4 / 8
勝負
勝者
しおりを挟む
「アナルセックスさせてよ」
玲の放った一言に頭を思い切り殴られたような感覚だ。さっきから頭がふわふわする。
「…勝負ってなんだよ」
「はは。やっと乗り気になった?」
ギリッと唇を噛むと少なからず、ピリッとした痛みで感情が麻痺した。
どちらにせよ、逃げたところで写真をどんな風にされるかわからない。
このまま勝負に挑むしか方法がない。
「勝負はね」
差し伸べられる手。
大きな手が俺の頬に触れると顔を近づけた。
「3分以内に手の中で射精したら負け」
は?
なんだそれ。
「…な、んだよ。その勝負」
「単純で面白いでしょ。あんたが時間内にイかなきゃいいだけ。」
何言ってんだ?
そんなの面白いわけがないだろ。
男のこいつに俺のもん触らせて、
こいつの見てる前で無様にイけって?
「ふざけんなよ…そんなん…「じゃあ辞める?辞めてもいいよ。」
一瞬気持ちが救われたのも束の間。
〝拒否権〟なんて俺にない。
じわじわとその言葉が俺の心を侵食していく。
「さっさと終わらせて、お前のことぶっ殺してやる」
「へーえ。いいねその顔。
じゃあ初めよっか」
たったの3分。
俺はこいつの手でイがなければ良いだけ。
裸だし、脱ぐものは一つもねーけど。
それでも脚を大の字に開かされ、まじまじとこいつに股間を見られるのは無様だし恥ずかしい。
それもこんな男なんかに。
「うーわ。萎えてんなこれ。」
「…当たり前だろ。てめー相手に勃つかよ」
「舞ならよかった?」
「…!てめえ!」
縛られているのは腕だけ。
思い切り頭めがけて横から脚を上げるが、大きな手にはじかれ頬を殴られた。
「…ッ!」
痛い。痛い。
さっきとは比べ物にならないくらいの激痛。
「あんた。裂けるまで殴られたいの?」
ベッドに垂れた赤い一滴。
どーせ裂けてる癖に。
「次暴れたら今度は目ね」
グッと脚を開かされ、ゴツゴツとした大きな手が俺の玉を撫で出した。
「…!」
優しい手つき。
さっきのこいつからは嘘みたいな。
裏筋をツーっと撫でられ、亀頭の先端に爪を立ててくるくるさせる。
「…く、そ!焦ったいんだよ!早くしろよ!ひ!!」
その瞬間思い切り棒を掴まれた。
手の温度がダイレクトに伝わり、強い力で圧迫される。
「あんま叫ばれると萎えるんだけど」
親指で尿道口を抉られ鋭い快感に体が硬直する。
「んじゃ今からスタートね」
左手に持っていた携帯のタイマーを設定してボタンを押す。
それと同時に、これから起こる恐怖と不安に全身が熱くなった。
「ん…ふ…」
クチャクチュとなる水音。
特別強い力でも、弱い力でもない。
身体に針が刺すような、そんな刺激でもない。
ただ全身にピリピリと電流が走って、背中がゾクゾクするようなそんな快感だ。
根本から先端まで、一定の力で上下される。
たまに亀頭に差し掛かるとグリッと押され、その瞬間だけはお腹がひくっと動くのを感じた。
「は…ぁ…」
「どう?男に抜かれて気持ちいいモンなの?」
無造作な前髪から覗く瞳。
俺はこいつの目が嫌いだ。
見つめられると全身を鎖で縛られたように動けなくなる。
「うる…せ」
「はは。どんどん顔が火照ってきてる」
頬を摩られ顔が近づく。
唇が触れそうで触れない、そんな距離だ。
なんだかもどかしい。
こんな感情おかしいはずなのに。
あと3センチ2センチ、ほんのわずかな距離でこのじんわりと熱くなった身体をこいつに委ねることができるのにーーー….
「なんで目瞑ってんの?」
その瞬間ハッとした。
ばっと顔を離すと、そいつと焦点が合う。
「まさか、キスしたかった?」
そんなはずない…
そんなはずが…
「勘違いしてんじゃ…んあ!!」
さっきの柔らかな快感とはまるで違う、
こいつの上下する速さと力がさらに増した。
その快感に逃れようと全身が反射的にびくんっと動くが、それでも付き纏うように快感は増していく。
「ひっ…!んん…!」
ガクガクと太ももが痙攣しはじめ、
どんどんその快感の渦は俺のお腹の下で大きくなっていく。
このままじゃダメだ…
咄嗟にタイマーに視線を向けると、時間はあれから2分経過していた。
あと少しあと、少し…
ほんの1分我慢すれば。
ただそんな思いも虚しく、こいつは俺のを更に扱く。
「我慢汁すご。」
背中全体にゾクゾクとした快感が押し寄せてきて、下半身はその快感を吐き出そうと身構える。
あと、少しーー…
その瞬間、こいつは手のひらを使って俺の亀頭を擦り始めた。
今までとは違う、ビリッとした感覚が襲い咄嗟に玲の右手を掴むと情けない声で懇願した。
「だ、めえ、それ…い、ぐぅ…!」
「は?なんて?よだれ出てるけど」
俺の言葉を聞くはずもなく、右手で更に俺の亀頭を擦りながら、左手は力めこめて上下させる。
「ぐ…!あ、も、だめえ!」
快感に我慢できなくなった俺は、こいつの手の中に精液を吐き出した。
全身から力が抜けるとその身体をベッドに預けた。
玲の放った一言に頭を思い切り殴られたような感覚だ。さっきから頭がふわふわする。
「…勝負ってなんだよ」
「はは。やっと乗り気になった?」
ギリッと唇を噛むと少なからず、ピリッとした痛みで感情が麻痺した。
どちらにせよ、逃げたところで写真をどんな風にされるかわからない。
このまま勝負に挑むしか方法がない。
「勝負はね」
差し伸べられる手。
大きな手が俺の頬に触れると顔を近づけた。
「3分以内に手の中で射精したら負け」
は?
なんだそれ。
「…な、んだよ。その勝負」
「単純で面白いでしょ。あんたが時間内にイかなきゃいいだけ。」
何言ってんだ?
そんなの面白いわけがないだろ。
男のこいつに俺のもん触らせて、
こいつの見てる前で無様にイけって?
「ふざけんなよ…そんなん…「じゃあ辞める?辞めてもいいよ。」
一瞬気持ちが救われたのも束の間。
〝拒否権〟なんて俺にない。
じわじわとその言葉が俺の心を侵食していく。
「さっさと終わらせて、お前のことぶっ殺してやる」
「へーえ。いいねその顔。
じゃあ初めよっか」
たったの3分。
俺はこいつの手でイがなければ良いだけ。
裸だし、脱ぐものは一つもねーけど。
それでも脚を大の字に開かされ、まじまじとこいつに股間を見られるのは無様だし恥ずかしい。
それもこんな男なんかに。
「うーわ。萎えてんなこれ。」
「…当たり前だろ。てめー相手に勃つかよ」
「舞ならよかった?」
「…!てめえ!」
縛られているのは腕だけ。
思い切り頭めがけて横から脚を上げるが、大きな手にはじかれ頬を殴られた。
「…ッ!」
痛い。痛い。
さっきとは比べ物にならないくらいの激痛。
「あんた。裂けるまで殴られたいの?」
ベッドに垂れた赤い一滴。
どーせ裂けてる癖に。
「次暴れたら今度は目ね」
グッと脚を開かされ、ゴツゴツとした大きな手が俺の玉を撫で出した。
「…!」
優しい手つき。
さっきのこいつからは嘘みたいな。
裏筋をツーっと撫でられ、亀頭の先端に爪を立ててくるくるさせる。
「…く、そ!焦ったいんだよ!早くしろよ!ひ!!」
その瞬間思い切り棒を掴まれた。
手の温度がダイレクトに伝わり、強い力で圧迫される。
「あんま叫ばれると萎えるんだけど」
親指で尿道口を抉られ鋭い快感に体が硬直する。
「んじゃ今からスタートね」
左手に持っていた携帯のタイマーを設定してボタンを押す。
それと同時に、これから起こる恐怖と不安に全身が熱くなった。
「ん…ふ…」
クチャクチュとなる水音。
特別強い力でも、弱い力でもない。
身体に針が刺すような、そんな刺激でもない。
ただ全身にピリピリと電流が走って、背中がゾクゾクするようなそんな快感だ。
根本から先端まで、一定の力で上下される。
たまに亀頭に差し掛かるとグリッと押され、その瞬間だけはお腹がひくっと動くのを感じた。
「は…ぁ…」
「どう?男に抜かれて気持ちいいモンなの?」
無造作な前髪から覗く瞳。
俺はこいつの目が嫌いだ。
見つめられると全身を鎖で縛られたように動けなくなる。
「うる…せ」
「はは。どんどん顔が火照ってきてる」
頬を摩られ顔が近づく。
唇が触れそうで触れない、そんな距離だ。
なんだかもどかしい。
こんな感情おかしいはずなのに。
あと3センチ2センチ、ほんのわずかな距離でこのじんわりと熱くなった身体をこいつに委ねることができるのにーーー….
「なんで目瞑ってんの?」
その瞬間ハッとした。
ばっと顔を離すと、そいつと焦点が合う。
「まさか、キスしたかった?」
そんなはずない…
そんなはずが…
「勘違いしてんじゃ…んあ!!」
さっきの柔らかな快感とはまるで違う、
こいつの上下する速さと力がさらに増した。
その快感に逃れようと全身が反射的にびくんっと動くが、それでも付き纏うように快感は増していく。
「ひっ…!んん…!」
ガクガクと太ももが痙攣しはじめ、
どんどんその快感の渦は俺のお腹の下で大きくなっていく。
このままじゃダメだ…
咄嗟にタイマーに視線を向けると、時間はあれから2分経過していた。
あと少しあと、少し…
ほんの1分我慢すれば。
ただそんな思いも虚しく、こいつは俺のを更に扱く。
「我慢汁すご。」
背中全体にゾクゾクとした快感が押し寄せてきて、下半身はその快感を吐き出そうと身構える。
あと、少しーー…
その瞬間、こいつは手のひらを使って俺の亀頭を擦り始めた。
今までとは違う、ビリッとした感覚が襲い咄嗟に玲の右手を掴むと情けない声で懇願した。
「だ、めえ、それ…い、ぐぅ…!」
「は?なんて?よだれ出てるけど」
俺の言葉を聞くはずもなく、右手で更に俺の亀頭を擦りながら、左手は力めこめて上下させる。
「ぐ…!あ、も、だめえ!」
快感に我慢できなくなった俺は、こいつの手の中に精液を吐き出した。
全身から力が抜けるとその身体をベッドに預けた。
0
あなたにおすすめの小説
【完】君に届かない声
未希かずは(Miki)
BL
内気で友達の少ない高校生・花森眞琴は、優しくて完璧な幼なじみの長谷川匠海に密かな恋心を抱いていた。
ある日、匠海が誰かを「そばで守りたい」と話すのを耳にした眞琴。匠海の幸せのために身を引こうと、クラスの人気者・和馬に偽の恋人役を頼むが…。
すれ違う高校生二人の不器用な恋のお話です。
執着囲い込み☓健気。ハピエンです。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
十七歳の心模様
須藤慎弥
BL
好きだからこそ、恋人の邪魔はしたくない…
ほんわか読者モデル×影の薄い平凡くん
柊一とは不釣り合いだと自覚しながらも、
葵は初めての恋に溺れていた。
付き合って一年が経ったある日、柊一が告白されている現場を目撃してしまう。
告白を断られてしまった女の子は泣き崩れ、
その瞬間…葵の胸に卑屈な思いが広がった。
※fujossy様にて行われた「梅雨のBLコンテスト」出品作です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる