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終章
生存の淵にて
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「───あ……シロ───」
直後、楓彩は小雨に後ろ襟を引っ張られ、尻もちをつく。
「楓彩ちゃん! 伏せて!」
小雨は右腕に溜めた光を一直線に目の前にいる生存者《サバイバー》に放った。
辺りの暗闇が晴れるほどの眩しい閃光が生存者《サバイバー》の頭部らしき部位を吹き飛ばす。
「───」
だが、生存者《サバイバー》の無数の足が3人に降り掛かる。
「───ちっ!」
────刹那
真希菜はその無数の足を前腕から後ろに出た刃で切り裂いた。
「真希菜ちゃん!」
『キュイィィィ!』
耳障りな鳴き声と共にもがく生存者《サバイバー》。
次の瞬間、生存者《サバイバー》は白猫を体に取り込んだ。
「───あ」
「───嘘…」
すると、たちまち無数に生えていた足の先は鋭利な爪になっていく。
そして、小雨が空けた大穴、真希菜が切り落とした足が再生する。
「まずいな…核が見つからない! いったん引こう!」
小雨が逃げようと振り返った直後、
「シロンを返せーーー!!!!」
楓彩は近くに落ちていた鉄パイプを手に取り生存者《サバイバー》に突っ込んでいく。
「楓彩ちゃん!」
楓彩の足の速さに小雨は追いつけなかった。
楓彩は驚異の反射神経で無数の足をパイプで跳ね除け、本体に近づいていく。
そして
鈍い音と共に楓彩の手にしている鉄パイプは生存者《サバイバー》の本体に突き刺さっていた。
生存者《サバイバー》はうねりを上げて奇怪な悲鳴をあげる。
その隙を真希菜は見逃さなかった。
「消し飛べ───」
楓彩を後ろに引っ張り、突き出した右腕から放たれた拡散光は生存者《サバイバー》の体を蜂の巣にし、やがて生存者《サバイバー》は絶命する。
「う、うぅぅ…うわぁぁぁ……!」
薄暗く、血なまぐさい中、座り込んだ楓彩の嗚咽だけが響く。
「鬼月さん……」
「楓彩…ちゃん…!」
「……シロン……!」
楓彩の空元気が無慈悲にも終わった瞬間だ。しかし、小雨の目に映っていたのはそんなものでは無かった。
「っ!」
暗闇の向こう。目を凝らせば見える魑魅魍魎。
「楓彩ちゃん…立って…」
小雨は無気力な楓彩の手を引いて家具屋へ向かう。
一方で、ショウと彩楓は忍び足で下の階までやって来ていた。
「いた…もうこんな階まで来てるのか…」
「どうする…」
ショウ達は武装した兵士を数人、視認する。
「とりあえず上に戻ろう」
家具屋に戻ると、小雨達が戻っているのが見えたので、ショウは、
「割と近くまで来てる…生存者《サバイバー》の数もなぜか少なくなってる。……? どうしたの?」
3人の異変に気づき、話を止める。
「……この階に、生存者《サバイバー》が押し寄せてる…。シロンが……」
「……シロンが…」
姿がない白猫、うずくまって泣いている血塗れの楓彩。
ショウは全てを察した。
「……ごめん…悲しんでる時間が無い…今すぐ行動を起こさないと…私達まで危ない」
小雨と真希菜はうずくまる楓彩を立ち上がらせて背中を擦り落ち着かせる。
「ひっく…うぅ…ご、ごめんなさい…」
その後、楓彩の呼吸が落ち着くのを見計らってショウは各々に武装を渡す。
小雨には小雨専用の能力を最大限に生かすための異型のレーザー銃。
彩楓は自前の心鉄器───神楽。そして、楓彩が剣得から貰った同じく心鉄器───狛犬。
「さぁ、まずは上に逃げながら奴らがここに到達した時を見計らって、外からロープをつかって下へ降りる。その後は地下へ向かい、新たな居住区を展開しよう。さすがに地下への入口は見つからないと思う」
「楓彩の装備は…?」
「……私…武器無しですか…?」
「まぁ、逃げるだけなんだけど…欲しいなら…」
ショウはそう言って懐から拳銃(ショック銃)1丁と、彩楓が持ってきていた木刀を楓彩に背負わせた。
「いざとなったらでいいから…とにかく楓彩は武器を触らないで大丈夫だから」
「わ、分かりました…(なんで…?)」
皆はその後、真希菜を先頭に楓彩を囲むような陣形のまま上の階へ移動した。
道中、以前ショウ達が見回った時よりも遥かに生存者《サバイバー》の数が増加しており、細心の注意がはらわれた。
一方、ケルト率いるハワイ島の軍隊は、家具屋のある32階に到着していた。
「ケルトさん! 生活の痕跡が見受けられます!」
「え!? まじで! よっしゃ、瘴気でレーダーがダメになった時はどうなるかと思ったけど、何とかなりそうだな。更に上の階へ進行しよう! 屋上まで行けばきっと出会えるだろう」
「し、しかし外で待っている別働隊は…? このまま待機でよろしいのですか?」
「彼らは大丈夫だろう…先鋭のつもりだし…」
ショウ達は生存者《サバイバー》の群れをかいくぐり、50階の巨大な窓ガラスの前で足を止める。
「よし、奴らは家具屋に到着した。降下しよう…。私が最初に降りるから、真希菜と楓彩、彩楓と小雨の順で降りてきて」
太陽の位置からして時刻は午後2時位だろう。
高いところから見るビルが立ち並ぶ街は静かながらもかつて栄えた文明を感じる。
「こ、ここから飛び降りるんですか…?」
楓彩は青ざめた顔でショウを見る。
確かにショウ達が今いるのは50回、地上500メートルにあたる高さだ。
「大丈夫、ちょっとしたアトラクションだから!」
ショウはそう言ってアサルトライフルのグリップで窓ガラスを粉砕した。
「んじゃ、行くよ!」
ショウはそう言って開いた窓から飛び出していった。
ショウは降下しながら1階の入口付近に6人の兵士を見つける。
どうやら割ったガラスで、存在がバレてしまったようで、あちらも上を見上げている。
だが、ここでは視力の差が勝敗を分けた。
兵士がショウを視認する前にショウは頭を下にしてきりもみ回転しながら6発の弾丸を放つ。
それらは見事6人の兵士の頭を撃ち抜く。
ショウはそれを確認すると頭を上にし、自分が出てきた窓へ向けて持っていた銃からワイヤーを放つ。
ワイヤーが引っ掛かったことを視認するとブレーキをゆっくり掛けて失速する。
鮮やかに着地すると、騒ぎを聞きつけて入口から出てきた兵士2人をノールックで撃ち抜く。
「さ、辺りは安全…降りてきていいよ」
『降りてきていいよ』
ワイヤーの先についていたスピーカーからショウの声がする。
「よし、じゃあ降りてくれ」
「了解しました」
真希菜は前腕から出てきたワイヤーを楓楓彩に巻き付けて、固定する。
「苦しくないですか?」
「はい」
真希菜は吊るされているワイヤーを掴み、金属が擦れる音と共に滑るように降下していく。
「───」
その落下するような感覚に楓彩は言葉を失い、叫ぶことも出来なかった。
「……」
真希菜は地面を近くにするとワイヤーを強く握りしめてブレーキをかける。
「───っはぁぁ!」
楓彩は詰まっていた息が吐き出され、顔を青くしていた。
「大丈夫ですか? 鬼月さん…もうすぐ地面です」
「……ら、らいじょうぶれす…」
もはや呂律が回っていなかった。
やがて真希菜と楓彩が地面に足をつけ、数秒後に何事もなく彩楓と小雨も降りてくる。
「よし、じゃあ、地下へ向かおう」
そう言うと一同は銃弾を受けても大丈夫な真希菜を先頭に2階へ向かった。
2階にある洋服屋の隣にある鉄のドアを開き、目の前の階段を登っていく。
「あれ? 地下じゃないんですか?」
「ふふっ…? 不思議でしょ? 私が作った重力撹乱システムだよ…歩き方が正しくないとたどり着けない」
「へ、へぇ…」
言葉にはしなかったが、皆は「やっぱりショウは天才なんだ…」と改めて感じた。
「ん? …ちょっと、止まって…」
ショウは異変に気づき、皆を止める。
「システムの一部が決壊してる…」
「なんだと? どういう事だ」
「…こじ開けられてる…感じがする…侵入者の形跡だよ…わかりやすく言うと」
「なんだと…じゃあ…」
「破壊のされ方からして生存者《サバイバー》じゃない…もっと知性が高い……」
その時、楓彩以外の人達の中で何かが繋がった。
────レヴィアタン
「はぁ…ん? 近い…近い…近い近い近い!!」
微かに感じ取っていたものを身近に感じたレヴィアタン。
「まってて…今行くよ」
直後、楓彩は小雨に後ろ襟を引っ張られ、尻もちをつく。
「楓彩ちゃん! 伏せて!」
小雨は右腕に溜めた光を一直線に目の前にいる生存者《サバイバー》に放った。
辺りの暗闇が晴れるほどの眩しい閃光が生存者《サバイバー》の頭部らしき部位を吹き飛ばす。
「───」
だが、生存者《サバイバー》の無数の足が3人に降り掛かる。
「───ちっ!」
────刹那
真希菜はその無数の足を前腕から後ろに出た刃で切り裂いた。
「真希菜ちゃん!」
『キュイィィィ!』
耳障りな鳴き声と共にもがく生存者《サバイバー》。
次の瞬間、生存者《サバイバー》は白猫を体に取り込んだ。
「───あ」
「───嘘…」
すると、たちまち無数に生えていた足の先は鋭利な爪になっていく。
そして、小雨が空けた大穴、真希菜が切り落とした足が再生する。
「まずいな…核が見つからない! いったん引こう!」
小雨が逃げようと振り返った直後、
「シロンを返せーーー!!!!」
楓彩は近くに落ちていた鉄パイプを手に取り生存者《サバイバー》に突っ込んでいく。
「楓彩ちゃん!」
楓彩の足の速さに小雨は追いつけなかった。
楓彩は驚異の反射神経で無数の足をパイプで跳ね除け、本体に近づいていく。
そして
鈍い音と共に楓彩の手にしている鉄パイプは生存者《サバイバー》の本体に突き刺さっていた。
生存者《サバイバー》はうねりを上げて奇怪な悲鳴をあげる。
その隙を真希菜は見逃さなかった。
「消し飛べ───」
楓彩を後ろに引っ張り、突き出した右腕から放たれた拡散光は生存者《サバイバー》の体を蜂の巣にし、やがて生存者《サバイバー》は絶命する。
「う、うぅぅ…うわぁぁぁ……!」
薄暗く、血なまぐさい中、座り込んだ楓彩の嗚咽だけが響く。
「鬼月さん……」
「楓彩…ちゃん…!」
「……シロン……!」
楓彩の空元気が無慈悲にも終わった瞬間だ。しかし、小雨の目に映っていたのはそんなものでは無かった。
「っ!」
暗闇の向こう。目を凝らせば見える魑魅魍魎。
「楓彩ちゃん…立って…」
小雨は無気力な楓彩の手を引いて家具屋へ向かう。
一方で、ショウと彩楓は忍び足で下の階までやって来ていた。
「いた…もうこんな階まで来てるのか…」
「どうする…」
ショウ達は武装した兵士を数人、視認する。
「とりあえず上に戻ろう」
家具屋に戻ると、小雨達が戻っているのが見えたので、ショウは、
「割と近くまで来てる…生存者《サバイバー》の数もなぜか少なくなってる。……? どうしたの?」
3人の異変に気づき、話を止める。
「……この階に、生存者《サバイバー》が押し寄せてる…。シロンが……」
「……シロンが…」
姿がない白猫、うずくまって泣いている血塗れの楓彩。
ショウは全てを察した。
「……ごめん…悲しんでる時間が無い…今すぐ行動を起こさないと…私達まで危ない」
小雨と真希菜はうずくまる楓彩を立ち上がらせて背中を擦り落ち着かせる。
「ひっく…うぅ…ご、ごめんなさい…」
その後、楓彩の呼吸が落ち着くのを見計らってショウは各々に武装を渡す。
小雨には小雨専用の能力を最大限に生かすための異型のレーザー銃。
彩楓は自前の心鉄器───神楽。そして、楓彩が剣得から貰った同じく心鉄器───狛犬。
「さぁ、まずは上に逃げながら奴らがここに到達した時を見計らって、外からロープをつかって下へ降りる。その後は地下へ向かい、新たな居住区を展開しよう。さすがに地下への入口は見つからないと思う」
「楓彩の装備は…?」
「……私…武器無しですか…?」
「まぁ、逃げるだけなんだけど…欲しいなら…」
ショウはそう言って懐から拳銃(ショック銃)1丁と、彩楓が持ってきていた木刀を楓彩に背負わせた。
「いざとなったらでいいから…とにかく楓彩は武器を触らないで大丈夫だから」
「わ、分かりました…(なんで…?)」
皆はその後、真希菜を先頭に楓彩を囲むような陣形のまま上の階へ移動した。
道中、以前ショウ達が見回った時よりも遥かに生存者《サバイバー》の数が増加しており、細心の注意がはらわれた。
一方、ケルト率いるハワイ島の軍隊は、家具屋のある32階に到着していた。
「ケルトさん! 生活の痕跡が見受けられます!」
「え!? まじで! よっしゃ、瘴気でレーダーがダメになった時はどうなるかと思ったけど、何とかなりそうだな。更に上の階へ進行しよう! 屋上まで行けばきっと出会えるだろう」
「し、しかし外で待っている別働隊は…? このまま待機でよろしいのですか?」
「彼らは大丈夫だろう…先鋭のつもりだし…」
ショウ達は生存者《サバイバー》の群れをかいくぐり、50階の巨大な窓ガラスの前で足を止める。
「よし、奴らは家具屋に到着した。降下しよう…。私が最初に降りるから、真希菜と楓彩、彩楓と小雨の順で降りてきて」
太陽の位置からして時刻は午後2時位だろう。
高いところから見るビルが立ち並ぶ街は静かながらもかつて栄えた文明を感じる。
「こ、ここから飛び降りるんですか…?」
楓彩は青ざめた顔でショウを見る。
確かにショウ達が今いるのは50回、地上500メートルにあたる高さだ。
「大丈夫、ちょっとしたアトラクションだから!」
ショウはそう言ってアサルトライフルのグリップで窓ガラスを粉砕した。
「んじゃ、行くよ!」
ショウはそう言って開いた窓から飛び出していった。
ショウは降下しながら1階の入口付近に6人の兵士を見つける。
どうやら割ったガラスで、存在がバレてしまったようで、あちらも上を見上げている。
だが、ここでは視力の差が勝敗を分けた。
兵士がショウを視認する前にショウは頭を下にしてきりもみ回転しながら6発の弾丸を放つ。
それらは見事6人の兵士の頭を撃ち抜く。
ショウはそれを確認すると頭を上にし、自分が出てきた窓へ向けて持っていた銃からワイヤーを放つ。
ワイヤーが引っ掛かったことを視認するとブレーキをゆっくり掛けて失速する。
鮮やかに着地すると、騒ぎを聞きつけて入口から出てきた兵士2人をノールックで撃ち抜く。
「さ、辺りは安全…降りてきていいよ」
『降りてきていいよ』
ワイヤーの先についていたスピーカーからショウの声がする。
「よし、じゃあ降りてくれ」
「了解しました」
真希菜は前腕から出てきたワイヤーを楓楓彩に巻き付けて、固定する。
「苦しくないですか?」
「はい」
真希菜は吊るされているワイヤーを掴み、金属が擦れる音と共に滑るように降下していく。
「───」
その落下するような感覚に楓彩は言葉を失い、叫ぶことも出来なかった。
「……」
真希菜は地面を近くにするとワイヤーを強く握りしめてブレーキをかける。
「───っはぁぁ!」
楓彩は詰まっていた息が吐き出され、顔を青くしていた。
「大丈夫ですか? 鬼月さん…もうすぐ地面です」
「……ら、らいじょうぶれす…」
もはや呂律が回っていなかった。
やがて真希菜と楓彩が地面に足をつけ、数秒後に何事もなく彩楓と小雨も降りてくる。
「よし、じゃあ、地下へ向かおう」
そう言うと一同は銃弾を受けても大丈夫な真希菜を先頭に2階へ向かった。
2階にある洋服屋の隣にある鉄のドアを開き、目の前の階段を登っていく。
「あれ? 地下じゃないんですか?」
「ふふっ…? 不思議でしょ? 私が作った重力撹乱システムだよ…歩き方が正しくないとたどり着けない」
「へ、へぇ…」
言葉にはしなかったが、皆は「やっぱりショウは天才なんだ…」と改めて感じた。
「ん? …ちょっと、止まって…」
ショウは異変に気づき、皆を止める。
「システムの一部が決壊してる…」
「なんだと? どういう事だ」
「…こじ開けられてる…感じがする…侵入者の形跡だよ…わかりやすく言うと」
「なんだと…じゃあ…」
「破壊のされ方からして生存者《サバイバー》じゃない…もっと知性が高い……」
その時、楓彩以外の人達の中で何かが繋がった。
────レヴィアタン
「はぁ…ん? 近い…近い…近い近い近い!!」
微かに感じ取っていたものを身近に感じたレヴィアタン。
「まってて…今行くよ」
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