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第1章 犯罪制裁 編
腐った世界
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「ショウ、目標が目標地点に到達」
『了解』
ショウは夜風が香るスラム街の高層ビル跡。
ショウは獲物を狩る鷹の如く、スナイパーライフルのスコープを覗いていた。
ターゲットとなる小太りの葉巻を加えた金髪の成金。
「3」
『2』
「1!!」
「ロウ!?」『ロウ!?』
『ショウ!ロウがいるのか?』
ショウはスコープから目を離し右側でニコニコしているロウを見る。
「ロウ!なんで付いてきたの!?」
「えぇ、暇なんだもーん。」
「留守番しててって言ったのに。」
『ショウ!!』
「っ!!しまった!」
ロウと話している隙に目標としていた人物は屋内に入ってしまった。
「ロウ……帰って?」
ショウは、まだ幼いロウの目の前で人を殺す所を見せるわけにはいかないと思って帰宅することを勧める。
「むぅー1人で帰れないよー」
「はぁ、そうか。お仕事中だから静かにしてね?」
『ショウ、予定変更だ。突っ込むぞ。』
「ロウはどうする?」
『隠れさせておけ。』
「ロウ、隠れてられる?」
「うん!」
元気よく頷くと、遮へい物を探し駆け込む。
「迎えきてねーー」
「はいはい」
そして、ショウは持っていたスナイパーライフルを拳銃の形に変身させると、その銃からワイヤーを目標が潜伏しているビルへ向けて射出する。
そして、ワイヤーが擦れる音とともに、ショウは夜空を駆ける。
『ショウ、俺は皆殺しの方が早いと思うぞ』
「殺さないで、ターゲットだけ殺す、いいね?」
ショウは綺麗に着地すると
「ようは、眠らせればいい」
『了解、俺は下から制圧していく、ただ──』
「わかってる、あいつ、用心棒を雇ってるからそいつに遭遇したら、まず逃げてそれから報告ね」
『はいよー』
ショウ達が今、相手にしているのは裏社会ではある程度統治力を持った支配者で、暗殺家業を生業としている人物。
「さぁて、仕事しますかね。」
「ふぁあ、我らのリーダーはもうそろそろ大仕事するらしいぜ?」
スーツ姿のサングラスをかけた男性2人が赤い絨毯が敷かれた長く明るい廊下で喫煙していた。
「まぁ、俺らの実力ならG,S,Aを落とすのも簡単だろ」
「まぁ、敵はG,S,Aだけじゃないけどね」
「そうだなぁー…………っ!!??」
「だれだ───っ!!」
男達の反応は遅く、ショウは廊下で休憩中の男性2人を眠らせると、ターゲットのいる部屋へ急ぐ。
『ショウ、奴は大広間で呑気に踊ってるぜ』
「おっけー、ここから近いからさっさと終わらせようぜ」
『まった、騒ぎを立てないならドレスを着ろ』
「えぇ、私まだ10歳なんだけど?」
『大丈夫だ、お前割と大人っぽいから』
令武のその言葉に一瞬嬉しく思うショウ。
「っ!!そ、そんな事ないよ。」
『とにかく、ドレス着て潜入しろ、そっから指示する』
「あんた今どこいんのよ」
『パーティー会場の真上』
ショウは近くにあったトイレの個室に入ると、服を脱ぎ、下着姿になると右太股にあるホルダーの銃を手に取る。
すると、その銃は突然、銀色の液体になり、白いショウの肌を包み、赤色のドレスを象る。
そして気恥ずかしさと共にパーティ会場の大戸の右側を開けて静かに入ると、中央のダンスホールを避けて、周囲を回り始める。
「うわぁ、こーゆーの初めてだ」
大人達の体に阻まれ、周囲がよく見えない。
その時だった。
目の前に大きな人が立ちはだかる。
「Shall we dance?」
「うっ!?」
ショウに話しかけて来たのは、いかにもロリコンの外国の少し太った男性だった。
『……ショウ!そいつがターゲットだ! 付いてるなお前!』
「付いてねぇよ……! どーすんだこれ!」
「?」
「あはは、お、OK?」
「Oh Yeah.」
男性はショウの腕を掴むと強く握り、中央のダンスホールとは逆方向の、パーティー会場の隅にある扉を開けると、長い廊下を右側へ進み、ベッドのある部屋へ連れ込む。
『ショウ!!』
部屋の中には何やらボーッとするような甘い匂いが漂っていた。
「やば、こいつまさか!」
男性の顔は興奮しきった様子で、もはや変態ずらだった。
そして、ショウの両肩を掴み、顔を近づけてくる。
「やっぱり、変態か………調子のんなゴミ野郎」
ショウは力があまり入って無いであろう右腕をとり、男性の背中まで回し、鋭いローキックで転ばせる。
「遺言は?」
「Sit!!」
ショウは常備している普通の拳銃を左の太ももの空いているドレスの隙間から取り出し、男性の後頭部に押し付ける。
その時だった
「そこまでにしていただこう」
「──っ!!」
ショウは殺気を感じ取りその場から飛び跳ねると目の前を数本のナイフが通る。
「……やっぱり来たか、用心棒!!」
ショウが目を向けた先にいたのは、タキシード姿で、左目に眼帯を付けているが、優男風の男性だった。
『ショウ、俺も行くから持ちこたえろ!』
そんな令武の声を他所に
「君は、殺し屋かい?」
「そーゆーあんたは“ナイフジャック”か」
『ナイフジャック!? 有名な殺し屋じゃないか! そんな奴を雇っていたなんて!』
「よくこの私のナイフをかわせたものだ、その幼い体で」
「あんたとは一度、差しでやりたかったんだ、ちょうどいい、その実力見せてもらおうか!」
ショウは右の膨ら脛に隠し持っていたナイフと拳銃を構えナイフジャックに襲いかかる。
「まだ、未来ある子供が、死ぬのは悲しいな」
数分後
「くっ! 暗がりでナイフが見えにくい!」
「さっきまでの威勢はどうしました?」
戦闘を行うには不向きな部屋でショウは飛んで来るナイフをかわしていた。
ショウはベッドの影に隠れる。
どうやらショウの銃を警戒しているのかあまり近づいては来ない。
「(あいつの場所なら狙いやすいけど、頭を出したらこっちが射抜かれる。)」
ショウは残りの弾数を確認し
「令武、変態の方を追って。」
『わかった。』
「決着をつけようか、ナイフジャックさん!」
「ほう、よかろう」
暗がりの中で動く影にナイフジャックはナイフを5本飛ばす。
だが
「まーさか、こんな古典的な技に引っかかるとは」
「──っ何!」
気づくとショウはナイフジャックの上に下着姿で馬乗りになっていた。
「大したこと無かったな、用心棒さん」
「ふっ」
『おーい、ショウこっちは片付いたぞ』
「んじゃ、こっちも終わろうか」
そして、ショウはジャックナイフの眉間に撃ち込み、彼の生涯に終止符を打った。
その後、ショウと令武は屋上へ向かい、行きと同じように帰った。
「ロウ、お待たせ」
「わぁ、ショウちゃん何それー!かわいい!」
「え?あ!!服持って帰ってくんの忘れた!」
ショウは未だに自分がドレス姿だということを忘れていた。
3人はアジトに着くと
「風呂入ってくるね」
と、ショウは「ただいま」を言う前に風呂に入ってしまった。
事件が起きたのはその時だった。
『了解』
ショウは夜風が香るスラム街の高層ビル跡。
ショウは獲物を狩る鷹の如く、スナイパーライフルのスコープを覗いていた。
ターゲットとなる小太りの葉巻を加えた金髪の成金。
「3」
『2』
「1!!」
「ロウ!?」『ロウ!?』
『ショウ!ロウがいるのか?』
ショウはスコープから目を離し右側でニコニコしているロウを見る。
「ロウ!なんで付いてきたの!?」
「えぇ、暇なんだもーん。」
「留守番しててって言ったのに。」
『ショウ!!』
「っ!!しまった!」
ロウと話している隙に目標としていた人物は屋内に入ってしまった。
「ロウ……帰って?」
ショウは、まだ幼いロウの目の前で人を殺す所を見せるわけにはいかないと思って帰宅することを勧める。
「むぅー1人で帰れないよー」
「はぁ、そうか。お仕事中だから静かにしてね?」
『ショウ、予定変更だ。突っ込むぞ。』
「ロウはどうする?」
『隠れさせておけ。』
「ロウ、隠れてられる?」
「うん!」
元気よく頷くと、遮へい物を探し駆け込む。
「迎えきてねーー」
「はいはい」
そして、ショウは持っていたスナイパーライフルを拳銃の形に変身させると、その銃からワイヤーを目標が潜伏しているビルへ向けて射出する。
そして、ワイヤーが擦れる音とともに、ショウは夜空を駆ける。
『ショウ、俺は皆殺しの方が早いと思うぞ』
「殺さないで、ターゲットだけ殺す、いいね?」
ショウは綺麗に着地すると
「ようは、眠らせればいい」
『了解、俺は下から制圧していく、ただ──』
「わかってる、あいつ、用心棒を雇ってるからそいつに遭遇したら、まず逃げてそれから報告ね」
『はいよー』
ショウ達が今、相手にしているのは裏社会ではある程度統治力を持った支配者で、暗殺家業を生業としている人物。
「さぁて、仕事しますかね。」
「ふぁあ、我らのリーダーはもうそろそろ大仕事するらしいぜ?」
スーツ姿のサングラスをかけた男性2人が赤い絨毯が敷かれた長く明るい廊下で喫煙していた。
「まぁ、俺らの実力ならG,S,Aを落とすのも簡単だろ」
「まぁ、敵はG,S,Aだけじゃないけどね」
「そうだなぁー…………っ!!??」
「だれだ───っ!!」
男達の反応は遅く、ショウは廊下で休憩中の男性2人を眠らせると、ターゲットのいる部屋へ急ぐ。
『ショウ、奴は大広間で呑気に踊ってるぜ』
「おっけー、ここから近いからさっさと終わらせようぜ」
『まった、騒ぎを立てないならドレスを着ろ』
「えぇ、私まだ10歳なんだけど?」
『大丈夫だ、お前割と大人っぽいから』
令武のその言葉に一瞬嬉しく思うショウ。
「っ!!そ、そんな事ないよ。」
『とにかく、ドレス着て潜入しろ、そっから指示する』
「あんた今どこいんのよ」
『パーティー会場の真上』
ショウは近くにあったトイレの個室に入ると、服を脱ぎ、下着姿になると右太股にあるホルダーの銃を手に取る。
すると、その銃は突然、銀色の液体になり、白いショウの肌を包み、赤色のドレスを象る。
そして気恥ずかしさと共にパーティ会場の大戸の右側を開けて静かに入ると、中央のダンスホールを避けて、周囲を回り始める。
「うわぁ、こーゆーの初めてだ」
大人達の体に阻まれ、周囲がよく見えない。
その時だった。
目の前に大きな人が立ちはだかる。
「Shall we dance?」
「うっ!?」
ショウに話しかけて来たのは、いかにもロリコンの外国の少し太った男性だった。
『……ショウ!そいつがターゲットだ! 付いてるなお前!』
「付いてねぇよ……! どーすんだこれ!」
「?」
「あはは、お、OK?」
「Oh Yeah.」
男性はショウの腕を掴むと強く握り、中央のダンスホールとは逆方向の、パーティー会場の隅にある扉を開けると、長い廊下を右側へ進み、ベッドのある部屋へ連れ込む。
『ショウ!!』
部屋の中には何やらボーッとするような甘い匂いが漂っていた。
「やば、こいつまさか!」
男性の顔は興奮しきった様子で、もはや変態ずらだった。
そして、ショウの両肩を掴み、顔を近づけてくる。
「やっぱり、変態か………調子のんなゴミ野郎」
ショウは力があまり入って無いであろう右腕をとり、男性の背中まで回し、鋭いローキックで転ばせる。
「遺言は?」
「Sit!!」
ショウは常備している普通の拳銃を左の太ももの空いているドレスの隙間から取り出し、男性の後頭部に押し付ける。
その時だった
「そこまでにしていただこう」
「──っ!!」
ショウは殺気を感じ取りその場から飛び跳ねると目の前を数本のナイフが通る。
「……やっぱり来たか、用心棒!!」
ショウが目を向けた先にいたのは、タキシード姿で、左目に眼帯を付けているが、優男風の男性だった。
『ショウ、俺も行くから持ちこたえろ!』
そんな令武の声を他所に
「君は、殺し屋かい?」
「そーゆーあんたは“ナイフジャック”か」
『ナイフジャック!? 有名な殺し屋じゃないか! そんな奴を雇っていたなんて!』
「よくこの私のナイフをかわせたものだ、その幼い体で」
「あんたとは一度、差しでやりたかったんだ、ちょうどいい、その実力見せてもらおうか!」
ショウは右の膨ら脛に隠し持っていたナイフと拳銃を構えナイフジャックに襲いかかる。
「まだ、未来ある子供が、死ぬのは悲しいな」
数分後
「くっ! 暗がりでナイフが見えにくい!」
「さっきまでの威勢はどうしました?」
戦闘を行うには不向きな部屋でショウは飛んで来るナイフをかわしていた。
ショウはベッドの影に隠れる。
どうやらショウの銃を警戒しているのかあまり近づいては来ない。
「(あいつの場所なら狙いやすいけど、頭を出したらこっちが射抜かれる。)」
ショウは残りの弾数を確認し
「令武、変態の方を追って。」
『わかった。』
「決着をつけようか、ナイフジャックさん!」
「ほう、よかろう」
暗がりの中で動く影にナイフジャックはナイフを5本飛ばす。
だが
「まーさか、こんな古典的な技に引っかかるとは」
「──っ何!」
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「ふっ」
『おーい、ショウこっちは片付いたぞ』
「んじゃ、こっちも終わろうか」
そして、ショウはジャックナイフの眉間に撃ち込み、彼の生涯に終止符を打った。
その後、ショウと令武は屋上へ向かい、行きと同じように帰った。
「ロウ、お待たせ」
「わぁ、ショウちゃん何それー!かわいい!」
「え?あ!!服持って帰ってくんの忘れた!」
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