魔力で繋がる新世界!邪神にチートと寝取り魔法を与えられた俺は異世界でのんびりとスローライフを送ることにします

第三世界(うたかたとわ)

文字の大きさ
62 / 74
第3章

第53話 グレオールとロイの思惑


 ロイ視点


「……んぐぅぅぅっ……ん゛あ゛っ」


「あーあ。このオモチャにも飽きたなぁ」


 僕は狩場として使っている秘密の地下室で、ため息をつきながらそんなことをつぶやく。


 帝国貴族として生まれた選ばれし僕とグレオールは、最近、とある遊びにハマっていた。


 それは、下賤な平民に二人同時に求婚をして、どちらが先に釣れるかという遊びだ。


 下等な平民に高貴な貴族である僕たちが求婚するなんてありえないのに、僕たちの言葉を本気にした馬鹿な女たちがたくさん釣れておもしろい。


 そして今日も、僕たちの言葉に騙された女が、僕たちの秘密基地にのこのことやってきたというわけだ。


 二人っきりでこっそりと会いたいと伝えれば、獲物の方から誰にも見つからないように狩場までやってきてくれる。だから、馬鹿な平民が行方不明になっても、すぐに事件は発覚しない。


 そして地下室に獲物を監禁したあとは、楽しい時間が待っている。


 僕たちのアリバイも作りやすいし、証拠を簡単に隠滅できる最高の遊びだった。


 そうして証拠を残さないように平民を監禁しながら、僕とグレオールは色々なことをして遊んでいるのだ。


 そして僕たちの遊びには、もう一つのルールがある。


 それは、僕とグレオールの二人が同時に求婚をして、どちらか選ばれた方が先に馬鹿な女で遊ぶことができる、というルールだ。


 残念なことに、今回求婚に成功したのはグレオールだった。馬鹿な平民が僕ではなくグレオールの名前を嬉しそうに呼びながら建物に入ってきたときには、虫唾が走りそうになった。


「ロイ様。それでは、俺たちがそいつで遊んでもいいんですか?」


「ああ。好きにすれば」


「いやああああああ!やめてええええええ!」


 そして、グレオールのお古になった中古女でストレスを発散し終わった僕は、今度は興奮しきった護衛たちに獲物をゆずることにする。


 僕とグレオールの護衛たちも、この遊びの一員だ。彼らには、ゴミとなった平民の処理も任せている。高貴な僕たちが、そんな汚いことなんてできないからな。


 こうして貴族に尽くす平民にはご褒美を与えながら、同じく平民をオモチャにして遊ぶ。選ばれし生まれの帝国貴族にしかできない、高貴な遊びだった。


「それにしても、ソラにはむかついたなー」


「ああ。あいつは八つ裂きにしても、全然もの足りない」


 今日の遊びも一段落した僕は、僕たちの護衛に遊ばれる獲物があげた叫び声を遠くに聞きながら、一足先に休憩していたグレオールに話しかけることにする。


 実は僕とグレオールは、最近ターゲットにしていたソラという女に強い怒りを覚えていた。


 あの女は、平民のくせに高貴なエルドス帝国貴族である僕とグレオールが求婚をしても、いっこうに釣れずにいる。


 だからこの狩場で、あいつをオモチャにして遊ぶことができないのだ。


 僕たちの遊びの、初めての失敗である。あの女のことを思い出すと、気が狂いそうになるくらいに怒りがわいてきしまう。


「異世界の勇者とやらをこの場所で思う存分に味見してみたかったのに、残念ですね」


「下等な平民である存在が、俺とロイからの求婚をコケにしたのだ。あいつには、厳罰をくださなくてはならないだろう」


 そして僕たちは、そのはらわたが煮えくり返りそうな怒りを発散する機会をまっていた。


 しかし、勇者といってもやはり平民。ただの馬鹿である。


 思いがけない場面で、ソラたち四人組に厳罰を下す機会がやってきたのだ。


「さて。そろそろ、ソラたちのことを味見しに向かいますか」


「ああ。早く、あいつらの泣き叫ぶ声を聞きたいもんだ」


 最近出現したダンジョンに故郷の調味料が産出することを知ったソラたち退魔忍者の一行は、僕たちの誘いに乗って、帝国から抜け出してダンジョン探索へと向かった。


 そのときに彼女たちをそそのかすことに成功した僕とグレオールは、彼女たちが帝国政府に提出した外出計画書を捏造している。


 つまり、僕たちが退魔忍者の一行をこれからオモチャにして行方不明にしても、誰にも真実がわからないのだ。


 今回も、獲物の方からわざわざ僕たちの犠牲者になりにやってきてくれた。


 証拠も、隠滅し放題である。これだから、高貴な帝国貴族はやめられない。生まれ持った権力が違うのだ。


 いつも獲物にしている平民と違い、国が勇者として祭り上げている彼女たちをオモチャにすれば、僕たちにもなにかしらのトラブルが起きるかもしれないが、今回の計画によりアリバイを捏造することが可能になった。


 そして、僕たちの外出計画書も、もちろん、偽造したものを提出している。


 あとは素知らぬ顔でソラたち四人をダンジョン内でオモチャにして遊んでから、この国に帰ってくるだけだ。


 ダンジョン内で楽しい遊びをしてしまえば、ゴミ処理はダンジョンが勝手にやってくれるだろう。ダンジョン内で生まれた死体は、ダンジョンが吸収してくれるという
 性質を持っているからだ。


 まさに、僕たちの獲物になるために、ソラたちはダンジョンへと旅立ったといってもいい。


「ソラたちをオモチャにして遊ぶの、楽しみだなー」


「ロイ様。俺たちにも、あとで遊ばせてくれるんですよね?」


「ああ。ゴミ処理をきちんとしてくれれば、僕たちが遊んだあとのお古を好きに使っていいよ」


「ひゃっほー!前からあの勇者たち、美人だし遊んでみたいと思ってたんだよなー!しかも、巨乳ぞろい!今から、楽しみだぜ!」


 国が厳重に管理している美人勇者をオモチャにして遊ぶことができると聞いた僕たちの護衛も、今回の計画に対して乗り気になっていた。


 勇者たちは高い戦闘能力と強いスキルを持っているが、隙を見て奴隷の腕輪を付けてしまえば抵抗ができなくなる。戦闘力など関係ない。僕たちは、あいつらで好き勝手に遊び放題なのだ。


 このときのために、今まで僕とグレオールは、平民であるソラたちような下等な存在と信頼関係を築くふりをしてきた。


 僕たちに裏切られたとわかって泣き叫ぶソラたちをオモチャにして遊ぶ未来を想像すると、今から興奮してしまってたまらない。


「やあ、ソラ。ダンジョン探索の調子はどうだい?」


 そして僕とグレオールは、共犯者の護衛たちを引き連れて、ダンジョンへとやってきた。


 無事に書類の偽造にも気づかれることはなかったし、帝国から秘密裏に僕たちを護衛するために尾行してきた影の者たちも仲間に引き込んだ。


 護衛の者たちは、いまから女勇者たちを使って好き勝手に遊ぶことができるという現実を前に、目を血走らせながら興奮してしまっている。


「ソラ、僕たちがいないあいだ、他の男と、いけないことはしなかったろうね?」


「ああ。俺が結婚して、ソラの初夜をもらうのだ。それなのに、俺以外の男と一夜をともになど、するわけないよな?」


「……うん♡……ナニも♡……してない♡……からぁ♡……やばい♡……さっき♡……中に出されたの♡……垂れてきてる♡」


「ソラ、なにか言ったかい?」


「……う、ううん♡……なにも♡……イッて♡……ない♡……なんで♡……こんなときに♡……アマネは♡……中に入れた♡……スライムを♡……遠隔操作なんて♡……するのよぉ♡」


 ……グチュ♡グチュ♡グチュ♡


「~~っ♡~~っ♡――っ♡――っ♡――っ♡」


 そして僕とグレオールは、これから僕たちの遊びの犠牲者になるということを知らないソラたちと、ダンジョンの前に建設された宿屋で再開を果たした。


 ソラたちをオモチャにして遊ぶ計画が、順調に進んできている。


 僕とグレオールは心の中で彼女たちを馬鹿にしながらも、計画の最終段階で、ボロを出して失敗しないように笑顔をとりつくろってソラたちとの会話を続けていった。


 僕たちの本性をさらけ出すのは、もう少しあとのお楽しみだ。


 ソラたちが顔中を涙でグチャグチャに濡らして泣き叫ぶ姿を見るのが、今から楽しみでしかたがない。


「ソラ、さっそくだけど、僕たちとダンジョン探索に出かけようよ」


 そして僕たちは、今回の遊びの犠牲者として選ばれたソラたちを引き連れて、ダンジョンへと向かうことにする。


「それじゃあ、ソラ。部屋に戻って準備を終えたら、宿屋の入り口に集合ということで」


「……うん♡……わかった♡……すぐに♡……イクぅ♡……ねっ♡」


 ようやく、待ちわびた計画の始まりだ。


感想 12

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。 食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。 最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。 それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。 ※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。 カクヨムで先行投稿中!

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…

アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。 そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!

最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)

みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。 在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。