105 / 159
第6章 頂点に立つ
さーて、ここで問題だ!
しおりを挟む
同じ日、剣得は臨、小雨、彩楓、そして朝日と、真希菜を総督室に集めた。
「これは由々しき問題だ…」
剣得は総督席に座り深刻そうに話し始めた。
「何ですか? 剣得さん…」
臨は心配そうに剣得を見つめる。
「どうせ、また楓彩ちゃんでしょ?」
小雨は剣得を小馬鹿にするように呆れた感じで言う。
「鬼月ちゃんがどうした?」
朝日も割と心配そうだ。
「話は1時間前にさかのぼる…」
1時間前
剣得と楓彩は久しぶりの我が家を堪能しながら、これまた久しぶりの剣得の手料理にうなっていた。
「んー! おいしい!(〃)´艸`)♪」
剣得のメニューはデミグラスハンバーグ、ご飯、そして、最高の味噌汁。
だが、この際問題とは程関係ないので、この話は除外する。
問題はそれから20分。朝食を終え、部屋の掃除を軽くしてから、G,S,A本部に向かっている道中だ。
楓彩は休暇を貰ったのだが、例の組織の襲撃もあるので、楓彩を1人にするのは危険と判断した剣得は楓彩と、共に行動することに。
「んーー…今日は雲一つないいい天気ですねぇ!」
「そうだなぁ」
楓彩は両腕を頭の上で組んで気持ちよさそうに伸びをしながら大通りの歩道を歩いていた。
「シロンも久しぶりのお家で落ち着いていましたしねー」
「そうだなぁ」
心地よい陽気に、剣得も楓彩との会話に割と適当だった。
その時、
「えぇーまじー?」
「うん! まじまじー! 付き合ってるっぽいよぉ?」
丁度、楓彩と同い年くらいの中学生が楽しそうに話しながら剣得と楓彩の横を通り過ぎた。
「そうだなぁ」
一定の間隔で同じ返事をしていた剣得の適当な返事は空振り、それに剣得も気づき、「やべっ」といって楓彩をみる。
「楓彩?」
「……」
楓彩は立ち止まり、中学生達をじーっと見つめていた。
自分とは反対側の世界。
能力を持たなければ、戦う必要が無い、平和な暮らし。
楓彩は学校には言ったことがない。この島には義務教育と呼ばれるものは薄いからだ。今日まで、剣得の教育で育ってきた。
それに憧れているのか、否、違う。ここで剣得が気付いたこと、それは──
「────楓彩には同年代の友達が少ない!!」
剣得は総督室の机を軽く叩く。
「…そーゆーことね…」
小雨は尚、呆れた目で言う。
「花麗ちゃんとかはどうですか?」
臨は挙手して言う。
「まぁー、花麗ちゃんは友達と呼べるだろうが、趣味がかけ離れてるかな…でも、動物が好きな点では同じか…」
「まぁ、まぁ、剣得? 友達は量より質だよ?」
朝日は机に伏せて気だるそうにそんなことを言う。
「学生時代の友達が俺と“美桜《みさ》”だけだったお前に言われても説得力が無いな…」
一同は美桜という、名前に反応するが、朝日と剣得の「あっ」という反応から、質問を断念する。
「とにかく! 猫が苦手な臨は無理しなくてもいいが、楓彩の趣味に合わせてほしい! 1週間くらい! 給料増しとくから!」
「んー…いいんだけどね? 楓彩ちゃんの趣味が動物しかないんじゃ、合わせようがないなぁ、なんだっけ、昔でいう、動物園? だっけ? それもこの島には無いし…あ、牧場はある…かな?」
動物といっても、飼い犬や飼い猫と言った、ペットや、あとは野生動物などしか、この島には存在しない。
まぁ、牧場は存在するが、楓彩が気に入るだろうか…?
「「「「んーーー……」」」」
剣得達が頭を捻ってるその頃、肝心な楓彩はと言うと、ショウの工房で、楽しそうにショウと話していた。
「もぉぉ…!!自分でもしっかり片付けてくださいよぉぉ!」
楓彩はふくれっ面でショウの作ったガラクタを抱えて工房内を動き回っていた。
「いやぁ、悪い悪い…」
「あのー…」
楓彩は抱えていたガラクタを机に乱暴に置くと、少し、暗い顔をする。
「どうした? そんな暗い顔をして…」
「学校…でしたっけ? どんなところなんですか?」
どうやら、楓彩は言ったことも見たこともない、未知の世界に興味を持ったようだ。それもそうだろう、だれもが憧れる平和な暮らしだ。
「んん……私も言ったことないからなぁ……」
楓彩は答えが出ず、少し腑に落ちない顔をする。それを見たショウは「はぁ」と、ため息を吐いて、
「ちょっと行ってみる?」
「ん?」
この島には、小中高合わせて、約100校ほどの校舎があるが、実のところ、楓彩のように学校に行ったことがないという少年少女も少なくはない。治安も治安だが、それ故に恵まれない子供達もたくさんいるのだ。例に、ショウや、臨はその子供達に含まれていた。
さて、そんなこんなで、楓彩とショウは近くの中学校の近くまで来ていた。
「……(なんだかんだで、私も学校初めてかも)」
「…静かですね…」
「何でだろうね? 子供がいるならもっとうるさいんじゃないのかな…」
その中学校の周辺は静寂に包まれていた。
その時、二人の前に、緑色の網フェンスが現れる。奥に見えるのは校庭だろうか、野球に使用するバックネットや、テニスコートと言った、スポーツをするのに最適な施設が揃っていた。
「学校ですね…」
「へぇ…これが…」
ショウが珍しく目をキラキラさせていた。
「でも子供がいないよ?」
「そうですね…何をしてるんでしょう…」
恐らく皆は授業中なのだろうが、二人は知る由もない。
「中、見れないかな…」
「邪魔になっちゃいますよ…」
その時、
「どうかされました?」
女性、教員と思われる清楚なスーツ姿の若い人物が話しかけてくる。
ショウと楓彩はその教員と思われる女性に連れられるまま、学校内の一室に入れられた。
「あ、あのー?」
楓彩は少し不安になり、声をかける。
「はい? あぁ、もし遅れました、私はこの学校の校長を務めています、緑 沙恵(さえ)と言います」
「「へ、へぇ」」
本来なら、「校長!?」という反応をするべきなのだが、学校のことに対して無知な二人はそっけない反応をした。
だがしかし、この女性も、よく、ふざけたTシャツを着た少女と、いかにも怪しそうな白衣のボタンを全開にして、へそ出しルックの女性を招き入れたものだ。
「………(青色の髪の毛の可愛らしい子はともかく、このとなりの綺麗な女性は……お姉さんかな?)」
「ん?」
ショウは沙恵がこちらを見ていることに気がつく。
「あの、妹さんですか?」
「あ? え?」
「学校はどこに通っているのでしょうか?」
「あ、G,S,Aの隊員ですよ?」
ショウは珍しく敬語で答える。
「え!?」
そう、これが正しい反応だ。
「あ、あの、失礼だけど、歳いくつ?」
「ふぇ!? えっと、あの、15歳です…」
「……」
校長先生、完全に沈黙。うん、この人の反応はすごく正しい。
「ま、まぁ、何か、興味ありそうに校舎を覗いていたので、よろしければ見学してみますか?」
紗恵ちゃんは考えるのをやめた。
「これは由々しき問題だ…」
剣得は総督席に座り深刻そうに話し始めた。
「何ですか? 剣得さん…」
臨は心配そうに剣得を見つめる。
「どうせ、また楓彩ちゃんでしょ?」
小雨は剣得を小馬鹿にするように呆れた感じで言う。
「鬼月ちゃんがどうした?」
朝日も割と心配そうだ。
「話は1時間前にさかのぼる…」
1時間前
剣得と楓彩は久しぶりの我が家を堪能しながら、これまた久しぶりの剣得の手料理にうなっていた。
「んー! おいしい!(〃)´艸`)♪」
剣得のメニューはデミグラスハンバーグ、ご飯、そして、最高の味噌汁。
だが、この際問題とは程関係ないので、この話は除外する。
問題はそれから20分。朝食を終え、部屋の掃除を軽くしてから、G,S,A本部に向かっている道中だ。
楓彩は休暇を貰ったのだが、例の組織の襲撃もあるので、楓彩を1人にするのは危険と判断した剣得は楓彩と、共に行動することに。
「んーー…今日は雲一つないいい天気ですねぇ!」
「そうだなぁ」
楓彩は両腕を頭の上で組んで気持ちよさそうに伸びをしながら大通りの歩道を歩いていた。
「シロンも久しぶりのお家で落ち着いていましたしねー」
「そうだなぁ」
心地よい陽気に、剣得も楓彩との会話に割と適当だった。
その時、
「えぇーまじー?」
「うん! まじまじー! 付き合ってるっぽいよぉ?」
丁度、楓彩と同い年くらいの中学生が楽しそうに話しながら剣得と楓彩の横を通り過ぎた。
「そうだなぁ」
一定の間隔で同じ返事をしていた剣得の適当な返事は空振り、それに剣得も気づき、「やべっ」といって楓彩をみる。
「楓彩?」
「……」
楓彩は立ち止まり、中学生達をじーっと見つめていた。
自分とは反対側の世界。
能力を持たなければ、戦う必要が無い、平和な暮らし。
楓彩は学校には言ったことがない。この島には義務教育と呼ばれるものは薄いからだ。今日まで、剣得の教育で育ってきた。
それに憧れているのか、否、違う。ここで剣得が気付いたこと、それは──
「────楓彩には同年代の友達が少ない!!」
剣得は総督室の机を軽く叩く。
「…そーゆーことね…」
小雨は尚、呆れた目で言う。
「花麗ちゃんとかはどうですか?」
臨は挙手して言う。
「まぁー、花麗ちゃんは友達と呼べるだろうが、趣味がかけ離れてるかな…でも、動物が好きな点では同じか…」
「まぁ、まぁ、剣得? 友達は量より質だよ?」
朝日は机に伏せて気だるそうにそんなことを言う。
「学生時代の友達が俺と“美桜《みさ》”だけだったお前に言われても説得力が無いな…」
一同は美桜という、名前に反応するが、朝日と剣得の「あっ」という反応から、質問を断念する。
「とにかく! 猫が苦手な臨は無理しなくてもいいが、楓彩の趣味に合わせてほしい! 1週間くらい! 給料増しとくから!」
「んー…いいんだけどね? 楓彩ちゃんの趣味が動物しかないんじゃ、合わせようがないなぁ、なんだっけ、昔でいう、動物園? だっけ? それもこの島には無いし…あ、牧場はある…かな?」
動物といっても、飼い犬や飼い猫と言った、ペットや、あとは野生動物などしか、この島には存在しない。
まぁ、牧場は存在するが、楓彩が気に入るだろうか…?
「「「「んーーー……」」」」
剣得達が頭を捻ってるその頃、肝心な楓彩はと言うと、ショウの工房で、楽しそうにショウと話していた。
「もぉぉ…!!自分でもしっかり片付けてくださいよぉぉ!」
楓彩はふくれっ面でショウの作ったガラクタを抱えて工房内を動き回っていた。
「いやぁ、悪い悪い…」
「あのー…」
楓彩は抱えていたガラクタを机に乱暴に置くと、少し、暗い顔をする。
「どうした? そんな暗い顔をして…」
「学校…でしたっけ? どんなところなんですか?」
どうやら、楓彩は言ったことも見たこともない、未知の世界に興味を持ったようだ。それもそうだろう、だれもが憧れる平和な暮らしだ。
「んん……私も言ったことないからなぁ……」
楓彩は答えが出ず、少し腑に落ちない顔をする。それを見たショウは「はぁ」と、ため息を吐いて、
「ちょっと行ってみる?」
「ん?」
この島には、小中高合わせて、約100校ほどの校舎があるが、実のところ、楓彩のように学校に行ったことがないという少年少女も少なくはない。治安も治安だが、それ故に恵まれない子供達もたくさんいるのだ。例に、ショウや、臨はその子供達に含まれていた。
さて、そんなこんなで、楓彩とショウは近くの中学校の近くまで来ていた。
「……(なんだかんだで、私も学校初めてかも)」
「…静かですね…」
「何でだろうね? 子供がいるならもっとうるさいんじゃないのかな…」
その中学校の周辺は静寂に包まれていた。
その時、二人の前に、緑色の網フェンスが現れる。奥に見えるのは校庭だろうか、野球に使用するバックネットや、テニスコートと言った、スポーツをするのに最適な施設が揃っていた。
「学校ですね…」
「へぇ…これが…」
ショウが珍しく目をキラキラさせていた。
「でも子供がいないよ?」
「そうですね…何をしてるんでしょう…」
恐らく皆は授業中なのだろうが、二人は知る由もない。
「中、見れないかな…」
「邪魔になっちゃいますよ…」
その時、
「どうかされました?」
女性、教員と思われる清楚なスーツ姿の若い人物が話しかけてくる。
ショウと楓彩はその教員と思われる女性に連れられるまま、学校内の一室に入れられた。
「あ、あのー?」
楓彩は少し不安になり、声をかける。
「はい? あぁ、もし遅れました、私はこの学校の校長を務めています、緑 沙恵(さえ)と言います」
「「へ、へぇ」」
本来なら、「校長!?」という反応をするべきなのだが、学校のことに対して無知な二人はそっけない反応をした。
だがしかし、この女性も、よく、ふざけたTシャツを着た少女と、いかにも怪しそうな白衣のボタンを全開にして、へそ出しルックの女性を招き入れたものだ。
「………(青色の髪の毛の可愛らしい子はともかく、このとなりの綺麗な女性は……お姉さんかな?)」
「ん?」
ショウは沙恵がこちらを見ていることに気がつく。
「あの、妹さんですか?」
「あ? え?」
「学校はどこに通っているのでしょうか?」
「あ、G,S,Aの隊員ですよ?」
ショウは珍しく敬語で答える。
「え!?」
そう、これが正しい反応だ。
「あ、あの、失礼だけど、歳いくつ?」
「ふぇ!? えっと、あの、15歳です…」
「……」
校長先生、完全に沈黙。うん、この人の反応はすごく正しい。
「ま、まぁ、何か、興味ありそうに校舎を覗いていたので、よろしければ見学してみますか?」
紗恵ちゃんは考えるのをやめた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
転生令嬢はやんちゃする
ナギ
恋愛
【完結しました!】
猫を助けてぐしゃっといって。
そして私はどこぞのファンタジー世界の令嬢でした。
木登り落下事件から蘇えった前世の記憶。
でも私は私、まいぺぇす。
2017年5月18日 完結しました。
わぁいながい!
お付き合いいただきありがとうございました!
でもまだちょっとばかり、与太話でおまけを書くと思います。
いえ、やっぱりちょっとじゃないかもしれない。
【感謝】
感想ありがとうございます!
楽しんでいただけてたんだなぁとほっこり。
完結後に頂いた感想は、全部ネタバリ有りにさせていただいてます。
与太話、中身なくて、楽しい。
最近息子ちゃんをいじってます。
息子ちゃん編は、まとめてちゃんと書くことにしました。
が、大まかな、美味しいとこどりの流れはこちらにひとまず。
ひとくぎりがつくまでは。
無自覚チートで無双する気はなかったのに、小石を投げたら山が崩れ、クシャミをしたら魔王が滅びた。俺はただ、平穏に暮らしたいだけなんです!
黒崎隼人
ファンタジー
トラックに轢かれ、平凡な人生を終えたはずのサラリーマン、ユウキ。彼が次に目覚めたのは、剣と魔法の異世界だった。
「あれ?なんか身体が軽いな」
その程度の認識で放った小石が岩を砕き、ただのジャンプが木々を越える。本人は自分の異常さに全く気づかないまま、ゴブリンを避けようとして一撃でなぎ倒し、怪我人を見つけて「血、止まらないかな」と願えば傷が癒える。
これは、自分の持つ規格外の力に一切気づかない男が、善意と天然で周囲の度肝を抜き、勘違いされながら意図せず英雄へと成り上がっていく、無自覚無双ファンタジー!
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
【完結】前代未聞の婚約破棄~なぜあなたが言うの?~【長編】
暖夢 由
恋愛
「サリー・ナシェルカ伯爵令嬢、あなたの婚約は破棄いたします!」
高らかに宣言された婚約破棄の言葉。
ドルマン侯爵主催のガーデンパーティーの庭にその声は響き渡った。
でもその婚約破棄、どうしてあなたが言うのですか?
*********
以前投稿した小説を長編版にリメイクして投稿しております。
内容も少し変わっておりますので、お楽し頂ければ嬉しいです。
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
【完結】まもの牧場へようこそ!~転移先は魔物牧場でした ~-ドラゴンの子育てから始める異世界田舎暮らし-
いっぺいちゃん
ファンタジー
平凡なサラリーマン、相原正人が目を覚ましたのは、
見知らぬ草原に佇むひとつの牧場だった。
そこは、人に捨てられ、行き場を失った魔物の孤児たちが集う場所。
泣き虫の赤子ドラゴン「リュー」。
やんちゃなフェンリルの仔「ギン」。
臆病なユニコーンの仔「フィーネ」。
ぷるぷる働き者のスライム「モチョ」。
彼らを「処分すべき危険種」と呼ぶ声が、王都や冒険者から届く。
けれど正人は誓う。
――この子たちは、ただの“危険”なんかじゃない。
――ここは、家族の居場所だ。
癒やしのスキル【癒やしの手】を頼りに、
命を守り、日々を紡ぎ、
“人と魔物が共に生きる未来”を探していく。
◇
🐉 癒やしと涙と、もふもふと。
――これは、小さな牧場から始まる大きな物語。
――世界に抗いながら、共に暮らすことを選んだ者たちの、優しい日常譚。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる