き直り、少し緊張した様子で話し始めた。
「坊っちゃまは、明け方こっそりと屋敷を抜け出されたようです。そして、置き手紙を残していかれました。せんえつながら、読ませていただいても?」
「ええお願い」
「ほ、ほんとうに?」
「ちょ、なんでここで粘るのよ」
メイドはケイトの様子にビクビクしながら何度も確認した。一体何が書かれているのだろうか?もしかしたらロットたちが魔力種を取り除くのは怖いというような内容が書いているのかもしれない。そんなふうにケイトは納得してメイドが読み上げるのを構える。
メイドが紙を取り出し、読み上げる前に一度咳払いをしてから、少しモノマネを交えながら内容を伝える。
「『母様、突然の外出申し訳ございません。母様のことは大好きですが、お、ば、さ、ん、たちは胡散臭いから僕の魔力種は治らない。だからボイコットする。……追伸、おばさん怒るとシワできちゃうよ』以上でございます」
「だ、だ、だ、だれがおばさんよ!私、まだ10代ですけど?」
怒りを露わにするケイトは目の前のメイドに向かって言った。ケイトの怒りを察して、メイドはさっと一歩後ろに下がる。
「も、申し訳ございませんが、これは坊っちゃまの書き置きでございます」
それでも怒りの矛先が定まらないためメイドを追いかけようとケイトが一歩踏み出すも脱兎の如くメイドの群れに戻っていった。メイドがメイドを隠して、読み上げた人はあっという間に紛れてしまう。
「それで、ジュリ君はどこに向かったんですかね?心当たりは?」
ロットが話題を変えようと質問する。屋敷にいる他のメイドたちも皆一様に首をかしげる。どうやら誰もジュリの行き先を予測できていない様子だ。
その時、セリーナが涙に濡れた声で、何とか言葉を紡ぎ出した。
「ばばの、お仕事場に行ったのかも…3歳の頃、よく行ってたのよぉ…」
ガラガラ声で聞き取りにくかったがエレナはしっかりと解読した。
「お仕事場とは?」
エレナが優しく尋ねると、メイドが代わりに答えた。
「ライリス商会でございます。普段は外交で街を離れておりますが、本日は商会内で会議があるため、街に戻られているかと」
「さすが、いいとこで働いてるわね」
ケイトが感心したように言う。もうメイドに当たるつもりはなかったが、ケイトが口を開くだけでメイドの集団がビクリと震えた。
ライリス商会はこの街でも一番の規模を誇り、武器や食材など、様々な商品を取り扱っている。あれだけ立派な屋敷に住んでいるのだから、ジュリの父親が商会で相当な地位にいることは間違いなかった。
「急ぎましょう。ジュリ君が何かしでかす前に見つけないと」
三人はセリーナを残し、急いでライリス商会へ向かった。
ライリス商会ベウコ支部の前に立つロットたち。目の前に広がる光景に圧倒されていた。ロットがあちこちへと泳いでいる。建物の屋根に黄金に輝く巨大な魚の像が鎮座していた。
「おっきい魚だなあ…」と、ロットはしみじみと呟いた。
「この魚、金運が良くなるからライリス商会のマスコットてき飾りなのよ。だからどこの支部でも飾ってる」
ケイトは別の商会で聞いた話を思い出し、ロットに教えてやった。
「はえー、人間は面白いっすね」
と、エレナも興味津々にその像を眺めていた。ロットとエレナがこのように熱心に見入っている姿に、ケイトは田舎者丸出しだなと思いつつ、実は自分も最初に見たときにはしばらくその場から動けなかったことを思い出して、少し待ってやった。
「で、どうする?」
満足げに魚を見終えたロットがケイトに尋ねた。
「受付でジュリが来ていないか確認してもらいましょう」
内に入ると、広々としたエントランスには、整然とした雰囲気が漂っていた。人々が忙しそうに荷物を運んだり、商談を行ったりしている姿が目に飛び込んでくる。
エントランスの正面には広々としたカウンターがあり、上品な木材で作られたそのカウンターは光沢がある。見事な曲線を描くガラス製の受付窓が飾られていた。受付嬢たちは深い紺色の制服に身を包み、その姿は非常に洗練されていた。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でございますか?」
受付嬢は礼儀正しく、にこやかな笑みを浮かべて訪問理由を尋ねてきた。
「えーっと、ジュリっていう男の子がここに来なかったかしら?お父さんに会いに来たんだと思うんだけど」
ケイトが聞くと、受付嬢は来客名簿をちらりと確認した後、軽く首を振った。
「申し訳ございませんが、本日はそのようなお子様はお見えになっておりません」
「おかしいわね…。何か間違っているのかしら?」
思惑が外れたのか、ケイトは思案しながら、さらに質問を続けた。
「ちなみに、お父さんの名前はグレイソンさんだったはずよ」
その言葉に、受付嬢の顔色が変わり、驚きが表情に表れた。
「えっ!?」
営業スマイルの彼女の表情が崩れた。そのことでケイトたちは反応に驚き、自分たちが何か間違ったことを言ったのかと不安になった。
「グレイソン様と申されますと、ライリス商会ベウコ支部の商会長でございますが?」
受付嬢は信じられないという表情で、グレイソンの名前を繰り返した。
「商会長?」
3人は顔を見合わせた。グレイソンがベウコ支部の商会長であると知り、驚きを隠せなかった。依頼人がただの裕福な家の主でなく、この街でも有数の権力者であることが明らかになったのだ。
「そりゃあ、あんな大きな家に住んでるわけだわ」
納得したケイトは小声で呟いた。しかしそれなら話は早いと再度受付に申し込む。
「それなら、グレイソンさんにお会いできるかしら?」
「申し訳ございませんが、グレイソン様は多忙のため、事前に予約をいただかないとお会いすることができません」
受付嬢は申し訳なさそうに答えた。
「どれくらい待たないといけないの?」
「おそらく、1週間後の面会が最も早いお時間となります」
「1週間!?そんなに待てないわ!」
ケイトの声には焦りが滲んでいた。1週間も待っていては、ジュリを見つけるどころか、父親に事態を知らせることすらできなくなる。
「どうしよう」
ロット達が途方に暮れていると、背後から落ち着いた声が響いた。
「ジュリちゃんがいなくなったの~!」
セリーナは涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、ロットにしがみついている。ロットはなだめようとするが、その手に力が入らない。力を込めればセリーナの柔らかいところに触れるためだ。
そんな彼を、ケイトが呆れた様子で強引に引き剥がした。
「しっかりしなさい!」
セリーナは引き剥がされた反動で力が抜け、へなへなと床にへたり込んでしまう。彼女を見かねたメイドの一人がすかさず駆け寄り、彼女を支えて椅子に座らせた。
「奥様はお話しできる状態ではありませんので、私が代わりにご説明いたします」
メイドの一人がケイトたちに向き直り、少し緊張した様子で話し始めた。
「坊っちゃまは、明け方こっそりと屋敷を抜け出されたようです。そして、置き手紙を残していかれました。せんえつながら、読ませていただいても?」
「ええお願い」
「ほ、ほんとうに?」
「ちょ、なんでここで粘るのよ」
メイドはケイトの様子にビクビクしながら何度も確認した。一体何が書かれているのだろうか?もしかしたらロットたちが魔力種を取り除くのは怖いというような内容が書いているのかもしれない。そんなふうにケイトは納得してメイドが読み上げるのを構える。
メイドが紙を取り出し、読み上げる前に一度咳払いをしてから、少しモノマネを交えながら内容を伝える。
「『母様、突然の外出申し訳ございません。母様のことは大好きですが、お、ば、さ、ん、たちは胡散臭いから僕の魔力種は治らない。だからボイコットする。……追伸、おばさん怒るとシワできちゃうよ』以上でございます」
「だ、だ、だ、だれがおばさんよ!私、まだ10代ですけど?」
怒りを露わにするケイトは目の前のメイドに向かって言った。ケイトの怒りを察して、メイドはさっと一歩後ろに下がる。
「も、申し訳ございませんが、これは坊っちゃまの書き置きでございます」
それでも怒りの矛先が定まらないためメイドを追いかけようとケイトが一歩踏み出すも脱兎の如くメイドの群れに戻っていった。メイドがメイドを隠して、読み上げた人はあっという間に紛れてしまう。
「それで、ジュリ君はどこに向かったんですかね?心当たりは?」
ロットが話題を変えようと質問する。屋敷にいる他のメイドたちも皆一様に首をかしげる。どうやら誰もジュリの行き先を予測できていない様子だ。
その時、セリーナが涙に濡れた声で、何とか言葉を紡ぎ出した。
「ばばの、お仕事場に行ったのかも…3歳の頃、よく行ってたのよぉ…」
ガラガラ声で聞き取りにくかったがエレナはしっかりと解読した。
「お仕事場とは?」
エレナが優しく尋ねると、メイドが代わりに答えた。
「ライリス商会でございます。普段は外交で街を離れておりますが、本日は商会内で会議があるため、街に戻られているかと」
「さすが、いいとこで働いてるわね」
ケイトが感心したように言う。もうメイドに当たるつもりはなかったが、ケイトが口を開くだけでメイドの集団がビクリと震えた。
ライリス商会はこの街でも一番の規模を誇り、武器や食材など、様々な商品を取り扱っている。あれだけ立派な屋敷に住んでいるのだから、ジュリの父親が商会で相当な地位にいることは間違いなかった。
「急ぎましょう。ジュリ君が何かしでかす前に見つけないと」
三人はセリーナを残し、急いでライリス商会へ向かった。
ライリス商会ベウコ支部の前に立つロットたち。目の前に広がる光景に圧倒されていた。ロットがあちこちへと泳いでいる。建物の屋根に黄金に輝く巨大な魚の像が鎮座していた。
「おっきい魚だなあ…」と、ロットはしみじみと呟いた。
「この魚、金運が良くなるからライリス商会のマスコットてき飾りなのよ。だからどこの支部でも飾ってる」
ケイトは別の商会で聞いた話を思い出し、ロットに教えてやった。
「はえー、人間は面白いっすね」
と、エレナも興味津々にその像を眺めていた。ロットとエレナがこのように熱心に見入っている姿に、ケイトは田舎者丸出しだなと思いつつ、実は自分も最初に見たときにはしばらくその場から動けなかったことを思い出して、少し待ってやった。
「で、どうする?」
満足げに魚を見終えたロットがケイトに尋ねた。
「受付でジュリが来ていないか確認してもらいましょう」
内に入ると、広々としたエントランスには、整然とした雰囲気が漂っていた。人々が忙しそうに荷物を運んだり、商談を行ったりしている姿が目に飛び込んでくる。
エントランスの正面には広々としたカウンターがあり、上品な木材で作られたそのカウンターは光沢がある。見事な曲線を描くガラス製の受付窓が飾られていた。受付嬢たちは深い紺色の制服に身を包み、その姿は非常に洗練されていた。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でございますか?」
受付嬢は礼儀正しく、にこやかな笑みを浮かべて訪問理由を尋ねてきた。
「えーっと、ジュリっていう男の子がここに来なかったかしら?お父さんに会いに来たんだと思うんだけど」
ケイトが聞くと、受付嬢は来客名簿をちらりと確認した後、軽く首を振った。
「申し訳ございませんが、本日はそのようなお子様はお見えになっておりません」
「おかしいわね…。何か間違っているのかしら?」
思惑が外れたのか、ケイトは思案しながら、さらに質問を続けた。
「ちなみに、お父さんの名前はグレイソンさんだったはずよ」
その言葉に、受付嬢の顔色が変わり、驚きが表情に表れた。
「えっ!?」
営業スマイルの彼女の表情が崩れた。そのことでケイトたちは反応に驚き、自分たちが何か間違ったことを言ったのかと不安になった。
「グレイソン様と申されますと、ライリス商会ベウコ支部の商会長でございますが?」
受付嬢は信じられないという表情で、グレイソンの名前を繰り返した。
「商会長?」
3人は顔を見合わせた。グレイソンがベウコ支部の商会長であると知り、驚きを隠せなかった。依頼人がただの裕福な家の主でなく、この街でも有数の権力者であることが明らかになったのだ。
「そりゃあ、あんな大きな家に住んでるわけだわ」
納得したケイトは小声で呟いた。しかしそれなら話は早いと再度受付に申し込む。
「それなら、グレイソンさんにお会いできるかしら?」
「申し訳ございませんが、グレイソン様は多忙のため、事前に予約をいただかないとお会いすることができません」
受付嬢は申し訳なさそうに答えた。
「どれくらい待たないといけないの?」
「おそらく、1週間後の面会が最も早いお時間となります」
「1週間!?そんなに待てないわ!」
ケイトの声には焦りが滲んでいた。1週間も待っていては、ジュリを見つけるどころか、父親に事態を知らせることすらできなくなる。
「どうしよう」
ロット達が途方に暮れていると、背後から落ち着いた声が響いた。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる