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本編
28話 Art and recipe on the plate その4
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「どう?どう?美味しい?」
「そりゃ、美味しいわよ、ミナの盛り付けは最高ね、幸せになっちゃう」
ソフィアが満面の笑みを見せ、それを見たミナもだらしなく満足した笑顔となり、
「えへへー、良かったー、嬉しー」
「うふふ、ほら、ミナも食べないと、レアンお嬢様に怒られちゃうわよ」
ソフィアが視線で促す、
「うん、食べる、えっとね、お嬢様がね、イチゴの絵を描いてくれたの、それとね、これは黒いけど葡萄なのよ、でね、黄色いのがブランコなんだって」
「そっか、とっても上手ね」
「うふふ、でしょー、でしょー」
ミナは喜んでいるが、フォークとスプーンを手にしてどう食べてよいか悩んでいる様子である、恐らくその絵を崩したくは無いのであろう、
「ミナはもー、また一緒に描いてやるからの、溶ける前に食べてしまうのじゃ」
ミナの様子にレアンも口を挟む、
「ホントー、ならどうしようかな、イチゴかなー、ブランコも美味しそうだなー」
「ふふ、そっか、そういう楽しみもあるのね、ほらレアンも頂きましょう」
ユスティーナが嬉しそうに二人を見つめる、
「そういう母上も食しておらんではないか」
「そうね、ミナさんと一緒よ、可愛い絵を崩すのが申し訳なくて」
「また、描けば良いのだ、これは料理なんですよ」
「そうは言うけど、レアンだって、進んでないじゃない」
「それは、そうなのだが・・・うん、分かったぞ、この品の良くない点は綺麗すぎると壊せないことだな、これは勇気を持って、崩さねばならん」
レアンはフォークをゆっくりとミナの描いたニャンコの絵に持っていく、
「くっ、ニャンコを食べる事になるとは、許せニャンコ」
スッと黒猫の頬辺りにフォークを置くと、
「ニャー、痛いニャー、食べないでニャー」
ミナが小声で悲鳴を上げた、
「そうか、痛いか・・・許せ、ニャンコ・・・って、ミナー」
レアンは手を止めてちらりとミナを見る、
「ニャー、ミナじゃないニャー、ニャンコだニャー、痛いニャ、レアン様許してニャー」
「ええーい、うるさいニャンコめ、こうじゃ」
レアンは猫の絵の下半分を掬い取りアイスケーキに垂れかける、
「ああー、酷いニャ、ニャンコ半分になったニャー」
「ふっふっふ、さらにこうじゃ」
アイスケーキを大胆に掬い口中に放り込んだ、
「あー、ニャンコ、食べられてしまったん?」
「うむ、黒ニャンコは甘くて美味しいのう、どれ、三毛ニャンコも旨そうだのー」
「ニャー、三毛ニャンコは美味しくないにゃー」
「ええい、うるさいわ、こうじゃ」
「ニャー、三毛ニャンコが赤ニャンコになってしまったニャー」
二人の掛け合いは終わりそうに無い、やれやれとソフィアとユスティーナは微笑えんでいる、
「しかし、これはまた革命的な事ではないですか?」
ソフィアと共に呼ばれたカトカが呟いた、
「そうね、綺麗な料理・・・、というよりも華やかな料理ですか・・・料理を絵画に見立てるなんて画期的ですよ」
こちらも当然のように御呼ばれされたサビナが相槌を打つ、
「そうですね、実際に作ってみて面白いのは、美しくもできるし、ミナさんやレアン様のように楽しく可愛らしくもできる事ですね、そして、提供する料理としても食べやすい・・・かな?あれですね、あまりにも美しいと食べるのに躊躇してしまいますよね」
エレインが同意し、
「確かに、でもこれは話しが弾みそうです、ちょっとしたお茶会にこういった趣向の凝らされた品を出されたらそれだけでもう、大騒ぎですよ」
ケイランも楽しそうに頬張っている、
「そっか、そうなるとどうでしょう、エレインさんのお店もしっかりとしたお店を構えてこういった品を中心に展開してみては」
「そうね、私常連になるわ、とても楽しそう」
「はい、作りながら考えてはいました、しかし、そうなると、しっかりしたお店ですよね、あー、やりたい事ばかり増えてしまって、まるで、手が足りないです」
エレインが困ったように笑った、
「ガラス鏡のお店もありますしね、どうでしょう、いっその事一緒にしてしまっては?」
「一緒ですか?」
「えぇ、1階を軽食店舗にして、2階をガラス鏡屋さん?あ、でもあれですか、最初は貴族様向けの予定でしたよね、でも、だからこそある程度高価な軽食でも利益は出せるのではないですか?」
「えー、そうなると気軽に行けないじゃない」
サビナの非難の声が上がる、
「そうですが、そういった店で名前を売って、それから一般向けにしていくというのがガラス鏡の戦略なので、こういった品もその路線に乗せてしまえばいいのですよ」
ケイランは実に的確な意見を口にする、
「なるほど、そう考えてたんだ、そう言われれば納得できるけど、うん、そうなると設備投資が大変よね」
「はい、今テラさんと動いてはいますが店舗の確保からなので、中々に大変ですね、良い物件はありますが、賃貸が主です、できれば買取りたいと考えていますが、やはり高いですね」
「なるほど、貴族向けの商業区でしたっけ、あちらは街並みも建物を豪奢ですしね」
「そうなのです、でも、あの街区でないと貴族様方は足を運んではくれないので、通りも広くて馬車の通行も楽ですし」
「あー、そうよねー、距離的に近いのがせめてもの良い所かしら?」
「そうですね、管理の面では良い点ですが、その辺は開店してからどうとでもなるかなとも思いますし、何にせよまずは建物ですね、ですが、うん、ケイランさんの言う通り軽食店舗を置くのも良い案かと思います、少し計画を見直しますか・・・」
エレインは手を止めて考え込んだ。
「そういえば、これって誰の発案?」
ソフィアが気軽にミナへ問う、
「うんとね、レイン、凄いよね」
えっ、とソフィアはレインを見る、レインはフイっと視線を外した、
「あー、そっかー、スゴイネー、サスガ、レインダワー」
「でしょ、でしょ」
感情の無い称賛の声がソフィアから発せられ、それでもミナは嬉しそうに微笑む、
「ま、いっか」
とソフィアは向きなおり、
「じゃ、私からも、一つ案を出してもいい?」
エレインへニヤリと笑って問いかけた、
「え、はい、勿論ですよ、どういった感じですか?」
「いや、大した事ではないのよ、薄パンは・・・あるわね」
ソフィアは立ち上がると薄パンとナイフを手に取る、皆の視線がソフィアへ集まり、又何かやらかすのかと静かになってしまった、
「あのね、野菜の飾り切りっていうのを見た事があってね」
ソフィアは説明しながら手を動かす、
「それは、瓜に細かい細工を入れてそれでドラゴンを模した形にするんだけど、それはとてもとても真似できないと思うのね、で、例えばなんだけど」
ソフィアは薄パンを花の形にくり抜くと、その花びらにあたる部分を持ち上げてそれぞれを器用に組み合わせた、
「こんな感じ」
それは薄パンで作った小さな籠のような形となる、
「わー、お花みたい」
ミナの感想に一同はなるほどと頷いた、
「でね、この中央にアイスケーキを置いて、これよりも少し小さめの同じようなのを作ってソースを入れるのね」
ソフィアは大きさの違う同様の物をさらに5つ作り皿に並べた、
「どう?六花商会に合わせて6輪にしてみました、これにソースとアイスケーキを入れれば面白くなるんじゃない?」
一同はホーと小さく感嘆し、
「なるほど、これは可愛らしい、それと食べやすそうです」
「ソースもですが、アイスケーキが3種、それとホイップクリームとカスタード、あ、一つ足りないかな?うーん、もう一品あれば・・・」
「立体感が出て面白いの、ならばあれじゃ、その回りに装飾としてソースを置いてじゃな」
「うん、えっと花束とか、鉢植えとか作ってみても良いですね」
「そうね、でもあれね、彩が少し足りないのよね、できれば、青・・・か、緑色が欲しいわよね、先日の野草をちょっとだけ飾っても良いかもね、食べてもいいし、食べなくてもいいって感じで、ただあれは子供向けではないからなー」
ソフィアがうーんと首を傾げる、
「これを取り込んでもう一皿作ってみても良いでしょうか、それと他の切り方でどのような物があるかも御指導頂きたいのですが」
「他の切り方かー、難しいかなー、私も見ただけで、これは簡単だからって教えて貰ったのよね、例えばだけど、ミナのようにニャンコの形に切り出しても面白いと思うしね、だから、こういうのは、いろいろ試してみるべきよ、うん、創意工夫、それが大事」
ソフィアは笑顔で顔を上げ、
「じゃ、やってみる?簡単よ」
勿論と、一同は再び腕捲りをする、
「それと、イチゴはある?あれば、もう少し豪華になるわよ」
「ありますね、お持ちします」
ケイランが厨房へ走り、小さな籠でイチゴを持ってくる、
「ありがとう、でね、イチゴの飾り切りは難しいと思うんだけど、綺麗な盛り付けの一例ね」
ソフィアがさらにイチゴの盛り付けを実践して見せた、ヘタを取って半分に切ったイチゴを立て掛けるように並べ、また別の皿には薄く切ったイチゴを円形に配置し花を模した造形を作って見せた、皆は歓声と共にさらに盛り上がり、楽し気な商品開発はそれから暫く続いたのであった。
「そりゃ、美味しいわよ、ミナの盛り付けは最高ね、幸せになっちゃう」
ソフィアが満面の笑みを見せ、それを見たミナもだらしなく満足した笑顔となり、
「えへへー、良かったー、嬉しー」
「うふふ、ほら、ミナも食べないと、レアンお嬢様に怒られちゃうわよ」
ソフィアが視線で促す、
「うん、食べる、えっとね、お嬢様がね、イチゴの絵を描いてくれたの、それとね、これは黒いけど葡萄なのよ、でね、黄色いのがブランコなんだって」
「そっか、とっても上手ね」
「うふふ、でしょー、でしょー」
ミナは喜んでいるが、フォークとスプーンを手にしてどう食べてよいか悩んでいる様子である、恐らくその絵を崩したくは無いのであろう、
「ミナはもー、また一緒に描いてやるからの、溶ける前に食べてしまうのじゃ」
ミナの様子にレアンも口を挟む、
「ホントー、ならどうしようかな、イチゴかなー、ブランコも美味しそうだなー」
「ふふ、そっか、そういう楽しみもあるのね、ほらレアンも頂きましょう」
ユスティーナが嬉しそうに二人を見つめる、
「そういう母上も食しておらんではないか」
「そうね、ミナさんと一緒よ、可愛い絵を崩すのが申し訳なくて」
「また、描けば良いのだ、これは料理なんですよ」
「そうは言うけど、レアンだって、進んでないじゃない」
「それは、そうなのだが・・・うん、分かったぞ、この品の良くない点は綺麗すぎると壊せないことだな、これは勇気を持って、崩さねばならん」
レアンはフォークをゆっくりとミナの描いたニャンコの絵に持っていく、
「くっ、ニャンコを食べる事になるとは、許せニャンコ」
スッと黒猫の頬辺りにフォークを置くと、
「ニャー、痛いニャー、食べないでニャー」
ミナが小声で悲鳴を上げた、
「そうか、痛いか・・・許せ、ニャンコ・・・って、ミナー」
レアンは手を止めてちらりとミナを見る、
「ニャー、ミナじゃないニャー、ニャンコだニャー、痛いニャ、レアン様許してニャー」
「ええーい、うるさいニャンコめ、こうじゃ」
レアンは猫の絵の下半分を掬い取りアイスケーキに垂れかける、
「ああー、酷いニャ、ニャンコ半分になったニャー」
「ふっふっふ、さらにこうじゃ」
アイスケーキを大胆に掬い口中に放り込んだ、
「あー、ニャンコ、食べられてしまったん?」
「うむ、黒ニャンコは甘くて美味しいのう、どれ、三毛ニャンコも旨そうだのー」
「ニャー、三毛ニャンコは美味しくないにゃー」
「ええい、うるさいわ、こうじゃ」
「ニャー、三毛ニャンコが赤ニャンコになってしまったニャー」
二人の掛け合いは終わりそうに無い、やれやれとソフィアとユスティーナは微笑えんでいる、
「しかし、これはまた革命的な事ではないですか?」
ソフィアと共に呼ばれたカトカが呟いた、
「そうね、綺麗な料理・・・、というよりも華やかな料理ですか・・・料理を絵画に見立てるなんて画期的ですよ」
こちらも当然のように御呼ばれされたサビナが相槌を打つ、
「そうですね、実際に作ってみて面白いのは、美しくもできるし、ミナさんやレアン様のように楽しく可愛らしくもできる事ですね、そして、提供する料理としても食べやすい・・・かな?あれですね、あまりにも美しいと食べるのに躊躇してしまいますよね」
エレインが同意し、
「確かに、でもこれは話しが弾みそうです、ちょっとしたお茶会にこういった趣向の凝らされた品を出されたらそれだけでもう、大騒ぎですよ」
ケイランも楽しそうに頬張っている、
「そっか、そうなるとどうでしょう、エレインさんのお店もしっかりとしたお店を構えてこういった品を中心に展開してみては」
「そうね、私常連になるわ、とても楽しそう」
「はい、作りながら考えてはいました、しかし、そうなると、しっかりしたお店ですよね、あー、やりたい事ばかり増えてしまって、まるで、手が足りないです」
エレインが困ったように笑った、
「ガラス鏡のお店もありますしね、どうでしょう、いっその事一緒にしてしまっては?」
「一緒ですか?」
「えぇ、1階を軽食店舗にして、2階をガラス鏡屋さん?あ、でもあれですか、最初は貴族様向けの予定でしたよね、でも、だからこそある程度高価な軽食でも利益は出せるのではないですか?」
「えー、そうなると気軽に行けないじゃない」
サビナの非難の声が上がる、
「そうですが、そういった店で名前を売って、それから一般向けにしていくというのがガラス鏡の戦略なので、こういった品もその路線に乗せてしまえばいいのですよ」
ケイランは実に的確な意見を口にする、
「なるほど、そう考えてたんだ、そう言われれば納得できるけど、うん、そうなると設備投資が大変よね」
「はい、今テラさんと動いてはいますが店舗の確保からなので、中々に大変ですね、良い物件はありますが、賃貸が主です、できれば買取りたいと考えていますが、やはり高いですね」
「なるほど、貴族向けの商業区でしたっけ、あちらは街並みも建物を豪奢ですしね」
「そうなのです、でも、あの街区でないと貴族様方は足を運んではくれないので、通りも広くて馬車の通行も楽ですし」
「あー、そうよねー、距離的に近いのがせめてもの良い所かしら?」
「そうですね、管理の面では良い点ですが、その辺は開店してからどうとでもなるかなとも思いますし、何にせよまずは建物ですね、ですが、うん、ケイランさんの言う通り軽食店舗を置くのも良い案かと思います、少し計画を見直しますか・・・」
エレインは手を止めて考え込んだ。
「そういえば、これって誰の発案?」
ソフィアが気軽にミナへ問う、
「うんとね、レイン、凄いよね」
えっ、とソフィアはレインを見る、レインはフイっと視線を外した、
「あー、そっかー、スゴイネー、サスガ、レインダワー」
「でしょ、でしょ」
感情の無い称賛の声がソフィアから発せられ、それでもミナは嬉しそうに微笑む、
「ま、いっか」
とソフィアは向きなおり、
「じゃ、私からも、一つ案を出してもいい?」
エレインへニヤリと笑って問いかけた、
「え、はい、勿論ですよ、どういった感じですか?」
「いや、大した事ではないのよ、薄パンは・・・あるわね」
ソフィアは立ち上がると薄パンとナイフを手に取る、皆の視線がソフィアへ集まり、又何かやらかすのかと静かになってしまった、
「あのね、野菜の飾り切りっていうのを見た事があってね」
ソフィアは説明しながら手を動かす、
「それは、瓜に細かい細工を入れてそれでドラゴンを模した形にするんだけど、それはとてもとても真似できないと思うのね、で、例えばなんだけど」
ソフィアは薄パンを花の形にくり抜くと、その花びらにあたる部分を持ち上げてそれぞれを器用に組み合わせた、
「こんな感じ」
それは薄パンで作った小さな籠のような形となる、
「わー、お花みたい」
ミナの感想に一同はなるほどと頷いた、
「でね、この中央にアイスケーキを置いて、これよりも少し小さめの同じようなのを作ってソースを入れるのね」
ソフィアは大きさの違う同様の物をさらに5つ作り皿に並べた、
「どう?六花商会に合わせて6輪にしてみました、これにソースとアイスケーキを入れれば面白くなるんじゃない?」
一同はホーと小さく感嘆し、
「なるほど、これは可愛らしい、それと食べやすそうです」
「ソースもですが、アイスケーキが3種、それとホイップクリームとカスタード、あ、一つ足りないかな?うーん、もう一品あれば・・・」
「立体感が出て面白いの、ならばあれじゃ、その回りに装飾としてソースを置いてじゃな」
「うん、えっと花束とか、鉢植えとか作ってみても良いですね」
「そうね、でもあれね、彩が少し足りないのよね、できれば、青・・・か、緑色が欲しいわよね、先日の野草をちょっとだけ飾っても良いかもね、食べてもいいし、食べなくてもいいって感じで、ただあれは子供向けではないからなー」
ソフィアがうーんと首を傾げる、
「これを取り込んでもう一皿作ってみても良いでしょうか、それと他の切り方でどのような物があるかも御指導頂きたいのですが」
「他の切り方かー、難しいかなー、私も見ただけで、これは簡単だからって教えて貰ったのよね、例えばだけど、ミナのようにニャンコの形に切り出しても面白いと思うしね、だから、こういうのは、いろいろ試してみるべきよ、うん、創意工夫、それが大事」
ソフィアは笑顔で顔を上げ、
「じゃ、やってみる?簡単よ」
勿論と、一同は再び腕捲りをする、
「それと、イチゴはある?あれば、もう少し豪華になるわよ」
「ありますね、お持ちします」
ケイランが厨房へ走り、小さな籠でイチゴを持ってくる、
「ありがとう、でね、イチゴの飾り切りは難しいと思うんだけど、綺麗な盛り付けの一例ね」
ソフィアがさらにイチゴの盛り付けを実践して見せた、ヘタを取って半分に切ったイチゴを立て掛けるように並べ、また別の皿には薄く切ったイチゴを円形に配置し花を模した造形を作って見せた、皆は歓声と共にさらに盛り上がり、楽し気な商品開発はそれから暫く続いたのであった。
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