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第13話 新野(しんや)の龍〈1〉
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「おーい、 順匡どの! 待ってくれ」
邑中、後ろから自分の 字を呼ぶ声に、 鄧義は振り返った。
若い男がひとり、こちらに向かって走ってくる。
「これは、 楊 威公どの?」
近づいた相手を、鄧義は見目涼しく迎えた。
建安十二年(西暦207年)、 荊州南郡襄陽県(湖北省襄陽市)。
鄧義、字・順匡は、ここ襄陽で庁舎官吏の 疾医(薬医師)の補佐を務めている、二十九歳の青年である。
「大丈夫ですか? どうされました……ずいぶん急がれて」
たどり着いた楊威公が、はあはあと大げさに肩を上下させているのを鄧義は気遣った。
「い、いや、その、大丈夫」
どのくらいの距離を走って来たのかはわからないが、見た目からして、それほど走り強くはなさそうな男である。
『楊』という氏は、襄陽で羽振りをきかせている、筆頭有力豪族のひとつの姓だ。
威公は彼の字。姓名は 楊儀といい、楊一族主軸家の一人であった。
いわゆる、金持ち 曹司。
「いやなに、順匡どの」
まだ呼吸の落ち着かない楊儀が、追いかけてきた理由を説明する。
「 貴君が師と仰いでいる 龐先生が、また酒屋で酔って問題起こしてるらしいぞ。ぼくはたまたま、 広元どのと一緒に近場にいたんだ。広元どのは取り急ぎ店に向かったんだが、彼から『順匡を呼んできて欲しい』と頼まれて」
「……ははあ、それは」
用件を聞かされた鄧義は、やれやれ、という風に半笑いを浮かべた。
広元は南郡に官吏として勤めている、鄧義とは同齢の友。
また龐先生こと 龐統というのもやはり同年齢で、頭は切れるが、とかく酒癖の悪さが欠点の男のことである。
鄧義は、襄陽に接する位置にある南陽郡新野県(河南省南陽市)からこちらに移って以後、その二人と特に親しくしていた。
事情を受けた鄧義は、爽やかな 面様で伝達者を労う。
「わかりました、お知らせありがとうございます。いつもの酒屋ですね」
やっとまともな呼吸を取り戻した楊儀は、自身の胸元を手でさする。
「しかしなあ。きみにとっちゃ師匠だからかもしれんが、広元どのもきみも友人の面倒見がいいな。ずいぶん気が合うとみえる」
感心と同情と皮肉とを入り交ぜ、口角を上げた。
因みにこの楊儀、年齢は鄧義よりだいぶ歳下だ。それでいて鄧義に対し、上から目線なのが常であった。
歳上の鄧義の方が 下手言葉使いなのは、互いの立場の力関係に 依っている。
楊儀が有力一族というだけでなく、鄧義のような医療従事者の身分認識は、上流社会からみたとき、殊に低いのだ。
鄧義はそのあたりを 弁えている。
「広元の世話好きは性分ですからね。龐先生の酒騒ぎは毎度の事、広元も慣れているでしょうけれど。まあ、彼ひとりに丸投げするのはやはり悪そうだ。……すぐに行きます」
にこりと返し礼の 拱手を相手へ施すと、鄧義は騒ぎの店へ、足早に向かった。
◇◇◇
同日夜半。
春先の生あたたかい風が地をぬぐい、月の無い闇が地上すべてを黒く塗り染めている。
狭く窓もない一室に置かれたただひとつの灯が、ジッと音を立てて揺れた。
しばらくすると、物体の輪郭さえほとんど確認できない暗陰から、人の声。
「上からの新たな指示だ」
中年齢と思しき声色。深みがある。だが温かさはない。
「 承る」
応じた側は、鄧義。
彼は自宅奥に備えられたこの隠し室で、己への命令伝達を受けている。
姓名・鄧義。字・順匡。旧名 ——『狛』。
下僕を解放され旧名も捨て、新たな生場を得てから、実に十二年が経っていた。
彼が勤める現公職は、表向きの隠れ 蓑に過ぎない。真の仕事は無論、荊州情勢を探る 細作である。
「襄陽で何か、動くか」
鄧義の声が珍しく緊張を帯びる。
新たな指示は久方。しかも、細作上層部に極めて近い立場である、この熟練伝達者を直接派遣してくることは、滅多になかったのだ。
鄧義の住まう襄陽は、 華北、江東、 巴蜀に接する広大な地である荊州七郡の中核都市で、荊州牧(総督)・劉表の拠点である。
治める事が覇者の証明たる地〈中原〉の出入口に、襄陽のある荊州北部は位置していた。
交通、戦略、経済、人材その他、あらゆる接点においての要を為す、天下を得る為に取得不可欠な要衝地だ。
それ故に、現今の二大勢力となった 魏の 曹操、 呉の 孫権を始めとして、多くの群雄が最優先で狙っている。
襄陽は中国全体の、いわば 臍(へそ)と言っても過言はない。
だからこそ鄧義は今この地の深部に送り込まれているし、彼自身にもその自負がある。
しかるに伝授の伝えてきた次の指示は、鄧義の思惑からすれば、やや主軸外の内容であった。
「先刻、 新野の 劉備幕下に入った 諸葛 亮という者に秘密裏に会い、今後はその者の指示を仰げ」
「……!?」
———— 新野へ行け、だって?
鄧義はいくらか拍子抜けした。
新野は襄陽からほど近い、防備も薄弱な小県である。
そもそも鄧義は荊州心臓部に入り込むために、新野から襄陽に移らされたものを。
「……」
それでもそこは身についた習い。
鄧義は即、新任務へと思考を切り替える。
———— 劉備に、新臣下がついたのか。
劉備という男は、世間から『敗走の達人』とも 揶揄されるほど、負け戦を重ねては渡り歩いている、中途半端な立ち位置の将だ。
野盗に等しかった時期もあり、弱将といえば弱将。
にもかかわらず、どういう訳か妙な人望があるらしく、地にまでは落ち切らずに生き延びてきた。
現今も、この荊州の客将として劉表の 庇護を受けながら、新野城守備を任されている。
鄧義の新たな任務とは、その劉備の新幕僚たる諸葛亮とやらの専属細作を勤めよ、ということらしい。
———— 諸葛亮か。……名は薄っすら、聞いたことがあるな。
鄧義は、少ない情報をかき寄せる。
歳歯は鄧義よりふたつ下。
仄聞類の話によれば、士官歴もない無名青年であるその者の 出廬を、劉備はずいぶん熱心に懇願した……とか。
また諸葛亮には、何やら 大仰なあだ名があった。
———— たしか『 臥龍』とか言ったような。
臥した龍とは、だいぶん買い被った号にも聞こえる。
とはいえ命名したのは、襄陽の名士、 龐徳公だというのだから、あながち根拠がないわけでもなかろうが……。
さて、噂話はそこまでにして。
鄧義は対象人物の実分析に入った。
二つ下となると二十七歳。初出仕年齢としてはそれほど若くない。
———— 公務未経験の初出仕で即、自身専属の細作手配とはな。
家系はそれなりの血胤らしいとしても、現状が無位の身でありながら、いきなり玄人軍師でもあるかのような動き。
……なかなかの、曲者感。
———— どんな人物か。あだ名通りの賢い主人だと有難いが。
思惟を巡らせている鄧義に、伝達者は続ける。
「その者、今は劉備幕下でも食客に過ぎぬが、間をおかず最重臣となろう。時が来たら劉表の元を離れ、劉備陣営に 就け」
「……!?」
これには鄧義も 喫驚した。
主人替えなどは珍しくない。しかし今頃、あの劉備に就け……?
———— 曹操や孫権に対したら、劉備なぞ、どう考えても相手にならない男だ。
二大勢力へのかろうじての対抗者であった劉表も、昨今は高齢からめっきり衰えた。劉備はその劉表の、更に下風位置にいる。
———— 上役はどういうつもりか?
劉備が今後、飛躍的な重要者になるとでも見越しているのか。
———— いや……もしかしたら。
ふと、鄧義は思い至る。
もしや鍵は劉備ではなく、まさに今回専属を命じられた〈新たな主人〉の方……?
彼は 瞑目し、思考を落ち着ける。
どちらにせよ、自分が深読みをする必要はない。いや、してはならないのだ。
瞼を伏せたまま、鄧義は深く顎を引いた。
「—— 承知」
鄧義の簡潔な返答を得ると、細作使者は音もなく闇に溶けた。
<次回~ 第14話(最終話) 新野の龍〈2〉>
邑中、後ろから自分の 字を呼ぶ声に、 鄧義は振り返った。
若い男がひとり、こちらに向かって走ってくる。
「これは、 楊 威公どの?」
近づいた相手を、鄧義は見目涼しく迎えた。
建安十二年(西暦207年)、 荊州南郡襄陽県(湖北省襄陽市)。
鄧義、字・順匡は、ここ襄陽で庁舎官吏の 疾医(薬医師)の補佐を務めている、二十九歳の青年である。
「大丈夫ですか? どうされました……ずいぶん急がれて」
たどり着いた楊威公が、はあはあと大げさに肩を上下させているのを鄧義は気遣った。
「い、いや、その、大丈夫」
どのくらいの距離を走って来たのかはわからないが、見た目からして、それほど走り強くはなさそうな男である。
『楊』という氏は、襄陽で羽振りをきかせている、筆頭有力豪族のひとつの姓だ。
威公は彼の字。姓名は 楊儀といい、楊一族主軸家の一人であった。
いわゆる、金持ち 曹司。
「いやなに、順匡どの」
まだ呼吸の落ち着かない楊儀が、追いかけてきた理由を説明する。
「 貴君が師と仰いでいる 龐先生が、また酒屋で酔って問題起こしてるらしいぞ。ぼくはたまたま、 広元どのと一緒に近場にいたんだ。広元どのは取り急ぎ店に向かったんだが、彼から『順匡を呼んできて欲しい』と頼まれて」
「……ははあ、それは」
用件を聞かされた鄧義は、やれやれ、という風に半笑いを浮かべた。
広元は南郡に官吏として勤めている、鄧義とは同齢の友。
また龐先生こと 龐統というのもやはり同年齢で、頭は切れるが、とかく酒癖の悪さが欠点の男のことである。
鄧義は、襄陽に接する位置にある南陽郡新野県(河南省南陽市)からこちらに移って以後、その二人と特に親しくしていた。
事情を受けた鄧義は、爽やかな 面様で伝達者を労う。
「わかりました、お知らせありがとうございます。いつもの酒屋ですね」
やっとまともな呼吸を取り戻した楊儀は、自身の胸元を手でさする。
「しかしなあ。きみにとっちゃ師匠だからかもしれんが、広元どのもきみも友人の面倒見がいいな。ずいぶん気が合うとみえる」
感心と同情と皮肉とを入り交ぜ、口角を上げた。
因みにこの楊儀、年齢は鄧義よりだいぶ歳下だ。それでいて鄧義に対し、上から目線なのが常であった。
歳上の鄧義の方が 下手言葉使いなのは、互いの立場の力関係に 依っている。
楊儀が有力一族というだけでなく、鄧義のような医療従事者の身分認識は、上流社会からみたとき、殊に低いのだ。
鄧義はそのあたりを 弁えている。
「広元の世話好きは性分ですからね。龐先生の酒騒ぎは毎度の事、広元も慣れているでしょうけれど。まあ、彼ひとりに丸投げするのはやはり悪そうだ。……すぐに行きます」
にこりと返し礼の 拱手を相手へ施すと、鄧義は騒ぎの店へ、足早に向かった。
◇◇◇
同日夜半。
春先の生あたたかい風が地をぬぐい、月の無い闇が地上すべてを黒く塗り染めている。
狭く窓もない一室に置かれたただひとつの灯が、ジッと音を立てて揺れた。
しばらくすると、物体の輪郭さえほとんど確認できない暗陰から、人の声。
「上からの新たな指示だ」
中年齢と思しき声色。深みがある。だが温かさはない。
「 承る」
応じた側は、鄧義。
彼は自宅奥に備えられたこの隠し室で、己への命令伝達を受けている。
姓名・鄧義。字・順匡。旧名 ——『狛』。
下僕を解放され旧名も捨て、新たな生場を得てから、実に十二年が経っていた。
彼が勤める現公職は、表向きの隠れ 蓑に過ぎない。真の仕事は無論、荊州情勢を探る 細作である。
「襄陽で何か、動くか」
鄧義の声が珍しく緊張を帯びる。
新たな指示は久方。しかも、細作上層部に極めて近い立場である、この熟練伝達者を直接派遣してくることは、滅多になかったのだ。
鄧義の住まう襄陽は、 華北、江東、 巴蜀に接する広大な地である荊州七郡の中核都市で、荊州牧(総督)・劉表の拠点である。
治める事が覇者の証明たる地〈中原〉の出入口に、襄陽のある荊州北部は位置していた。
交通、戦略、経済、人材その他、あらゆる接点においての要を為す、天下を得る為に取得不可欠な要衝地だ。
それ故に、現今の二大勢力となった 魏の 曹操、 呉の 孫権を始めとして、多くの群雄が最優先で狙っている。
襄陽は中国全体の、いわば 臍(へそ)と言っても過言はない。
だからこそ鄧義は今この地の深部に送り込まれているし、彼自身にもその自負がある。
しかるに伝授の伝えてきた次の指示は、鄧義の思惑からすれば、やや主軸外の内容であった。
「先刻、 新野の 劉備幕下に入った 諸葛 亮という者に秘密裏に会い、今後はその者の指示を仰げ」
「……!?」
———— 新野へ行け、だって?
鄧義はいくらか拍子抜けした。
新野は襄陽からほど近い、防備も薄弱な小県である。
そもそも鄧義は荊州心臓部に入り込むために、新野から襄陽に移らされたものを。
「……」
それでもそこは身についた習い。
鄧義は即、新任務へと思考を切り替える。
———— 劉備に、新臣下がついたのか。
劉備という男は、世間から『敗走の達人』とも 揶揄されるほど、負け戦を重ねては渡り歩いている、中途半端な立ち位置の将だ。
野盗に等しかった時期もあり、弱将といえば弱将。
にもかかわらず、どういう訳か妙な人望があるらしく、地にまでは落ち切らずに生き延びてきた。
現今も、この荊州の客将として劉表の 庇護を受けながら、新野城守備を任されている。
鄧義の新たな任務とは、その劉備の新幕僚たる諸葛亮とやらの専属細作を勤めよ、ということらしい。
———— 諸葛亮か。……名は薄っすら、聞いたことがあるな。
鄧義は、少ない情報をかき寄せる。
歳歯は鄧義よりふたつ下。
仄聞類の話によれば、士官歴もない無名青年であるその者の 出廬を、劉備はずいぶん熱心に懇願した……とか。
また諸葛亮には、何やら 大仰なあだ名があった。
———— たしか『 臥龍』とか言ったような。
臥した龍とは、だいぶん買い被った号にも聞こえる。
とはいえ命名したのは、襄陽の名士、 龐徳公だというのだから、あながち根拠がないわけでもなかろうが……。
さて、噂話はそこまでにして。
鄧義は対象人物の実分析に入った。
二つ下となると二十七歳。初出仕年齢としてはそれほど若くない。
———— 公務未経験の初出仕で即、自身専属の細作手配とはな。
家系はそれなりの血胤らしいとしても、現状が無位の身でありながら、いきなり玄人軍師でもあるかのような動き。
……なかなかの、曲者感。
———— どんな人物か。あだ名通りの賢い主人だと有難いが。
思惟を巡らせている鄧義に、伝達者は続ける。
「その者、今は劉備幕下でも食客に過ぎぬが、間をおかず最重臣となろう。時が来たら劉表の元を離れ、劉備陣営に 就け」
「……!?」
これには鄧義も 喫驚した。
主人替えなどは珍しくない。しかし今頃、あの劉備に就け……?
———— 曹操や孫権に対したら、劉備なぞ、どう考えても相手にならない男だ。
二大勢力へのかろうじての対抗者であった劉表も、昨今は高齢からめっきり衰えた。劉備はその劉表の、更に下風位置にいる。
———— 上役はどういうつもりか?
劉備が今後、飛躍的な重要者になるとでも見越しているのか。
———— いや……もしかしたら。
ふと、鄧義は思い至る。
もしや鍵は劉備ではなく、まさに今回専属を命じられた〈新たな主人〉の方……?
彼は 瞑目し、思考を落ち着ける。
どちらにせよ、自分が深読みをする必要はない。いや、してはならないのだ。
瞼を伏せたまま、鄧義は深く顎を引いた。
「—— 承知」
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