131 / 159
終章
来訪者
しおりを挟む
翌朝、皆はいつもの様に素朴な食材で作られたご馳走を囲んでいた。
「すごいな…やっぱ…」
「むぅー聞き飽きたぞぉ…」
花麗も皆のリアクションに飽き始めていた。
「さてと…今日はいつも通り、見回りと食材調達、装備の整え…今日も働こう!」
ショウの号令で、各々が仕事を始めるために、立ち上がっていく。
楓彩と瑛太、花麗は朝食の片付けと皆の布団の片付けに中った。
「じゃあ布団を片付けてくるよ」
「分かりました、花麗さん? 食器を持っていきますね?」
「うむ! 助かる!」
その後、楓彩と瑛太は家事を終え、家から半径1kmの範囲で食料を漁りに家を出た。
花麗はと言うと、農業の手入れをすると言って、家に残った。
「さてと、今日はどこを回ろうか」
瑛太はバツ印が所々に書かれた地図を広げて楓彩にも見えるように体を傾ける。
楓彩の首から下げられているネックレス。楓彩が剣得にプレゼントしたものだ。
「そうですね…」
「……東区の方角はまだ漁ってないところがあるからそこに行こう」
「はい」
その後2人は東区の商店街に訪れた。
「懐かしいです…」
そこは以前、楓彩が剣得と暮らしていたアパートの近くにある商店街で知り合いも多く通っていた。
「そうか、鬼月さんの家…ここから近くだもんね」
「はい…」
「じゃあ、帰りに寄っていく? 色々必要品とか持って帰ろう」
「はい…」
楓彩の前で、過去を振り返るような言動は禁物。
瑛太はそう思ったが、逆に忘れさせるのも気が引ける。
楓彩も忘れたくはないだろう。剣得との思い出を、暮らしていた時の思いを。
「無理に行かなくてもいいんだよ?」
「大丈夫です…私も…用がありますから」
公道を歩いていても、半年間整備されていない道路の亀裂や、カビがかった建物が、その島のゴーストタウン感を醸し出していた。
賑やかだった人並みはもう無い。
この島にいる人間は自分達だけなのだと改めて実感する瑛太と楓彩。
「この店も…全部ダメか…」
「そうですね…」
「ここ一帯でもう11軒目だ…せめて非常食だけでも…」
「日用品は余ってますね、これだけでも貰っていきましょう」
と、楓彩はトイレットペーパーやティッシュなどと言った日用品をかき集めだした。
すると、おもむろにポケットから小さいキューブを取り出す。
「ん? 鬼月さんなにそれ」
「あぁ、ショウさんが「いつも重そうだからこれを持っていきな」って…くれました」
「どう使うの?」
「多分このボタンを押すんだと…」
楓彩はそのキューブに付いているボタンを押す。
次の瞬間、そのキューブは瞬時に展開し、あっという間に体積が何10倍もの大きさになった。
「す、すごい…」
「わぁ…!」
その箱の蓋を開けると、中には紙が1枚入っていた。
瑛太はその紙を拾い上げて、書かれているショウの手書きの文字を読み上げる。
『ショウちゃんお手製! 物質圧縮装置! これで手持ちはらくらく! ワンプッシュで簡単! おバカさんでも扱えます!』
「な、舐めてる…」
「ま、まぁ、簡単なのはいい事です…!」
その後、2人はその箱をありがたく活用し、大荷物を楽に持ち運ぶことが出来た。
そして訪れた剣得の家。
「鬼月さん、鍵とかは?」
「あ……」
「はぁ…ちょっと待ってて」
瑛太は鍵穴に手をかざし、黒い髪の毛を逆立てた。
すると、次々と解錠音が響く。
どうやら瑛太の能力、R《ライトニング》の電気エネルギーが生み出した強力な電磁力だろう。
「すごい」
「うん…何かと便利でしょ?」
と、楓彩が中に入ろうとドアノブに手を近づけた瞬間。
───バチッ!!
「きゃあ!!」
「うわっ! ごめん! 鬼月さん!」
楓彩はその場に尻もちを着いてしまった。
瑛太は自分が楓彩を立ち上がらせようにも、自身の体が帯電していることに気がつき、手を引っ込める。
「ふぇぇ……」
「ごめん! 鬼月さん! 大丈夫?」
「え、えへへ…ちょっと痛かったです」
と、楓彩はフラフラした様子で立ち上がり、体制を立て直すために瑛太の方に触れる。
────バチッ!!
「───きゃあ!!!!」
「わぁぁ!! ごめん!! 鬼月さん!!」
2人は元々汚かったがさらに汚くなった物置部屋を物色していた。
「すごいな…汚い」
「そうですね…掃除したくなります…」
ホコリが立ち込める部屋はダンボールの山が出来上がっており、楓彩も入ったことが少ないので部屋の中に何があるかはよく知らない。
2人はまず、ダンボールを部屋からだし、整理から始めた。
楓彩は二つ目のキューブを用意し、自分の衣服や、思い出の写真、剣得が大切にしていた物を詰め込む。
────懐かしい
────これ小さい時の私です
────こんなに身長差があったんですね…
────……あれ? この…背の高い金髪の男の人…剣…得さ…ん?
────あれ? 剣得さん? …剣得さん…ですよね……はやと…はやと……
「鬼月さん…?」
「…なんですか?」
瑛太は下を向いて作業を進める楓彩の異変に気が付き、呼び止める。
「…大丈夫? 泣いてるけど…」
「え…?」
楓彩の両頬を伝う涙。
楓彩は急いで涙を拭いた。
「ど、どうして!」
「………鬼月さん…」
「うぐっ……う、うぅぅ…」
瑛太は楓彩の心を気遣い、家から出ることにする。
「落ち着いた?」
瑛太はしゃがみこむ楓彩の背中をさすっていた。
「…はい…すみません…」
「今日はもう帰ろう?」
楓彩は小さく頷いて立ち上がった。
その時
「っ!」
瑛太は楓彩に強く右手を握りしめられた。
「ごめんなさい…こうさせてください…」
必死に瑛太の手にしがみつく楓彩の弱々しい左手。
「うん…」
「いやー…ラブラブだねーー…?」
「「っ!!」」
アパートを出てすぐ、道の曲がり角から防弾チョッキに身を包んだヘルメットで顔が隠れた男が現れる。
「何者だ!」
「いやはや、まさかそんなにラブラブだとは……───殺し甲斐があるね」
「───はっ! 鬼月さん!! 下がっ───」
─────刹那
瑛太の腹部に男のミドルキックが直撃する。
「───かはっ!!」
「──瑛太さん!! …っ!」
楓彩が瑛太を追いかけようとした瞬間。
「きゅっ!! ぐっ!!」
首を掴み上げられてしまう。
「あーあ、美人薄命とはこの事か…」
「ぐっ! かはっ…く…る…じ…」
「鬼月さんを離せぇぇ!!」
瑛太は男に向けて突進し、電気を帯びた右手で殴りかかろうとした。
が、
「あっそーれ!」
男は楓彩を瑛太に投げつけてくる。
「きゃあ!」
「ぐわっ!!」
瑛太は尻もちをつきながらも楓彩を受け止める。
「お、鬼月さん! 大丈夫!?」
「ゴホッ! ゲホッ!! だ…大丈夫です…!」
2人は体勢を立て直し、構える。
「鬼月さん! 武器は!」
「ごめんなさい! 持ってないです!」
「じゃあ…鬼月さんは下がってて…他に敵がいるかもしれない…俺から離れないでね!」
「はい!」
「………話し合いは終わった?」
男はこちらを向き、おもむろにヘルメットを脱ぐ。
「ぷはぁ! やっぱ、このヘルメット嫌いだ…」
茶髪の目が笑っている様に細い優男風の男性。
「お前は…!」
「あぁ、名乗る前に蹴っちゃってごめん! 俺はケルト……。ケルト・ローレンスだ対能力者の能力者だ」
「まさか…ハワイ島の…」
「あぁ…そうだね…君は…電気使いかい?」
「……」
「まぁ、僕の能力は教えても対策のしようがないから教えておくけど、異端殺し《タブーキラー》…その名の通りさ、君らのような人外を駆逐するために生み出された対能力者用の能力者さ」
「くっ!」
「ん? そちらのお嬢さんは能力無しかい? ……あ、あぁぁぁ!!」
男は楓彩の顔を見るなり楓彩を指さして叫び出す。
「僕の能力が反応した! 君は生存者《サバイバー》か!!」
「な、なに!? なぜ分かる!」
「能力のおかげさ…。まさか…こんな所に棘の使の者がいるとは……」
「「……?」」
「知らないか…そうかそうか…君たちに教えてあげるよこの世界の真実を」
「すごいな…やっぱ…」
「むぅー聞き飽きたぞぉ…」
花麗も皆のリアクションに飽き始めていた。
「さてと…今日はいつも通り、見回りと食材調達、装備の整え…今日も働こう!」
ショウの号令で、各々が仕事を始めるために、立ち上がっていく。
楓彩と瑛太、花麗は朝食の片付けと皆の布団の片付けに中った。
「じゃあ布団を片付けてくるよ」
「分かりました、花麗さん? 食器を持っていきますね?」
「うむ! 助かる!」
その後、楓彩と瑛太は家事を終え、家から半径1kmの範囲で食料を漁りに家を出た。
花麗はと言うと、農業の手入れをすると言って、家に残った。
「さてと、今日はどこを回ろうか」
瑛太はバツ印が所々に書かれた地図を広げて楓彩にも見えるように体を傾ける。
楓彩の首から下げられているネックレス。楓彩が剣得にプレゼントしたものだ。
「そうですね…」
「……東区の方角はまだ漁ってないところがあるからそこに行こう」
「はい」
その後2人は東区の商店街に訪れた。
「懐かしいです…」
そこは以前、楓彩が剣得と暮らしていたアパートの近くにある商店街で知り合いも多く通っていた。
「そうか、鬼月さんの家…ここから近くだもんね」
「はい…」
「じゃあ、帰りに寄っていく? 色々必要品とか持って帰ろう」
「はい…」
楓彩の前で、過去を振り返るような言動は禁物。
瑛太はそう思ったが、逆に忘れさせるのも気が引ける。
楓彩も忘れたくはないだろう。剣得との思い出を、暮らしていた時の思いを。
「無理に行かなくてもいいんだよ?」
「大丈夫です…私も…用がありますから」
公道を歩いていても、半年間整備されていない道路の亀裂や、カビがかった建物が、その島のゴーストタウン感を醸し出していた。
賑やかだった人並みはもう無い。
この島にいる人間は自分達だけなのだと改めて実感する瑛太と楓彩。
「この店も…全部ダメか…」
「そうですね…」
「ここ一帯でもう11軒目だ…せめて非常食だけでも…」
「日用品は余ってますね、これだけでも貰っていきましょう」
と、楓彩はトイレットペーパーやティッシュなどと言った日用品をかき集めだした。
すると、おもむろにポケットから小さいキューブを取り出す。
「ん? 鬼月さんなにそれ」
「あぁ、ショウさんが「いつも重そうだからこれを持っていきな」って…くれました」
「どう使うの?」
「多分このボタンを押すんだと…」
楓彩はそのキューブに付いているボタンを押す。
次の瞬間、そのキューブは瞬時に展開し、あっという間に体積が何10倍もの大きさになった。
「す、すごい…」
「わぁ…!」
その箱の蓋を開けると、中には紙が1枚入っていた。
瑛太はその紙を拾い上げて、書かれているショウの手書きの文字を読み上げる。
『ショウちゃんお手製! 物質圧縮装置! これで手持ちはらくらく! ワンプッシュで簡単! おバカさんでも扱えます!』
「な、舐めてる…」
「ま、まぁ、簡単なのはいい事です…!」
その後、2人はその箱をありがたく活用し、大荷物を楽に持ち運ぶことが出来た。
そして訪れた剣得の家。
「鬼月さん、鍵とかは?」
「あ……」
「はぁ…ちょっと待ってて」
瑛太は鍵穴に手をかざし、黒い髪の毛を逆立てた。
すると、次々と解錠音が響く。
どうやら瑛太の能力、R《ライトニング》の電気エネルギーが生み出した強力な電磁力だろう。
「すごい」
「うん…何かと便利でしょ?」
と、楓彩が中に入ろうとドアノブに手を近づけた瞬間。
───バチッ!!
「きゃあ!!」
「うわっ! ごめん! 鬼月さん!」
楓彩はその場に尻もちを着いてしまった。
瑛太は自分が楓彩を立ち上がらせようにも、自身の体が帯電していることに気がつき、手を引っ込める。
「ふぇぇ……」
「ごめん! 鬼月さん! 大丈夫?」
「え、えへへ…ちょっと痛かったです」
と、楓彩はフラフラした様子で立ち上がり、体制を立て直すために瑛太の方に触れる。
────バチッ!!
「───きゃあ!!!!」
「わぁぁ!! ごめん!! 鬼月さん!!」
2人は元々汚かったがさらに汚くなった物置部屋を物色していた。
「すごいな…汚い」
「そうですね…掃除したくなります…」
ホコリが立ち込める部屋はダンボールの山が出来上がっており、楓彩も入ったことが少ないので部屋の中に何があるかはよく知らない。
2人はまず、ダンボールを部屋からだし、整理から始めた。
楓彩は二つ目のキューブを用意し、自分の衣服や、思い出の写真、剣得が大切にしていた物を詰め込む。
────懐かしい
────これ小さい時の私です
────こんなに身長差があったんですね…
────……あれ? この…背の高い金髪の男の人…剣…得さ…ん?
────あれ? 剣得さん? …剣得さん…ですよね……はやと…はやと……
「鬼月さん…?」
「…なんですか?」
瑛太は下を向いて作業を進める楓彩の異変に気が付き、呼び止める。
「…大丈夫? 泣いてるけど…」
「え…?」
楓彩の両頬を伝う涙。
楓彩は急いで涙を拭いた。
「ど、どうして!」
「………鬼月さん…」
「うぐっ……う、うぅぅ…」
瑛太は楓彩の心を気遣い、家から出ることにする。
「落ち着いた?」
瑛太はしゃがみこむ楓彩の背中をさすっていた。
「…はい…すみません…」
「今日はもう帰ろう?」
楓彩は小さく頷いて立ち上がった。
その時
「っ!」
瑛太は楓彩に強く右手を握りしめられた。
「ごめんなさい…こうさせてください…」
必死に瑛太の手にしがみつく楓彩の弱々しい左手。
「うん…」
「いやー…ラブラブだねーー…?」
「「っ!!」」
アパートを出てすぐ、道の曲がり角から防弾チョッキに身を包んだヘルメットで顔が隠れた男が現れる。
「何者だ!」
「いやはや、まさかそんなにラブラブだとは……───殺し甲斐があるね」
「───はっ! 鬼月さん!! 下がっ───」
─────刹那
瑛太の腹部に男のミドルキックが直撃する。
「───かはっ!!」
「──瑛太さん!! …っ!」
楓彩が瑛太を追いかけようとした瞬間。
「きゅっ!! ぐっ!!」
首を掴み上げられてしまう。
「あーあ、美人薄命とはこの事か…」
「ぐっ! かはっ…く…る…じ…」
「鬼月さんを離せぇぇ!!」
瑛太は男に向けて突進し、電気を帯びた右手で殴りかかろうとした。
が、
「あっそーれ!」
男は楓彩を瑛太に投げつけてくる。
「きゃあ!」
「ぐわっ!!」
瑛太は尻もちをつきながらも楓彩を受け止める。
「お、鬼月さん! 大丈夫!?」
「ゴホッ! ゲホッ!! だ…大丈夫です…!」
2人は体勢を立て直し、構える。
「鬼月さん! 武器は!」
「ごめんなさい! 持ってないです!」
「じゃあ…鬼月さんは下がってて…他に敵がいるかもしれない…俺から離れないでね!」
「はい!」
「………話し合いは終わった?」
男はこちらを向き、おもむろにヘルメットを脱ぐ。
「ぷはぁ! やっぱ、このヘルメット嫌いだ…」
茶髪の目が笑っている様に細い優男風の男性。
「お前は…!」
「あぁ、名乗る前に蹴っちゃってごめん! 俺はケルト……。ケルト・ローレンスだ対能力者の能力者だ」
「まさか…ハワイ島の…」
「あぁ…そうだね…君は…電気使いかい?」
「……」
「まぁ、僕の能力は教えても対策のしようがないから教えておくけど、異端殺し《タブーキラー》…その名の通りさ、君らのような人外を駆逐するために生み出された対能力者用の能力者さ」
「くっ!」
「ん? そちらのお嬢さんは能力無しかい? ……あ、あぁぁぁ!!」
男は楓彩の顔を見るなり楓彩を指さして叫び出す。
「僕の能力が反応した! 君は生存者《サバイバー》か!!」
「な、なに!? なぜ分かる!」
「能力のおかげさ…。まさか…こんな所に棘の使の者がいるとは……」
「「……?」」
「知らないか…そうかそうか…君たちに教えてあげるよこの世界の真実を」
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
追放悪役令嬢、辺境の荒れ地を楽園に!元夫の求婚?ざまぁ、今更遅いです!
黒崎隼人
ファンタジー
皇太子カイルから「政治的理由」で離婚を宣告され、辺境へ追放された悪役令嬢レイナ。しかし彼女は、前世の農業知識と、偶然出会った神獣フェンリルの力を得て、荒れ地を豊かな楽園へと変えていく。
そんな彼女の元に現れたのは、離婚したはずの元夫。「離婚は君を守るためだった」と告白し、復縁を迫るカイルだが、レイナの答えは「ノー」。
「離婚したからこそ、本当の幸せが見つかった」
これは、悪女のレッテルを貼られた令嬢が、自らの手で未来を切り拓き、元夫と「夫婦ではない」最高のパートナーシップを築く、成り上がりと新しい絆の物語。
貧乏奨学生の子爵令嬢は、特許で稼ぐ夢を見る 〜レイシアは、今日も我が道つき進む!~
みちのあかり
ファンタジー
同じゼミに通う王子から、ありえないプロポーズを受ける貧乏奨学生のレイシア。
何でこんなことに? レイシアは今までの生き方を振り返り始めた。
第一部(領地でスローライフ)
5歳の誕生日。お父様とお母様にお祝いされ、教会で祝福を受ける。教会で孤児と一緒に勉強をはじめるレイシアは、その才能が開花し非常に優秀に育っていく。お母様が里帰り出産。生まれてくる弟のために、料理やメイド仕事を覚えようと必死に頑張るレイシア。
お母様も戻り、家族で幸せな生活を送るレイシア。
しかし、未曽有の災害が起こり、領地は借金を負うことに。
貧乏でも明るく生きるレイシアの、ハートフルコメディ。
第二部(学園無双)
貧乏なため、奨学生として貴族が通う学園に入学したレイシア。
貴族としての進学は奨学生では無理? 平民に落ちても生きていけるコースを選ぶ。
だが、様々な思惑により貴族のコースも受けなければいけないレイシア。お金持ちの貴族の女子には嫌われ相手にされない。
そんなことは気にもせず、お金儲け、特許取得を目指すレイシア。
ところが、いきなり王子からプロポーズを受け・・・
学園無双の痛快コメディ
カクヨムで240万PV頂いています。
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
ゴミ鑑定だと追放された元研究者、神眼と植物知識で異世界最高の商会を立ち上げます
黒崎隼人
ファンタジー
元植物学の研究者、相川慧(あいかわ けい)が転生して得たのは【素材鑑定】スキル。――しかし、その効果は素材の名前しか分からず「ゴミ鑑定」と蔑まれる日々。所属ギルド「紅蓮の牙」では、ギルドマスターの息子・ダリオに無能と罵られ、ついには濡れ衣を着せられて追放されてしまう。
だが、それは全ての始まりだった! 誰にも理解されなかったゴミスキルは、慧の知識と経験によって【神眼鑑定】へと進化! それは、素材に隠された真の効果や、奇跡の組み合わせ(レシピ)すら見抜く超チートスキルだったのだ!
捨てられていたガラクタ素材から伝説級ポーションを錬金し、瞬く間に大金持ちに! 慕ってくれる仲間と大商会を立ち上げ、追放された男が、今、圧倒的な知識と生産力で成り上がる! 一方、慧を追い出した元ギルドは、偽物の薬草のせいで自滅の道をたどり……?
無能と蔑まれた生産職の、痛快無比なざまぁ&成り上がりファンタジー、ここに開幕!
商人の男と貴族の女~婚約破棄から始まる成り上がり~
葉月奈津・男
恋愛
「あなたとの婚約、破棄させていただきます!」
王立学院の舞踏会。
全校生徒が見守る中、商家の三男カロスタークは、貴族令嬢セザールから一方的に婚約破棄を突きつけられる。
努力も誠意も、すべて「退屈だった」の一言で切り捨てられ、彼女は王子様気取りの子爵家の三男と新たな婚約を宣言する。
だが、カロスタークは折れなかった。
「商人の子せがれにだって、意地はあるんだ!」
怒りと屈辱を胸に、彼は商人としての才覚を武器に、静かなる反撃を開始する。
舞踏会の翌日、元婚約者の実家に突如として訪れる債権者たち。
差し押さえ、債権買収、そして“後ろ盾”の意味を思い知らせる逆襲劇が幕を開ける!
これは、貴族社会の常識を覆す、ひとりの青年の成り上がりの物語。
誇りを踏みにじられた男が、金と知恵で世界を変える――!
辺境追放された「植物魔導師」の領地開拓 ~枯れ果てた死の大地は、俺の魔力で聖域(楽園)へと変貌する~
リーフレット
ファンタジー
「植物魔法? ああ、農作業にしか使えないあの地味な魔法か」
帝国騎士団の専属魔導師だったアルトは、無能な二世皇太子レオンによって、一方的に追放を言い渡された。
アルトがどれほど魔導植物を駆使し、帝国の食糧難を裏から支えていたかを知らぬまま、彼は「戦闘に役立たない役立たず」という烙印を押されたのだ。
帝国を出て行き着いた先は、魔物が跋扈し、草一本生えないと言われる最果ての荒野。
死を待つだけの地。しかし、アルトは絶望するどころか、晴れやかな顔で笑っていた。
「やっと、気兼ねなく『植物』を愛でられる。……よし、ここを世界一の庭(楽園)にしよう」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる