14 / 14
第14話(最終話) 新野の龍〈2〉
しおりを挟む
密命に従った約日。
鄧義は新野城下にある諸葛亮の仮屋に、隠密に入った。
指定された密談室は、暗さで詳細がわからないものの、鄧義の隠し室同様窓はなく、狭めだとは察しられる。
奥壁の前にある几案(机)上に小さく灯された燈だけが、唯一の光源であった。
その几案側の胡床(折り畳み座具)に、今宵より主人となる、諸葛亮と思しき人物は坐していた。
「鄧義か」
諸葛亮が口を開く。
男にしては、かなり細く柔らかな声音。
「はい」
面を伏せ、細作らしく片膝をついた姿勢で鄧義は控える。
「今後は諸葛様のご指示で動くよう仰せつかりました。何時なりと必要なお申し付けを」
相手の応答はない。
隠密のやり取りでは、必要最低限の発声のみであるのが常だ。
伏せた面を動かさずに、鄧義は少し上目使いをしてみた。
新たな主人、貌はちょうど灯の影具合で、この角度からでははっきりしない。
体は細身の、比較的長身であることが見てとれる。
「そなたの得手は、薬事だそうだな」
諸葛亮が、鄧義の専門分野を確認してきた。
「は、確かに。過去にいっとき、南陽郡の医者、張仲景の弟子をしておりました」
張璣、字を仲景という者は、南陽一と評されている高名な医者である。
細作薬事のための一環として、鄧義は張仲景の門下に入り、医学を会得した。
弟子を辞した鄧義は南陽郡新野県に移り、県尉(県警察長官)の下で働く下位官吏となる。
やがて、役人でありながら疾医としての腕も高い、との評判が認められ、三年ほど前、荊州の実質的州治所、襄陽県の中央庁舎に出入りするまでの身に抜擢されたのだ。
『抜擢 』……?
———— 違う。そんな経緯じゃない。
すべては始めから仕組まれ、我は下される命に従って来ただけだ。
今もその命によって、ここにいる。……
「そなたの薬才を、存分に活かしてもらおう」
「……はい」
薬事と言っても、細作が役立てる場合の目的は、大抵人命を救うためではない。
扱うのは物騒な、麻薬、毒薬の類。
とどのつまり利用場面は、嗜癖(依存症)、撹乱、破壊、暗殺といった、武力行使とは別の闇手段としてである。
鄧義はその方面分野に長けていた。
———— これからこの人の下で、それらを活かす場が増えるのだな。
そう、鄧義が頭に描いたときだ。
「……狛」
唐突な、それもあまりに思いがけぬ呼びかけに、鄧義は視線を床にした体位の呼吸を固めた。
◇◇◇
「その名で呼ばれたのは十二年ぶり、か?」
「……」
鄧義は顳顬に冷えた汗を感じた。
我をそう呼ぶ者はもう誰もいない。その名時代の己は、封印したい過去でもある。
———— そう……か。韋虞の者なら。
焦燥にとらわれつつ、鄧義は想察を巡らせる。
十二年も経つとはいえ、旧い韋虞細作ならば、鄧義の過去名を憶えているだろう。
細作上役の誰かが、新主人にわざわざ伝えたのか……。
かかれど、継いでかけられた次の言葉が、鄧義を絶句させた。
「 術を持ったな」
「え……っ!?」
弾かれたように発した声とともに、鄧義は頭を上げた。
彼の目に初めて、目前の相手の容貌がはっきりと映る。
暗燈に妖しく揺れ浮く、皓い肌膚。
冴え冴えと研がれた、鋭い爪牙を思わせる眉目。
彫られたように整った玉貌。……
———— ……!!
鄧義の全身が完璧なまでに硬直した。
どれだけ時を経ていようと、雪片の疑いもなく確信できる。
鄧義の前に坐す人は、十三年前、『狛』だった彼に生き延びる転機を与え、その後忽然と姿を消したあのときの少年、遙だったのである。
◇◇◇
———— あ……あ!?
あまりの事態に口を呆けたように開け、鄧義は次の言を見つけられないでいる。
目の前にいるのはまぐれもない、遙。
そして今は諸葛亮の名で出仕した、己の新たな主人。
思考が言葉を作れない。
これは……自分は夢でも見ているのか……?
その、幻にも見える相手の腕がふわり動き、纏った長袍の衣擦れの音が、サラ、と鳴った。
脇息に右肘をつき、指を軽く口元に添えた姿勢の遙、いや諸葛亮は、凪の如き静やかな目顔で鄧義の代弁をする。
「…… なぜ?」
衣擦れと同じ、さらりとした音吐。
「拉致の手から命懸けで脱出げたはずの者が、なぜ今、その者達と組んでいる? ……と」
「……」
鄧義はそうだと思い、同時にいや、そのことではなくと思う。
疑問なぞ発想できる余裕もない。理解能力が完全に困惑していた。
「狛よ」
肘杖を外し、諸葛亮は坐したまま上半身を乗り出す。
歳月を重ね、見る者をぞくりとさせるまでに瓏たけたその貌を、鄧義の真正面に近付けた。
「理由など、そなたは知らずとも良いのだよ。今は、わたしの手足になってくれれば良い」
転機を与えたあのときと同じ、凛としたささやき。
「なってくれるな。狛」
◇◇◇
晨光を迎えた東空が一面、紅味を持った光に染まり出す。
鶏鳴時刻の朝焼け ―― 雨の前兆だ。
諸葛宅を辞した鄧義は、その足で新野城の望楼(物見櫓)に立っていた。
暁の光を受けながら、彼は時奥に記憶を遡らせる。
———— 韋虞郷で、遙は『泰山から来た』と言った。
そして父親は乱で目の前で斬られ、死んだ、と。
今回の新任務に就くにあたり、鄧義は諸葛亮の過去身辺についての事前報告を受けている。
記録による諸葛亮の父、泰山郡の丞(次官)であった諸葛珪は、泰山で起きた土着民の乱で死したとされていた。
少年だった遙の話は真実。遙は諸葛家子息、諸葛亮だ。
……けれど。
なにゆえその諸葛亮が、韋虞族から『遙』と呼ばれていたのか。
なにゆえあの女首長は攫った遙を庇護し、なにゆえ遙は、その護られた場所から逃亡したのか。
郷から逃げおおせた後、遙はこの混乱の世を、どのように生き抜いたのだろう?
現在手を組んでいるという、韋虞氏細作との繋がりの真相は。
そして脱走から十二年もの歳月を経た今になって、多少の知名度はあるにせよ、未だ一国も持たぬ劉備なぞを選んで起った理由は……?
……わからない。
鄧義にとってはあらゆる事項が謎のまま、何か大きな胎動が始まろうとしている。
この先の己を、世を待ち受けるものは、とんでもなく複雑怪奇な事態なのではないだろうか?
「……」
だが、しかし。
———— …… 構わない。
実は鄧義にとって、遙の謎がどれほどに増そうとも、大きな問題ではなかった。
今の彼を満たしているのは、不思議なほど沁み広がる、胸臆の和らぎである。
遙が、生きていた。
あの眩《まぶ》しい姿で、再び自分の前に現れてくれた。
そして我はこれから、その手足となるのだ……!
鄧義は暁の天を見上げた。
その瞳は、かつてない充実の輝きに満ちている。
血色のような紅を映す東空、雲の合間に刺し込み始めた旭を、鄧義は力強い視線で、逸らさず視つめた——。
この年、建安十二年。
異名『臥龍』として、後に畏れられることになる天才政治家、諸葛亮が世に放たれたことで、天下の動乱はその激しさを加速させることになる。
歴史に刻まれる〈三国鼎立〉の、真の幕開けであった。
その激乱に、狛 —— 鄧義もまた身を投じ、時化に揉まれる小舟の如く、人生を翻弄されていく。
欲望と虚無、悲劇と喜劇、虚偽と真実、絶望と希望、憎悪と愛、狂気と正気……死と生。
あらゆる闇と光が絡み合い、乱れ舞う生命の物語が、始まるのであった。
(「暁に起つ鴟」 ~完~)
~あとがき~
「私創 三国志異聞奇譚」は、この後あらたな主人公を迎え、多くの新キャラクターと共に、より奥深い世界へと長編展開いたします。
狛(鄧義)も、その中でもちろん活躍します。
韋虞族と女首長の正体、遙と諸葛亮の真実、女首長が狛に言った「かの家」とは。
激動の時代における命懸けの愛憎劇の中、様々な謎が解明されていきます。
この先、歴史要素が増えてはいきますが、主軸は変わらず、愛、恋、友情を描く人間ドラマに、歴史の闇ミステリーも絡めた壮大物語です。
次回作もお付き合くださいませ。よろしくお願いいたします。
若沙希
鄧義は新野城下にある諸葛亮の仮屋に、隠密に入った。
指定された密談室は、暗さで詳細がわからないものの、鄧義の隠し室同様窓はなく、狭めだとは察しられる。
奥壁の前にある几案(机)上に小さく灯された燈だけが、唯一の光源であった。
その几案側の胡床(折り畳み座具)に、今宵より主人となる、諸葛亮と思しき人物は坐していた。
「鄧義か」
諸葛亮が口を開く。
男にしては、かなり細く柔らかな声音。
「はい」
面を伏せ、細作らしく片膝をついた姿勢で鄧義は控える。
「今後は諸葛様のご指示で動くよう仰せつかりました。何時なりと必要なお申し付けを」
相手の応答はない。
隠密のやり取りでは、必要最低限の発声のみであるのが常だ。
伏せた面を動かさずに、鄧義は少し上目使いをしてみた。
新たな主人、貌はちょうど灯の影具合で、この角度からでははっきりしない。
体は細身の、比較的長身であることが見てとれる。
「そなたの得手は、薬事だそうだな」
諸葛亮が、鄧義の専門分野を確認してきた。
「は、確かに。過去にいっとき、南陽郡の医者、張仲景の弟子をしておりました」
張璣、字を仲景という者は、南陽一と評されている高名な医者である。
細作薬事のための一環として、鄧義は張仲景の門下に入り、医学を会得した。
弟子を辞した鄧義は南陽郡新野県に移り、県尉(県警察長官)の下で働く下位官吏となる。
やがて、役人でありながら疾医としての腕も高い、との評判が認められ、三年ほど前、荊州の実質的州治所、襄陽県の中央庁舎に出入りするまでの身に抜擢されたのだ。
『抜擢 』……?
———— 違う。そんな経緯じゃない。
すべては始めから仕組まれ、我は下される命に従って来ただけだ。
今もその命によって、ここにいる。……
「そなたの薬才を、存分に活かしてもらおう」
「……はい」
薬事と言っても、細作が役立てる場合の目的は、大抵人命を救うためではない。
扱うのは物騒な、麻薬、毒薬の類。
とどのつまり利用場面は、嗜癖(依存症)、撹乱、破壊、暗殺といった、武力行使とは別の闇手段としてである。
鄧義はその方面分野に長けていた。
———— これからこの人の下で、それらを活かす場が増えるのだな。
そう、鄧義が頭に描いたときだ。
「……狛」
唐突な、それもあまりに思いがけぬ呼びかけに、鄧義は視線を床にした体位の呼吸を固めた。
◇◇◇
「その名で呼ばれたのは十二年ぶり、か?」
「……」
鄧義は顳顬に冷えた汗を感じた。
我をそう呼ぶ者はもう誰もいない。その名時代の己は、封印したい過去でもある。
———— そう……か。韋虞の者なら。
焦燥にとらわれつつ、鄧義は想察を巡らせる。
十二年も経つとはいえ、旧い韋虞細作ならば、鄧義の過去名を憶えているだろう。
細作上役の誰かが、新主人にわざわざ伝えたのか……。
かかれど、継いでかけられた次の言葉が、鄧義を絶句させた。
「 術を持ったな」
「え……っ!?」
弾かれたように発した声とともに、鄧義は頭を上げた。
彼の目に初めて、目前の相手の容貌がはっきりと映る。
暗燈に妖しく揺れ浮く、皓い肌膚。
冴え冴えと研がれた、鋭い爪牙を思わせる眉目。
彫られたように整った玉貌。……
———— ……!!
鄧義の全身が完璧なまでに硬直した。
どれだけ時を経ていようと、雪片の疑いもなく確信できる。
鄧義の前に坐す人は、十三年前、『狛』だった彼に生き延びる転機を与え、その後忽然と姿を消したあのときの少年、遙だったのである。
◇◇◇
———— あ……あ!?
あまりの事態に口を呆けたように開け、鄧義は次の言を見つけられないでいる。
目の前にいるのはまぐれもない、遙。
そして今は諸葛亮の名で出仕した、己の新たな主人。
思考が言葉を作れない。
これは……自分は夢でも見ているのか……?
その、幻にも見える相手の腕がふわり動き、纏った長袍の衣擦れの音が、サラ、と鳴った。
脇息に右肘をつき、指を軽く口元に添えた姿勢の遙、いや諸葛亮は、凪の如き静やかな目顔で鄧義の代弁をする。
「…… なぜ?」
衣擦れと同じ、さらりとした音吐。
「拉致の手から命懸けで脱出げたはずの者が、なぜ今、その者達と組んでいる? ……と」
「……」
鄧義はそうだと思い、同時にいや、そのことではなくと思う。
疑問なぞ発想できる余裕もない。理解能力が完全に困惑していた。
「狛よ」
肘杖を外し、諸葛亮は坐したまま上半身を乗り出す。
歳月を重ね、見る者をぞくりとさせるまでに瓏たけたその貌を、鄧義の真正面に近付けた。
「理由など、そなたは知らずとも良いのだよ。今は、わたしの手足になってくれれば良い」
転機を与えたあのときと同じ、凛としたささやき。
「なってくれるな。狛」
◇◇◇
晨光を迎えた東空が一面、紅味を持った光に染まり出す。
鶏鳴時刻の朝焼け ―― 雨の前兆だ。
諸葛宅を辞した鄧義は、その足で新野城の望楼(物見櫓)に立っていた。
暁の光を受けながら、彼は時奥に記憶を遡らせる。
———— 韋虞郷で、遙は『泰山から来た』と言った。
そして父親は乱で目の前で斬られ、死んだ、と。
今回の新任務に就くにあたり、鄧義は諸葛亮の過去身辺についての事前報告を受けている。
記録による諸葛亮の父、泰山郡の丞(次官)であった諸葛珪は、泰山で起きた土着民の乱で死したとされていた。
少年だった遙の話は真実。遙は諸葛家子息、諸葛亮だ。
……けれど。
なにゆえその諸葛亮が、韋虞族から『遙』と呼ばれていたのか。
なにゆえあの女首長は攫った遙を庇護し、なにゆえ遙は、その護られた場所から逃亡したのか。
郷から逃げおおせた後、遙はこの混乱の世を、どのように生き抜いたのだろう?
現在手を組んでいるという、韋虞氏細作との繋がりの真相は。
そして脱走から十二年もの歳月を経た今になって、多少の知名度はあるにせよ、未だ一国も持たぬ劉備なぞを選んで起った理由は……?
……わからない。
鄧義にとってはあらゆる事項が謎のまま、何か大きな胎動が始まろうとしている。
この先の己を、世を待ち受けるものは、とんでもなく複雑怪奇な事態なのではないだろうか?
「……」
だが、しかし。
———— …… 構わない。
実は鄧義にとって、遙の謎がどれほどに増そうとも、大きな問題ではなかった。
今の彼を満たしているのは、不思議なほど沁み広がる、胸臆の和らぎである。
遙が、生きていた。
あの眩《まぶ》しい姿で、再び自分の前に現れてくれた。
そして我はこれから、その手足となるのだ……!
鄧義は暁の天を見上げた。
その瞳は、かつてない充実の輝きに満ちている。
血色のような紅を映す東空、雲の合間に刺し込み始めた旭を、鄧義は力強い視線で、逸らさず視つめた——。
この年、建安十二年。
異名『臥龍』として、後に畏れられることになる天才政治家、諸葛亮が世に放たれたことで、天下の動乱はその激しさを加速させることになる。
歴史に刻まれる〈三国鼎立〉の、真の幕開けであった。
その激乱に、狛 —— 鄧義もまた身を投じ、時化に揉まれる小舟の如く、人生を翻弄されていく。
欲望と虚無、悲劇と喜劇、虚偽と真実、絶望と希望、憎悪と愛、狂気と正気……死と生。
あらゆる闇と光が絡み合い、乱れ舞う生命の物語が、始まるのであった。
(「暁に起つ鴟」 ~完~)
~あとがき~
「私創 三国志異聞奇譚」は、この後あらたな主人公を迎え、多くの新キャラクターと共に、より奥深い世界へと長編展開いたします。
狛(鄧義)も、その中でもちろん活躍します。
韋虞族と女首長の正体、遙と諸葛亮の真実、女首長が狛に言った「かの家」とは。
激動の時代における命懸けの愛憎劇の中、様々な謎が解明されていきます。
この先、歴史要素が増えてはいきますが、主軸は変わらず、愛、恋、友情を描く人間ドラマに、歴史の闇ミステリーも絡めた壮大物語です。
次回作もお付き合くださいませ。よろしくお願いいたします。
若沙希
1
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
別れし夫婦の御定書(おさだめがき)
佐倉 蘭
歴史・時代
★第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
嫡男を産めぬがゆえに、姑の策略で南町奉行所の例繰方与力・進藤 又十蔵と離縁させられた与岐(よき)。
離縁後、生家の父の猛反対を押し切って生まれ育った八丁堀の組屋敷を出ると、小伝馬町の仕舞屋に居を定めて一人暮らしを始めた。
月日は流れ、姑の思惑どおり後妻が嫡男を産み、婚家に置いてきた娘は二人とも無事与力の御家に嫁いだ。
おのれに起こったことは綺麗さっぱり水に流した与岐は、今では女だてらに離縁を望む町家の女房たちの代わりに亭主どもから去り状(三行半)をもぎ取るなどをする「公事師(くじし)」の生業(なりわい)をして生計を立てていた。
されどもある日突然、与岐の仕舞屋にとっくの昔に離縁したはずの元夫・又十蔵が転がり込んできて——
※「今宵は遣らずの雨」「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」「大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。
【戦国時代小説】 甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助
蔵屋
歴史・時代
わたしは、以前、甲斐国を観光旅行したことがある。
何故、甲斐国なのか?
それは、日本を象徴する富士山があるからだ。
さて、今回のわたしが小説の題材にした『甲斐の虎•武田信玄と軍師•山本勘助』はこの甲斐国で殆どの戦国乱世の時代を生き抜いた。そして越後の雄•上杉謙信との死闘は武田信玄、山本勘助にとっては人生そのものであったことだろう。
そんな彼らにわたしはスポットライトを当て読者の皆さんに彼らの素顔を知って頂く為に物語として執筆したものである。
なお、この小説の執筆に当たり『甲陽軍鑑』を参考にしていることを申し述べておく。
それでは、わたしが執筆した小説を最後までお楽しみ下さい。
読者の皆さんの人生において、お役に立てれば幸いです。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
鸞の島
こいちろう
歴史・時代
鸞は鮮やかな青い羽根に覆われた霊鳥である。雛たちの前では子らが近寄り易いよう、落ち着いた色に姿を変えて現れるという。
年を経ると天上に上り天帝の御車に据えられる鈴となる。その鈴も鸞という。大鳥が鈴となるのか、鈴が大鳥となるのかは分からないが、鈴も大鳥も鸞である。その鸞は平穏な海を好むという。
世界に平和をもたらす真の指導者が現れた時、初めて鸞は自ら鳴る
【アラウコの叫び 】第3巻/16世紀の南米史
ヘロヘロデス
歴史・時代
【毎週月曜07:20投稿】
3巻からは戦争編になります。
戦物語に関心のある方は、ここから読み始めるのも良いかもしれません。
※1、2巻は序章的な物語、伝承、風土や生活等事を扱っています。
1500年以降から300年に渡り繰り広げられた「アラウコ戦争」を題材にした物語です。
マプチェ族とスペイン勢力との激突だけでなく、
スペイン勢力内部での覇権争い、
そしてインカ帝国と複雑に様々な勢力が絡み合っていきます。
※ 現地の友人からの情報や様々な文献を元に史実に基づいて描かれている部分もあれば、
フィクションも混在しています。
動画制作などを視野に入れてる為、脚本として使いやすい様に、基本は会話形式で書いています。
HPでは人物紹介や年表等、最新話を先行公開しています。
公式HP:アラウコの叫び
youtubeチャンネル名:ヘロヘロデス
insta:herohero_agency
tiktok:herohero_agency
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる

