奥さまは魔王女

奏 隼人

文字の大きさ
83 / 105

新たなターゲット

しおりを挟む
「こらぁ…!!何よ…またアンタァ~?」

プラティナは今までに見たことが無い怖い形相でイミテと黒い怪物に向かって叫んだ…

「私を付け回すのはもういい加減にしなさいよ!!私は心も身体も全部…ダーリンのモノなんだから…

世界のどこかでアンタと同じようなチビ、デブ、バカ、ハゲの女を探して来なさいよ!あ、ハゲはいないか…」


「プッ…ププッ…アッハッハッハッ!」


キャラが変わったティナの言葉とその言葉通りのイミテの風貌にそこに居る誰もが吹き出して笑った…


「くっ…くそおっ…!ちょっと美人でオッパイも大きくて王女だからって僕を馬鹿にしやがって…お前なんかもうこっちから願い下げだよ…」

「あら…それはありがとう!私はね、ダーリンの為に綺麗でいたいし、私のオッパイはダーリンのモノだし、私はダーリンの素晴らしさをみんなに知ってもらうために国王職を頑張ってるのよ…アンタの為のモノなんてこれっぽっちもないわ!」




ちょっと…ティナ…そのオッパイのくだりは…




「くっ、くそおぅ…お前らまとめて地獄に…おや⁉︎」

イミテはティナとの掛け合いの会話を聞いて笑っているナギを見た…

「あれは確かソーディアの…プラティナとは違って清楚…落ちついた佇まい…

それでいて…プラティナに勝るとも劣らないバスト…ぼ、僕の理想にピッタリだ!」

更にイミテの視線はアイへと…

「あ、あの巫女も…クールビューティーだ!スレンダーなバディ!胸は二人程は大きくはないけど、僕が世界の王になった時に夫人として横にいるのに相応しい…」

「何をゴチャゴチャ言ってんのよ!その怪物と一緒に早く消えなさいよ…」

「決めた!あの二人を僕の花嫁に迎えるぞ…」

イミテと怪物は地上に降りて優也達と対峙した…怪物の目がキラリと光った…

「危ない!」

優也はクロノを使ってティナを抱きしめてかばった…

「行けっ!ベヒモス!」

イミテがベヒモスと呼んだ怪物はティナの数センチ横をかすめて口から粘液を吐いてナギとアイを捕らえた…



「キャアァァァァァァァッ…!!」

「キャアァァァァァァァッ…!!」




「彼女達は頂いていくよ…」


皆が呆気に取られているのを尻目にイミテは二人を連れてベヒモスの背に乗り、空を駆けるように去って行った…

「優也さん…!!」

「優也くん…!!」


「た、大変だ!!すぐに追いかけないと…」
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります> 政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・? ※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています

異世界転生したおっさんが普通に生きる

カジキカジキ
ファンタジー
 第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位 応援頂きありがとうございました!  異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界  主人公のゴウは異世界転生した元冒険者  引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。  知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?

つまらない妃と呼ばれた日

柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。 舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。 さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。 リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。 ――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。

第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。

黒ハット
ファンタジー
 前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。  

いいえ、望んでいません

わらびもち
恋愛
「お前を愛することはない!」 結婚初日、お決まりの台詞を吐かれ、別邸へと押し込まれた新妻ジュリエッタ。 だが彼女はそんな扱いに傷つくこともない。 なぜなら彼女は―――

復讐のための五つの方法

炭田おと
恋愛
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。

処理中です...