生き残りBAD END

とぅるすけ

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第1章 犯罪制裁 編

連チャンはやめてくださいお願いします。

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  翌日
 楓彩はフラフラの状態で、G,S,A本部へ向かおうとしていた。

「ゲホゴホッ!!」
「言わんこっちゃない」
「あぁ、大丈夫ですよ? ゴホッ、さぁ、行きましょう」
「あぁ、そうだな、行くぞ」
「仕事場へ!!」「病院へ」
「へ?」
「あ、ショウの所でもいいか」
「嫌ぁぁぁ!!」


「もしもし? ショウ?」
『はいはい、ショウちゃんですが?』
「楓彩が緊急事態だ」
『プッ』
「あれ? 切れた」

 剣得は携帯をしまうと、楓彩をベットに寝かせ、冷却シートを楓彩の額に貼る。

「っ!冷た!!」
「気持ちいいだろ」

 剣得は楓彩の寝ているベットに腰をかける。

「あの、剣得さん……」
「どうした?」
「いつも、その……ありがとうございます。」
「何を今更」
「昨日、家事をしようと思って、でも上手くいかなくて」
「だから洗濯物が中途半端だったのか、別に干さなくても乾燥機があるのに」
「ゴホッ!えぇー」

 その時だった

「楓彩!!」

 玄関が勢い良く開く。

「………ショウか」

 そして、騒がしく寝室までの廊下をかけて

「さぁ、本部に行くよ!剣得は自力で来い。これだから無免許は不便で!」

 と、扉を開けながら言う。

「ショウは何でここまで来たんだよ」
「バイク、楓彩を乗せるから手伝って」


 ショウは楓彩を自分の乗ってきたバイクに乗せ、あっという間に剣得の前から姿を消した。

「あいつ、見かけによらずバイクの運転するんだな」

 確かに、いつもは白衣のショウが、黒のライダースーツで現れた時はさすがの剣得もすこし、驚いた。



 G,S,A本部 ショウちゃんの工房

「楓彩、アーンして」
「あーー」

 楓彩はDrショウの診察を受けていた。

「うん、風邪だね、暑いからってお腹出して寝たでしょ」
「ははは。──痛てっ!」

 ショウは楓彩の頭に軽くチョップをお見舞いする。

「まったく、自分の体くらい自分で守りなよ?」
「はい、ゴホッ、すいません」
「風邪薬出しとくから、今日はここで大人しくしてて?」

 楓彩は小さくうなずく。
 そして

「楓彩ー大丈夫かー?」

剣得が遅れて入室する。

「ほら、出てって」
「何でだよ」
「ノックしてないから&楓彩の汗を拭くから!」
「はいはい、楓彩、お大事にな」
「はい、剣得さんお仕事頑張ってくだ…ゴホッ!」
「ショウ、楓彩を頼むぞ?」
「了ー解」

 剣得はやや足早に退室した。


 その後、ショウが楓彩の汗を拭き取り風邪薬を飲むと、楓彩はショウの休憩用ソファで横になり寝てしまった。

「まったく、世話が焼けるんだから。(あ、せっかくだから、剣得ととの出会いを聞くチャンスかな)」

 楓彩に話しかけようとするも、起こすのは可哀想だと思い、自分の仕事に集中した。

 昼時

「ショウ…さん?」
「お?楓彩起きた?」
「…はい……その、お腹空きました」
「体調は?」
「まだ、クラクラします、でも、朝よりは大丈夫です」
「おかゆ、作っておくから待ってて」
「ショウさん?」
「?」
「少し、お話しませんか?寝飽きちゃって」
「構わないよ?」
「ショウさんは、いつ頃からこの仕事をしてるんですか?」
「……いつ頃、か。……もう12年位前かな、剣得と出会ってからすぐにこの職に着いたから」
「え!? ショウさん、12年前って、10歳じゃないですか!? なにがあったんですか? ケホッ」
「……聞きたい? つまらないよ?」
「聞いてみたいです」
「そう? ……楓彩になら、いいかな」


 “12年前”

「ショウちゃん、ショウちゃん、今日のご飯何ーー?」
「カレーかなー、ロウ、カレー好き?」
「ショウちゃんのカレー好き!!」
「そーかそーか、良かった」

 ショウはセラフィスの外郭のスラム街“死地”と言われる場所の一角に根を下ろしていた。
 家と言えるほど、充実はしていないが、屋根もあり、家具も最低限あり、水と電気は通っているので、生活には困らなかった。

「ただいまー。」
「あっ!令武れむだー!」
「ただいま、ロウ。」

令武れむと呼ばれている短髪のさっぱりした紺色の髪型にアメリカ人よりの整った顔立ちの男性は ロウ と呼ばれている年長くらいの黒髪ロングの女の子の頭を撫でる。

「おかえり、令武」
「ただいま、……だーめだ!」

 令武は疲れきった様子で、ソファに腰をかける。

「奴ら範囲を広げてるぞぉ、俺らの活動範囲が後退してる」
「SABERねぇ、クーデターでも起こす気かね、まぁ、どちらにせよ、私達は私達の仕事をする、でしょ?」
「あぁ、目立たないようにしないとな。奴ら、戦力を欲してるから」
「気を付けるよ」


「……腐ってるなぁ、この世界……」

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