あの音になりたい! 北浜高校吹奏楽部へようこそ!

コウ

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第十一楽章 目指した先には

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「とにかくよかった!戻ってきてくれて。」

「本当にごめん。」

野末はほっと一息ついた。
篠宮は謝る。

「私はまだデコピン足りないなぁ。
もう一発。」

「ちょ、、やめて三葉。」

「、、、う、、うぅ。」

中山夏木は泣いている。

「あぁ。夏木泣いちゃったよ。ほらハンカチ。」

荒木は夏木にハンカチを渡す。

「ずびー。」

「あ!!ティッシュじゃないんだから鼻噛まないでよ。」

「ごめん。けど嬉しくて、、。」

「仲良いね。」と貝原はつぶやく。

「うるさいけどね。」と片岡は反応する。

三年生女子がグループを作って喋ってるのなんて久々に見た。

「なんか珍しいなぁ。三年生の女子先輩たち仲良かったんだな。あまりみんな一緒にいないのに。」

金子はつぶやく。
確かに珍しい。

「そうかな。俺たち一年のときはみんなでくっついてたこと多かったよ。」

「そうなんですか?」

「うん。三年生だからってくっつくのやめたらしい。けど今日くらいはなぁ。」

「、、、そうですね。」

睦月は少し懐かしそうに見る。

「全く。先輩たちは、、、いつも、、う、。」

市ノ瀬先輩は泣いている。
え?泣いてる?

「先輩泣いてるんですか?
珍しい。」

「金子うるさい。」

「泣くなって市ノ瀬。」と睦月先輩は慰める。

「おーいトランペットたち~。練習するぞ。」

すると有村先輩に3人は呼び止められ反応する。

「あ、はい!」

「よし!やりますか。」と睦月先輩。

「うん。」と市ノ瀬先輩は反応する。

市ノ瀬先輩と睦月先輩は2人は教室に向かう。

「あの2人たまにボートしてる時あるから支えてやれよ金子。」

「はい!でも有村先輩よりは頼りになりますから。」

「お前言うようになったじゃねぇか。」

この4人でもやるのは最後。
有村先輩がいなくなるなんて全然想像つかねぇな。




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