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第6章 頂点に立つ
戦火の祭典
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螺旋する蒼炎と氷瀑。
剣得は間合いを関係としない氷の刃に苦戦しながらも、しっかりと張り合っていた。
「───ちっ!! (まるで囲まれている様だ!)」
朝日は空気中に水分を撒き散らし、その水分を瞬時に凍らせ、刃を形成することでいたるところを武器にしていた。
「くそ…これじゃ、ジリ貧…空気ごと吹き飛ばすか!」
「ぐがぁぁっ!!!!」
数分前、楓彩と真希菜は戦闘をしているうちに、朝日が建てた氷山の中に戦地を移していた。
「───」
真希菜の肘から後ろに伸びた刀身と、人間には不可能な直角的な動きが楓彩を苦しめていた。
だが、同じように、楓彩の積み重なった剣の技が真希菜に苦戦を強いていた。
────刹那
真希菜のジェットエンジンを交えたミドルキックが楓彩の腹に直撃する。
「───くふっ!!」
破裂音と共に楓彩の体は氷を突き破り、何も無い広い部屋に突っ込み、奥の壁にめり込む。
「───かっ!!」
楓彩は盛大に吐血する。
「諦めてください、あなたに勝算はありません…」
真希菜は余裕な表情で歩み寄ってくる。
「くっ…!」
楓彩は身動きをして壁から抜け出すと、落としてしまった刀を拾い上げ、杖のようにつく。
「遊びは終わりです」
「……そうですね…私も…本気で行きます…」
「?」
「こんなことをするのはすごく心外ですが…航するしかありません…」
────《私の出番ですね…》
────えぇ、お願いします…
次の瞬間、楓彩の目付きが一瞬にして柔和なものから鋭利な目線になる。
「ん?」
「……」
─────刹那
真希菜は背後から強烈な殺気を感じ、右足で後ろに回し蹴りをするが、
「何してるんですか? 残像ですよ───」
「───なっ!?」
次の瞬間、真希菜の左腕は切断され宙を舞い、右肩から左脇腹にかけて深い切り傷が入る。さらに、真希菜の左目に切り込みが入る。
それ以上の手傷を負わないために真希菜は残された右腕の先からジェット気流を出し、その場を離れる。
「───逃がしません」
「───はっ!」
真希菜の後ろから強烈な蹴りが入る。
「くっ! (は、速い…ホーミング機能が追いつかない…それより、目視できない!)」
その頃、西区の公道では何度も何度も金属がぶつかり合う甲高い音が響いていた。
それは人道と臨の槍術のぶつかりあいによるものだった。
「やるな…人道…」
「そちらこそ!」
臨は八極拳の近い間合いに苦しんでいた。
さらに、少しでも気を緩めればマインドコントロールの餌食になってしまう。
「くっ! (隙がない…)」
一方の人道は攻めの姿勢だけで、防御は考えていないようだ。
人道の手にする槍が耳元で空気を切る音は迫力そのもの。
「防御だけでは勝てんぞ!」
「ちっ!」
その時、臨の槍が人道に踏まれてしまい、臨に隙ができる。
「───あっ!」
「───もらった!」
その時、臨の脳内に何者かが囁く。
────なーんで、バカ正直に付き合ってんるんだ? オレ…
───刹那
人道の体は宙に浮き、下半身と上半身が捻じ切れる。
人道が声を上げる間もなく、体はふたつに分かれ、血の雨が降る。
「………さてと…剣得さんを援護しに行くか…」
その瞬間を建物の影から見ていた小雨。
「……(り、臨?)」
その光景は、殺戮者の様。
────これが 帝 臨……
その頃、真希菜は楓彩に圧倒されていた。
「…くっ…ここまでとは…」
真希菜の体のいたるところから火花が散り、パーツのようなものが辺りに散らかっていた。
「さてと…局面ですね…降伏は許しません…」
「…」
壁を背もたれにぐったりしている真希菜に歩み寄る楓彩の目は冷徹だった。
「自分は…負けられない! 朝日さんのためにも!」
「?」
真希菜は右腕を持ち上げ、手のひらについている砲口を楓彩へ向けてくる。
「全エネルギーを…」
真希菜の周囲に陽炎が浮かび、砲口に光が集まっていく。
「……」
「喰ら───」
───刹那
真希菜の右手首が切断される。
「溜め時間が長すぎです…」
「───!! ……くっ!…まだ──ひっ!」
真希菜が楓彩を見上げるとそこにあったのは恐怖を煽る楓彩の表情。
────え? なにこれ…私は機械…痛くないし、怖くもない…なのに、何で自分の体は動かない?
真希菜の恐怖に支配された目と目が合うと、楓彩はふと、我に帰る。
────も、もうやめましょう…
────《殺さないんですか?》
────うん、罪はあるかもですけど、そこまでしなくていいです…
────《そう、じゃあ、後は任せます》
「ありがとうございます…」
「?」
楓彩の目に光が戻る。
「真希菜さん? 立てますか? もうこんなことやめましょう」
「……」
楓彩は床に刀を突き刺し、刀を手にしていた右手を真希菜に差し伸べる。
「真希菜さん?」
「………な」
「?」
「ふざけるな!!」
次の瞬間、肘から伸びていた刀身が射出し、楓彩の右肩を貫通する。
「───っ!? ぎゃぁぁぁあ!!!!」
楓彩は真希菜から離れ、肩に刺さっている刀身を思い切って抜き取る。
「くっ! ぎっ…はぁ…はぁ…ま、真希菜さ…ん…?」
楓彩は真希菜の方を見ると
「!?」
真希菜は電源が切れたようにぐったりとして動くことは無かった。
「楓彩ー!」
その時、自分たちが入ってきた時にあいた穴からショウが入ってくる。
「ショ、ショウさん…?」
「か、楓彩!? 怪我してるじゃん! 真希菜は?」
ショウは楓彩の近くでぐったりしている真希菜を見て、状況を察した。
「とりあえず、手当するから…動かないで」
その後、汚れたり破けたりしたG,S,Aの制服を捨て、楓彩の上半身は裸にサラシと、すごくワイルドな格好になった。
その他にも体の様々な所に包帯が巻かれた。
「うーん、スカート…動きにくいですね」
すると、楓彩はスカートの裾を縦に引き裂き左太ももが露出する、また、ワイルドな格好になる。
「なんか、エロいね、楓彩」
「ふぇ!? え、えろい?」
「さてと、上着いる? 寒いでしょ?」
「そうですね……へっくちゅ!!」
確かに、戦闘を終えた直後で体が温まり気が付かなかったが、周りは氷に覆われ、気温はすごく低い。
「あはは…さぁ、少し休憩したら剣得の場所に行こう」
その時、楓彩はふと、疑問か浮かぶ。
「あの、もう1人の方はどうしたんですか?」
「え? あぁ、倒したよ?」
「流石です!」
ショウは自分の着ていたG,S,Aの制服を楓彩に着せ、ショウが寒そうな黒のノンスリーブのへそ出しルックになる。
「むふー…ショウさんのいい匂いがします!」
「は、恥ずかしいな…さぁ行こう!」
「はい!」
「あれーーー? もう行っちゃうのーー?」
楓彩とショウ以外の声に2人は各々の武器を持って振り向く。
「あ、あなたは…」
楓彩はその少女に見覚えがあった。
夜色のアキレス腱まで伸びた髪の毛、薄汚れた腕全体を出した白のワンピース。
楓彩はその強さを知っている。
「やぁ、アスモデウス…ん? 鬼月 楓彩って言ったっけ?」
楓彩は恐怖を覚え、ショウの手首を掴む。
「ショウさん…に、逃げましょう…今は勝てません! ショウさん!」
楓彩はショウを見上げる。
「っ!」
ショウはその少女を見つめて動かない。
「んーー逃げようとしないでよぉ…冷たいなぁ」
「…………ロ、ロウ……だよね……?」
「?」
ショウの中ではとある人物と容姿が一致した。
───ショウちゃん! ショウちゃん! ご飯ご飯!
───ショウちゃん! 遊ぼ! 遊ぼ!
───んん…ボクっていうのおかしい?
───ショウちゃん! 大好き!
「……ロウ」
それはショウが剣得と出会う前、ショウの目の前で生存者《サバイバー》の餌食になった6歳の少女、ロウだ。
剣得は間合いを関係としない氷の刃に苦戦しながらも、しっかりと張り合っていた。
「───ちっ!! (まるで囲まれている様だ!)」
朝日は空気中に水分を撒き散らし、その水分を瞬時に凍らせ、刃を形成することでいたるところを武器にしていた。
「くそ…これじゃ、ジリ貧…空気ごと吹き飛ばすか!」
「ぐがぁぁっ!!!!」
数分前、楓彩と真希菜は戦闘をしているうちに、朝日が建てた氷山の中に戦地を移していた。
「───」
真希菜の肘から後ろに伸びた刀身と、人間には不可能な直角的な動きが楓彩を苦しめていた。
だが、同じように、楓彩の積み重なった剣の技が真希菜に苦戦を強いていた。
────刹那
真希菜のジェットエンジンを交えたミドルキックが楓彩の腹に直撃する。
「───くふっ!!」
破裂音と共に楓彩の体は氷を突き破り、何も無い広い部屋に突っ込み、奥の壁にめり込む。
「───かっ!!」
楓彩は盛大に吐血する。
「諦めてください、あなたに勝算はありません…」
真希菜は余裕な表情で歩み寄ってくる。
「くっ…!」
楓彩は身動きをして壁から抜け出すと、落としてしまった刀を拾い上げ、杖のようにつく。
「遊びは終わりです」
「……そうですね…私も…本気で行きます…」
「?」
「こんなことをするのはすごく心外ですが…航するしかありません…」
────《私の出番ですね…》
────えぇ、お願いします…
次の瞬間、楓彩の目付きが一瞬にして柔和なものから鋭利な目線になる。
「ん?」
「……」
─────刹那
真希菜は背後から強烈な殺気を感じ、右足で後ろに回し蹴りをするが、
「何してるんですか? 残像ですよ───」
「───なっ!?」
次の瞬間、真希菜の左腕は切断され宙を舞い、右肩から左脇腹にかけて深い切り傷が入る。さらに、真希菜の左目に切り込みが入る。
それ以上の手傷を負わないために真希菜は残された右腕の先からジェット気流を出し、その場を離れる。
「───逃がしません」
「───はっ!」
真希菜の後ろから強烈な蹴りが入る。
「くっ! (は、速い…ホーミング機能が追いつかない…それより、目視できない!)」
その頃、西区の公道では何度も何度も金属がぶつかり合う甲高い音が響いていた。
それは人道と臨の槍術のぶつかりあいによるものだった。
「やるな…人道…」
「そちらこそ!」
臨は八極拳の近い間合いに苦しんでいた。
さらに、少しでも気を緩めればマインドコントロールの餌食になってしまう。
「くっ! (隙がない…)」
一方の人道は攻めの姿勢だけで、防御は考えていないようだ。
人道の手にする槍が耳元で空気を切る音は迫力そのもの。
「防御だけでは勝てんぞ!」
「ちっ!」
その時、臨の槍が人道に踏まれてしまい、臨に隙ができる。
「───あっ!」
「───もらった!」
その時、臨の脳内に何者かが囁く。
────なーんで、バカ正直に付き合ってんるんだ? オレ…
───刹那
人道の体は宙に浮き、下半身と上半身が捻じ切れる。
人道が声を上げる間もなく、体はふたつに分かれ、血の雨が降る。
「………さてと…剣得さんを援護しに行くか…」
その瞬間を建物の影から見ていた小雨。
「……(り、臨?)」
その光景は、殺戮者の様。
────これが 帝 臨……
その頃、真希菜は楓彩に圧倒されていた。
「…くっ…ここまでとは…」
真希菜の体のいたるところから火花が散り、パーツのようなものが辺りに散らかっていた。
「さてと…局面ですね…降伏は許しません…」
「…」
壁を背もたれにぐったりしている真希菜に歩み寄る楓彩の目は冷徹だった。
「自分は…負けられない! 朝日さんのためにも!」
「?」
真希菜は右腕を持ち上げ、手のひらについている砲口を楓彩へ向けてくる。
「全エネルギーを…」
真希菜の周囲に陽炎が浮かび、砲口に光が集まっていく。
「……」
「喰ら───」
───刹那
真希菜の右手首が切断される。
「溜め時間が長すぎです…」
「───!! ……くっ!…まだ──ひっ!」
真希菜が楓彩を見上げるとそこにあったのは恐怖を煽る楓彩の表情。
────え? なにこれ…私は機械…痛くないし、怖くもない…なのに、何で自分の体は動かない?
真希菜の恐怖に支配された目と目が合うと、楓彩はふと、我に帰る。
────も、もうやめましょう…
────《殺さないんですか?》
────うん、罪はあるかもですけど、そこまでしなくていいです…
────《そう、じゃあ、後は任せます》
「ありがとうございます…」
「?」
楓彩の目に光が戻る。
「真希菜さん? 立てますか? もうこんなことやめましょう」
「……」
楓彩は床に刀を突き刺し、刀を手にしていた右手を真希菜に差し伸べる。
「真希菜さん?」
「………な」
「?」
「ふざけるな!!」
次の瞬間、肘から伸びていた刀身が射出し、楓彩の右肩を貫通する。
「───っ!? ぎゃぁぁぁあ!!!!」
楓彩は真希菜から離れ、肩に刺さっている刀身を思い切って抜き取る。
「くっ! ぎっ…はぁ…はぁ…ま、真希菜さ…ん…?」
楓彩は真希菜の方を見ると
「!?」
真希菜は電源が切れたようにぐったりとして動くことは無かった。
「楓彩ー!」
その時、自分たちが入ってきた時にあいた穴からショウが入ってくる。
「ショ、ショウさん…?」
「か、楓彩!? 怪我してるじゃん! 真希菜は?」
ショウは楓彩の近くでぐったりしている真希菜を見て、状況を察した。
「とりあえず、手当するから…動かないで」
その後、汚れたり破けたりしたG,S,Aの制服を捨て、楓彩の上半身は裸にサラシと、すごくワイルドな格好になった。
その他にも体の様々な所に包帯が巻かれた。
「うーん、スカート…動きにくいですね」
すると、楓彩はスカートの裾を縦に引き裂き左太ももが露出する、また、ワイルドな格好になる。
「なんか、エロいね、楓彩」
「ふぇ!? え、えろい?」
「さてと、上着いる? 寒いでしょ?」
「そうですね……へっくちゅ!!」
確かに、戦闘を終えた直後で体が温まり気が付かなかったが、周りは氷に覆われ、気温はすごく低い。
「あはは…さぁ、少し休憩したら剣得の場所に行こう」
その時、楓彩はふと、疑問か浮かぶ。
「あの、もう1人の方はどうしたんですか?」
「え? あぁ、倒したよ?」
「流石です!」
ショウは自分の着ていたG,S,Aの制服を楓彩に着せ、ショウが寒そうな黒のノンスリーブのへそ出しルックになる。
「むふー…ショウさんのいい匂いがします!」
「は、恥ずかしいな…さぁ行こう!」
「はい!」
「あれーーー? もう行っちゃうのーー?」
楓彩とショウ以外の声に2人は各々の武器を持って振り向く。
「あ、あなたは…」
楓彩はその少女に見覚えがあった。
夜色のアキレス腱まで伸びた髪の毛、薄汚れた腕全体を出した白のワンピース。
楓彩はその強さを知っている。
「やぁ、アスモデウス…ん? 鬼月 楓彩って言ったっけ?」
楓彩は恐怖を覚え、ショウの手首を掴む。
「ショウさん…に、逃げましょう…今は勝てません! ショウさん!」
楓彩はショウを見上げる。
「っ!」
ショウはその少女を見つめて動かない。
「んーー逃げようとしないでよぉ…冷たいなぁ」
「…………ロ、ロウ……だよね……?」
「?」
ショウの中ではとある人物と容姿が一致した。
───ショウちゃん! ショウちゃん! ご飯ご飯!
───ショウちゃん! 遊ぼ! 遊ぼ!
───んん…ボクっていうのおかしい?
───ショウちゃん! 大好き!
「……ロウ」
それはショウが剣得と出会う前、ショウの目の前で生存者《サバイバー》の餌食になった6歳の少女、ロウだ。
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