魔力で繋がる新世界!邪神にチートと寝取り魔法を与えられた俺は異世界でのんびりとスローライフを送ることにします

第三世界(うたかたとわ)

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第2章

第40話 クリスの末路


 ※クリス視点


「――くそ!くそ!くそおおおおお!」


 僕は怒りに叫びながら、森の中を走っていた。理由はマリーとターニャを、追いかけるためだ。


 これから、マリーには復讐をしなければならない。マリーと僕が口喧嘩していた時の映像記録球が、村の中にばらまかれていたからだ。せっかく彼女が最低な女だと周囲に説明して回ったのに、今はまるで僕が全部悪いみたいになってる。そのせいで、マリーの悪口を言いふらしていた僕は恥をかくことになった。


 僕がマリーに理不尽に言いがかりをつけて暴力を振るう人物だと、みんなに誤解されてしまったのだ。村のみんなが、今は僕を嘘つき呼ばわりしている。


 しかもご丁寧に、ばらまかれた映像記録球は一回再生すると崩壊してしまう保護機能付きだ。だから映像記録球を悪用して、マリーを馬鹿にすることもできない。


 僕はその屈辱に対する報復を、きちんと行なわなければならなかった。マリーは彼氏の名誉を汚す真似をする最低な女なのに、何でみんなはそのことに気づかないんだ。


 しかしそれよりも最悪なのが、マリーがターニャを旅に連れて行ってしまったことだ。ターニャが、村からいなくなるのはまずい。なぜなら、僕の身に危険が及ぶ。


 ターニャに洗脳魔法を使って、他種族を見下すように仕向けたのは僕だ。僕に絶対服従を誓わせたあいつをどうやって村から連れ出したかわからないが、とにかく彼女を取り戻さなくてはならなかった。


 洗脳魔法はその危険性から、誰かに使用したことがバレたら問答無用で死刑になる魔法だ。あいつらがどうなろうと知ったことではないが、ターニャに洗脳魔法をかけたことが外部に見つかり僕が捕まるのは困る。


 たまたま森でのたれ死んでいた黒いローブを着た男の死体から洗脳魔法の魔導書を手に入れたのはいいが、ここで捕まりたくはない。大金を手に入れるチャンスなんだ。


 僕はターニャをこれから、変態貴族に奴隷として売る約束をしている。


 洗脳魔法を有効利用するために取り入った変態貴族が、人間を見下す女エルフを調教して屈服させる遊びがしたいとご所望だった。僕はその奴隷の調達を、大量の金貨と引き換えに貴族に約束したのだ。


 そのためのターゲットにしたのが、ターニャだ。彼女はマリーととても仲が良くて、マリーの彼氏だと言うだけで僕のことを信用して簡単に洗脳魔法にかかった。


 あとはターニャを変態貴族に引き渡すだけだったのに、それをマリーに台無しされた。ターニャの身柄を引き渡す約束の日が、翌日に迫っている。彼女に逃げられたと知られたら、僕が何をされるかわからない。


 だから僕はターニャを、急いで連れ戻さなくではならなかった。ゆくゆくは洗脳魔法をかけてマリーも奴隷として売ろうと考えていたのに、使えない女たちだ。


 せっかく僕の完璧な計画が上手くいきそうだったのに、それを邪魔するなんてマリーもターニャも召使いとして最悪だろう。


 だから僕は、マリーに復讐をするためとターニャを連れ戻すために森の中を進む。


 僕と再会した時にマリーが嬉しそうに次はどこの街に向かうかを話していたから、奴らの行き先はわかる。ターニャに命令すれば、あんな奴ら簡単に殺せるだろう。


 ターニャは千年に一度生まれるかどうかと言われる、魔法の天才だ。僕の洗脳魔法は解けていないだろうから、まだやり直せる。そう予定を組み立てて、僕は先を急いだ。


「何だ?スライムか?」


 森の中を走る僕の前に、少し透明な色をしたスライムがあらわれる。スライムなどどいう雑魚は普段ならどうでもいいが、あいにく今はイラついていためストレス発散には丁度いい。こいつを殺してから、先に進むとしよう。そうすれば、少しはこの怒りがおさまるだろうしな。僕は、怒りをぶつける相手があらわれたことをほくそ笑む。


「うわ!何だ!?」


 しかし僕がスライムを踏みにじろうと近寄ると、最悪なことにスライムに変な液体をかけられてしまった。スライムごときがこんなことをするなんて、聞いたことない。なにかの変異種だろうか。


「……うわあああああ!!!」


 しかもその液体に濡れた途端に、僕の体からは湯気が出始めている。こんなの異常だ。それに、まるで骨が溶けているかのように全身が熱い。僕の身に、何かまずいことが起きているのがわかる。


 そして僕は、そのまま気を失うことになった。


「……あれ?……ここは?」


 どれくらい時間が経ったかわからない。気がつくと、あのスライムはどこにもいなくなっていた。どうやら僕は、無事だったようだ。これで、マリーへの復讐を続けられる。


「――えっ?僕の声が、高いぞ?」


 しかし目が覚めてから、何だか体の調子がいつもと違かった。変な違和感がある。独り言をつぶやいた僕の声が高いし、何だか胸も重い。そしてなぜか、僕の股間がスースーとして軽いのだ。


「――僕、女の子になってる?!」


 自分の体の状態を確認した僕は、重大な異変に気づく。何故だか知らないが、僕は女の子になっていた。


 その不可思議な現象に混乱して頭がよく回らないが、このまま一人で森の中にいるのはまずい。そう判断した僕は、とりあえずは安全な街道に出ることにする。


「お!ゴンザ!デニス!」


 街道に出ると丁度いいことに、僕は貴族との取引を仲介していたゴンザとデニスに出くわす。これは良かった。彼らは腕が立つ。ターニャが誘拐されたと知ったら、彼女を取り戻すのにきっと協力をしてくれるはずだ。


 そう考えた僕は、二人に声をかけるために走り寄る。


「どうしたんだい?お嬢ちゃん」


「僕だ!クリスだ!」


 しかし僕がどれだけクリスだと説明しても、彼らは僕の言葉を信じてくれない。それどころかゴンザとデニスは、僕の体を舌なめずりをしながら性的な目で品定めしている。


 男のときには、経験したことがない出来事だった。僕の体を性欲の対象にしていることがわかる目つきで男にジロジロと見られると、僕の体には嫌悪感と一緒に鳥肌がゾワゾワとわき出てくるのだ。


「そうか。こいつが、クリスの言ってた奴隷にするエルフか!」


「人間風情が、汚い手で僕に触れるな!」


 そして最低なことに、彼らは僕のことを奴隷にする予定のターゲットだと勘違いしてしまう。おかしな思い違いをしながら僕の体に気軽に触れようとするデニスの手を、僕は叩いて払った。僕のその行動を見たデニスは、納得のいった顔になってさらに勝手な話を進めていく。僕の話が通じていない。なんてことだ。


「ちゃんと注文通りに、人間を見下すエルフに洗脳してるみたいだな。丁度いいや。こいつを誘拐すれば、貴族様の依頼を完了できるだろう。証拠隠滅のためにクリスは殺せと命令されたけど、この女に自分をクリスだと思い込ませて囮に使ってるみたいだし、あいつは逃げたかな」


 僕がそのクリス本人だと説明してるのに、ゴンザとデニスは僕を誘拐する話を続けている。それに、僕を殺す予定だったというのだ。僕の知らない裏切りを知って、僕は怒りに叫ぶことになった。


「僕は男だぞ!それを誘拐するって、お前らおかしいのか!」


「あはは!こりゃあいい!女エルフに、自分は男だって魔法で思い込ませたか。自分を男だと思ってる人間を見下す女エルフの体を、メスになるまでたっぷりと調教する。あの貴族様が大好物なシチュエーションだ。クリスのやつ、いい仕事をしたな。ま、逃げちまったけど」


「ふざけんな!まて!」


 僕がいくら叫んでも、ゴンザとデニスは無視し続ける。最悪だった。そして僕は無理やり、二人に誘拐されることになる。


 ……


 ……


 ……


「……んっ♡……なんらこれ♡……あっ♡……はぁ♡」


 誘拐された僕は今、オークみたいにでっぷりと太った人間の貴族に体を好き勝手に触られていた。最低な屈辱だ。本来ならターニャを奴隷として売り飛ばして僕は人生を成功させていたはずなのに、どうしてこうなった。


 僕の体には服従の証である奴隷紋を刻まれたので、もう抵抗をすることができない。貴族に攻撃をしようとすると、全身に激痛が走るのだ。そして魔導書も失ったため、僕には洗脳魔法が使えなくなった。


「どうしたんだい、クリスちゃん。気持ちよさそうな声を出して」


「……ふ、ふざけるなぁ♡……僕は♡……男なんらぞぉ♡……あっ♡……あっ♡」


 女の子になってしまった僕の体を、変態貴族が太った指でいじくっている。すごく嫌なのに、何故か僕の口からは女の子みたいな声が勝手に出ていた。低俗な人間に、僕の体がおもちゃにされている。最悪の屈辱だった。


「そっかぁ。じゃあクリスちゃんが本当に男の子なのか、じっくりと調べないといけないね。ここのポッチは何かな~?……それに、男の子なのにフニフニに膨らんでいる上半身のこれも、病気かもしれないからきちんと確認しようね」


 クニ♡クニ♡クニ♡


「……はぁぁぁぁぁん♡……そこぉ♡……敏感らからぁ♡……さわるにゃぁ♡」


 性奴隷に刻む専用の奴隷紋を刻まれた影響で、僕の体は触られただけで何倍も気持ちよくなるように変えられてしまっていた。その状態で敏感な部分に触られると、白い電気が走るみたいに気持ちいい痺れがゾクゾクと僕の全身を勝手に走っていく。


 僕の体が、変態貴族の思い通りに反応させられてしまうのだ。どう頑張って抵抗しても、僕の体がビクビクと心地よく痙攣する。僕の体が、豚貴族に都合よく改造されていた。


「男の子なのに、クリスちゃんのここ、すっごい濡れてるよ。それにクリスちゃんは、女の子みたいな声を出すんだね~」


 グッチュ♡グッチュ♡グッチュ♡


「……あぁぁぁぁぁぁっ♡……あ゛っ♡……あ゛っ♡……イクぅ♡」


 そして僕は、オークみたいに太った醜い貴族に体をもてあそばれ続ける。僕の体の主導権が、僕ではなく変態貴族に握られていた。


「クリスちゃんの初めてを奪う瞬間は、今度開かれるパーティーで色々な人に公開するつもりだから楽しみにしててね。それまでに、たっぷりと調教しなくちゃいけないからさ。頑張るんだよ」


 ……ヌチュ♡ヌチュ♡ヌチュ♡


「――や、やめろぉぉぉぉぉ♡――あ゛っ♡――あ゛っ♡――また♡――イグぅぅぅ♡」


 抗議の声を叫ぶが、僕のことを道具としか見ていないオークみたいな貴族は僕の体で楽しみ続ける。僕の貞操が、遊びで壊されていた。


「大丈夫。すぐにクリスちゃんの方から、もっとしてっておねだりするようになるから。今までの奴隷もそうだったし。それにクリスちゃんの体が、すっごく気持ちよくなれるからね」


「……誇り高きエルフである僕がぁ♡……そんなことするわけ♡……ない♡……だろ♡……あ゛っ♡……あ゛っ♡」


 豚貴族をにらみつけながら、僕は宣言する。僕の心は、こんなやつに屈しない。こんなオークみたいに醜く太った人間に、僕が負けるわけないんだ。


 そう考えながら僕は、豚貴族から受ける調教に耐えていく。


「自分を男だと思いこんでる女エルフの心を、メスに堕とすのが楽しみだなぁ」


「――あっ♡――あっ♡――そこぉ♡――らめ♡……あっ♡……また♡……イかされるぅぅぅ♡」


 ビクン♡ビクン♡


「クリスちゃんの初めてを奪ったら、パーティに参加した貴人みんなの相手をしてもらうつもりだから。しっかりと、技術を覚えようね」


「……絶対に♡……嫌だぁ♡……僕はぁ♡……そんなこと♡……しないんらぁ♡……あむ♡……ちゅぷ♡」


 ……じゅるるる♡……じゅるるる♡


「特別性の奴隷紋に洗脳されて、自分が何をしてるのかわからない誇り高き女エルフ。これは、興奮するなぁ」


「……誇り高いこの僕がぁ♡……貴様のような豚に♡……屈服するわけ♡……ないらろぉ♡……これくらいれ♡……僕を♡……好きにできると♡……思うな♡……あむ♡……れろ♡」


 ……ビュク♡……ビュク♡


「……じゅるるる♡……ごっくん♡……お前なんかが♡……僕を征服できないって♡……証拠を♡……今から♡……見せてやる♡……どうだ♡……僕のここ♡……触ってみろよぉ♡」


 ……くぱぁ♡


 ……


 ……


 ……


 そして時は経ち、秘密のパーティーに連れて行かれた僕がみんなの前で見世物にされるという屈辱の日がおとずれる。でも大丈夫。僕の誇り高い心は、これくらいで奪われたりしない。


「……お前みたいな豚とシタところで♡……僕の心がぁ♡……屈服するわけないだろ♡……ねえ♡……だから♡……はやく♡……お願い♡」


 ……にゅううん♡


「……あ゛っ♡……おくぅ♡……すっごい♡……これ♡……好きになっちゃう♡……僕が♡……女の子にされてる♡……あぁぁぁぁぁ♡……イク♡」


 ゾク♡ゾク♡ゾク♡


 こうして僕は、貴族の屋敷で奴隷メイドとして働くことになった。


感想 12

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