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第4章
第62話 宿屋での休息
フリードニヒ8世ちゃんと肉体的なコミュニケーションを取りながら彼女と話し合ったところ、俺のダンジョンと彼女のダンジョンとで同盟を組むことになった。
これからは、俺が定期的にTSポーションをフリードニヒ8世ちゃんに渡す代わりに、俺はカマーランドにて名誉公爵の地位を得ることになる。それが同盟の内容だ。
俺が得た名誉公爵の地位は、領地を持たないが、カマーランド国にて公爵と同じ待遇を得るという都合のいい地位である。
俺が公爵の地位を得る名目は、カマーランド存亡の危機に等しい問題を一人で解決したという功績とされた。細かい理由は、TSポーションをとあるダンジョンから発掘して持ち帰り、カマーランドに多大な功績をもたらしたというものだ。
俺がダンジョンマスターであるということは秘密にしておきつつ、俺のダンジョンの名前を世界中に広める効果を狙ってこのような理由になった。
この世界で貴族の地位を持っていると、色々とできることが増えるからな。カマーランドでの貴族の地位は、ありがたく受け取っておくことにしよう。
なにより、俺には今後、権力によるゴリ押しが効かないというのがすごくいい。こればかりは、俺一人の能力ではどうにもならなかったことだ。
つまり、これからカマーランドの名誉貴族である俺を粗末に扱うということは、フリードニヒ8世ちゃんが統治するカマーランドにケンカを売るという行為になる。
そして、俺が渡すTSポーションについては、カマーランドで性と体の不一致に悩む人々を救う目的で使うと彼女が言っていた。
先進的な統治をおこなうカマーランドには、性と体の不一致に悩む男女が世界中から大量に移住してきていた。性に寛容という面が、この世界でのカマーランドのもう一つの認識だ。
そんな性についての彼ら彼女らの悩みが、俺のダンジョンから産出するTSポーションで一気に解決するのだ。カマーランドにおいての、最大の功績とされるのもうなずける。
また、俺のダンジョンからTSポーションが産出すると知れ渡ることで、今後、様々な人々が世界中から押し寄せてくることになるだろう。
それと同時に、俺のダンジョンの宝箱からは、豊胸ポーションやムスコ増大ポーション等、別の用途で便利なポーションも数多く入手することが可能だ。
それらの入手を目的とした人たちを合わせると、きっとこれから俺のダンジョンには、本当に色々な人種がおとずれてくることになる。
そしてあっというまに、俺のダンジョン産のポーションが世界中に広まっていくことになるだろう。
これは、今後のダンジョン運営が忙しくなるかもしれないなと、フリードニヒ8世ちゃんがお肌をつやつやにして帰ったあとの宿屋の一室で俺は考える。
「アマネさん!探しましたよ!」
しかし、俺が今後のダンジョン運営について頭をひねっていると、とある来客がやってきた。
なんとアンヌちゃんが、ベッケンバウム家から追い出されてしまった俺を見つけるために、街中を探し回ってくれていたのだ。
「なんで、お礼も受け取らずに、いなくなっちゃうんですか!」
そして彼女の話を聞くと、どうやらあの後、俺は快くお礼を辞退するとベッケンバウム家を自主的に去ったという話になっているようだ。
あとで俺が無理やり追い返されたと誰かに証言しても、謝礼が惜しくなって嘘をついていると周囲を騙せるように、ジエームが根回しをしたらしい。
「……あの、ちょっとぉ……いまは……あんっ♡……走り回って♡……汗をかいてるからぁ♡」
俺の行方を見つけてホッとしながら息を切らしているメイド服姿のアンヌちゃんを、俺はやさしく抱きしめてあげる。すると彼女は、街中を走りまわって汗をかいているから、ちょっと待ってと恥ずかしそうに俺に伝えてきていた。
しかし俺は、俺の両腕の中でモジモジと体を揺らしながら恥ずかしがっているアンヌちゃんの言葉を無視すると、そのまま彼女の体内の奥深くにまで、すっごく気持ちいい快楽魔法を付与した魔力リンクを繋いでいく。
……にゅうううううん♡
「もしかして、ずっと、これほしかった?」
「……うん♡……いっぱい♡……気持ちよくして♡」
そして、この街までやってくる旅の道中では毎日のように俺としていた楽しい行為をひさしぶりに堪能するアンヌちゃんが、うっとりとした甘い声を出しながら、気持ちよさそうに呼吸をし始める。
俺の腕の中で魔力リンクをされ続けていく仕事中のメイドの顔をしていた誠実なアンヌちゃんの表情が、大人の女の子がするエッチな表情にすぐに変わっていった。
……グチュグチュグチュ♡
「――ふぅぅぅぅぅぅぅぅん♡――やっぱりこれ♡――すっごい♡――気持ちいい♡」
恩人の行方を探すという使命感に燃えていたメイドの瞳から、ドロドロの欲望にまみれた妖しい大人の瞳に変わってしまったアンヌちゃんが、俺の体にぎゅっと抱きつきながら、魔力リンクの快楽にビクンビクンと全身を跳ねさせている。
「……アマネさんの♡……おっきいの♡……きて♡」
そして、メイド服を乱したアンヌちゃんが舌なめずりをしながら、俺を誘うように微笑む大人の顔で、ゆっくりと黒いロングスカートをたくし上げてきた。
……
……
……
……にゅううううん♡
「……あっ♡」
……
……
……
……ニ゛ヂュっ♡……ン゛ヂィっ♡……ン゛ヂィっ♡……ニ゛ヂュルぅぅぅ♡
「――はぃぃぃっ♡――わらひ♡――これから♡――アマネさんの♡――彼女になりますぅぅぅぅ♡――あ゛っ♡――あ゛っ♡――ら゛めっ♡――お゛くぅ♡――こすれ♡――あっ♡――イクっ♡」
ゾク♡ゾク♡ゾク♡
……
……
……
……グヂュるぅぅぅぅ♡……ン゛グヂュっ♡……ン゛グヂュぅっ♡……ン゛ヂュン゛ぅぅぅっ♡
「――どうしよう♡――わらひのお腹っ♡――アマネさんにっ♡――淫紋♡――刻まれちゃっらぁっ♡――でもぉ♡――これっ♡――すっごい♡――気持ちいい♡――あ゛っ♡――またっ♡――イ゛かされっ♡――る゛っ♡」
ガクン♡ガクン♡ガクン♡
……
……
……
「いまは色々と計画をしているから、アンヌちゃんはマルグリットちゃんを守りながら、少し待っててね」
「……はい♡……わかりましたぁ♡」
ひさしぶりの気持ちいい運動を終えて、甘い余韻にまだ意識をとろかしている俺の仲間になったアンヌちゃんを、俺はやさしく宿屋から送り出す。
そして、俺は彼女の後ろ姿を見守りながら、次の行動を開始することにした。
「さて、これから、ベッケンバウム家の当主に会いに行きますか」
メヴェール港にちょうど到着したばかりのベッケンバウム商船団を遠くに見つけた俺は、そんな言葉を小さくつぶやく。
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きっと、俺がこれからおこなう彼女とのとある交渉は、ものすごく困難を極めることになるだろう。
しかし、俺は、マルグリットちゃんとアンヌちゃんを救いたい。
俺は傑物と名高い女性であるエカテリーナと本気でぶつかり合うために、密かに動き出すのであった。
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