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浄威天蓋金剛(じょういてんがいこんごう)
しおりを挟む浄威天蓋金剛(じょういてんがいこんごう)
歯車の教会所属 十二輪監将 第参将
体長高: 13m
総重量: 3500kg
総出力: 245万kw
推定総開発費: 153兆8450億
浄威天蓋金剛(じょういてんがいこんごう)は歯車の教会、その主神たる氣功神代神皇(きこうかみよしんのう)の中心とする歯車の神々の一柱である。
歯車の教会が支配する半径10光年の広大な地域に12ある巨大監獄の1つ鬼巖城の輪監将を務める存在でもある。
元来神とは人の願いから生まれ、融合大陸においてもその強大な力によって別の次元に住まう存在である。ただ融合大陸において、その存在ははるかに現世へと引き寄せられやすくなっており、その存在をある程度強制的に降臨せしめる技術も発展している。 神は人の願いから生まれた故に、その神が生まれた起因である願いの力へと引き寄せられる。その性質を利用し、祈祷や礼拝、祭りや儀式を通じて発生した信心を増幅させる装置を使い神を強力に引き寄せるのである。
そうして、神を引き寄せ降臨せしめた後、降臨時に発生する莫大なエネルギーを利用することは融合大陸の宗教文明では当たり前のように行われている。 ただ、この歯車の教会においては、半ば無理やり降臨せしめた神を、あまつさえ、鉄と歯車の体へと押し込んでしまうのである。
これはある種、人の魂を利用する日和神聖帝国のクグツと似た存在であるが、クグツがあくまで魂を利用した人工知能であるのに対して、歯車の神々は神のそのものを物質的なものに押し込んでいる点で大きく意味合いが異なっている。その手法は秘匿とされているが、少なくとも大量の融合石が使われることは自明であり、その量は歯車の神1体に対して約2万トンとも言われている。これは1つの惑星から産出できる融合石結晶の総量とほぼ同じである。
浄威天蓋金剛(じょういてんがいこんごう)は元々、威からの逃避、威からの保護、威の浄化、そういったものを司る神であったという。それゆえか、歯車の神となった後もその顔には穏やかな表情が浮かび、その外観は抱擁力を連想させる。 また、浄威天蓋金剛(じょういてんがいこんごう)が管理する鬼巖城は己の権威を乱用したり、悪用したものたちの監獄である。
外装は融合石結晶をふんだんに利用したフュージョンアルファ合金、その上に黄エカテリウム合金を重ねることで防御性能と神性の封じ込めの両方を担っている。神性の封じ込めと言っても神のそのものを封じているのは秘匿された別の手法であり、この特殊外装はそれでも溢れ出る神性が外部に影響を及ぼさないようにするための装置という意味合いが強い。エネルギー源は小型融合炉ではなく、神性転換炉であり、神の力そのものをエネルギー変換するもので、現在の変換効率は0.0000001%以下となっている。すなわち、その神のほんの些細な力しか発生し得ないということでもあるが、それでも浄威天蓋金剛(じょういてんがいこんごう)の推定出力は245万KWという、破格の出力値であり神を無理やりにでも現世の体に押し込める、無茶苦茶とも言える歯車の教会の試みが功をせいしていると言えよう。
兵装は瞳から発射する、プラズマ粒子融合砲1門と8腕からなる複数の手の平から発射する高圧縮レーザー8門である。いずれも既存兵器の流用でしかないものの、その強大なエネルギー出力によって非常に危険な兵器となっており、プラズマ粒子融合砲は発射により都市規模の破壊が可能であり、高圧縮レーザーにおいても最大出力で星の核まで到達させることが可能である。ただ、兵装については一度神性転換炉で取り出したエネルギーを融合エネルギーに再変換するなど非効率な面も多く、より効率的な兵器の開発が模索されている。
浄威天蓋金剛(じょういてんがいこんごう)はおよそ300年前に降臨し歯車の神となった後、主神たる氣功神代神皇(きこうかみよしんのう)の説得を経て歯車の教会へと所属。その後、鋼鉄双竜騎士団との惑星エカテリーテ紛争において騎士竜22体と壮絶な戦いを繰り広げたのちに半壊状態となりながらも勝利。その功により十二輪監将 第参将 として鬼巖城の城主となった。
この惑星エカテリーテ紛争は双方の損害の大きさから約1年ほどで和平が結ばれたが、この損害の影響により泥沼化していた大陸最南端戦争への鋼鉄双竜騎士団の介入が第四次武力侵攻まで遅れる要因となったうえ、物資不足により十分な補給線の構築もできなかった。
また、当時の鋼鉄双竜騎士団の認識として南端国家群製のクグツの性能を過小評価していたことも、派遣された騎士竜がディオリニール1機だけであったことに現れており、それが南端国家群との3日戦争敗北の要因にもなったと言われている。
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