第14回恋愛小説大賞エントリー作品を集計してみた

エントリー状況について

初日（2/1）時点の完結率

エントリー作品のうち、大賞期間の初日（2/1）時点で「完結」していた作品の割合について調べてみました。

集計結果はこちらになります。

・連載中：1701作品
・完結　：1220作品
（総計：2,921作品）
※総計は初日時点のエントリー数となります。

グラフにするとわかりやすいですが、初日の時点で完結しているのは全体の４割程度となります。

次に、完結作品を対象に「完結した時期」を年ごとに集計してみました。
※完結時期は「最終更新日」の日付とします。
※外部登録作品については「最終更新日」がアルファポリス上では表示されないため、正確な日付が取得できませんでした。ご了承ください。

最終更新日：作品数
・2021年：251
・2020年：672
・2019年：118
・2018年：62
・2017年：28
・2016年：21
・2015年：2
・2014年：0
・2013年：0
・2012年：0
・外部登録：66
（総計：1,220作品）

2021年に完結した作品が21パーセント、2020年に完結した作品が55パーセントということで、比較的最近（ここ１年ほどで）完結した作品が全体の４分の３を占めていました。

大賞ポイントなどを考慮すると、エントリー時点では「連載中」にしておき、大賞期間中に「完結」させた方がアクセス数のアップが見込める（ひいては大賞ポイントもアップする）と考えていたため、意外に期間前に完結させている作品が多いな、という印象を受けました。

完結すると、そのあと何日かは「完結ブースト」でのアクセス数増加が見込めるのですが、その効果も数日間でなくなってしまうため、大賞ポイントで上位を狙う場合、完結時期（連載時期）はかなり重要なポイントではないかと思います。

逆に、すでに完結済みにも関わらず上位に食い込んでいる作品は本当に面白くて「応援したい」という固定ファンがついているのかもしれませんね。