生き残りBAD END

とぅるすけ

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第1章 犯罪制裁 編

休みばかりで飽きました!

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「楓彩ー体調はどうだー?」

 剣得は楓彩の容態を気にしているのかちょくちょく様子を見に来る。

「しーーっ!」

 ショウは仮眠用のソファですやすや寝ている楓彩の枕元で楓彩の頭を優しく撫でながら右手の人差し指を口元に置いていた。

「お、寝てるのか」
「うん、朝よりはだいぶ良くなってるから、明日には治ってるんじゃないかな」
「ショウも風邪には気をつけろよ?」
「う、うん」
「そういえば、楓彩にはちゃんと昼飯食わせたか?」
「それがね? 食欲はあったから、おかゆを食べさせようと思ったら逃げられたんだよ? 酷くない!?」
「はぁ…お前の作る劇物を食わせようとするなよ」
「えぇ? 美味しいのに…劇物とは失礼な」

 そう、ショウの味覚はおかしい。
 何食わぬ顔で劇物を作り、何食わぬ顔で他人に食べさせようとする。

「まぁ、とにかく俺は仕事に戻るから」
「うん、もう来るな」
「酷いな、また来る」

 剣得が部屋を出ようとしたその時だった。

「あああ!!!!」

 楓彩の声。

「「ビックリした!!」」

 寝静まっていたはずの楓彩の急な叫びに2人とも驚く。

「なんだよ!」
「どうしたの楓彩」
「“シロン”!!」
「「“シロン”?」」
「猫です!猫!!」
「あ………」

 剣得にはその猫に身に覚えがあった。

「あれ? 剣得、猫飼い始めたの?」
「…色々あってな。」

 楓彩は剣得を指差し、まるで指で人を動かすような素振りで

「剣得さん! ダッシュ!!」

 楓彩の剣幕に

「は、はい!」
「……なんで敬語なんだよ(剣得が楓彩の尻に敷かれ始めたか…)」

 剣得は尻を叩かれるように部屋から飛び出ていった。


 数分後


「ただいまー…………」

  疲れきった様子で……顔に引っ掻かれた後をいくつか残して、剣得は帰還した。

「……はやっ! めっちゃ走ったでしょ?」
「あぁ、疲れたよ……ほれ、楓彩、猫だ」

 剣得は猫を横になっている楓彩の上に下ろすと

「ありがとうございます、剣得さん、ちゃんと食べさせましたか?ツナ」
「よく食べてたよ」

 楓彩は白猫と目を合わせると

「ごめんなさい、“シロン”、今日風邪を引いてしまいました」

と白猫に微笑む。

「………なぁ、楓彩、その“シロン“ってのは?」

 剣得は近くにあったキャスター付きの丸椅子を足で自分の方に寄せてから腰をかけて楓彩に問う。

「え?この子の名前ですよ?」
「名前ですよ? じゃねぇよ! 怪我が治ったらそいつを放すんだからな? わかってるよな?」
「………」コク

 楓彩は頷くだけだった。

「まぁまぁ、剣得、白ね……シロンも無事だったわけだし、楓彩も眠いだろうから、今日はここで泊まらせるでしょ?」
「あぁ、そうなると思って楓彩の着替えは持ってきておいた……いいよな、楓彩?」

剣得が楓彩に目を向けた時には

「スースー……」

と楓彩は座ったまま寝息を立てていた。

「はぁ、もうこの時間か」

 剣得は右腕の腕時計を見ると短針が9を指していた。確時睡眠症が発症する時間だ。

「じゃあ、ショウ、体を拭いといてやってくれその他歯磨き等を忘れずにな?」
「はいよー…………お疲れ、剣得」

 ショウは普段剣得には見せることの無い柔らかな微笑みを見せた。

「……なんだよ、急に」
「何でもない♪」
「(あ、あんな顔も出来るんだな………何企んでるんだ?)」


 翌日

「おはようございます。ショウさん。」
「ん?……ふあぁーー。」

 ショウは楓彩の揺さぶりで目を覚ます。
 どうやら仕事をしたまま寝てしまったらしい机に伏せていた。

「おはよ、楓彩、もう大丈夫でしょ?」
「はい、今日は調子がいいです!」
「そうか、それは良かった、自分の体調管理はしっかりしてね?」
「はーい」

 そして

「ありがとうございました」

 朝早く、楓彩は工房を後にした。

 その後
 楓彩は小走りで総督室へ向かい、着くと早々にドアをノックする。

「剣得さーん?」

 扉を開けると剣得も机に伏せて寝ていた。

「剣得さん?」

 剣得の体を揺さぶるが、起きる気配がないので

「もぉー」

 総督室の棚から毛布を取り出し、剣得にかけると総督室を掃除し始めた。

「散らかってますね」


 ショウちゃんの工房にて
 ショウは朝早くからパソコンに目を向けて何やら難しい数式を並べていた。

「シ、ショウ………?」
「ん?」

 ショウの工房の扉をノックし、訪れたのは服のはだけた幼い少女だった。

「臨?」
「……」

 臨と呼ばれたこの幼女は顔を赤くして俯いていた。

「あんた、“またやったの? 2回目だよ?”」
「す、すまん………」
「どうせ、前の事件で剣得と楓彩に助けてもらって、自分が情けなくなったからトレーニングしてたんでしょ? そんで、失敗して体が縮んたんでしょ?」
「う…うるさい」

 臨の能力はサイコ物を動かしたり潰す能力、そして、剣得と同じ、パワー
 無敵と思われた彼女だが、パワーの能力には副作用がある。

「ったく、この体じゃ不便でしょうがない、オレの薬はまだ出来ないの? ショウ」

 そう、臨はパワーの能力を使うと、一時的に体が縮んで、6歳前後の体になってしまう。

「まぁ、副作用だがら早めに向き合った方がいいよ、薬はもう少し待ってくれ…治るまでここに隠れてるといいよ」
「はぁ……こんなの剣得さんに見られたら(ボソッ)」
「?なんか言った?」
「っ!な、何でもない」

 その時だった。

「失礼します!シロン見ませんでした?………あれ?」
「「っ!!」」

 ノックもせずに楓彩は勢いよく工房の扉を開く。

「ど、どうしたの? 楓彩? シ、シロン?」
「…ショウさん、この子誰ですか?」

 楓彩はほぼ全裸の少女に目を向ける。

「え? あ、あぁこの子?えーっと……」
「オレ──わ、私は、臨お姉さんの様子を見に来ただけ……です」

 臨はいつもより高くなった声を利用した。

「………そ、そうだよ?」

 ショウもそれに便乗する。

「そーですかーそれにしてもそっくりですね?」

 楓彩は臨に近寄り

「ゆっくりしていってくださいねぇー」

と、頭を撫でる。

「……は、はい(く、屈辱ー!)」
「?(あ、あれ?この匂い、臨さん?)」
「にゃー」

 すると、薬品や怪しげな機械が乱雑に置いてある机のしたから鳴き声が聞こえる。

「おお、そんな所にいましたか」

 楓彩は机の下からシロンを取り出し

「朝ごはんにしましょうねー」

 といって工房から出ていった。

「……ふぅ……危なかった」
「…臨お姉さん……!!」

 ショウは両頬を膨らませて吹き出すのを我慢していた。

「わ、笑うな!!」
「ほら、大人しく座ってて、臨お姉さん」

 ショウは臨を嘲笑うと何やら難しそうな数式を並べ、作業を始める。

「まったく……最悪だよ…」


総督室

「剣得さーん、起きてくださーい」
「ん?あぁ、楓彩か……」
「?」
「風邪はもう大丈夫なのか?」
「はい! お陰様で!」

 楓彩はニコッと笑うと

「さぁ、起きてください!“仕事しましょう”!!」

 と剣得にとっては悪魔的一言を発する。

「……くっ! ……まず朝飯を食わせてくれ。」
「あ、ならご一緒します!」

 その後、楓彩と剣得はかかりつけの食堂へ向かう。

「剣得さん、臨さんって妹さんがいるんですか?」
「え? そうなのか?知らなかった」
「そうですか」

 食堂に着くといつも楓彩と剣得が座る席に座っていたのは

「お!楓彩ちゃーん!」
「ひっ!」
「小雨か……もう体は大丈夫なのか?」

 だが、小雨は剣得の心配を聞かずに

「うわっひょーい!!!」

 いつもの如く楓彩に飛びついてきた。

「楓彩ちゃん成分を補充させてーー!! ──ぶっ!!」

 剣得は右足で小雨の突進を止める。

「楓彩にそんな成分はねぇ!」「私にそんな成分ありません!!」

そして

「やぁあ、ごめんねー、最近疲れちゃってさー? 癒しが欲しいところだったんだよ」

 小雨は楓彩の隣に座ることこそ許されなかったが、同じテーブルに座ることは許された。

「剣得さん、席を移動しましょう」
「ま、まってよ! 奢るからー!」
「む……ならいいです」
「小雨、お前、体は大丈夫なのか?(2回目)」
「あ、うん、昨日充電しておいたから、もう大丈夫!」
「お前は携帯か何かかよ……」

 剣得は若干呆れた目を向ける。
 その後、楓彩は朝からカツ丼とアジの開き定食とヘビィな食事をとり、小雨と剣得は一般的な定食を頼んだ。

「ところで楓彩ちゃん?」
「はい?」
「このあと暇? 良かったら一緒に遊びに行かない? 臨も誘ってさ」
「え、えぇ? は、剣得さん?」
「いいじゃないか、行ってこいよ楓彩(臨がいるなら安全だ)」
「そーいえば、臨を見てないなぁどこいるか知ってる?」
「さっき、臨さんの妹さんがショウさんの工房にいましたよ? そこにいるんじゃないでしょうか」
「妹?(あれ?臨に妹なんかいたっけ?)」
「はい、行きましょう?」

 楓彩は立ち上がり、トレイを返却口に返しに行くと、小雨の手を引いて去っていった。

「おいおい、小雨のトレイ! 俺が片付けるのか……?」
「剣得さん、お願いします!」
「よ、よろしくー!(ま、まさか、楓彩ちゃんが手を引いてくれる時が来るなんて!!死んでもいい!!)」


「さぁて、やっと出来た。はい、臨。」

 ショウは出来上がった錠剤を臨に渡す。

「やっとか、ありがとうな、ショウ」
「小さくなったらそれ飲んで、悪いけど、予防は出来ないから、今後気をつけるように」

 そして、臨はコップ1杯の水と一緒に錠剤を飲み込む。

「効果はすぐに出るから。」

「そう………え? もう出始めてるんだけど!?」

 臨の体はみるみる成長していき、約15秒くらいで元通りになった。

「……ショウ、あんた天才だな。」
「……褒めるなって、この天才ショウちゃんだぞ?あたりまえじゃん」
「あはは」

 臨は纏っていた毛布を脱ぎ、ソファに乱雑に置いてあった服を着る。

「おい、臨、パンツはき忘れてるぞ?」
「あ、やべ」
「(何こいつ……パンツはき忘れるってなかなか無いぞ? まさかこいつ!私よりレベルがたか───)」
「ショウ?」

 何やらこちらに見とれているショウの名前を呼ぶ臨。

「いや、何でもない!」

 その時だった。

「ショウさーん!!(2回目)」
「「わぁビックリした!!」」(2回目)
「ショウちゃん、失礼するよー臨いる?」
「小雨……」
「おぉ、いたいた──っ! ……は、早くパンツはきなよ……臨」
「ん?あぁ。…小雨? なんで赤くなってんの?」
「え?あ、いやー破廉恥だなぁーって」
「っ!!……お前にだけは死んッッッでも言われたくない! この胸だけ成長期が!」

 小雨の胸はこの場にいる女性の中でずば抜けて大きい。
 ……彼女自身気にしているらしいが。

「しょうがなくない!? 臨だって貧乳じゃん!!」
「あぅっ!」

 楓彩の声。

「小雨はこれだから運動神経悪いんだよ!体が重いから!」
「まぁ、成長期に成長し切れなかった哀れな体に何言われても動じないけどねぇーー」
「うっ!!」

  またしても楓彩の声

「あ、あの小雨?」

 臨は楓彩の異変に気づき、会話を止めようとする。

「だいたい、貧乳だからって私に当たるのは良くないよ───」
「こ、小雨さんのバカぁぁぁ!!!!!」
「えっ!!」
「小雨、あんた…臨への悪口が全部楓彩にヒットしてたけど?」

 ショウは呆れた表情で小雨を見る。

「うわぁぁぁん!!!」

楓彩は小雨の巨乳を突き飛ばすと工房から出ていった。

「楓彩ちゃぁん!!」
「……あらら、まぁ、楓彩には私が説得しておくから。本部前のバス停で待ってて?」
「ショウちゃんも行くの?」
「え、ダメなの?」
「いや、いいけど」
「ふっ、行かないよ、仕事があるから、楓彩を頼んだよ?」
「う、うん。(ほんと、何考えてるか分からない)」

数分後

「ほら、楓彩?」

 楓彩はショウの影に隠れて、小雨から距離をとっていた。

「楓彩ちゃん、本当にごめんね? あれは全部臨に言ったつもりだったんだよぉ!──いてっ。」

 臨からの一撃。
 小雨は深くおじぎをして、頭の前で手を合わせていた。

「まぁ、そこまで言うなら…次は気をつけてくださいね?」
「は、はい」
「よし、じゃぁ行くか!」

 臨は仕切り直しを意識したのか、臨にしては明るい声だった。

「ショウさんは行かないんですか?」
「仕事があるからねー、楽しんでおいで」

 すると小雨はショウに歩み寄り、耳元で

「いいの? 行くところカラオケだから楓彩ちゃんの歌声聞けるよ? それどころかデュエット出来るかもよ?」
「はっ……!」

ショウは楓彩を凝視する。

「?」
「楓彩、私も行く」
「本当ですか! やったぁ!!」

 楓彩が喜ぶのを見た小雨は

「(私もこんなに喜んでほしいなぁ)」

 としみじみしていた。


 小雨一行は本部から西に向けてバスに乗り、10分ほどの場所にある若者がよく集まるという街にある、カラオケ店を利用することに。
 だが

「で? なんで剣得くんも来たわけ?」
「悪いかよ、楓彩に誘われたんだ」
「剣得くんが来たから、臨がこんな感じになっちゃたじゃん!」

 小雨は自分の服を掴んで離さない臨を指さす。

「え?」
「へ!?べべべべっ!!別に何でもないです!!!」
「臨、顔赤いぞ?大丈夫か?」

 剣得は心配を装る。

「おおおおおっ!!オレは大丈夫です!!」
「そ、そうか(相変わらず一人称は“オレ”なんだな)」
「よーし、入ろー!302号室ねー」

そして始まったG,S,Aの全力の遊戯が───
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