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第1章
第21話 TSポーション
「……よし。……誰もいないな」
本日の俺は、麗しの庭園の誓い邸に用意された自分の部屋に一人たたずんでいる。俺はこれから、とある実験をしようと思っていた。
この実験は、一人で誰にも邪魔をされずにやりたい。とても集中力が必要だからだ。だから俺は、アマンダさんとマーリンさんとミュゼルさんが何か別のことをしているこの時間を選んだ。
「これを、飲んでと……」
俺は創造魔法で作り出した特別性のポーションを手に持つと、一気に飲み干す。俺の期待と興奮と一緒になって、試験管のようなビンの中にあるポーションが俺の喉を通っていった。
今回、俺が作ったのは、お試し用のTS(性転換)ポーション。一日だけ、飲んだ人物の性別を逆にすることができる魔法のポーションだ。
つまり、男がTSポーションを飲むと体が女に、女がTSポーションを飲むと体が男になるわけだ。
そして、その魔法のポーションを飲み干した俺の体に変化が起きる。何とは言わないが俺の下半身からとある膨らみが消え去ると、その代わりに、俺の上半身に二つの膨らみが追加されていた。
そして、女の子に変わった俺の身長も小さくなっている。多分、今の身長は150センチメートルくらいだろう。
ふに♡ふに♡
俺は少しの間、とある双丘の感触を楽しんだ。胸にある謎の膨らみのせいで、床を見下ろしたときに地面が見にくいのが難点だ。
性別が変わると視界が変わるし、歩く時の感覚も変わる。俺が室内を歩くたびに、あるものがタプンタプンと俺の上半身で揺れていた。
今回、俺は体の性別を入れ替えたこの時間を利用することで、男女における魔力解放の違いを知りたいと考えていた。これは科学のためなのだ。決していやらしい動機からではない。
というわけで、さっそく俺はベッドの上に寝転んでリラックスをすると、自分の体にある魔力秘孔を自分の魔力を使って心地よく刺激していく。実験の開始だ。
女に変わった俺の体にある魔力秘孔を一定のリズムで心地よく刺激していくと、俺の全身には意識がとろとろになるような甘い快感が満ち始めていく。体中の魔力から、力がふにゃりと抜けていく感じだ。正直、めちゃくちゃに気持ちいい。
魔力秘孔を刺激したときに感じる快感と感覚が、男のときと女の体に変わったときでは全然違うのが面白かった。
男のときは魔力秘孔に快楽を感じると緊張と反射で筋肉が硬くなるのだが、女の体になって自分の魔力秘孔にとろとろな刺激を与えると、頭がポーっとするくらいに心地いい快感が白い霧みたいに体内に広がっていくのと同時に、それに反応するようにして全身の筋肉が甘くやわらかくほぐれていくような感じがする。
そして肉体に快感を感じると、自分の口から高くて桃色の声が勝手に出てくるのだ。自分の喉から出ている声が、いつもより高いことに違和感がある。
本当に自分が女の子になったみたいで、恥ずかしいから喉から勝手に出てくる声を我慢をしようとしても、どうしても反射的に俺の喉からは高くてエッチな声が自然と出続けてしまう。不思議だった。
ヒク♡ヒク♡ヒク♡
そして、俺の体に魔力解放が起きる。すると俺の全身には淀んだ魔力と一緒になって、ふわふわと霧のように甘くてしびれる快感が広がっていった。それと同時に、俺の意識がとろけるように気持ちいい白いモヤモヤによってゾワリと覆われていく。
さらに魔力解放が進むと、俺の耳からキーンと音が遠くなっていった。それでもまだ、女の体で味わう魔力解放は終わらない。一定のリズムでヒクヒクと魔力解放を起こす俺の魔力秘孔から、強烈な気持ちよさが波紋のように広がり続ける。
その感覚は、まさに、よだれが出るくらいに気持ちいいの一言だった。
男のときに味わう魔力解放は、全身に一気に快感が広がるとすぐに終わる感じであったが、女の体で味わう魔力解放は、じんわりと強い気持ちよさがゾクゾクと長い時間をかけて体内に広がった後に、全身に脱力感と甘い余韻が残り続けるといった感じだ。
そしてその快楽によって、意識の中に強烈な幸福感や満足感が感じられる。
魔力解放を引き起こしている最中はヒクヒクと、自分の魔力秘孔が淀んだ魔力を放出しながら痙攣をしているのが分かった。それを例えるなら、まるでお腹の中で大きなあくびを長時間しているみたいな感覚で、とにかくすっごい気持ちいいのだ。
これが女性の体で味わう魔力解放なのかと、俺はその体験に感動をすることになる。
「アマネー。いるか?――って、誰だお前!」
しかし感動もひとしおのところであるが、俺が女の体で味わう魔力解放の余韻を楽しむようにしてベッドの上に寝転んでいる姿を、まずいことに部屋に入ってきたアマンダさんに見つかってしまう。そして、麗しの庭園の誓い邸は大騒動となった。
「――みんな!大変だ!アマネが、女を連れ込んだ!」
アマンダさんの号令を受けると一瞬で、麗しの庭園の誓い三人が俺の部屋に集合をする。さすがAランク冒険者パーティー。素晴らしいコンビネーションだ。
彼女たちはそれぞれの手に武器を持ち女の子になった俺に対して警戒をしていたが、なんとか説明をすることで、俺は彼女たちに自分の正体を明かすことが出来た。
TSポーションを彼女たちの目の前で飲んで男の体に戻り、そしてもう一度彼女たちの目の前でTSポーションを再び飲み直すことで、俺は自分が女の子に変身していたことを力技で三人に証明したのだ。
この説明法を思いつくのがもう少し遅かったら、俺はA級冒険者の彼女たちと全力の戦闘をしなければならないところであった。
そして今の俺は女の子の体になったまま、ベッドの縁に腰掛けた状態で麗しの庭園の誓い三人組に詰め寄られることになる。
「ふーん……。アマネは魔法で、一時的に女の子になったのか……」
胡乱げな目つきで、女体化した俺を見つめ続ける三人。まるで、変態を咎めるような目だ。しかしすぐに、俺を見る彼女たちの目つきが嗜虐的でドSな女の子がする瞳へと切り替わる。これはマズイ。三人の目つきを見た瞬間の、俺の印象だ。
彼女たちは何か恐ろしいイタズラを思いついたような悪い笑顔で、俺を見つめ続けている。その光景を前にして、俺の背筋に寒気が走るような思いだった。
そして俺は三人に着ていた服を剥ぎ取られると、あっという間にベッドに押し倒されてしまう。女の子の体にまだ慣れていなくて、うまく体を動かせない。これは万事休すだ。
ベッドに仰向けになってふにゃりと寝転んだ俺を上から見下ろす、アマンダさんとマーリンさんとミュゼルさんの三人の笑顔が妙に黒いのが印象的だった。
「せっかくだ。女の体の気持ちよさを、私がアマネにたっぷりと教えてやるよ!」
「……日頃の仕返し」
「実はボク、責めるほうが得意なんだ~!」
「――えっ!?――ちょっと!――まって!」
こうして俺は次の日になってTSポーションの効果が切れるまで、麗しの庭園の誓い三人組と不思議な遊びをするのであった。
「……アマネのここ♡……すっごい濡れてるからな~♡」
……グチュ♡グチュ♡グチュ♡
「……女の子ってキスをされると、意識がとろけちゃうの、アマネ知ってた?」
……くちゅ♡……くちゅ♡
「……アマネの胸にあるピンク色した♡……ちっちゃいこれ♡……ボクがいっぱい♡……いじめてあげるね~♡」
……クニ♡クニ♡クニ♡
……
……
……
ガク♡ガク♡ガク♡
※めちゃくちゃに気持ちよかった
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