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俺とケネスの一番大切なもの
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*今日は12時に2話、19時2話公開となりました。明日も朝昼晩の3回投稿します。
ランキングも上位に入れました!ありがとうございます!これからもリジー、シリル、ケネスの3人をよろしくお願いします!
*********************
シリル視点
緊張して握った手に力が入る。
そろそろ来る頃かと思っていると誰かが部屋に入室して来た。
おそらく父だろう。だがもう一人入って来たのは兄上か?母か?
「シリル、いるなら小さな声で返事をしろ。」
と父から声をかけられ、小声で「はい」と答えると、「その小ささでも微かに聞こえる。ほんの少しの音も許さない、分かったな。」
もう返事すらできなかった。
それからしばらくして、廊下側から、侯爵家が到着、入室の許可を取っている声が聞こえた。
父と母がリジーを労っていた。
震える声で答えるリジーが泣いているのではないかと心配になる。
その後のリジーの話しに、唇を噛んだ。
リジーを側妃としてケネスを正妃としてなんて考えた事もなかった。
正式な番にもなるつもりがないとはっきりいったリジーの言葉に握った拳に爪が食い込む。
学院で二度とリジーには会えないし、卒業も一緒にはしたくないらしいリジーの気持ちに目をギュッと瞑った。
俺とケネスはリジーに対してそう思わせるほどの事を平然と学院でしていた事に今更ながら頭を抱えた。
あんな真っ昼間のサロンでほぼ毎日ケネスを抱いていた事を全校生徒が知り、リジーだけが知らなかった事実を今初めて知った。
リジーを大事にしていたつもりだったその頃の俺を張り倒したいほど後悔した。
一気に話したリジーに侯爵夫人が泣かないでとリジーに話しかけているのが聞こえた。
鼻がツーンとし目頭が熱くなる。
俺が泣くのは間違っている。
必死に泣くのを堪える為に唇を噛み、握る拳に力が入る。
その後リジーは俺とケネスの邪魔する為だけに俺と結婚するのだと笑っているのだろうが、微かに震える声は泣いている事が分かった。
母が俺を廃嫡したくなる気持ちが分かった。
確かにこんな息子なら俺だっていらない。
その後の父の言葉にまた唇を噛んだ。
既に唇からは血が出ている。
一緒の学院なのに俺達はリジーに会う事も出来ないし、側に寄る事も出来ない。
挙句に一緒に卒業も出来ない。
俺も飛び級すれば一緒にいられる時間が増えるだろうか。
息子が出来たら別居してケネスと一緒になればいい…どんな顔でリジーは言ったのだろう…
父が話しを終わらせるとリジー達は退室したようだ。
「シリル!追いかけるなよ、追いかけた所でブリジットがお前と視線を合わせることはないだろうがな…それほどブリジットはお前とケネスの仲は本物なのだと思っているという事だ。
そう思わせたのはお前達で、お前はそうなるように暮らしていたからな。」
それでも我慢出来ずにケネスの腕を掴みリジーを追いかけた。
あの場にケネスを一人にはしておけなかったから一緒に追いかける事になったが、「リジー!」と声をかけた時に見た侯爵の顔でまた間違えた事を悟った。
侯爵はリジーと夫人に先に行けと声をかけ、
俺を罵倒した後、思いっきり俺を殴った。
「罰は私だけにお願い致します。
娘の為ならばこの命捨てる事など容易い。」
そう吐き捨て侯爵は二人の後を追って行った。
ケネスは俺の腕をひいて部屋まで連れて行くと、自分の部屋に戻っていった。
ソファにドサっと座り、またリジーを傷付けた事を悔やんだ。
どう考えても俺とケネスは相思相愛に見えるだろう。
確かに間違ってはいない。
だがリジーを傷付けまいと思うなら、あの場にケネスを連れて行くべきではなかったと今なら分かる。
ただあの時は無意識だったし、リジーを一目でも良いから会いたかった。
俺が名前を呼ぶとビクッと肩を揺らしたのが分かった。
一度も振り返る事はなかったが、夫人がリジーの肩を抱きながら落ち着かせてる様子に胸が痛んだ。
俺とケネスは12歳から常に一緒だったのだ。
無意識にしていた行為は側から見ている者からしたら俺達がしている行為は婚約者がいながら不貞行為を堂々としている不埒者だ。
距離感を考えて行動しなければならなかったのに、何も考えなかったツケが今回って来たのだろう。
リジーが側室と思うのも当たり前だ。
ケネスと話さなければ。
ケネスの部屋に入ると、寝室から嗚咽が聞こえる。
布団を被り、声を殺しきれず泣いているケネスに驚いて声をかけた。
「ケネス、大丈夫か、どうした⁉︎」
と声をかけると、
「どうして俺を連れて行ったんだよ!お前だけが追いかければいいのにどうして俺を連れて行ったんだよ!
またブリジット様を傷付けた!
あの子は泣いていたのに!
自分の幸せを犠牲にしてまで、俺とお前を一緒にさせようとする優しい子をお前はどうして何度も傷つけるんだよ!
俺はもう嫌だ…俺のせいであの子が泣くのが耐えられない…俺は…あの子の笑った顔が好きなのに…」
こんな姿のケネスは初めて見て驚いたが、ケネスの言い方はまるで好きな子に嫌われたと泣く子供のようだ。
「お前…リジーの事…」
「うるさい!お前の顔なんか今は見たくない!」
「お前が落ち着くのを待つからちゃんと話そう。
俺とお前の事、お前の本当の気持ちも、ちゃんと話そう。
今からどうすればリジーの信頼を取り戻せるのか二人で話そう。」
俺はケネスが泣き止むまでずっと待っていた。
洗面所に行きタオルを水で冷やして持ってくると、ケネスは布団から出てきていた。
「ほら、目にあてろ。」
とタオルを渡すとタオルを顔に当てたまま、くぐもった声でボソボソ話し始めた。
「俺は…お前しかいなかったし…友達も他にいなかったから…お前に依存するしかなかった…。それでも良いと思ってたし、お前も俺しか見てなかったから気にならなかった。
でもブリジット様とお前が婚約して、俺は怖くて仕方なかった…。
お前にもう必要ないと言われるんじゃないかと毎日怖かった…。
でもお前にブリジット様を紹介された時、こんなに可愛くてフワフワした生き物がいるのかとビックリしてたら、ブリジット様は俺の目を見て、次から次から俺の前にお菓子を置いて、俺の髪が綺麗だとか、瞳の色が綺麗だとかずっと話しかけてきて、俺もお返しにブリジット様の瞳も綺麗だと言ったら、キョトンした顔をしたら俺の肩を思いっきり叩いて、ゲラゲラ笑いながら“そんな事を言うのは身内だけだ”と言ってまた俺の前にお菓子を積み上げた。
王宮で見かける女は澄ました顔で影では他人の悪口ばかり言う女しか知らなかったから、ブリジット様みたいな女性もいるのかと驚いたのと、シリル以外の友達が出来たみたいで嬉しかった…。
学院で俺達を見つけるとキラキラしてフワフワした金髪を揺らしながら俺達に駆け寄るブリジット様がシリルだけじゃなく俺にも可愛い笑顔で話す姿を見てるとそれだけで楽しかった。
一度、シリルがいなくて俺しかいないのにブリジット様は遠くから俺を見つけて走ってきた。転ぶんじゃないかと心配しながらブリジット様を迎えると、貰ったお菓子が美味しかったからと俺の為に走ってきてくれた。
一つしか残ってないからシリルには内緒だと言ってまた走って友人の所まで戻っていった後ろ姿を俺はずっと見ていた。
なんだか泣きたくなるほど嬉しくてシリルにも内緒にしてた。
いつの間にか俺はブリジット様を好きになっていた…ごめん…シリル…お前に言うつもりはなかったんだ…死ぬまで秘密にしとくつもりだった…お前は俺を大事にしてくれてたのに俺はお前の婚約者に横恋慕をしていたんだ…ごめん…なのに俺はお前に抱かれてる姿を好きな子に見られて…俺の大事にしたかった子を一番傷付けた…お前だけじゃない…俺もあの優しい子に取り返しのつかない傷をつけてしまった・・・・」
ケネスのブリジットへの想いが本物だと確信した。
そして俺もケネスへの気持ちが恋情ではないと気が付いた。
俺はそんな風にケネスを思った事はない。
俺達は相思相愛なのではなくただお互い友人よりは近く、幼い頃の親愛を恋情だと思い込んでいただけなのだと分かった。
「俺、お前をそんな風に思った事ないわ。
綺麗だとかドキドキするとか考えたら一度もないし、いつも隣りにいるのが当たり前で辛い時は助けてくれる大事な親友だったんだな…お前の気持ちにも気付いてやれない情けない主だな、俺は…。
番を幸せにも出来ない…親友を助ける事も出来ない…俺…今まで何やってたんだろう…」
「俺ももっと従者として、お前の親友としてちゃんとやるよ…今までなぁなぁで来てたけど、ちゃんと従者として立ち回るから。
訓練ももっと真面目にやるし、勉強も飛び級出来るくらい頑張る。」とケネス。
「俺も頑張るよ、勉強も執務も討伐もリジーの事も。討伐の後はお前に頼るしかないけど、もうそれ以外でお前を抱かない。
これから俺達はリジーの信頼を取り戻す事を優先する事にしよう。」
俺達は一番大事なものが何かようやく気づく事が出来た。
ランキングも上位に入れました!ありがとうございます!これからもリジー、シリル、ケネスの3人をよろしくお願いします!
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シリル視点
緊張して握った手に力が入る。
そろそろ来る頃かと思っていると誰かが部屋に入室して来た。
おそらく父だろう。だがもう一人入って来たのは兄上か?母か?
「シリル、いるなら小さな声で返事をしろ。」
と父から声をかけられ、小声で「はい」と答えると、「その小ささでも微かに聞こえる。ほんの少しの音も許さない、分かったな。」
もう返事すらできなかった。
それからしばらくして、廊下側から、侯爵家が到着、入室の許可を取っている声が聞こえた。
父と母がリジーを労っていた。
震える声で答えるリジーが泣いているのではないかと心配になる。
その後のリジーの話しに、唇を噛んだ。
リジーを側妃としてケネスを正妃としてなんて考えた事もなかった。
正式な番にもなるつもりがないとはっきりいったリジーの言葉に握った拳に爪が食い込む。
学院で二度とリジーには会えないし、卒業も一緒にはしたくないらしいリジーの気持ちに目をギュッと瞑った。
俺とケネスはリジーに対してそう思わせるほどの事を平然と学院でしていた事に今更ながら頭を抱えた。
あんな真っ昼間のサロンでほぼ毎日ケネスを抱いていた事を全校生徒が知り、リジーだけが知らなかった事実を今初めて知った。
リジーを大事にしていたつもりだったその頃の俺を張り倒したいほど後悔した。
一気に話したリジーに侯爵夫人が泣かないでとリジーに話しかけているのが聞こえた。
鼻がツーンとし目頭が熱くなる。
俺が泣くのは間違っている。
必死に泣くのを堪える為に唇を噛み、握る拳に力が入る。
その後リジーは俺とケネスの邪魔する為だけに俺と結婚するのだと笑っているのだろうが、微かに震える声は泣いている事が分かった。
母が俺を廃嫡したくなる気持ちが分かった。
確かにこんな息子なら俺だっていらない。
その後の父の言葉にまた唇を噛んだ。
既に唇からは血が出ている。
一緒の学院なのに俺達はリジーに会う事も出来ないし、側に寄る事も出来ない。
挙句に一緒に卒業も出来ない。
俺も飛び級すれば一緒にいられる時間が増えるだろうか。
息子が出来たら別居してケネスと一緒になればいい…どんな顔でリジーは言ったのだろう…
父が話しを終わらせるとリジー達は退室したようだ。
「シリル!追いかけるなよ、追いかけた所でブリジットがお前と視線を合わせることはないだろうがな…それほどブリジットはお前とケネスの仲は本物なのだと思っているという事だ。
そう思わせたのはお前達で、お前はそうなるように暮らしていたからな。」
それでも我慢出来ずにケネスの腕を掴みリジーを追いかけた。
あの場にケネスを一人にはしておけなかったから一緒に追いかける事になったが、「リジー!」と声をかけた時に見た侯爵の顔でまた間違えた事を悟った。
侯爵はリジーと夫人に先に行けと声をかけ、
俺を罵倒した後、思いっきり俺を殴った。
「罰は私だけにお願い致します。
娘の為ならばこの命捨てる事など容易い。」
そう吐き捨て侯爵は二人の後を追って行った。
ケネスは俺の腕をひいて部屋まで連れて行くと、自分の部屋に戻っていった。
ソファにドサっと座り、またリジーを傷付けた事を悔やんだ。
どう考えても俺とケネスは相思相愛に見えるだろう。
確かに間違ってはいない。
だがリジーを傷付けまいと思うなら、あの場にケネスを連れて行くべきではなかったと今なら分かる。
ただあの時は無意識だったし、リジーを一目でも良いから会いたかった。
俺が名前を呼ぶとビクッと肩を揺らしたのが分かった。
一度も振り返る事はなかったが、夫人がリジーの肩を抱きながら落ち着かせてる様子に胸が痛んだ。
俺とケネスは12歳から常に一緒だったのだ。
無意識にしていた行為は側から見ている者からしたら俺達がしている行為は婚約者がいながら不貞行為を堂々としている不埒者だ。
距離感を考えて行動しなければならなかったのに、何も考えなかったツケが今回って来たのだろう。
リジーが側室と思うのも当たり前だ。
ケネスと話さなければ。
ケネスの部屋に入ると、寝室から嗚咽が聞こえる。
布団を被り、声を殺しきれず泣いているケネスに驚いて声をかけた。
「ケネス、大丈夫か、どうした⁉︎」
と声をかけると、
「どうして俺を連れて行ったんだよ!お前だけが追いかければいいのにどうして俺を連れて行ったんだよ!
またブリジット様を傷付けた!
あの子は泣いていたのに!
自分の幸せを犠牲にしてまで、俺とお前を一緒にさせようとする優しい子をお前はどうして何度も傷つけるんだよ!
俺はもう嫌だ…俺のせいであの子が泣くのが耐えられない…俺は…あの子の笑った顔が好きなのに…」
こんな姿のケネスは初めて見て驚いたが、ケネスの言い方はまるで好きな子に嫌われたと泣く子供のようだ。
「お前…リジーの事…」
「うるさい!お前の顔なんか今は見たくない!」
「お前が落ち着くのを待つからちゃんと話そう。
俺とお前の事、お前の本当の気持ちも、ちゃんと話そう。
今からどうすればリジーの信頼を取り戻せるのか二人で話そう。」
俺はケネスが泣き止むまでずっと待っていた。
洗面所に行きタオルを水で冷やして持ってくると、ケネスは布団から出てきていた。
「ほら、目にあてろ。」
とタオルを渡すとタオルを顔に当てたまま、くぐもった声でボソボソ話し始めた。
「俺は…お前しかいなかったし…友達も他にいなかったから…お前に依存するしかなかった…。それでも良いと思ってたし、お前も俺しか見てなかったから気にならなかった。
でもブリジット様とお前が婚約して、俺は怖くて仕方なかった…。
お前にもう必要ないと言われるんじゃないかと毎日怖かった…。
でもお前にブリジット様を紹介された時、こんなに可愛くてフワフワした生き物がいるのかとビックリしてたら、ブリジット様は俺の目を見て、次から次から俺の前にお菓子を置いて、俺の髪が綺麗だとか、瞳の色が綺麗だとかずっと話しかけてきて、俺もお返しにブリジット様の瞳も綺麗だと言ったら、キョトンした顔をしたら俺の肩を思いっきり叩いて、ゲラゲラ笑いながら“そんな事を言うのは身内だけだ”と言ってまた俺の前にお菓子を積み上げた。
王宮で見かける女は澄ました顔で影では他人の悪口ばかり言う女しか知らなかったから、ブリジット様みたいな女性もいるのかと驚いたのと、シリル以外の友達が出来たみたいで嬉しかった…。
学院で俺達を見つけるとキラキラしてフワフワした金髪を揺らしながら俺達に駆け寄るブリジット様がシリルだけじゃなく俺にも可愛い笑顔で話す姿を見てるとそれだけで楽しかった。
一度、シリルがいなくて俺しかいないのにブリジット様は遠くから俺を見つけて走ってきた。転ぶんじゃないかと心配しながらブリジット様を迎えると、貰ったお菓子が美味しかったからと俺の為に走ってきてくれた。
一つしか残ってないからシリルには内緒だと言ってまた走って友人の所まで戻っていった後ろ姿を俺はずっと見ていた。
なんだか泣きたくなるほど嬉しくてシリルにも内緒にしてた。
いつの間にか俺はブリジット様を好きになっていた…ごめん…シリル…お前に言うつもりはなかったんだ…死ぬまで秘密にしとくつもりだった…お前は俺を大事にしてくれてたのに俺はお前の婚約者に横恋慕をしていたんだ…ごめん…なのに俺はお前に抱かれてる姿を好きな子に見られて…俺の大事にしたかった子を一番傷付けた…お前だけじゃない…俺もあの優しい子に取り返しのつかない傷をつけてしまった・・・・」
ケネスのブリジットへの想いが本物だと確信した。
そして俺もケネスへの気持ちが恋情ではないと気が付いた。
俺はそんな風にケネスを思った事はない。
俺達は相思相愛なのではなくただお互い友人よりは近く、幼い頃の親愛を恋情だと思い込んでいただけなのだと分かった。
「俺、お前をそんな風に思った事ないわ。
綺麗だとかドキドキするとか考えたら一度もないし、いつも隣りにいるのが当たり前で辛い時は助けてくれる大事な親友だったんだな…お前の気持ちにも気付いてやれない情けない主だな、俺は…。
番を幸せにも出来ない…親友を助ける事も出来ない…俺…今まで何やってたんだろう…」
「俺ももっと従者として、お前の親友としてちゃんとやるよ…今までなぁなぁで来てたけど、ちゃんと従者として立ち回るから。
訓練ももっと真面目にやるし、勉強も飛び級出来るくらい頑張る。」とケネス。
「俺も頑張るよ、勉強も執務も討伐もリジーの事も。討伐の後はお前に頼るしかないけど、もうそれ以外でお前を抱かない。
これから俺達はリジーの信頼を取り戻す事を優先する事にしよう。」
俺達は一番大事なものが何かようやく気づく事が出来た。
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