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3. お願いがあるの
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生誕祭の日。
仕事は休みだというのに、ミアは役所の裏にある王立の図書館へと出向いていた。入官以来、一般には解放されていない書庫への立ち入りが許可されたため、ミアは頻繁に訪れている。人が少なく、静かで、書物に没頭できるこの場所はミアのお気に入りだ。
「やあ、ミア」
「シモン?」
本棚に向かうミアに背後から声をかけてきたのは同僚のシモンである。
彼は王都から少し離れた地方の領主の息子で、茶褐色のクルクルとした髪の毛が特徴的な愛想のいい青年だ。
実はミアは過去に彼から交際を申し込まれたことがあった。勉強で手一杯で異性への興味など皆無だったミアはもちろん断ったのだが、シモンは今でもこうやって気軽に声をかけてくる。
「せっかくの生誕祭なのに、こんなところに籠もっていたら、もったいないよ。一緒に出かけないか?」
「ごめんなさい、今日中に調べたいことがあるの」
「そっか。まぁ、ミアらしいよね。じゃあ代わりに一杯だけでも相手してくれない?」
意外にあっさりと引き下がったシモンが一本の瓶を掲げてみせた。
「ワイン?」
「そう。うちの地元で作られた珍しいものなんだ」
シモンは事前に準備してきていたらしいグラスを取り出すと、手際よくワインを注いだ。血のように赤い液体をグラスいっぱいに注ぎ入れると、ミアの目の前に差し出してくる。
「ありがとう。でも、まだ昼間だし」
ミアが断ろうとすると、
「なに固いこと言ってるんだよ。今日は年に一度の生誕祭だよ。ワインの一杯ぐらい付き合ってくれてもいいだろう?」
シモンが少し強引にミアの手にグラスを押しつけた。
「……じゃあ、一杯だけ」
仕方なく一口だけ舐めてみると、ミアの口のなかに強い甘みが広がった。
「わ、美味しい」
「……それはよかった。さぁもっと飲んで飲んで」
喉が渇いていたこともあって、ミアはついつい全部飲み干してしまった。
舌のうえにかすかな苦味が残る。葡萄というよりは熟れた柘榴のような不思議な味だ。
「ありがとう。美味しかった」
空のグラスを返しながら礼を言うと、シモンが「どういたしまして」と目を細めた。その目にあやしい光が灯っていることに、もちろんミアは気が付かない。
「ミア、身体の調子はどうたい?」
「え?」
突然シモンに両肩を掴まれて、顔を覗きこまれる。
驚いたミアは思わず一歩下がってシモンとの距離を取ろうとしたが、強く肩を掴まれているせいで思うように動けない。そのとき――
「……ア……ミア! ミア―!」
遠くからミアの名を呼ぶ声が聞こえた。
「今の声……リアム、だよね?」
「チッ」
シモンが顔を歪めて舌打ちをする。
ミアは「助かった」と思って、リアムの声に応えようと口を開きかけたが、
「んっ!? ……ぅう…」
後ろから伸びてきたシモンの手がミアの口と腹部にまわされる。ぎゅっときつく押さえられて身動きがとれない。
それに何故だか、彼に触れられた場所がヒリヒリと熱を帯びていく気がして、ミアは落ち着かなかった。
そのままシモンに引きずられるようにして、書庫の奥の薄暗い場所へと連れ込まれる。
「ちゃんと飲ませたのか?」
シモンではない男の声が聞こえて、ミアは視線を動かした。物陰から男たちが姿を現す。三人ほどいるみたいだ。名前はわからないが、ミアにも見覚えがある男たちだった。
「あぁ、グラス一杯飲み干したよ。さて、どれほどの効果があるかな」
やけにウキウキとした調子でシモンが答えた。その声がひどく不気味に感じられて、ミアの背筋をぞわっとした悪寒が走った。
飲み干した……って、何のこと?
まさか、さっきのワイン? 何か入っていたの!?
ミアの体内でサァーっと血の気が引いていく。
四人の男たちがミアの四肢を押さえつけた。
男たちの手から逃れようと、ありったけの力を振り絞って暴れてみても、すぐに押さえこまれてしまう。
ミアの身体が恐怖のあまりブルブルと震えた。ただ、震えているのに、なぜか身体がどんどん熱くなってくる気がして、ミアは不安でたまらなかった。ザワザワと血が沸き立つような、今まで経験したことのない感覚にミアの震えがいっそう激しくなる。
「……痛っ!」
ミアが口を押さえられていたシモンの手のひらに思いっきり噛みつくと、一瞬、ミアの口が自由になった。
「ぁ……た、たすけて! 誰か! リアム! リアム……っ!」
ミアは出せる限りの大きな声で叫んだ。
さっき聞こえた自分を呼ぶ声は間違いなくリアムのものだった。近くにいるに違いない。彼ならきっと……救けに来てくれるはずだ。あの時みたいに。
ミアは目をぎゅっと瞑って必死に願った。
「……ア! ミア! ミア! 無事か!?」
「……リアム?」
待ち望んだ声が聞こえて、ミアは目を開いた。
ミアの視線の先には、たしかにリアムがいた。剣を構えたその姿は戦に挑む騎士のようだ。リアムは男たちに向かって剣を振りかぶった。
「うわぁ! やめろ!」
男たちが慌ててミアの身体から手を離した。
「ヤバい……モレロ家が相手じゃ揉み消せないぞ。逃げろっ……!」
バタバタと騒がしい音がして、シモンたちが逃げていく。リアムに見つかってすぐに尻尾を巻いて逃げ出すなんて、とミアはシモンに嫌悪感を抱かざるを得なかった。
「ミア、大丈夫か?」
リアムが膝をついて心配そうにミアの目を覗き込んだ。リアムのブルーグレイの瞳にミアの怯えた顔が映りこんでいる。
ミアは震えながら頷いた。もう男たちはいないのに、ミアの震えは止まらなかった。
「ミア、怖かったのか? 震えてるじゃないか」
リアムは優しくそう言うと、ミアの肩に手を置いた。
「あっ……!」
ちょっと触れられただけなのに、ミアの口から甲高い声が漏れた。
ミアは自分で自分を抱きこんで、なんとか震えを抑えようとしたが、一向に止む気配がない。
おかしい。ミアは自分の身体の異変に気づいた。
なんだろう、この感じ。なんだか、全身が……ムズムズする。
「ミア、大丈夫か? 立てる?」
床に蹲ったままのミアを立ち上がらせようと、リアムがミアの手を取った。
リアムの触れたところから、ウズウズとした何かがミアの体内を這い上がってくる。そんな正体不明の感覚を堪えて、ミアはなんとか立ち上がろうとするが、うまく力が入らない。
「キャ……」
よろけたミアを支えようと、咄嗟に差し出されたリアムの手が思いがけずミアの胸を掠めると、
「ぁん……っ!」
ミアの口からやけに色っぽい女の声が迸った。
ほんの一瞬触れただけなのに、胸の先からビリビリとした……えも言われぬ衝撃がミアの体内を駆け巡ったのだ。
ミアは思わずリアムの袖を掴んだ。
「ミア?」
不審がるリアムをよそに、ミアは彼の手を取ると、自分の胸のほうへと持っていく。
「お、おい……ミア!?」
「リアム……なんだか、おかしいの。わたし……」
ムズムズする。胸だけじゃなくて……全身が。
おかしい。
これじゃあまるで身体中が性感帯だ。
ミアは思わず自分で自分を慰めたくなったが、さすがに人前で……それもリアムの前でそんなことはできない、と我慢する。
さっきからずっと身体が疼いている。身体の奥のほうから何かが足りないと訴えてくる。何かが欲しくてたまらないのに、でも何が欲しいのかわからない。わからなかった。だけど、さっきのリアムとの接触でようやくわかった。
もっと、もっと……触ってほしい。
もっと強く、もっと激しく。
なんなら痛いくらいの刺激が欲しかった。もう耐えられそうにない……。
ミアは込み上げてくる涙を目に湛えながら、リアムの顔をじっと見つめた。
「リアム、お願いがあるの。もっと…………触って」
生誕祭の日。
仕事は休みだというのに、ミアは役所の裏にある王立の図書館へと出向いていた。入官以来、一般には解放されていない書庫への立ち入りが許可されたため、ミアは頻繁に訪れている。人が少なく、静かで、書物に没頭できるこの場所はミアのお気に入りだ。
「やあ、ミア」
「シモン?」
本棚に向かうミアに背後から声をかけてきたのは同僚のシモンである。
彼は王都から少し離れた地方の領主の息子で、茶褐色のクルクルとした髪の毛が特徴的な愛想のいい青年だ。
実はミアは過去に彼から交際を申し込まれたことがあった。勉強で手一杯で異性への興味など皆無だったミアはもちろん断ったのだが、シモンは今でもこうやって気軽に声をかけてくる。
「せっかくの生誕祭なのに、こんなところに籠もっていたら、もったいないよ。一緒に出かけないか?」
「ごめんなさい、今日中に調べたいことがあるの」
「そっか。まぁ、ミアらしいよね。じゃあ代わりに一杯だけでも相手してくれない?」
意外にあっさりと引き下がったシモンが一本の瓶を掲げてみせた。
「ワイン?」
「そう。うちの地元で作られた珍しいものなんだ」
シモンは事前に準備してきていたらしいグラスを取り出すと、手際よくワインを注いだ。血のように赤い液体をグラスいっぱいに注ぎ入れると、ミアの目の前に差し出してくる。
「ありがとう。でも、まだ昼間だし」
ミアが断ろうとすると、
「なに固いこと言ってるんだよ。今日は年に一度の生誕祭だよ。ワインの一杯ぐらい付き合ってくれてもいいだろう?」
シモンが少し強引にミアの手にグラスを押しつけた。
「……じゃあ、一杯だけ」
仕方なく一口だけ舐めてみると、ミアの口のなかに強い甘みが広がった。
「わ、美味しい」
「……それはよかった。さぁもっと飲んで飲んで」
喉が渇いていたこともあって、ミアはついつい全部飲み干してしまった。
舌のうえにかすかな苦味が残る。葡萄というよりは熟れた柘榴のような不思議な味だ。
「ありがとう。美味しかった」
空のグラスを返しながら礼を言うと、シモンが「どういたしまして」と目を細めた。その目にあやしい光が灯っていることに、もちろんミアは気が付かない。
「ミア、身体の調子はどうたい?」
「え?」
突然シモンに両肩を掴まれて、顔を覗きこまれる。
驚いたミアは思わず一歩下がってシモンとの距離を取ろうとしたが、強く肩を掴まれているせいで思うように動けない。そのとき――
「……ア……ミア! ミア―!」
遠くからミアの名を呼ぶ声が聞こえた。
「今の声……リアム、だよね?」
「チッ」
シモンが顔を歪めて舌打ちをする。
ミアは「助かった」と思って、リアムの声に応えようと口を開きかけたが、
「んっ!? ……ぅう…」
後ろから伸びてきたシモンの手がミアの口と腹部にまわされる。ぎゅっときつく押さえられて身動きがとれない。
それに何故だか、彼に触れられた場所がヒリヒリと熱を帯びていく気がして、ミアは落ち着かなかった。
そのままシモンに引きずられるようにして、書庫の奥の薄暗い場所へと連れ込まれる。
「ちゃんと飲ませたのか?」
シモンではない男の声が聞こえて、ミアは視線を動かした。物陰から男たちが姿を現す。三人ほどいるみたいだ。名前はわからないが、ミアにも見覚えがある男たちだった。
「あぁ、グラス一杯飲み干したよ。さて、どれほどの効果があるかな」
やけにウキウキとした調子でシモンが答えた。その声がひどく不気味に感じられて、ミアの背筋をぞわっとした悪寒が走った。
飲み干した……って、何のこと?
まさか、さっきのワイン? 何か入っていたの!?
ミアの体内でサァーっと血の気が引いていく。
四人の男たちがミアの四肢を押さえつけた。
男たちの手から逃れようと、ありったけの力を振り絞って暴れてみても、すぐに押さえこまれてしまう。
ミアの身体が恐怖のあまりブルブルと震えた。ただ、震えているのに、なぜか身体がどんどん熱くなってくる気がして、ミアは不安でたまらなかった。ザワザワと血が沸き立つような、今まで経験したことのない感覚にミアの震えがいっそう激しくなる。
「……痛っ!」
ミアが口を押さえられていたシモンの手のひらに思いっきり噛みつくと、一瞬、ミアの口が自由になった。
「ぁ……た、たすけて! 誰か! リアム! リアム……っ!」
ミアは出せる限りの大きな声で叫んだ。
さっき聞こえた自分を呼ぶ声は間違いなくリアムのものだった。近くにいるに違いない。彼ならきっと……救けに来てくれるはずだ。あの時みたいに。
ミアは目をぎゅっと瞑って必死に願った。
「……ア! ミア! ミア! 無事か!?」
「……リアム?」
待ち望んだ声が聞こえて、ミアは目を開いた。
ミアの視線の先には、たしかにリアムがいた。剣を構えたその姿は戦に挑む騎士のようだ。リアムは男たちに向かって剣を振りかぶった。
「うわぁ! やめろ!」
男たちが慌ててミアの身体から手を離した。
「ヤバい……モレロ家が相手じゃ揉み消せないぞ。逃げろっ……!」
バタバタと騒がしい音がして、シモンたちが逃げていく。リアムに見つかってすぐに尻尾を巻いて逃げ出すなんて、とミアはシモンに嫌悪感を抱かざるを得なかった。
「ミア、大丈夫か?」
リアムが膝をついて心配そうにミアの目を覗き込んだ。リアムのブルーグレイの瞳にミアの怯えた顔が映りこんでいる。
ミアは震えながら頷いた。もう男たちはいないのに、ミアの震えは止まらなかった。
「ミア、怖かったのか? 震えてるじゃないか」
リアムは優しくそう言うと、ミアの肩に手を置いた。
「あっ……!」
ちょっと触れられただけなのに、ミアの口から甲高い声が漏れた。
ミアは自分で自分を抱きこんで、なんとか震えを抑えようとしたが、一向に止む気配がない。
おかしい。ミアは自分の身体の異変に気づいた。
なんだろう、この感じ。なんだか、全身が……ムズムズする。
「ミア、大丈夫か? 立てる?」
床に蹲ったままのミアを立ち上がらせようと、リアムがミアの手を取った。
リアムの触れたところから、ウズウズとした何かがミアの体内を這い上がってくる。そんな正体不明の感覚を堪えて、ミアはなんとか立ち上がろうとするが、うまく力が入らない。
「キャ……」
よろけたミアを支えようと、咄嗟に差し出されたリアムの手が思いがけずミアの胸を掠めると、
「ぁん……っ!」
ミアの口からやけに色っぽい女の声が迸った。
ほんの一瞬触れただけなのに、胸の先からビリビリとした……えも言われぬ衝撃がミアの体内を駆け巡ったのだ。
ミアは思わずリアムの袖を掴んだ。
「ミア?」
不審がるリアムをよそに、ミアは彼の手を取ると、自分の胸のほうへと持っていく。
「お、おい……ミア!?」
「リアム……なんだか、おかしいの。わたし……」
ムズムズする。胸だけじゃなくて……全身が。
おかしい。
これじゃあまるで身体中が性感帯だ。
ミアは思わず自分で自分を慰めたくなったが、さすがに人前で……それもリアムの前でそんなことはできない、と我慢する。
さっきからずっと身体が疼いている。身体の奥のほうから何かが足りないと訴えてくる。何かが欲しくてたまらないのに、でも何が欲しいのかわからない。わからなかった。だけど、さっきのリアムとの接触でようやくわかった。
もっと、もっと……触ってほしい。
もっと強く、もっと激しく。
なんなら痛いくらいの刺激が欲しかった。もう耐えられそうにない……。
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