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第4章 見えた世界 偏
ショウのストレス
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「ふわぁ…おはよー」
客間に欠伸をしながら入ってきたのは小雨だった。
着物がはだけて上の黒の下着を露出していた。
「おはよう、小雨…あんたの寝相凄かったよ」
「臨だって同じようなものだよぉ」
小雨は臨の隣に腰を下ろして、再度、欠伸をする。
「小雨…ショウの奴は?」
剣得は腰に抱きついている楓彩の頭を撫でながら小雨に問う。
「あぁ、布団かぶって寝てるよー」
「そうか……ちょっと様子見に行くかな」
「ふぅー優っ男ー」
茶化してくる小雨。
「んじゃ臨、楓彩を頼んでいいか?」
「了解です」
と、剣得は楓彩を引き離すため、楓彩の肩をポンポン叩く。
「…んんんん!」
離す気配は無い。
超ご機嫌ななめ。
「楓彩ちゃんどしたの?」
「まぁ…かくかくしかじか」
「へぇ、そう…気にしないで? 楓彩ちゃん!」
小雨のエールの言葉も届かず。
結果、楓彩は剣得に抱き抱えられたまま連れていかれた。
ショウ達が泊まっている部屋の前。
「おーい、ショウ? 大丈夫かー?」
返事は無い。
「?」
剣得は左腕が楓彩を抱き抱えるので塞がってしまっているので、器用に足で襖を開ける。
「あれ、いない…」
ショウがいるはずの部屋に、人影はなかった。
その頃、格技場では、
「シッ…シッ…」
鈍い破裂音が響いていた。
赤色のオープンフィンガーグローブ。
黒のタンクトップ。
瑛太はサンドバッグを殴り続けていた。
やがて、蹴りも含め始めた。
瑛太の稽古とはキックボクシングの事である。
「技の精度上がったかな…」
どうやら瑛太が得意なのはブラジリアンキックと呼ばれる変則的な蹴り。
それ以外も、プロ顔負けの速さと精度である。
「試してあげようか?」
その時、瑛太の後方に開いてある大戸の方から声が聞こえる。
「…ショ…ショウさん…?」
胸元が大きく開いた(わざと)着物を来ているショウだった。
「いやぁね? 運動しようかなーって」
「だ、だから…?」
「あんたキックボクシングやってるんだ…」
ショウはゆっくり瑛太に歩み寄ってくる。
瑛太にはショウの逆光でよく見えない笑顔が怖く見えた。
「っ! ショウさん…胸元開けすぎです…」
「エロいか? ……ごめんごめん、刺激が強いか」
ショウは着物を着直すと、腰に右手を当てて
「ほら…かかってきな…」
と、左手の人差し指で挑発する。
「いや…でも…!」
「あっ、そっか…グローブ貸して?」
左手で、瑛太の持っているグローブを催促するショウ。
「えっ、これしか無くて…」
「じゃあ…それでいいや…貸して」
「でも、俺が素手だとショウさん怪我しませんか…?」
「舐めてるね…いいから貸せよ」
もはや脅しに近い。
「は、はい」
瑛太は恐る恐るショウにグローブを渡す。
グローブを受け取ったショウは慣れた手つきでグローブを装着すると、右肩を引いて、左肩を瑛太に向ける半身の姿勢になる。
尚、両手は下がっており、構えていない。
「最初に言っておくけど、私強いよ?」
「…怪我しても俺のせいじゃありませんからね…」
瑛太は一応警告しておく。
すると、
「もち!」
と、軽い返事が帰ってきた。
瑛太は戸惑いを振り払って、両拳を顔の位置まで上げ、軽快なフットワークを見せる。
「───シッ!」
先手の瑛太の右ストレート。
だが、その拳は空を切る。
ショウは首を傾げて交わしたようだ。
何にせよ、ショウの反射神経は以上だ。
「ほら、一発だけかい?」
「───シッ!」
その挑発に乗った瑛太は割と自信のあるラッシュをお見舞いする。
しかし
「まぁ、速いけど…当たらないね…」
「くっ! (狙いがすぐにズレる!)」
「さぁ、こっちから行くぞ」
───刹那
ショウは激しい攻撃の間を縫うように瑛太の眼前に躍り出る。
「───っ!!」
咄嗟に繰り出した瑛太の後ろ回し蹴り。
ヒット……したはず。
「──なっ!!」
狙いは完璧、威力も充分。
しかし、その蹴りは空振りのような感覚だった。
「んーー…キックボクシングってもっと速いでしょ?」(無知)
瑛太は理解した。
ショウはあの蹴りの軌道を右手で上手く受け流したのだ。
決して正面から捉えず、蹴りの威力を殺さないで。
「私の武術はね? 考えた人がイキリオタクでさ、しょっちゅう頭の中で戦闘してたんだよ…で、その戦闘を実現させたのが、この私の武術…名前は知らない」
何とも薄っぺらい歴史だ。
しかし、相手が相手だけに、瑛太は油断できなかった。
「なんか…悔しいっすね…イキリオタクの考えた武術と競るなんて」
「競ってなんかないよ…私の方が強いし」
その後、瑛太の全力の攻撃はすべて流されたり、自分の攻撃と攻撃の間を縫うようにかわされ、ついに、
「ほらそこ!」
瑛太がチャンスと思った右ストレートの下に潜られ、胸に強烈な掌底打ちをもらう。
「こふっ!!」
瑛太は後ずさりしながら距離を取ると、瑛太の目の前にショウの姿はなかった。
「股下いただき」
その声と同時に、瑛太の背中にショウの踵《かかと》が入る。
ショウはバランスを保つために開いていた瑛太の足の間から全身を滑らせて潜り込み、体を反らしなら攻撃したようだ。
「くっ!?」
瑛太は後ろに振り向き、ショウの姿を捉えるも、
「──はっ」
ショウは逆立ちの状態で、ジャンプし、瑛太の顔面に自分の股を押し当てる。
瑛太の視界は黒と白のしましま模様になる。
そして、その勢いのまま、瑛太は後ろに倒れてショウの尻に頭が敷かれる状態になる。
「ぐむっ!!」
「…私の勝ち…」
ショウは瑛太の顔から尻を離すと、瑛太の腹に馬乗りになる。
「? まだ、技かけるんですか…?」
瑛太は苦笑いしながら聞いた。
「いや? 別に? お話しようと思って」
「ならこうじゃなくても」
瑛太の胸に置いてある両手が妙にエロい。
服も運動したからか、はだけ、白黒のしましま模様の下着が丸見えだ。
おまけに汗でしっとりした肌が密着しているので瑛太は興奮しそうだった。
「ねぇ、瑛太──」
ショウが話をするために瑛太に顔を近づけたその時だった。
「ああぁぁぁぁあ!!!!」
格技場の開いている大戸の方から花麗の叫び声が聞こえる。
「ん? 花麗…?」
2人が同時に視線を送ると
涙目で、目を見開いた花麗の姿が。
「瑛太が寝取られたぁぁ!!!!」(2回目)
客間に欠伸をしながら入ってきたのは小雨だった。
着物がはだけて上の黒の下着を露出していた。
「おはよう、小雨…あんたの寝相凄かったよ」
「臨だって同じようなものだよぉ」
小雨は臨の隣に腰を下ろして、再度、欠伸をする。
「小雨…ショウの奴は?」
剣得は腰に抱きついている楓彩の頭を撫でながら小雨に問う。
「あぁ、布団かぶって寝てるよー」
「そうか……ちょっと様子見に行くかな」
「ふぅー優っ男ー」
茶化してくる小雨。
「んじゃ臨、楓彩を頼んでいいか?」
「了解です」
と、剣得は楓彩を引き離すため、楓彩の肩をポンポン叩く。
「…んんんん!」
離す気配は無い。
超ご機嫌ななめ。
「楓彩ちゃんどしたの?」
「まぁ…かくかくしかじか」
「へぇ、そう…気にしないで? 楓彩ちゃん!」
小雨のエールの言葉も届かず。
結果、楓彩は剣得に抱き抱えられたまま連れていかれた。
ショウ達が泊まっている部屋の前。
「おーい、ショウ? 大丈夫かー?」
返事は無い。
「?」
剣得は左腕が楓彩を抱き抱えるので塞がってしまっているので、器用に足で襖を開ける。
「あれ、いない…」
ショウがいるはずの部屋に、人影はなかった。
その頃、格技場では、
「シッ…シッ…」
鈍い破裂音が響いていた。
赤色のオープンフィンガーグローブ。
黒のタンクトップ。
瑛太はサンドバッグを殴り続けていた。
やがて、蹴りも含め始めた。
瑛太の稽古とはキックボクシングの事である。
「技の精度上がったかな…」
どうやら瑛太が得意なのはブラジリアンキックと呼ばれる変則的な蹴り。
それ以外も、プロ顔負けの速さと精度である。
「試してあげようか?」
その時、瑛太の後方に開いてある大戸の方から声が聞こえる。
「…ショ…ショウさん…?」
胸元が大きく開いた(わざと)着物を来ているショウだった。
「いやぁね? 運動しようかなーって」
「だ、だから…?」
「あんたキックボクシングやってるんだ…」
ショウはゆっくり瑛太に歩み寄ってくる。
瑛太にはショウの逆光でよく見えない笑顔が怖く見えた。
「っ! ショウさん…胸元開けすぎです…」
「エロいか? ……ごめんごめん、刺激が強いか」
ショウは着物を着直すと、腰に右手を当てて
「ほら…かかってきな…」
と、左手の人差し指で挑発する。
「いや…でも…!」
「あっ、そっか…グローブ貸して?」
左手で、瑛太の持っているグローブを催促するショウ。
「えっ、これしか無くて…」
「じゃあ…それでいいや…貸して」
「でも、俺が素手だとショウさん怪我しませんか…?」
「舐めてるね…いいから貸せよ」
もはや脅しに近い。
「は、はい」
瑛太は恐る恐るショウにグローブを渡す。
グローブを受け取ったショウは慣れた手つきでグローブを装着すると、右肩を引いて、左肩を瑛太に向ける半身の姿勢になる。
尚、両手は下がっており、構えていない。
「最初に言っておくけど、私強いよ?」
「…怪我しても俺のせいじゃありませんからね…」
瑛太は一応警告しておく。
すると、
「もち!」
と、軽い返事が帰ってきた。
瑛太は戸惑いを振り払って、両拳を顔の位置まで上げ、軽快なフットワークを見せる。
「───シッ!」
先手の瑛太の右ストレート。
だが、その拳は空を切る。
ショウは首を傾げて交わしたようだ。
何にせよ、ショウの反射神経は以上だ。
「ほら、一発だけかい?」
「───シッ!」
その挑発に乗った瑛太は割と自信のあるラッシュをお見舞いする。
しかし
「まぁ、速いけど…当たらないね…」
「くっ! (狙いがすぐにズレる!)」
「さぁ、こっちから行くぞ」
───刹那
ショウは激しい攻撃の間を縫うように瑛太の眼前に躍り出る。
「───っ!!」
咄嗟に繰り出した瑛太の後ろ回し蹴り。
ヒット……したはず。
「──なっ!!」
狙いは完璧、威力も充分。
しかし、その蹴りは空振りのような感覚だった。
「んーー…キックボクシングってもっと速いでしょ?」(無知)
瑛太は理解した。
ショウはあの蹴りの軌道を右手で上手く受け流したのだ。
決して正面から捉えず、蹴りの威力を殺さないで。
「私の武術はね? 考えた人がイキリオタクでさ、しょっちゅう頭の中で戦闘してたんだよ…で、その戦闘を実現させたのが、この私の武術…名前は知らない」
何とも薄っぺらい歴史だ。
しかし、相手が相手だけに、瑛太は油断できなかった。
「なんか…悔しいっすね…イキリオタクの考えた武術と競るなんて」
「競ってなんかないよ…私の方が強いし」
その後、瑛太の全力の攻撃はすべて流されたり、自分の攻撃と攻撃の間を縫うようにかわされ、ついに、
「ほらそこ!」
瑛太がチャンスと思った右ストレートの下に潜られ、胸に強烈な掌底打ちをもらう。
「こふっ!!」
瑛太は後ずさりしながら距離を取ると、瑛太の目の前にショウの姿はなかった。
「股下いただき」
その声と同時に、瑛太の背中にショウの踵《かかと》が入る。
ショウはバランスを保つために開いていた瑛太の足の間から全身を滑らせて潜り込み、体を反らしなら攻撃したようだ。
「くっ!?」
瑛太は後ろに振り向き、ショウの姿を捉えるも、
「──はっ」
ショウは逆立ちの状態で、ジャンプし、瑛太の顔面に自分の股を押し当てる。
瑛太の視界は黒と白のしましま模様になる。
そして、その勢いのまま、瑛太は後ろに倒れてショウの尻に頭が敷かれる状態になる。
「ぐむっ!!」
「…私の勝ち…」
ショウは瑛太の顔から尻を離すと、瑛太の腹に馬乗りになる。
「? まだ、技かけるんですか…?」
瑛太は苦笑いしながら聞いた。
「いや? 別に? お話しようと思って」
「ならこうじゃなくても」
瑛太の胸に置いてある両手が妙にエロい。
服も運動したからか、はだけ、白黒のしましま模様の下着が丸見えだ。
おまけに汗でしっとりした肌が密着しているので瑛太は興奮しそうだった。
「ねぇ、瑛太──」
ショウが話をするために瑛太に顔を近づけたその時だった。
「ああぁぁぁぁあ!!!!」
格技場の開いている大戸の方から花麗の叫び声が聞こえる。
「ん? 花麗…?」
2人が同時に視線を送ると
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