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エピソード02 スケ番の言いなりの担任女教師 前編
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その夜は大衆食堂の二回の宴会室で貸しきりの宴があった。
そこには奇妙な光景があり、はすっぱなズベ公の女子高生達が食事と酒、たばこを楽しんでいて、大人の女性二人が六尺褌一丁の姿で少女たちにお酒をついだり、煙草に火をつけたりして回っている。
褌姿の女性の一人が、地元高校の2年生のスケ番の彩子の担任の多田恵子だった。恵子は30歳で某女優似の美人で、笑顔も明るくて可愛かった。それ故に恐ろしいスケ番に目をつけられてしまった。彩子は美人を惨めな下僕にするのが好きだった。
彩子は二人の手下の女子を引き連れていて、放課後の美術室や、体育用具室等、人目がなくなるチャンスを見つけ、担任の恵子を襲って無理矢理辱しめて、動画に納めた。
その動画には、カメラ目線でオナニーが好きと言いながら、自ら全裸でまんぐり返しのポーズを取って自慰を果てるまで行う、という破廉恥極まりないものもあった。
果てた後は動画をばらまかれたくなかったら言うことを聞けとと脅され、まんぐり返しのポーズのまま、おしっこをさせられたりもした。
そして冷酷な彩子らはその際に、まんぐり返しのままの恵子を中心に据えて、ピースサインの彩子らが恵子のまんぐりポーズで丸見えのバギナの傍らに囲む様に座り、記念撮影も行っていた。そしてその時、恵子は小首を傾げてのピースとあどけない笑顔を強制されていた。
その写真は、彩子、彩子の側近の楓、美佐の部屋にそれぞれ写真立てに入れて飾られている。
そんな弱みを握られ性的に蹂躙された恵子は、クラスの教え子でスケ番の彩子の付き人にさせられてしまっていた。恵子は今、前が細めのT字で後ろがTバック状の褌一丁で彩子とその仲間達にかしずいているのだが、彩子に弱みの動画と写真を撮られてからずっと、下着は褌と決められていた。学校でも家でも、プライベートでもくい込みの強い褌で、褌の締め付けが、自分がスケ番の下僕である事を思い知らせて来る。普段も褌なのは、彩子が時折ラインで、抜き打ちの下着確認をしてくるので、自身の褌を撮って画像送信しなくてはならないからだ。
もう一人の女性は彩子の祖父を介護を担当する、訪問介護士の福祉の大学を出たての20代女性だった。名前は城島良子と言うが、恵子は良子の事を今回の宴会で初めて知った。地味でおとなしい印象を受けるが、CMでたまに見る女優に似てて密かな美形だなと恵子は思った。スタイルもなかなかで、丸見えのおっぱいの形も良い。
自分と同じ境遇の成人女性が他にもいたとは。恵子は彩子を改めて恐ろしいと思った。
恵子はズベ公達の煙草に火を付けたり、空いたグラスに酒を注いだり、一杯飲めと言われたら飲んだりし、てんてこ舞いに動かされていて、良子と共に貸しきりの部屋を動き回っているが、決して良子とは目を合わせなかった。良子も同様で、大人として立つ瀬がない惨めな者同士、互いに互いを必死に透明化していた。
そして追加の酒を未成年相手に持ってくる従業員達も立つ瀬ない気持ちは同じで、六尺褌一丁で歩き回らされている二人の事は見てみぬ振りだった。
沢出彩子の父親は実質やくざものの地元の名手であり、この地域では沢出家に歯向かう者は誰も居なかった。東京の大学に通っている彩子の姉は成績優秀で大人しく礼儀正しいのだが、グレた彩子は徒党まで組んで手が付けられない状況だ。元々は不良男子にレイプされた級友の敵討ちで集まったのだが、今や誰もさからえない地元一番の不良女子グループなのだ。彩子は平凡な風采だが姉が女優の様な美人なので、彩子は美人を目の敵にしているとの噂である。
「みなさーん! ここで余興のお時間です」
宴会室の上座から件の成人女性の声が聞こえてきた。マイクなしで、声をはりあげていて、笑顔である。
もちろん、無理矢理そういう風に振る舞わされているのだろう。笑顔は作っていても、目は潤んでいる。
手で隠すなと躾られているのか、胸も、きわどく食い込む褌のTフロントも丸見えである。
「みなさんにはこれから、私、訪問介護士の城島良子と、こちらの、彩子様の担任の教師である多田恵子さんとの、野球拳対決を見て、楽しんでいただきますっ!」
良子は、笑顔を作り、明るい声で用意されたのであろう台詞を言っていた。「センコーだったのかよー」と声が聞こえてくる。
「もちろん、飛び入りも歓迎です」
「良子は一回負けたらすっぽんぽんじゃねーか!」
ズベ公の一人が突っ込みを入れて、会場はどっと沸く。
「私がすっぽんぽんになっちゃったら、お尻をぶって叱ってくださいっ!」
良子が泣きそうな笑顔で声を張る。会場は「おー!」などと盛り上がる。
「良子はちょっと勢いが足りねーな。もう一杯飲め」
彩子は褌一丁で泣きそうになりながら余興の司会をしている良子に、もう一杯の酒を勧めた。酒はグラスにロックで注がれたウォッカで、かなり度数が強い。
グラスを受け取った良子は、「いただきます」と言い彩子に対しての丁寧なお辞儀をし、ウォッカを一気に飲み干した。
「彩子様にお酒をもう一杯頂きました!彩子様のお爺様の担当ケースワーカーの城島良子、司会を頑張らさせて頂きます」
つくり笑顔で良子は言う。
「私やる!」
宴会室の中程からハスキーな声が上がった。金髪でショートカットのはすっぱな女が、手をあげていた。上下がジャージで、いかにもズベ公っぽい雰囲気の高校生で、
あの日恵子を襲った三人の内の一人である楓だ。
「よーし、良子対楓! 良子は一回負けると全裸だから頑張れよ!」
彩子は笑いながら場を仕切り、良子の尻をパチン!と良い音を響かせながら豪快に叩いた。かなり痛いだろうに、従順な良子は笑顔を崩さなかった。
「コールは先生だな」
彩子は野球拳のコールに恵子を指名した。指名されて戸惑う恵子を、すぐ近くで酒を飲んでいたズベ公が褌を引っ張り彩子らの居る方に引っ張っていく。飲まされている恵子はよろけながら上座に立たされた。
「恵子、改めて皆に自己紹介だ!」
と彩子は言い恵子の尻もぴしゃり!と叩いた。軽めの叩きなので痛くはないが、人前で尻をはたかれる事に屈辱感が全身に広がる。しかし悔しげな表情などできる筈もないので、恵子も良子同様に愛想笑いを張り付ける。
「私は、彩子様の担任で、奴隷をやらさせて頂いている、多田恵子と申します。これから、野球拳ゲームのコールを、させて頂きます。宜しくお願いします」
と恵子は笑顔で言い、ズベ公達の群れに向けておじぎする。
「何も教えてねーのにここまで言えるなんてえらいじゃねーか!」
彩子は笑いながら言い、再び恵子の尻をパチリと叩いた。
「よーい始め!」
彩子がよく通る声で開始を宣言する。元気よくコールせねば。
「やーきゅーうー!すーるなら!」
恵子はうろ覚えの歌詞を明るい声で歌い上げる。
良子も腰を低くし腰をくねらせ、うろ覚えであろう躍りを一生懸命やっている。楓はニヤニヤしながら棒立ちである。
「おい!!!!」
突然彩子の怒声。女子高生ばなれしたものすごい声量で、恵子はすくみ上がる。良子も可哀想に、縮み上がってしまっていた。声をきちんと出したのに、良子もきちんと踊っていたのに、何がいけなかったか。
「なんだその態度は?!舐めてんのか!?」
激怒した彩子は楓の髪を掴んで楓の耳元で怒鳴った。
「すみません……」
楓は表情を暗くし、彩子に謝罪した。彩子の剣幕に宴会場は静まり返ってしまった。
「みなさーん!! 盛り上がっていきましょう!! 良子の野球拳を、楽しんでくださいねー!!」
良子があわてて明るさを装い、場を盛り上げようとする。
「よーし!がんばれー!」
「良子!おうえんしてるぞー!」
ズベ公達も慌てて盛り上がる。このズベ公達にとっても、彩子は恐ろしい存在のようだった。
「はーい!! 改めてコールさせて頂きます! みなさんも応援宜しくお願いしまーす!」
「おっ!!切り替えがいいな!よーし!」
彩子は上機嫌に戻った。笑顔でぴしゃりぴしゃりと、良子と恵子の褌の尻をはたいていい音を響かせた。
彩子に人前で尻をはたかれる度に、言い様の無い屈辱感に苛まれるが、恵子はそれをおくびにも出さず笑顔を保った。良子も笑顔を作っている。
「やーきゅーうー!すーるなら!」
今度は楓も一生懸命踊っている。
「こーゆー具合にしりゃさんせー!」
「アウト!セーフ!よよいのよい!」
お互いグー
「よよいのよい!」
良子がグーで楓がチョキで、良子が勝利した。
「良子さんの勝利です!」
「やったー!」
良子が満面の笑顔を作って小さく万歳する。実際に嬉しいわけではないが、一生懸命リアクションをしている。
「くそー!」
また叱られたくないのか、楓は大袈裟に悔しがる。そして楓は靴下を一本脱いだ。
「何やってんだバカ野郎!」
また彩子の怒声が響き、恵子も良子もビクンと固まる。
「靴下は二足でワンセットだろうが!ふざけてんのか!?」
彩子は楓に足掛けしながら上半身を押してその場で転倒させた。
「すみません……」
楓はか細い声で言ってもう片方の靴下を脱いだ。
「かえでー!なにやってんだよー!」
「良子すげーじゃん!楓をすっぽんぽんにしてくれー!」
もり下がった空気にならない様に、ズベ公達がガヤっている。
「二回戦いきますっ!」
恵子は明るい声を出す。
「よし」
彩子はまたもや、恵子の尻を叩く。
「やーきゅーう!すーるならー!」
恵子は再び声を張り上げてコールし、良子と楓も一生懸命おどっている。
「よよいのよい!」
良子はパーで楓がグーだった。良子は辛うじて二連勝できた。良子ははにかんだ笑顔を作って、小さなガッツポーズをした。既に裸同然の格好で大勢の目の前に立たされているのに、こういう事で喜んでいるふりをさせられているのは、何処か物悲しかった。
「やるじゃん!」
彩子は笑いながら言うと、パチンと良子の尻をはたく。彩子は事ある毎に私たちの尻を叩いてくる。
悔しそうな素振りの楓がシャツを脱ぎ捨てる。シャツの下はスポーツブラになっていて、楓は相当に恥ずかしがっている様だった。私にあんな屈辱的な格好をさせておいて、ブラを見られた位で恥じらっているのが、滑稽なのやら、腹立たしいやらで、恵子は複雑な気持ちになった。
「良子さんが二連勝でーす!では三回戦にいきまーす!」
恵子はまた、努めて明るい声を出して、笑顔を作った。
「よよいの よい!」
ーーー三回戦でとうとう、良子は負けてしまい、唯一身に付けている褌を脱がなくてはならなくなった。
腰のところできつく締めつけている褌は良子自ら脱ぐことは出来ず、彩子の命令で恵子が良子の褌を、お尻の所からほどいて脱がす事となった。
その様を皆の見世物にしようと、良子は皆に尻を向けたまま立たされ、恵子はその側面から良子の褌をほどいて脱がす運びとなった。
恵子は一生懸命、固くきつく締まっている良子の褌の結び目を探す。褌に締め付けられている、良子の20代の丸くてすべすべのお尻は恵子の目から見てもエロティックで、思わずその尻を触りたい衝動に駆られた。
衝動を抑えながらお尻にはなるべくふれず、恵子は四苦八苦して何とか褌の結び目を綻ばせた。弛められた褌はストンと床まで落ちて、良子は全裸となり、一糸まとわないむき出しの尻を、皆の前に晒した。
皆に見られている全裸の良子の尻はなかなかに官能的で、恵子は思わず息を飲んだ。良子の裸の背中と尻とに見とれていたら、彩子に強めに尻をはたかれた。
「何ボーッとしてるんだ恵子!ちゃんと盛り上げなきゃ駄目だろ!」
なんと、まだこの場を仕切れと言うのだ。全裸の良子を慰みものにする流れを、自分がつくらなくてはならないと言うのだ。
「みなさーん!残念ながら良子さんは負けてしまって、全部脱ぐことになってしまいました!」
また笑顔で声を張り上げる。良子を言葉攻めする事に、良心が傷んだ。次はどう話を進めたらいいのか。
良子は丸出しの尻を皆の方に向けて直立し、手で下腹部を覆っている。褌を脱いだので、当然バギナも丸見えとなっている。何も隠れていない、全てが露になっていてる。
「触って感想きかせろー」
ズベ公の一人が野次を飛ばしてきた。恵子は仕方無しに応じた。手のひらでナデナデと、良子の尻を撫でた。すべすべで柔らかい、若い身体の尻だ。
「すごくすべすべで、柔らかいお尻です!」
恵子は笑顔を作って良子の尻の触り心地を皆に説明した。
「そんなに良いならそのケツにキスしろよ!」
またズベ公からのヤジが飛んできた。
恵子は愛想よく笑顔を返し、腰を屈めて良子のお尻の肉にチュッとキスをした。良子の尻は恥ずかしげに震えていて、とてもエロチックだった。
(良子さんにもっと色んな事をしてみたい)
ズベ公達の前で裸にされ、むき出しの尻を皆に晒して恥辱に染めあがった良子を見て、恵子は自らも辱しめを受けている身ながらも、良子に秘かに欲情を覚えていた。
「すごく可愛いお尻です!もう一回キスしちゃおう!」
恵子は笑みをたたえていたずらっぽくウインクすると、再び良子の尻にキスをした。目の前にある良子の尻は恥ずかしそうに震えていて、堪らなくエロチックだった。
「恵子さんの身体、すごくすべすべしてて最高よ!何回もキスしちゃう!」
恵子は狂ったかの様に言って、良子の背中や首筋にも、次々と口づけをした。「あの先公変態じゃね?」とズベ公達の中の誰かから笑い声が聞こえてきた。
良子にキスをしているとまた、彩子から尻を叩かれた。
「恵子が女に気があるのは初めて知ったよ。そんなに好きならもっと、愛し合わせてやるよ。良子にその気があるかは知らないけどな!」
彩子は笑うと、良子の尻もパチンと叩いた。
「良子は、みんなに向けてM字開脚するんだ。そして気持ちよくなるまでオナニーをしろ。ぐちゅぐちゅに濡れて、いきそうになったら恵子は、良子のあそこを四つん這いになってクンニしろ。良子を気持ちよくイカせてや
れ」
彩子の命令を受けて良子は、腰を落とし恥ずかしそうにゆっくりと股を開いた。ズベ公達の前に女の恥ずかしい所を晒す。陰毛を剃られたあそこは丸見えになり、それを見て恵子は思わず生唾を飲み込む。うっすら濡れていて、本当にきれいな、若いバギナだった。
変な言い方だが、こんな田舎のズベ公がヤジ混じりに見るのは、勿体ない。
(良子さんのこんな素敵な身体は、私がきちんと愉しまないと。ズベ公の玩具なんかで終わらせたら駄目)
恵子は変な使命感に駆られた。恵子は四つん這いになり、褌の食い込んだ尻を突き出し(そうしないとどうせまた叩かれる)、舌で濡らした唇を良子のバギナに当てる。当てると同時に濡れた舌を出してクリトリスをそっと舐める。
良子の身体がビクンと反応する。反応が良い。恵子はこの若い感度の高い反応を見たい、状況を一瞬でも忘れ良子を愛撫する事に没頭したいと思った。
「良子はオナニーして自分でも濡らさなきゃ駄目だよ」
頭上から彩子の愉快そうな猫なで声が聞こえてくる。
良子の白くて綺麗な人差し指が、恵子の目の前で濡れたバギナに入っていく。人差し指は、バギナの割れ目を静かに入ったり出たりす。ぎこちのない自慰をしながら、「あっ……あっ……」と良子は可愛い吐息を漏らしている。
(ああっ……良子さん、なんて可愛くていやらしいの……)
良子自身の指が目の前で良子のバギナを愛撫しているので、恵子は「おあずけ」をくらっている形だ。
酒宴しているズベ公達に高く掲げた尻を晒す滑稽な姿のまま、恵子は悶々とし続けた。早く、早く舐めたい……。
良子の指はクリトリスを集中的に撫で始めていた。
「あっあっあっあっ!」
良子の喘ぎ声が早さを増して、息も荒くなっている。
宴会場のなかの同性達の好機の目に晒されながら、四つん這いの恵子の眼前で、良子は絶頂を迎えようとしていた。
「いくっ……!あっいくっ……!」
そう静かに声を上げると、良子の身体はビクンと跳ねた。手をバギナから離し、ハアハアと息をしている。顔は赤らんで、瞳が潤んでいる。
「濡れたか?」
良子の頭を撫でながら彩子が聞いた。
「はい……。濡れました」
良子はつとめて明るい声を出して答えた。
「じゃあ、恵子に良子のおまんこを舐めてもらおうか?」
「はい!お願いします!」
良子は痛ましいほどに明るい声を出して、脚をさらに開き、恵子の眼前のバギナを更に近づけた。
(ああっ…凄く濡れていて、凄く女の子の香りがする……なんていやらしい)
恵子は良子の放つ香りに頭がくらくらしながら、濡れたバギナにそっと舌を這わし、クリトリスをちゅっと吸い上げてみた。
「あああああんっ!!」
良子の反応は予想以上で、声をあげながら後ろに崩れ落ちてしまった。
「すげえな恵子!テクニシャンじゃん!」
彩子はケラケラ愉快そうに笑いながら突き出た恵子の尻をぺちぺちと叩く。
恵子は屈辱感を抑えながら、良子へのペッティングに全神経を集中した。バギナの割れ目に優しくキッスをして、割れ目に沿って舌を下から上に這わせる。
「はあっ!」
良子はまた、甘い吐息を上げる。恵子は何度も何度も、舌を上下に這わせる。時折不意打ちの様にクリトリスに口付けし、小刻みに舌を絡める。
「あんっ!」
宴会場の喧騒は消え、ズベ公達は恵子と良子のセックスショーを黙って見つめている。
恵子は良子のバギナに顔を埋め、尻を高く掲げその尻を揺らしながら、リズム良く良子のバギナを舐め、時にリズムを崩してクリトリスにも刺激を与える。
クリトリスへの不意打ちを食らう度に、良子はビクンと跳ねて、可愛い女の子の声を出す。
恵子は、昔からの同性に興味はあったが、明確に誰かを好きになるというほどでは無かった。そして男には全く関心が無かった。
しかし、良子との、無理矢理に仕組まれたこのセックスには、密かな興奮があった。こんな屈辱的なシチュエーションではなく、恋人同士でセックスしていたら、もっと良かったのだろうか?
いや、仮に良子が同性に興味があっても、何かの偶然で引かれあったりしたりしても、こうしてセックスをする事にはならなかっただろう。
「あああんっ!あんっ!」
ぼんやりと考えながら一心にペッティングをしていたら、良子は切な気な声をあげながら絶頂を迎え、ぐったりと身体を弛緩させてしまった。
恵子は唯一身に付けている褌を自ら外すと、ぐったりとしている良子に、69の姿勢で覆い被さる。
「先公すげえな!本当に興奮してんじゃね?」
ズベ公の揶揄など気にせず、良子のバギナを更に舐め続け、腰を落として自らのバギナを良子の口の上に動かす。
(良子さん、私のバギナを舐めて。ぼうっとしてたら彩子さんに叩かれてしまうわ……)
「あっ……!!」
今度は声を上げたのは恵子だった。良子の可愛い舌使いが恵子のバギナを刺激している。
「ああっ!いいわ、気持ちいい良子さん」
半分本心で恵子は歓喜の声を上げる。
彩子も口出しせず、二人の奴隷の69を眺めている。
(良子さんの舌……良子さんのおまんこ……ああっ、本当にいいっ。またこうしたい)
こうなって寧ろ良かったのだと、半分は自分を慰める為に、半分は本心で、恵子は回りの視線を努めて忘れ、目の前の肉体と、バギナを健気に愛撫してくれる可愛い舌を、少しでも集中して愉しもうと一心不乱に舌を動かし続けた。
そこには奇妙な光景があり、はすっぱなズベ公の女子高生達が食事と酒、たばこを楽しんでいて、大人の女性二人が六尺褌一丁の姿で少女たちにお酒をついだり、煙草に火をつけたりして回っている。
褌姿の女性の一人が、地元高校の2年生のスケ番の彩子の担任の多田恵子だった。恵子は30歳で某女優似の美人で、笑顔も明るくて可愛かった。それ故に恐ろしいスケ番に目をつけられてしまった。彩子は美人を惨めな下僕にするのが好きだった。
彩子は二人の手下の女子を引き連れていて、放課後の美術室や、体育用具室等、人目がなくなるチャンスを見つけ、担任の恵子を襲って無理矢理辱しめて、動画に納めた。
その動画には、カメラ目線でオナニーが好きと言いながら、自ら全裸でまんぐり返しのポーズを取って自慰を果てるまで行う、という破廉恥極まりないものもあった。
果てた後は動画をばらまかれたくなかったら言うことを聞けとと脅され、まんぐり返しのポーズのまま、おしっこをさせられたりもした。
そして冷酷な彩子らはその際に、まんぐり返しのままの恵子を中心に据えて、ピースサインの彩子らが恵子のまんぐりポーズで丸見えのバギナの傍らに囲む様に座り、記念撮影も行っていた。そしてその時、恵子は小首を傾げてのピースとあどけない笑顔を強制されていた。
その写真は、彩子、彩子の側近の楓、美佐の部屋にそれぞれ写真立てに入れて飾られている。
そんな弱みを握られ性的に蹂躙された恵子は、クラスの教え子でスケ番の彩子の付き人にさせられてしまっていた。恵子は今、前が細めのT字で後ろがTバック状の褌一丁で彩子とその仲間達にかしずいているのだが、彩子に弱みの動画と写真を撮られてからずっと、下着は褌と決められていた。学校でも家でも、プライベートでもくい込みの強い褌で、褌の締め付けが、自分がスケ番の下僕である事を思い知らせて来る。普段も褌なのは、彩子が時折ラインで、抜き打ちの下着確認をしてくるので、自身の褌を撮って画像送信しなくてはならないからだ。
もう一人の女性は彩子の祖父を介護を担当する、訪問介護士の福祉の大学を出たての20代女性だった。名前は城島良子と言うが、恵子は良子の事を今回の宴会で初めて知った。地味でおとなしい印象を受けるが、CMでたまに見る女優に似てて密かな美形だなと恵子は思った。スタイルもなかなかで、丸見えのおっぱいの形も良い。
自分と同じ境遇の成人女性が他にもいたとは。恵子は彩子を改めて恐ろしいと思った。
恵子はズベ公達の煙草に火を付けたり、空いたグラスに酒を注いだり、一杯飲めと言われたら飲んだりし、てんてこ舞いに動かされていて、良子と共に貸しきりの部屋を動き回っているが、決して良子とは目を合わせなかった。良子も同様で、大人として立つ瀬がない惨めな者同士、互いに互いを必死に透明化していた。
そして追加の酒を未成年相手に持ってくる従業員達も立つ瀬ない気持ちは同じで、六尺褌一丁で歩き回らされている二人の事は見てみぬ振りだった。
沢出彩子の父親は実質やくざものの地元の名手であり、この地域では沢出家に歯向かう者は誰も居なかった。東京の大学に通っている彩子の姉は成績優秀で大人しく礼儀正しいのだが、グレた彩子は徒党まで組んで手が付けられない状況だ。元々は不良男子にレイプされた級友の敵討ちで集まったのだが、今や誰もさからえない地元一番の不良女子グループなのだ。彩子は平凡な風采だが姉が女優の様な美人なので、彩子は美人を目の敵にしているとの噂である。
「みなさーん! ここで余興のお時間です」
宴会室の上座から件の成人女性の声が聞こえてきた。マイクなしで、声をはりあげていて、笑顔である。
もちろん、無理矢理そういう風に振る舞わされているのだろう。笑顔は作っていても、目は潤んでいる。
手で隠すなと躾られているのか、胸も、きわどく食い込む褌のTフロントも丸見えである。
「みなさんにはこれから、私、訪問介護士の城島良子と、こちらの、彩子様の担任の教師である多田恵子さんとの、野球拳対決を見て、楽しんでいただきますっ!」
良子は、笑顔を作り、明るい声で用意されたのであろう台詞を言っていた。「センコーだったのかよー」と声が聞こえてくる。
「もちろん、飛び入りも歓迎です」
「良子は一回負けたらすっぽんぽんじゃねーか!」
ズベ公の一人が突っ込みを入れて、会場はどっと沸く。
「私がすっぽんぽんになっちゃったら、お尻をぶって叱ってくださいっ!」
良子が泣きそうな笑顔で声を張る。会場は「おー!」などと盛り上がる。
「良子はちょっと勢いが足りねーな。もう一杯飲め」
彩子は褌一丁で泣きそうになりながら余興の司会をしている良子に、もう一杯の酒を勧めた。酒はグラスにロックで注がれたウォッカで、かなり度数が強い。
グラスを受け取った良子は、「いただきます」と言い彩子に対しての丁寧なお辞儀をし、ウォッカを一気に飲み干した。
「彩子様にお酒をもう一杯頂きました!彩子様のお爺様の担当ケースワーカーの城島良子、司会を頑張らさせて頂きます」
つくり笑顔で良子は言う。
「私やる!」
宴会室の中程からハスキーな声が上がった。金髪でショートカットのはすっぱな女が、手をあげていた。上下がジャージで、いかにもズベ公っぽい雰囲気の高校生で、
あの日恵子を襲った三人の内の一人である楓だ。
「よーし、良子対楓! 良子は一回負けると全裸だから頑張れよ!」
彩子は笑いながら場を仕切り、良子の尻をパチン!と良い音を響かせながら豪快に叩いた。かなり痛いだろうに、従順な良子は笑顔を崩さなかった。
「コールは先生だな」
彩子は野球拳のコールに恵子を指名した。指名されて戸惑う恵子を、すぐ近くで酒を飲んでいたズベ公が褌を引っ張り彩子らの居る方に引っ張っていく。飲まされている恵子はよろけながら上座に立たされた。
「恵子、改めて皆に自己紹介だ!」
と彩子は言い恵子の尻もぴしゃり!と叩いた。軽めの叩きなので痛くはないが、人前で尻をはたかれる事に屈辱感が全身に広がる。しかし悔しげな表情などできる筈もないので、恵子も良子同様に愛想笑いを張り付ける。
「私は、彩子様の担任で、奴隷をやらさせて頂いている、多田恵子と申します。これから、野球拳ゲームのコールを、させて頂きます。宜しくお願いします」
と恵子は笑顔で言い、ズベ公達の群れに向けておじぎする。
「何も教えてねーのにここまで言えるなんてえらいじゃねーか!」
彩子は笑いながら言い、再び恵子の尻をパチリと叩いた。
「よーい始め!」
彩子がよく通る声で開始を宣言する。元気よくコールせねば。
「やーきゅーうー!すーるなら!」
恵子はうろ覚えの歌詞を明るい声で歌い上げる。
良子も腰を低くし腰をくねらせ、うろ覚えであろう躍りを一生懸命やっている。楓はニヤニヤしながら棒立ちである。
「おい!!!!」
突然彩子の怒声。女子高生ばなれしたものすごい声量で、恵子はすくみ上がる。良子も可哀想に、縮み上がってしまっていた。声をきちんと出したのに、良子もきちんと踊っていたのに、何がいけなかったか。
「なんだその態度は?!舐めてんのか!?」
激怒した彩子は楓の髪を掴んで楓の耳元で怒鳴った。
「すみません……」
楓は表情を暗くし、彩子に謝罪した。彩子の剣幕に宴会場は静まり返ってしまった。
「みなさーん!! 盛り上がっていきましょう!! 良子の野球拳を、楽しんでくださいねー!!」
良子があわてて明るさを装い、場を盛り上げようとする。
「よーし!がんばれー!」
「良子!おうえんしてるぞー!」
ズベ公達も慌てて盛り上がる。このズベ公達にとっても、彩子は恐ろしい存在のようだった。
「はーい!! 改めてコールさせて頂きます! みなさんも応援宜しくお願いしまーす!」
「おっ!!切り替えがいいな!よーし!」
彩子は上機嫌に戻った。笑顔でぴしゃりぴしゃりと、良子と恵子の褌の尻をはたいていい音を響かせた。
彩子に人前で尻をはたかれる度に、言い様の無い屈辱感に苛まれるが、恵子はそれをおくびにも出さず笑顔を保った。良子も笑顔を作っている。
「やーきゅーうー!すーるなら!」
今度は楓も一生懸命踊っている。
「こーゆー具合にしりゃさんせー!」
「アウト!セーフ!よよいのよい!」
お互いグー
「よよいのよい!」
良子がグーで楓がチョキで、良子が勝利した。
「良子さんの勝利です!」
「やったー!」
良子が満面の笑顔を作って小さく万歳する。実際に嬉しいわけではないが、一生懸命リアクションをしている。
「くそー!」
また叱られたくないのか、楓は大袈裟に悔しがる。そして楓は靴下を一本脱いだ。
「何やってんだバカ野郎!」
また彩子の怒声が響き、恵子も良子もビクンと固まる。
「靴下は二足でワンセットだろうが!ふざけてんのか!?」
彩子は楓に足掛けしながら上半身を押してその場で転倒させた。
「すみません……」
楓はか細い声で言ってもう片方の靴下を脱いだ。
「かえでー!なにやってんだよー!」
「良子すげーじゃん!楓をすっぽんぽんにしてくれー!」
もり下がった空気にならない様に、ズベ公達がガヤっている。
「二回戦いきますっ!」
恵子は明るい声を出す。
「よし」
彩子はまたもや、恵子の尻を叩く。
「やーきゅーう!すーるならー!」
恵子は再び声を張り上げてコールし、良子と楓も一生懸命おどっている。
「よよいのよい!」
良子はパーで楓がグーだった。良子は辛うじて二連勝できた。良子ははにかんだ笑顔を作って、小さなガッツポーズをした。既に裸同然の格好で大勢の目の前に立たされているのに、こういう事で喜んでいるふりをさせられているのは、何処か物悲しかった。
「やるじゃん!」
彩子は笑いながら言うと、パチンと良子の尻をはたく。彩子は事ある毎に私たちの尻を叩いてくる。
悔しそうな素振りの楓がシャツを脱ぎ捨てる。シャツの下はスポーツブラになっていて、楓は相当に恥ずかしがっている様だった。私にあんな屈辱的な格好をさせておいて、ブラを見られた位で恥じらっているのが、滑稽なのやら、腹立たしいやらで、恵子は複雑な気持ちになった。
「良子さんが二連勝でーす!では三回戦にいきまーす!」
恵子はまた、努めて明るい声を出して、笑顔を作った。
「よよいの よい!」
ーーー三回戦でとうとう、良子は負けてしまい、唯一身に付けている褌を脱がなくてはならなくなった。
腰のところできつく締めつけている褌は良子自ら脱ぐことは出来ず、彩子の命令で恵子が良子の褌を、お尻の所からほどいて脱がす事となった。
その様を皆の見世物にしようと、良子は皆に尻を向けたまま立たされ、恵子はその側面から良子の褌をほどいて脱がす運びとなった。
恵子は一生懸命、固くきつく締まっている良子の褌の結び目を探す。褌に締め付けられている、良子の20代の丸くてすべすべのお尻は恵子の目から見てもエロティックで、思わずその尻を触りたい衝動に駆られた。
衝動を抑えながらお尻にはなるべくふれず、恵子は四苦八苦して何とか褌の結び目を綻ばせた。弛められた褌はストンと床まで落ちて、良子は全裸となり、一糸まとわないむき出しの尻を、皆の前に晒した。
皆に見られている全裸の良子の尻はなかなかに官能的で、恵子は思わず息を飲んだ。良子の裸の背中と尻とに見とれていたら、彩子に強めに尻をはたかれた。
「何ボーッとしてるんだ恵子!ちゃんと盛り上げなきゃ駄目だろ!」
なんと、まだこの場を仕切れと言うのだ。全裸の良子を慰みものにする流れを、自分がつくらなくてはならないと言うのだ。
「みなさーん!残念ながら良子さんは負けてしまって、全部脱ぐことになってしまいました!」
また笑顔で声を張り上げる。良子を言葉攻めする事に、良心が傷んだ。次はどう話を進めたらいいのか。
良子は丸出しの尻を皆の方に向けて直立し、手で下腹部を覆っている。褌を脱いだので、当然バギナも丸見えとなっている。何も隠れていない、全てが露になっていてる。
「触って感想きかせろー」
ズベ公の一人が野次を飛ばしてきた。恵子は仕方無しに応じた。手のひらでナデナデと、良子の尻を撫でた。すべすべで柔らかい、若い身体の尻だ。
「すごくすべすべで、柔らかいお尻です!」
恵子は笑顔を作って良子の尻の触り心地を皆に説明した。
「そんなに良いならそのケツにキスしろよ!」
またズベ公からのヤジが飛んできた。
恵子は愛想よく笑顔を返し、腰を屈めて良子のお尻の肉にチュッとキスをした。良子の尻は恥ずかしげに震えていて、とてもエロチックだった。
(良子さんにもっと色んな事をしてみたい)
ズベ公達の前で裸にされ、むき出しの尻を皆に晒して恥辱に染めあがった良子を見て、恵子は自らも辱しめを受けている身ながらも、良子に秘かに欲情を覚えていた。
「すごく可愛いお尻です!もう一回キスしちゃおう!」
恵子は笑みをたたえていたずらっぽくウインクすると、再び良子の尻にキスをした。目の前にある良子の尻は恥ずかしそうに震えていて、堪らなくエロチックだった。
「恵子さんの身体、すごくすべすべしてて最高よ!何回もキスしちゃう!」
恵子は狂ったかの様に言って、良子の背中や首筋にも、次々と口づけをした。「あの先公変態じゃね?」とズベ公達の中の誰かから笑い声が聞こえてきた。
良子にキスをしているとまた、彩子から尻を叩かれた。
「恵子が女に気があるのは初めて知ったよ。そんなに好きならもっと、愛し合わせてやるよ。良子にその気があるかは知らないけどな!」
彩子は笑うと、良子の尻もパチンと叩いた。
「良子は、みんなに向けてM字開脚するんだ。そして気持ちよくなるまでオナニーをしろ。ぐちゅぐちゅに濡れて、いきそうになったら恵子は、良子のあそこを四つん這いになってクンニしろ。良子を気持ちよくイカせてや
れ」
彩子の命令を受けて良子は、腰を落とし恥ずかしそうにゆっくりと股を開いた。ズベ公達の前に女の恥ずかしい所を晒す。陰毛を剃られたあそこは丸見えになり、それを見て恵子は思わず生唾を飲み込む。うっすら濡れていて、本当にきれいな、若いバギナだった。
変な言い方だが、こんな田舎のズベ公がヤジ混じりに見るのは、勿体ない。
(良子さんのこんな素敵な身体は、私がきちんと愉しまないと。ズベ公の玩具なんかで終わらせたら駄目)
恵子は変な使命感に駆られた。恵子は四つん這いになり、褌の食い込んだ尻を突き出し(そうしないとどうせまた叩かれる)、舌で濡らした唇を良子のバギナに当てる。当てると同時に濡れた舌を出してクリトリスをそっと舐める。
良子の身体がビクンと反応する。反応が良い。恵子はこの若い感度の高い反応を見たい、状況を一瞬でも忘れ良子を愛撫する事に没頭したいと思った。
「良子はオナニーして自分でも濡らさなきゃ駄目だよ」
頭上から彩子の愉快そうな猫なで声が聞こえてくる。
良子の白くて綺麗な人差し指が、恵子の目の前で濡れたバギナに入っていく。人差し指は、バギナの割れ目を静かに入ったり出たりす。ぎこちのない自慰をしながら、「あっ……あっ……」と良子は可愛い吐息を漏らしている。
(ああっ……良子さん、なんて可愛くていやらしいの……)
良子自身の指が目の前で良子のバギナを愛撫しているので、恵子は「おあずけ」をくらっている形だ。
酒宴しているズベ公達に高く掲げた尻を晒す滑稽な姿のまま、恵子は悶々とし続けた。早く、早く舐めたい……。
良子の指はクリトリスを集中的に撫で始めていた。
「あっあっあっあっ!」
良子の喘ぎ声が早さを増して、息も荒くなっている。
宴会場のなかの同性達の好機の目に晒されながら、四つん這いの恵子の眼前で、良子は絶頂を迎えようとしていた。
「いくっ……!あっいくっ……!」
そう静かに声を上げると、良子の身体はビクンと跳ねた。手をバギナから離し、ハアハアと息をしている。顔は赤らんで、瞳が潤んでいる。
「濡れたか?」
良子の頭を撫でながら彩子が聞いた。
「はい……。濡れました」
良子はつとめて明るい声を出して答えた。
「じゃあ、恵子に良子のおまんこを舐めてもらおうか?」
「はい!お願いします!」
良子は痛ましいほどに明るい声を出して、脚をさらに開き、恵子の眼前のバギナを更に近づけた。
(ああっ…凄く濡れていて、凄く女の子の香りがする……なんていやらしい)
恵子は良子の放つ香りに頭がくらくらしながら、濡れたバギナにそっと舌を這わし、クリトリスをちゅっと吸い上げてみた。
「あああああんっ!!」
良子の反応は予想以上で、声をあげながら後ろに崩れ落ちてしまった。
「すげえな恵子!テクニシャンじゃん!」
彩子はケラケラ愉快そうに笑いながら突き出た恵子の尻をぺちぺちと叩く。
恵子は屈辱感を抑えながら、良子へのペッティングに全神経を集中した。バギナの割れ目に優しくキッスをして、割れ目に沿って舌を下から上に這わせる。
「はあっ!」
良子はまた、甘い吐息を上げる。恵子は何度も何度も、舌を上下に這わせる。時折不意打ちの様にクリトリスに口付けし、小刻みに舌を絡める。
「あんっ!」
宴会場の喧騒は消え、ズベ公達は恵子と良子のセックスショーを黙って見つめている。
恵子は良子のバギナに顔を埋め、尻を高く掲げその尻を揺らしながら、リズム良く良子のバギナを舐め、時にリズムを崩してクリトリスにも刺激を与える。
クリトリスへの不意打ちを食らう度に、良子はビクンと跳ねて、可愛い女の子の声を出す。
恵子は、昔からの同性に興味はあったが、明確に誰かを好きになるというほどでは無かった。そして男には全く関心が無かった。
しかし、良子との、無理矢理に仕組まれたこのセックスには、密かな興奮があった。こんな屈辱的なシチュエーションではなく、恋人同士でセックスしていたら、もっと良かったのだろうか?
いや、仮に良子が同性に興味があっても、何かの偶然で引かれあったりしたりしても、こうしてセックスをする事にはならなかっただろう。
「あああんっ!あんっ!」
ぼんやりと考えながら一心にペッティングをしていたら、良子は切な気な声をあげながら絶頂を迎え、ぐったりと身体を弛緩させてしまった。
恵子は唯一身に付けている褌を自ら外すと、ぐったりとしている良子に、69の姿勢で覆い被さる。
「先公すげえな!本当に興奮してんじゃね?」
ズベ公の揶揄など気にせず、良子のバギナを更に舐め続け、腰を落として自らのバギナを良子の口の上に動かす。
(良子さん、私のバギナを舐めて。ぼうっとしてたら彩子さんに叩かれてしまうわ……)
「あっ……!!」
今度は声を上げたのは恵子だった。良子の可愛い舌使いが恵子のバギナを刺激している。
「ああっ!いいわ、気持ちいい良子さん」
半分本心で恵子は歓喜の声を上げる。
彩子も口出しせず、二人の奴隷の69を眺めている。
(良子さんの舌……良子さんのおまんこ……ああっ、本当にいいっ。またこうしたい)
こうなって寧ろ良かったのだと、半分は自分を慰める為に、半分は本心で、恵子は回りの視線を努めて忘れ、目の前の肉体と、バギナを健気に愛撫してくれる可愛い舌を、少しでも集中して愉しもうと一心不乱に舌を動かし続けた。
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