23 / 28
23
しおりを挟む
ゼオス侯爵の失脚から数日後。
宰相執務室で、アムリーは押収した裏帳簿の「最終ページ」を睨みつけていた。
「……計算が合いません」
「まだあるのか?」
ギルバートが覗き込む。
「はい。ゼオス侯爵が横領した資金の大半は、偽造通貨の製造コストや私利私欲に使われていましたが、約一割……金貨にして五千枚が、別の口座に送金されています」
アムリーはペン先でその口座名義を叩いた。
『C・クロウリー』
その名前を見た瞬間、アムリーの手がピタリと止まった。
いつも冷静な彼女の瞳が、わずかに揺れる。
「クロウリー……?」
ギルバートがアムリーの異変に気づく。
「知り合いか?」
「……はい。私の、かつての家庭教師です」
アムリーは眼鏡を外し、遠い目をした。
「私が十歳の頃、父が雇った家庭教師でした。彼は私に数学の美しさと、複式簿記の基礎、そして『数字は嘘をつかない』という真理を教えてくれた恩師です」
「へぇ、君の師匠か。優秀な人物だったんだな」
「ええ、極めて優秀でした。……彼が父を騙して連帯保証人の判を押させ、五億の借金を背負わせて消えるまでは」
「は!?」
ギルバートが絶句した。
「ま、待て。君の実家が傾いた原因を作った、あの『行方不明の男爵』というのは……」
「はい。クロウリー先生です。彼は男爵位すら詐称していた、国際的な詐欺師だったのです」
アムリーは唇を噛んだ。
信頼していた師匠に裏切られ、実家を破滅させられた過去。
それが、アムリーが「他人の言葉」よりも「確実な数字」しか信じなくなった原点だったのだ。
「そのクロウリーに、ゼオス侯爵から金が流れていた。……つまり、今回の偽造通貨事件の知恵を授けたのも、彼である可能性が高い」
アムリーは立ち上がった。
「先生は……いえ、あの詐欺師は、まだこの国にいます。そして、私を試しているのです」
その時。
執務室の窓ガラスに、コツンと何かが当たった。
黒いカラスだ。
その足には、一通の手紙が結び付けられていた。
アムリーが窓を開け、手紙を受け取る。
封蝋には、懐かしい数式の紋章。
『親愛なる弟子、アムリーへ。
私の出した宿題(偽金事件)は解けたかな?
答え合わせをしよう。今夜零時、思い出の時計塔で待つ』
「……挑戦状ですね」
アムリーは手紙を握りつぶした。
「行きますか、閣下。……未払いの授業料(借金)を、利子をつけて払ってもらいに」
◇
深夜零時。王都広場の時計塔。
巨大な文字盤の裏側にある機械室に、アムリーとギルバートは立っていた。
カチ、コチ、カチ、コチ。
巨大な歯車が時を刻む音が響く。
「よく来たね、アムリー。それに、冷徹公爵閣下も」
歯車の影から、一人の男が現れた。
シルクハットにマント、そして片眼鏡(モノクル)。
年齢は四十代半ばだが、その立ち居振る舞いは洗練されており、どこか芝居がかって見える。
クロウリーだ。
「十年ぶりですね、先生」
アムリーは冷静に声をかけた。
「老けましたね。不摂生な生活による肌年齢の劣化が見られます」
「ハハハ! 相変わらず口が減らないな。私の教えを守って、立派な合理主義者に育ったようで鼻が高いよ」
クロウリーは楽しそうに笑う。
「どうだ? 私の演出した『国家転覆劇』は。ゼオスのような小物を操り、経済を混乱させる……美しい方程式だっただろう?」
「美しくありません」
アムリーは断言した。
「貴方の計画には『美学』がない。ただの私利私欲のためのノイズです。0.02グラムの誤差を出した時点で、貴方の計算は破綻していました」
「厳しいな。……だが、そこがいい」
クロウリーはアムリーに手を差し出した。
「アムリー、こっちへ来ないか?」
「……はい?」
「お前のような才能が、公爵夫人という狭い鳥籠に収まっているのは損失だ。私と組めば、この国の経済を……いや、世界の富を自由に操れるぞ」
悪魔の誘い。
かつてのアムリーなら、心が揺らいだかもしれない。
自分を理解してくれるのは、数字と、この師匠だけだと思っていたから。
だが。
「お断りします」
アムリーは即答した。
「なぜだ? 彼(ギルバート)がいるからか? 愛などという不確定な変数に頼るのか?」
「いいえ。貴方と組むと『信用リスク』が高すぎるからです」
アムリーは電卓を取り出し、パチパチと叩いた。
「過去の実績から算出される貴方の裏切り率は一〇〇%。さらに、現在貴方が抱えている指名手配書の懸賞金総額と、我が家の借金残高を相殺しても、まだこちらが赤字です」
アムリーは電卓の画面をクロウリーに見せた。
「貴方は『不良債権』です。これ以上の投資価値はありません」
クロウリーの顔から、笑みが消えた。
「……変わったな、アムリー。昔は私の背中を追いかけて、目を輝かせていたのに」
「ええ、変わりました。私には今、背中を追いかけるのではなく、隣で並んで歩いてくれるパートナー(旦那様)がいますから」
アムリーはギルバートを見上げた。
ギルバートは優しく微笑み返し、剣を抜いて前に出た。
「そういうことだ、クロウリー。……妻を勧誘するのは諦めてもらおう。彼女は私の専属(・・)だ」
「フン……。交渉決裂か」
クロウリーはマントを翻した。
「残念だよ。可愛い弟子を、この手で潰さなければならないとはね」
パチンと指を鳴らすと、時計塔のあちこちから武装した部下たちが現れた。
「やれ。二人ともここから生かして帰すな」
「迎撃します、閣下!」
「ああ。……教育的指導の時間だ!」
アムリーはスカートから大量のコインを取り出した。
「授業料の支払いにしては、手痛いお返しになりますよ!」
コインが弾丸のように放たれる。
アムリーとギルバート、最強夫婦の最後の戦いが始まった。
時計塔の歯車が回る中、過去との決別を告げる戦いのゴングが鳴り響く。
宰相執務室で、アムリーは押収した裏帳簿の「最終ページ」を睨みつけていた。
「……計算が合いません」
「まだあるのか?」
ギルバートが覗き込む。
「はい。ゼオス侯爵が横領した資金の大半は、偽造通貨の製造コストや私利私欲に使われていましたが、約一割……金貨にして五千枚が、別の口座に送金されています」
アムリーはペン先でその口座名義を叩いた。
『C・クロウリー』
その名前を見た瞬間、アムリーの手がピタリと止まった。
いつも冷静な彼女の瞳が、わずかに揺れる。
「クロウリー……?」
ギルバートがアムリーの異変に気づく。
「知り合いか?」
「……はい。私の、かつての家庭教師です」
アムリーは眼鏡を外し、遠い目をした。
「私が十歳の頃、父が雇った家庭教師でした。彼は私に数学の美しさと、複式簿記の基礎、そして『数字は嘘をつかない』という真理を教えてくれた恩師です」
「へぇ、君の師匠か。優秀な人物だったんだな」
「ええ、極めて優秀でした。……彼が父を騙して連帯保証人の判を押させ、五億の借金を背負わせて消えるまでは」
「は!?」
ギルバートが絶句した。
「ま、待て。君の実家が傾いた原因を作った、あの『行方不明の男爵』というのは……」
「はい。クロウリー先生です。彼は男爵位すら詐称していた、国際的な詐欺師だったのです」
アムリーは唇を噛んだ。
信頼していた師匠に裏切られ、実家を破滅させられた過去。
それが、アムリーが「他人の言葉」よりも「確実な数字」しか信じなくなった原点だったのだ。
「そのクロウリーに、ゼオス侯爵から金が流れていた。……つまり、今回の偽造通貨事件の知恵を授けたのも、彼である可能性が高い」
アムリーは立ち上がった。
「先生は……いえ、あの詐欺師は、まだこの国にいます。そして、私を試しているのです」
その時。
執務室の窓ガラスに、コツンと何かが当たった。
黒いカラスだ。
その足には、一通の手紙が結び付けられていた。
アムリーが窓を開け、手紙を受け取る。
封蝋には、懐かしい数式の紋章。
『親愛なる弟子、アムリーへ。
私の出した宿題(偽金事件)は解けたかな?
答え合わせをしよう。今夜零時、思い出の時計塔で待つ』
「……挑戦状ですね」
アムリーは手紙を握りつぶした。
「行きますか、閣下。……未払いの授業料(借金)を、利子をつけて払ってもらいに」
◇
深夜零時。王都広場の時計塔。
巨大な文字盤の裏側にある機械室に、アムリーとギルバートは立っていた。
カチ、コチ、カチ、コチ。
巨大な歯車が時を刻む音が響く。
「よく来たね、アムリー。それに、冷徹公爵閣下も」
歯車の影から、一人の男が現れた。
シルクハットにマント、そして片眼鏡(モノクル)。
年齢は四十代半ばだが、その立ち居振る舞いは洗練されており、どこか芝居がかって見える。
クロウリーだ。
「十年ぶりですね、先生」
アムリーは冷静に声をかけた。
「老けましたね。不摂生な生活による肌年齢の劣化が見られます」
「ハハハ! 相変わらず口が減らないな。私の教えを守って、立派な合理主義者に育ったようで鼻が高いよ」
クロウリーは楽しそうに笑う。
「どうだ? 私の演出した『国家転覆劇』は。ゼオスのような小物を操り、経済を混乱させる……美しい方程式だっただろう?」
「美しくありません」
アムリーは断言した。
「貴方の計画には『美学』がない。ただの私利私欲のためのノイズです。0.02グラムの誤差を出した時点で、貴方の計算は破綻していました」
「厳しいな。……だが、そこがいい」
クロウリーはアムリーに手を差し出した。
「アムリー、こっちへ来ないか?」
「……はい?」
「お前のような才能が、公爵夫人という狭い鳥籠に収まっているのは損失だ。私と組めば、この国の経済を……いや、世界の富を自由に操れるぞ」
悪魔の誘い。
かつてのアムリーなら、心が揺らいだかもしれない。
自分を理解してくれるのは、数字と、この師匠だけだと思っていたから。
だが。
「お断りします」
アムリーは即答した。
「なぜだ? 彼(ギルバート)がいるからか? 愛などという不確定な変数に頼るのか?」
「いいえ。貴方と組むと『信用リスク』が高すぎるからです」
アムリーは電卓を取り出し、パチパチと叩いた。
「過去の実績から算出される貴方の裏切り率は一〇〇%。さらに、現在貴方が抱えている指名手配書の懸賞金総額と、我が家の借金残高を相殺しても、まだこちらが赤字です」
アムリーは電卓の画面をクロウリーに見せた。
「貴方は『不良債権』です。これ以上の投資価値はありません」
クロウリーの顔から、笑みが消えた。
「……変わったな、アムリー。昔は私の背中を追いかけて、目を輝かせていたのに」
「ええ、変わりました。私には今、背中を追いかけるのではなく、隣で並んで歩いてくれるパートナー(旦那様)がいますから」
アムリーはギルバートを見上げた。
ギルバートは優しく微笑み返し、剣を抜いて前に出た。
「そういうことだ、クロウリー。……妻を勧誘するのは諦めてもらおう。彼女は私の専属(・・)だ」
「フン……。交渉決裂か」
クロウリーはマントを翻した。
「残念だよ。可愛い弟子を、この手で潰さなければならないとはね」
パチンと指を鳴らすと、時計塔のあちこちから武装した部下たちが現れた。
「やれ。二人ともここから生かして帰すな」
「迎撃します、閣下!」
「ああ。……教育的指導の時間だ!」
アムリーはスカートから大量のコインを取り出した。
「授業料の支払いにしては、手痛いお返しになりますよ!」
コインが弾丸のように放たれる。
アムリーとギルバート、最強夫婦の最後の戦いが始まった。
時計塔の歯車が回る中、過去との決別を告げる戦いのゴングが鳴り響く。
0
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
不吉だと捨てられた令嬢が拾ったのは、呪われた王子殿下でした ~正体を隠し王宮に上がります~
長井よる
恋愛
フローレス侯爵家の次女のレティシアは、この国で忌み嫌われる紫の髪と瞳を持って生まれたため、父親から疎まれ、ついには十歳の時に捨てられてしまう。
孤児となり、死にかけていたレティシアは、この国の高名な魔法使いに拾われ、彼の弟子として新たな人生を歩むことになる。
レティシアが十七歳になったある日、事故に遭い瀕死の王子アンドレアスを介抱する。アンドレアスの体には呪いがかけられており、成人まで生きられないという運命が待ち受けていた。レティシアは試行錯誤の末、何とか呪いの進行を止めることに成功する。
アンドレアスから、王宮に来てほしいと懇願されたレティシアは、正体を隠し王宮に上がることを決意するが……。
呪われた王子×秘密を抱えた令嬢(魔法使いの弟子)のラブストーリーです。
※残酷な描写注意
10/30:主要登場人物•事件設定をUPしました。
悪役令嬢まさかの『家出』
にとこん。
恋愛
王国の侯爵令嬢ルゥナ=フェリシェは、些細なすれ違いから突発的に家出をする。本人にとっては軽いお散歩のつもりだったが、方向音痴の彼女はそのまま隣国の帝国に迷い込み、なぜか牢獄に収監される羽目に。しかし無自覚な怪力と天然ぶりで脱獄してしまい、道に迷うたびに騒動を巻き起こす。
一方、婚約破棄を告げようとした王子レオニスは、当日にルゥナが失踪したことで騒然。王宮も侯爵家も大混乱となり、レオニス自身が捜索に出るが、恐らく最後まで彼女とは一度も出会えない。
ルゥナは道に迷っただけなのに、なぜか人助けを繰り返し、帝国の各地で英雄視されていく。そして気づけば彼女を慕う男たちが集まり始め、逆ハーレムの中心に。だが本人は一切自覚がなく、むしろ全員の好意に対して煙たがっている。
帰るつもりもなく、目的もなく、ただ好奇心のままに彷徨う“無害で最強な天然令嬢”による、帝国大騒動ギャグ恋愛コメディ、ここに開幕!
【完結】メルティは諦めない~立派なレディになったなら
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
レドゼンツ伯爵家の次女メルティは、水面に映る未来を見る(予言)事ができた。ある日、父親が事故に遭う事を知りそれを止めた事によって、聖女となり第二王子と婚約する事になるが、なぜか姉であるクラリサがそれらを手にする事に――。51話で完結です。
働かないつもりでしたのに、気づけば全部うまくいっていました ――自由に生きる貴族夫人と溺愛旦那様』
鷹 綾
恋愛
前世では、仕事に追われるだけの人生を送り、恋も自由も知らないまま終わった私。
だからこそ転生後に誓った――
「今度こそ、働かずに優雅に生きる!」 と。
気づけば貴族夫人、しかも結婚相手は冷静沈着な名門貴族リチャード様。
「君は何もしなくていい。自由に過ごしてくれ」
――理想的すぎる条件に、これは勝ち確人生だと思ったのに。
なぜか気づけば、
・屋敷の管理を改善して使用人の待遇が激変
・夫の仕事を手伝ったら経理改革が大成功
・興味本位で教えた簿記と珠算が商業界に革命を起こす
・商人ギルドの顧問にまで祭り上げられる始末
「あれ? 私、働かない予定でしたよね???」
自分から出世街道を爆走するつもりはなかったはずなのに、
“やりたいことをやっていただけ”で、世界のほうが勝手に変わっていく。
一方、そんな彼女を静かに見守り続けていた夫・リチャードは、
実は昔から彼女を想い続けていた溺愛系旦那様で――。
「君が選ぶなら、私はずっとそばにいる」
働かないつもりだった貴族夫人が、
自由・仕事・愛情のすべてを“自分で選ぶ”人生に辿り着く物語。
これは、
何もしないはずだったのに、幸せだけは全部手に入れてしまった女性の物語。
一夜限りの関係だったはずなのに、責任を取れと迫られてます。
甘寧
恋愛
魔女であるシャルロッテは、偉才と呼ばれる魔導師ルイースとひょんなことから身体の関係を持ってしまう。
だがそれはお互いに同意の上で一夜限りという約束だった。
それなのに、ルイースはシャルロッテの元を訪れ「責任を取ってもらう」と言い出した。
後腐れのない関係を好むシャルロッテは、何とかして逃げようと考える。しかし、逃げれば逃げるだけ愛が重くなっていくルイース…
身体から始まる恋愛模様◎
※タイトル一部変更しました。
5分前契約した没落令嬢は、辺境伯の花嫁暮らしを楽しむうちに大国の皇帝の妻になる
西野歌夏
恋愛
ロザーラ・アリーシャ・エヴルーは、美しい顔と妖艶な体を誇る没落令嬢であった。お家の窮状は深刻だ。そこに半年前に陛下から連絡があってー
私の本当の人生は大陸を横断して、辺境の伯爵家に嫁ぐところから始まる。ただ、その前に最初の契約について語らなければならない。没落令嬢のロザーラには、秘密があった。陛下との契約の背景には、秘密の契約が存在した。やがて、ロザーラは花嫁となりながらも、大国ジークベインリードハルトの皇帝選抜に巻き込まれ、陰謀と暗号にまみれた旅路を駆け抜けることになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる