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終章
感知
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『はぁ…はぁ…逃げれた…ははっ…アッチは死なないよ……死にたくない…』
スカイネクスト、最下層「エデンの園」。
血だらけの臨の体を纏ったレヴィアタンは、暗闇の中、壁に寄りかかっていた。
『ちっ…この人間の精神力には苦労した……まさかあの状況で体を取り返しに来るなんて…』
────オレの……体を……返せ……!!
『…驚いた…まぁ…くっ!! …元通りだけどね…」
身体中に出来ていた切り傷は元通りになっていき、更には茶髪になりかけていた髪の毛が白くなっていく。
「これからは油断できないな…ふふっ」
「────っ!!」
「?」
楓彩は彩楓との打ち込みの最中、悪寒を感じ、手を止める。
「どうした? 楓彩」
「い、いえ…何か良くないものを感じました」
「おいおい、やめてくれ…こんな時に…」
「ご、ごめんなさい…でも…」
「どうしたの? 2人とも」
様子を見に来たショウは異変を感じた。
「いえ、何か嫌な予感が…」
「? よく分からないけど…」
「私も分かりません…」
「…まぁいいや…その事は後、彩楓? 私と真希菜と一緒に来て」
「あぁなにかするのか?」
「上の階へ探索に行こうかと思って」
小雨と楓彩を家具屋で留守番させ、ショウ、真希菜、彩楓の3人は最低限の武器を手にして上の階への探索を行っていた。
「やっぱり、上の階は生存者《サバイバー》の数が少ない…」
家具屋はスカイネクストの32階にあり、残り上のの28階には生存者《サバイバー》の数が上に行くにつれて少なくなっていた。
たどり着いた最上階、展望台。
「もう、50回あたりから一体もいなかったね…」
「あぁ、奴ら登るという能が無いのか…」
「恐らく、そうでしょうね…」
3人は辺りを見渡し、生存者《サバイバー》がいないことを確認すると安堵の息を漏らす。
「さて? ショウムート…やることってのは?」
「うん、“人探知機”! を付けようと思って! アンテナに!」
「「ひとたんちき?」」
「うん…瑛太の捜索を兼ねてね…何事も事前に察知しておくことが大事だよ」
その頃留守番をしていた小雨と楓彩は
「小雨さん! 見てください! この階にはお洋服屋さんもあるみたいですよ?」
「…へぇ」
「…あ、後はせ、銭湯!? すごい! お風呂もあります!!」
「…それはいいね…」
温度差のある会話をしていた。
楓彩はスカイネクスト内の案内図を見つけて横になっている小雨と一緒のベッドにペタッと座って楽しそうに話していた。
だが、それに対して小雨は全て空の回答で応えていた。
「小雨さん! 小雨さん! これ美味しそうですよ!? 真希菜さんに作ってもらいましょう! あ! あとこの料理も美味しそうです! これも───」
「──楓彩ちゃん!」
「っ!! …小雨さん?」
「ちょっと…黙ってて…」
「……ごめん…なさい…」
小雨からは想像もできない冷徹な声音に楓彩は立ち上がってその場から離れた。
「私…少し見て回ってきますね」
「……」
楓彩が寂しそうに薄暗い中に消えていくのが分かると小雨はうつ伏せになる。
「…違う…私はこんな事したいんじゃない……! なんで……なんでよ……」
小雨自身も気づいていた。今自分がしている事がおかしい事に。
ショウ達がしている事の方が正しいことに。
「もうヤダ……こんなのヤダ…」
スカイネクスト最下層
「さーてと…近くにルシファーの気配は無いし…しばらくは安泰かな…っ!!」
レヴィアタンはハッとして跳ね上がるように立ち上がった。
「ル、ルシファー以外の気配…でも微かだ…なんだこれ…雑魚どもとは毛色が違う…」
レヴィアタンは上を見上げて目を細める。
「くくくっ……アスモデウス…かな…?」
スカイネクスト、最下層「エデンの園」。
血だらけの臨の体を纏ったレヴィアタンは、暗闇の中、壁に寄りかかっていた。
『ちっ…この人間の精神力には苦労した……まさかあの状況で体を取り返しに来るなんて…』
────オレの……体を……返せ……!!
『…驚いた…まぁ…くっ!! …元通りだけどね…」
身体中に出来ていた切り傷は元通りになっていき、更には茶髪になりかけていた髪の毛が白くなっていく。
「これからは油断できないな…ふふっ」
「────っ!!」
「?」
楓彩は彩楓との打ち込みの最中、悪寒を感じ、手を止める。
「どうした? 楓彩」
「い、いえ…何か良くないものを感じました」
「おいおい、やめてくれ…こんな時に…」
「ご、ごめんなさい…でも…」
「どうしたの? 2人とも」
様子を見に来たショウは異変を感じた。
「いえ、何か嫌な予感が…」
「? よく分からないけど…」
「私も分かりません…」
「…まぁいいや…その事は後、彩楓? 私と真希菜と一緒に来て」
「あぁなにかするのか?」
「上の階へ探索に行こうかと思って」
小雨と楓彩を家具屋で留守番させ、ショウ、真希菜、彩楓の3人は最低限の武器を手にして上の階への探索を行っていた。
「やっぱり、上の階は生存者《サバイバー》の数が少ない…」
家具屋はスカイネクストの32階にあり、残り上のの28階には生存者《サバイバー》の数が上に行くにつれて少なくなっていた。
たどり着いた最上階、展望台。
「もう、50回あたりから一体もいなかったね…」
「あぁ、奴ら登るという能が無いのか…」
「恐らく、そうでしょうね…」
3人は辺りを見渡し、生存者《サバイバー》がいないことを確認すると安堵の息を漏らす。
「さて? ショウムート…やることってのは?」
「うん、“人探知機”! を付けようと思って! アンテナに!」
「「ひとたんちき?」」
「うん…瑛太の捜索を兼ねてね…何事も事前に察知しておくことが大事だよ」
その頃留守番をしていた小雨と楓彩は
「小雨さん! 見てください! この階にはお洋服屋さんもあるみたいですよ?」
「…へぇ」
「…あ、後はせ、銭湯!? すごい! お風呂もあります!!」
「…それはいいね…」
温度差のある会話をしていた。
楓彩はスカイネクスト内の案内図を見つけて横になっている小雨と一緒のベッドにペタッと座って楽しそうに話していた。
だが、それに対して小雨は全て空の回答で応えていた。
「小雨さん! 小雨さん! これ美味しそうですよ!? 真希菜さんに作ってもらいましょう! あ! あとこの料理も美味しそうです! これも───」
「──楓彩ちゃん!」
「っ!! …小雨さん?」
「ちょっと…黙ってて…」
「……ごめん…なさい…」
小雨からは想像もできない冷徹な声音に楓彩は立ち上がってその場から離れた。
「私…少し見て回ってきますね」
「……」
楓彩が寂しそうに薄暗い中に消えていくのが分かると小雨はうつ伏せになる。
「…違う…私はこんな事したいんじゃない……! なんで……なんでよ……」
小雨自身も気づいていた。今自分がしている事がおかしい事に。
ショウ達がしている事の方が正しいことに。
「もうヤダ……こんなのヤダ…」
スカイネクスト最下層
「さーてと…近くにルシファーの気配は無いし…しばらくは安泰かな…っ!!」
レヴィアタンはハッとして跳ね上がるように立ち上がった。
「ル、ルシファー以外の気配…でも微かだ…なんだこれ…雑魚どもとは毛色が違う…」
レヴィアタンは上を見上げて目を細める。
「くくくっ……アスモデウス…かな…?」
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