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第2章 「征」編
そして、時代は変る
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その後、楓彩達は、剣得の家に帰り、夕飯を取ることに。
ショウは楓彩と怪我のため離れることが出来ず、昨日に引き続き、泊まるようだ。
「剣得さん? 今日のご飯はなんですか?」
楓彩は、ショウと並んで食卓につき、壁越しのキッチンにいる剣得に尋ねていた。
「今日は…食材が無いから…ラーメンかな…」
剣得は少し自身が無さそうな口調で言う。
「ラーメンかぁ、油分多そう…」
ショウは剣得に聞こえない程度に愚痴を漏らす。
すると、キッチンから何かを叩きつけるような音が響く。
「剣得!?」
その声を機に音が止まる。
「どうした?」
「ま、まさか…麺から作ってるの?」
ショウは、恐る恐る尋ねる。
すると、隣にいた楓彩が
「いつも剣得さんは麺から作りますよ? すごく美味しいんです…! でもスープを作るのに手間がかかるそうで、すこし待っててくださいね? ショウさん」
と可愛らしい笑を浮かべる。
「そ…そう…(まじか…こいつら)」
それから1時間ほどしただろうか、部屋にはとても香ばしい香りが充満していた。
湯気が立ちこめ、チャーシューや煮卵、メンマといった、普通のトッピングがされているラーメンが食卓には並んでいた。
「ま、まじで作りやがった…」
ショウは唖然としていた。
「いただきます!」
「召し上がれー」
ショウも楓彩に流されるように箸を手に取り、麺をスープから持ち上げ、口に運びわすする。
「っ!!」
ショウの箸を動かす早さが早くなる。
剣得はショウが黙々と麺をすすっている姿を勝ち誇った顔をして見ながら、麺をすすっていた。
しばらくすると、3人の丼の中はスープまで飲み干され、空になっていた。
「ごちそうさまでした!」
「ご、ごちそうさま…」
「ふっ、どうだ? ショウ…うまかったか?」
剣得は頬杖をついてショウの方を見てにやける。
するとショウは口を尖らせて
「ま、まぁ、美味しかった…つか、こっち見んな! にやけるな! キモイ!」
「ふっ、お前味覚ズレてるからお気に召すかどうか不安だったけど、俺も楓彩も食べても問題なかったし、ショウも気に入ったみたいだから成功だな…」
すると、剣得は自分のも含め、3人分の丼をキッチンに運び、流しに置くと再び戻ってくる。
「さて、少し、茶を濁すかもしれんが、深刻な話がある…」
剣得は腕を組んで背もたれに重心を移す。
「今日、あの男と面を向かって話した…」
「っ!? あの男ってテレポートの?」
ショウと楓彩は目を見開く。
「逃げ出したと思ってたけど、牢屋に戻ってきた…まったく…何が狙いなんだか…そこで…訃報と朗報がある…どっちから聞きたい?」
ショウは少し迷って
「朗報からお願い」
「あの男を釈放して、俺らの戦力とする事が決まった…楓彩のお陰でな?」
楓彩は首を傾げるが、今朝、楓彩が話してくれた助言が剣得には効いたらしい。
「まって、その判断は危険すぎるよ…」
ショウは前のめりになる。
「まぁ、楓彩の言う通りアイツを信じた結果だ…そんな顔するなよショウ…それにだ…楓彩! お前にもいいことがある…」
楓彩に視線を送る剣得。
「?」
楓彩は一瞬キョトンとする。
「あいつ…お前に特訓を付けてくれるってよ?」
楓彩の顔は固まったまま動かなくなる。
その言葉にショウは立ち上がろうとするが、足に激痛がはしり、テーブルに肘をつく形になってしまう。
「それは! だめでしょ! …楓彩に何かあったらあんたどうすんのよ! 」
「大丈夫だ、特訓する時は俺も付き添うから…座れって、足痛いだろ?」
剣得はショウを座られすために両手で促す。
ショウは剣得の言う通りに1度座る。
「ふ、不安だ…」
ショウは両手で顔を覆う。
「楓彩は? いいの? あの男と特訓して…」
すると、楓彩はショウの方に向き直り
「ショウさん…私、あの人と1回あってますけど…大丈夫だと思います…まぁ、痛い目見てますけど…」
楓彩は肩をすくめて笑い、ショウを安心させようとする。
「そ、そう…?」
ショウの体から少し力が抜ける。
「過保護すぎんだよ…ショウ…」
ショウの右側から剣得の声が聞こえる。
「あんたには言われたくない…」
と睨まれる剣得。
「んんっ…さて、訃報の方だが…」
剣得は咳払いをして話を進める。
「あの男が、告白したSABERについての情報だ…」
ショウと楓彩の目が一気に本気になる。
「まさか、ついに本拠地がわかった?」
「いや、もっと重要な事だ…」
「それって…?」
「近々、SABERが仕掛けてくるらしい…それも全勢力で…」
「「っ!!」」
楓彩とショウはハッとする。
?????
「さぁ、新時代を求める者共よ!! 時は来た!! 取り戻すぞ…我々の世界を!!」
その声に男女は歓喜を上げる。
ショウは楓彩と怪我のため離れることが出来ず、昨日に引き続き、泊まるようだ。
「剣得さん? 今日のご飯はなんですか?」
楓彩は、ショウと並んで食卓につき、壁越しのキッチンにいる剣得に尋ねていた。
「今日は…食材が無いから…ラーメンかな…」
剣得は少し自身が無さそうな口調で言う。
「ラーメンかぁ、油分多そう…」
ショウは剣得に聞こえない程度に愚痴を漏らす。
すると、キッチンから何かを叩きつけるような音が響く。
「剣得!?」
その声を機に音が止まる。
「どうした?」
「ま、まさか…麺から作ってるの?」
ショウは、恐る恐る尋ねる。
すると、隣にいた楓彩が
「いつも剣得さんは麺から作りますよ? すごく美味しいんです…! でもスープを作るのに手間がかかるそうで、すこし待っててくださいね? ショウさん」
と可愛らしい笑を浮かべる。
「そ…そう…(まじか…こいつら)」
それから1時間ほどしただろうか、部屋にはとても香ばしい香りが充満していた。
湯気が立ちこめ、チャーシューや煮卵、メンマといった、普通のトッピングがされているラーメンが食卓には並んでいた。
「ま、まじで作りやがった…」
ショウは唖然としていた。
「いただきます!」
「召し上がれー」
ショウも楓彩に流されるように箸を手に取り、麺をスープから持ち上げ、口に運びわすする。
「っ!!」
ショウの箸を動かす早さが早くなる。
剣得はショウが黙々と麺をすすっている姿を勝ち誇った顔をして見ながら、麺をすすっていた。
しばらくすると、3人の丼の中はスープまで飲み干され、空になっていた。
「ごちそうさまでした!」
「ご、ごちそうさま…」
「ふっ、どうだ? ショウ…うまかったか?」
剣得は頬杖をついてショウの方を見てにやける。
するとショウは口を尖らせて
「ま、まぁ、美味しかった…つか、こっち見んな! にやけるな! キモイ!」
「ふっ、お前味覚ズレてるからお気に召すかどうか不安だったけど、俺も楓彩も食べても問題なかったし、ショウも気に入ったみたいだから成功だな…」
すると、剣得は自分のも含め、3人分の丼をキッチンに運び、流しに置くと再び戻ってくる。
「さて、少し、茶を濁すかもしれんが、深刻な話がある…」
剣得は腕を組んで背もたれに重心を移す。
「今日、あの男と面を向かって話した…」
「っ!? あの男ってテレポートの?」
ショウと楓彩は目を見開く。
「逃げ出したと思ってたけど、牢屋に戻ってきた…まったく…何が狙いなんだか…そこで…訃報と朗報がある…どっちから聞きたい?」
ショウは少し迷って
「朗報からお願い」
「あの男を釈放して、俺らの戦力とする事が決まった…楓彩のお陰でな?」
楓彩は首を傾げるが、今朝、楓彩が話してくれた助言が剣得には効いたらしい。
「まって、その判断は危険すぎるよ…」
ショウは前のめりになる。
「まぁ、楓彩の言う通りアイツを信じた結果だ…そんな顔するなよショウ…それにだ…楓彩! お前にもいいことがある…」
楓彩に視線を送る剣得。
「?」
楓彩は一瞬キョトンとする。
「あいつ…お前に特訓を付けてくれるってよ?」
楓彩の顔は固まったまま動かなくなる。
その言葉にショウは立ち上がろうとするが、足に激痛がはしり、テーブルに肘をつく形になってしまう。
「それは! だめでしょ! …楓彩に何かあったらあんたどうすんのよ! 」
「大丈夫だ、特訓する時は俺も付き添うから…座れって、足痛いだろ?」
剣得はショウを座られすために両手で促す。
ショウは剣得の言う通りに1度座る。
「ふ、不安だ…」
ショウは両手で顔を覆う。
「楓彩は? いいの? あの男と特訓して…」
すると、楓彩はショウの方に向き直り
「ショウさん…私、あの人と1回あってますけど…大丈夫だと思います…まぁ、痛い目見てますけど…」
楓彩は肩をすくめて笑い、ショウを安心させようとする。
「そ、そう…?」
ショウの体から少し力が抜ける。
「過保護すぎんだよ…ショウ…」
ショウの右側から剣得の声が聞こえる。
「あんたには言われたくない…」
と睨まれる剣得。
「んんっ…さて、訃報の方だが…」
剣得は咳払いをして話を進める。
「あの男が、告白したSABERについての情報だ…」
ショウと楓彩の目が一気に本気になる。
「まさか、ついに本拠地がわかった?」
「いや、もっと重要な事だ…」
「それって…?」
「近々、SABERが仕掛けてくるらしい…それも全勢力で…」
「「っ!!」」
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