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2、幸福の果て
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「今日は疲れたよ、変身魔法少女とか結構ハードだよ」
パクは腹ばいになってこなみのベッドで横になる。
かなみは、それを気にもせず満面の笑み。
「どう?かっこよかった? スマーティア」
「かっこよかったけど、ボクは妄想じゃなくて直接かなみちゃんの妄想世界にいくんだよ?
疲れるよぉー」
腹ばいになったまま、じたばたじたばた手足を動かすパク。
かなみはその態度を気にせず、一人恍惚としていた。
「でしょー、このイマジナリィーキャンディーって凄いね。私の思った通りだよ」
「でもご利用は、ご計画的に。以前も説明したけれど、あまり強い妄想をしすぎると、
敵もそれだけ強くなるから。特に魔法少女になるときは注意ね。ボクのいうことは絶対だよ。
妄想の具現化、それはかなみちゃんの調子で毎回変化するってことでもあるんだよ」
「わ、わかったよぉ」
頼りなくこなみは返事をした。
翌朝、学校へいくとクラスの空気がおかしかった。
かなみの愛しの大谷に彼女ができたことだった。
それが原因でイマジナリーキャンディーをオーバードーズする。
「もういいんだ、なんでもいいんだ。ここじゃないどこかに私をつれてって」
沢山キャンディを口に含み、ここではない世界へ。
当たりは鬱蒼とした黒い天候。目の前にはクラスメイトの大谷。
「嘘だよね、私以外の女の子と付き合ったりなんかしないよね」
半泣きのかなみに対するは、笑顔の大谷。
「うん、しないよ」
大谷はそっと抱きしめる。
しかし彼の手はドス黒い闇が手の形となってるだけ。
その闇にかなみは取り込まれていく。
黒ずんでいくかなみ。
「もうすべてを忘れさせてほしい」
大谷らしき者は笑いをこらえつつも
「これからは楽しい世界が待ってるよ」
と優しげな声でかなみをいざなう。
深い深い闇の中へ、かなみの妄想の中へ。
その光景を外から見てるメイド猫。
「あーあ、これだからボクは注意したのにね。
また探し直さなきゃならない。でもこれで110人目。
みんな気が弱すぎるんだよぉ」
パクはかなみがどこかへいくのを見届けた後に、
またキャンディを与える少女を探しにどこかへぷかぷかと消えていった。
パクは腹ばいになってこなみのベッドで横になる。
かなみは、それを気にもせず満面の笑み。
「どう?かっこよかった? スマーティア」
「かっこよかったけど、ボクは妄想じゃなくて直接かなみちゃんの妄想世界にいくんだよ?
疲れるよぉー」
腹ばいになったまま、じたばたじたばた手足を動かすパク。
かなみはその態度を気にせず、一人恍惚としていた。
「でしょー、このイマジナリィーキャンディーって凄いね。私の思った通りだよ」
「でもご利用は、ご計画的に。以前も説明したけれど、あまり強い妄想をしすぎると、
敵もそれだけ強くなるから。特に魔法少女になるときは注意ね。ボクのいうことは絶対だよ。
妄想の具現化、それはかなみちゃんの調子で毎回変化するってことでもあるんだよ」
「わ、わかったよぉ」
頼りなくこなみは返事をした。
翌朝、学校へいくとクラスの空気がおかしかった。
かなみの愛しの大谷に彼女ができたことだった。
それが原因でイマジナリーキャンディーをオーバードーズする。
「もういいんだ、なんでもいいんだ。ここじゃないどこかに私をつれてって」
沢山キャンディを口に含み、ここではない世界へ。
当たりは鬱蒼とした黒い天候。目の前にはクラスメイトの大谷。
「嘘だよね、私以外の女の子と付き合ったりなんかしないよね」
半泣きのかなみに対するは、笑顔の大谷。
「うん、しないよ」
大谷はそっと抱きしめる。
しかし彼の手はドス黒い闇が手の形となってるだけ。
その闇にかなみは取り込まれていく。
黒ずんでいくかなみ。
「もうすべてを忘れさせてほしい」
大谷らしき者は笑いをこらえつつも
「これからは楽しい世界が待ってるよ」
と優しげな声でかなみをいざなう。
深い深い闇の中へ、かなみの妄想の中へ。
その光景を外から見てるメイド猫。
「あーあ、これだからボクは注意したのにね。
また探し直さなきゃならない。でもこれで110人目。
みんな気が弱すぎるんだよぉ」
パクはかなみがどこかへいくのを見届けた後に、
またキャンディを与える少女を探しにどこかへぷかぷかと消えていった。
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