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「カレン、至急わが家の図書室から『悪役令嬢になるための手引書』を探してきてちょうだい!」
朝食を終えたばかりの私は、執務机を叩いて命じました。
もちろん、昨日の宣言を形にするためです。悪に染まるには、まずその道を極めた先達から学ぶのが一番ですから。
しかし、カレンは動く気配すら見せず、私の前にハーブティーを置きながら首を横に振りました。
「お嬢様、残念ながら当家の図書室にそのようなふざけた本はございません。代わりに『公爵令嬢としての正しい嗜み』や『王室の歴史』なら何百冊とございますが」
「そんなもの、暗記するほど読みましたわ! 今の私に必要なのは、いかにして婚約者に嫌われるか、そのノウハウですのよ!」
「嫌われる方法、ですか。それなら本に頼らずとも、お嬢様のありのままの性格で十分ではないでしょうか。少々お転婆で、思い込みが激しく、王子のことになると周りが見えなくなるその性格……」
「褒めているのか、貶しているのか、どっちかしら!?」
「もちろん、親しみを込めて事実を述べております」
カレンの辛辣な言葉をスルーし、私は腕を組んで考え込みました。
そもそも、物語に出てくる「悪役」とは、どういう行動をとるものなのでしょうか。
前世の記憶なんて便利なものはありませんから、自力で導き出すしかありません。
「そうね……。まずは、弱い者いじめかしら?」
「お嬢様、誰をいじめるおつもりで? まさか、私ですか?」
カレンが冷ややかな視線を向けてきます。
「……無理に決まっているじゃない。あなたが本気で怒ったら、私、三日は寝込む自信がありますわ。もっとこう、新米の侍女とか……」
「残念ながら、当家の侍女はベテラン揃いです。平均勤続年数は十五年を超えております。お嬢様が何か無茶を言えば、即座に奥様に報告が行き、お嬢様は一週間の外出禁止と特別講義を受けることになるでしょう」
「……それはいじめられる側じゃなくて、私がいじめられる側になりますわね」
悪役への第一歩が、家庭内の権力構造によって阻まれました。
「では、高慢な態度で街の人々を見下すのはどうかしら!? 馬車で街を駆け抜けながら、『どきなさい、この平民ども!』と叫ぶのですわ!」
「公爵家の紋章が入った馬車でそれをやれば、翌日には『ブライト公爵家、ついに不敬罪で取り潰しか』と新聞に載りますね。お嬢様一人の婚約破棄どころか、一族全員が路頭に迷うことになりますが」
「……それは、さすがにやりすぎですわね」
悪役への道は、思っていたよりも法律と世論という壁に囲まれていました。
「……カレン、もっとこう……ソフトに、でも確実に嫌われる方法はないかしら?」
「そうですね。お嬢様の目的はあくまで王子との婚約破棄。でしたら、王子の『嫌いなタイプ』を演じるのが近道ではないでしょうか」
「王子の嫌いなタイプ……。あのアスター様が、人を嫌うなんて想像もつきませんわ」
そう。あのアスター王子は、完璧なのです。
誰に対しても優しく、寛容で、慈悲深い。
道端に咲く名もなき花にすら微笑みかけるような、聖母……いえ、聖父のような男なのです。
だからこそ、その優しさが全方位に向けられていることが、私の心をかき乱すのですが。
「噂によれば、王子は『浪費家』や『傲慢な女性』は好まないとか。それから、自分に対して無関心な女性も、あまり得意ではないと聞き及んでおります」
「それですわ、カレン! その三本柱で行きましょう!」
私は立ち上がり、拳を握りました。
「浪費! 傲慢! 無関心! これこそが悪役令嬢の三種の神器ですわね!」
「……三種の神器の使い方が間違っている気がしますが、まあよろしいでしょう。で、具体的にどうされます?」
「ふふん。ちょうど明日は、アスター様とのお茶会の日。まずは『傲慢』から披露してやりますわ。彼が持ってきてくれるプレゼントを、鼻で笑ってやるのです!」
翌日。
王宮のサンルームには、色とりどりのバラが咲き誇っていました。
そこへ現れたのは、太陽の光をそのまま形にしたような輝きを放つ、第一王子アスター。
「……おはよう、ステーラ。今日も君は、朝露に濡れた花のように美しいね」
彼は私の手を取ると、宝石のような瞳を細めて、その指先に軽く唇を寄せました。
普通の令嬢ならこの時点で卒倒していますが、今の私は悪役令嬢(見習い)。
私はわざとらしく、その手をパッと振り払いました。
「……あら、アスター様。ご挨拶が長すぎますわ。私の貴重な時間を、そんな無駄な言葉で費やさないでくださる?」
よし! 完璧な傲慢っぷりです!
一瞬、アスター様の動きが止まりました。
驚いているわ。引いているわ。軽蔑の眼差しに変わるのも、時間の問題です!
しかし――。
「……ああ、ごめんよ。君に触れたくて、ついつい我慢ができなくなってしまったんだ。君の時間を大切に思っているのに、僕の独占欲が邪魔をしてしまった。……怒った顔も、また格別だね」
アスター様は、なぜか頬を赤らめ、うっとりとした表情で私を見つめてきたのです。
「……え? あ、あの……?」
「さあ、今日は君のために、特別なスイーツを用意したんだ。君が大好きな、隣国の有名パティシエが作った特製マカロンだよ。わざわざ早馬を出して取り寄せたんだ」
アスター様が、豪華な銀の皿を差し出しました。
そこには、色鮮やかで、見るからに美味しそうなマカロンが並んでいます。
私は計画を思い出しました。これを、鼻で笑うのです。
「……ふ、ふん。こんなもの……私の家の犬だって食べませんわ! もっと高級なものを用意できないのかしら、アスター様は?」
言いました! 言ってやりましたわ!
実際には、私の家の愛犬は最高級の肉しか食べないので、あながち嘘ではありませんけれど。
アスター様の顔が、ショックに歪む――はずでした。
「……なるほど。これしきのものでは、君を満足させることはできないか。……君はいつも自分に厳しく、高みを目指しているからね。僕の配慮が足りなかった。次は伝説の職人を国ごと買い取ってでも、君に相応しいものを用意しよう」
「……国ごと!? いや、そこまでは求めてませんわ!」
「ああ、ステーラ。君はなんて謙虚なんだ。国を買い取ると言ったら、僕を気遣って止めてくれるなんて。……やはり、君は僕の女神だ」
「…………」
おかしいですわ。
傲慢な態度を取ったはずなのに、なぜか「慈悲深い女神」として認定されてしまいました。
アスター様のポジティブ変換機能が、私の予想を遥かに超えて働いています。
背後でカレンが「……想定内ですね」と呟くのが聞こえました。
私は、戦慄しました。
もしかして、この王子……難攻不落すぎませんか?
朝食を終えたばかりの私は、執務机を叩いて命じました。
もちろん、昨日の宣言を形にするためです。悪に染まるには、まずその道を極めた先達から学ぶのが一番ですから。
しかし、カレンは動く気配すら見せず、私の前にハーブティーを置きながら首を横に振りました。
「お嬢様、残念ながら当家の図書室にそのようなふざけた本はございません。代わりに『公爵令嬢としての正しい嗜み』や『王室の歴史』なら何百冊とございますが」
「そんなもの、暗記するほど読みましたわ! 今の私に必要なのは、いかにして婚約者に嫌われるか、そのノウハウですのよ!」
「嫌われる方法、ですか。それなら本に頼らずとも、お嬢様のありのままの性格で十分ではないでしょうか。少々お転婆で、思い込みが激しく、王子のことになると周りが見えなくなるその性格……」
「褒めているのか、貶しているのか、どっちかしら!?」
「もちろん、親しみを込めて事実を述べております」
カレンの辛辣な言葉をスルーし、私は腕を組んで考え込みました。
そもそも、物語に出てくる「悪役」とは、どういう行動をとるものなのでしょうか。
前世の記憶なんて便利なものはありませんから、自力で導き出すしかありません。
「そうね……。まずは、弱い者いじめかしら?」
「お嬢様、誰をいじめるおつもりで? まさか、私ですか?」
カレンが冷ややかな視線を向けてきます。
「……無理に決まっているじゃない。あなたが本気で怒ったら、私、三日は寝込む自信がありますわ。もっとこう、新米の侍女とか……」
「残念ながら、当家の侍女はベテラン揃いです。平均勤続年数は十五年を超えております。お嬢様が何か無茶を言えば、即座に奥様に報告が行き、お嬢様は一週間の外出禁止と特別講義を受けることになるでしょう」
「……それはいじめられる側じゃなくて、私がいじめられる側になりますわね」
悪役への第一歩が、家庭内の権力構造によって阻まれました。
「では、高慢な態度で街の人々を見下すのはどうかしら!? 馬車で街を駆け抜けながら、『どきなさい、この平民ども!』と叫ぶのですわ!」
「公爵家の紋章が入った馬車でそれをやれば、翌日には『ブライト公爵家、ついに不敬罪で取り潰しか』と新聞に載りますね。お嬢様一人の婚約破棄どころか、一族全員が路頭に迷うことになりますが」
「……それは、さすがにやりすぎですわね」
悪役への道は、思っていたよりも法律と世論という壁に囲まれていました。
「……カレン、もっとこう……ソフトに、でも確実に嫌われる方法はないかしら?」
「そうですね。お嬢様の目的はあくまで王子との婚約破棄。でしたら、王子の『嫌いなタイプ』を演じるのが近道ではないでしょうか」
「王子の嫌いなタイプ……。あのアスター様が、人を嫌うなんて想像もつきませんわ」
そう。あのアスター王子は、完璧なのです。
誰に対しても優しく、寛容で、慈悲深い。
道端に咲く名もなき花にすら微笑みかけるような、聖母……いえ、聖父のような男なのです。
だからこそ、その優しさが全方位に向けられていることが、私の心をかき乱すのですが。
「噂によれば、王子は『浪費家』や『傲慢な女性』は好まないとか。それから、自分に対して無関心な女性も、あまり得意ではないと聞き及んでおります」
「それですわ、カレン! その三本柱で行きましょう!」
私は立ち上がり、拳を握りました。
「浪費! 傲慢! 無関心! これこそが悪役令嬢の三種の神器ですわね!」
「……三種の神器の使い方が間違っている気がしますが、まあよろしいでしょう。で、具体的にどうされます?」
「ふふん。ちょうど明日は、アスター様とのお茶会の日。まずは『傲慢』から披露してやりますわ。彼が持ってきてくれるプレゼントを、鼻で笑ってやるのです!」
翌日。
王宮のサンルームには、色とりどりのバラが咲き誇っていました。
そこへ現れたのは、太陽の光をそのまま形にしたような輝きを放つ、第一王子アスター。
「……おはよう、ステーラ。今日も君は、朝露に濡れた花のように美しいね」
彼は私の手を取ると、宝石のような瞳を細めて、その指先に軽く唇を寄せました。
普通の令嬢ならこの時点で卒倒していますが、今の私は悪役令嬢(見習い)。
私はわざとらしく、その手をパッと振り払いました。
「……あら、アスター様。ご挨拶が長すぎますわ。私の貴重な時間を、そんな無駄な言葉で費やさないでくださる?」
よし! 完璧な傲慢っぷりです!
一瞬、アスター様の動きが止まりました。
驚いているわ。引いているわ。軽蔑の眼差しに変わるのも、時間の問題です!
しかし――。
「……ああ、ごめんよ。君に触れたくて、ついつい我慢ができなくなってしまったんだ。君の時間を大切に思っているのに、僕の独占欲が邪魔をしてしまった。……怒った顔も、また格別だね」
アスター様は、なぜか頬を赤らめ、うっとりとした表情で私を見つめてきたのです。
「……え? あ、あの……?」
「さあ、今日は君のために、特別なスイーツを用意したんだ。君が大好きな、隣国の有名パティシエが作った特製マカロンだよ。わざわざ早馬を出して取り寄せたんだ」
アスター様が、豪華な銀の皿を差し出しました。
そこには、色鮮やかで、見るからに美味しそうなマカロンが並んでいます。
私は計画を思い出しました。これを、鼻で笑うのです。
「……ふ、ふん。こんなもの……私の家の犬だって食べませんわ! もっと高級なものを用意できないのかしら、アスター様は?」
言いました! 言ってやりましたわ!
実際には、私の家の愛犬は最高級の肉しか食べないので、あながち嘘ではありませんけれど。
アスター様の顔が、ショックに歪む――はずでした。
「……なるほど。これしきのものでは、君を満足させることはできないか。……君はいつも自分に厳しく、高みを目指しているからね。僕の配慮が足りなかった。次は伝説の職人を国ごと買い取ってでも、君に相応しいものを用意しよう」
「……国ごと!? いや、そこまでは求めてませんわ!」
「ああ、ステーラ。君はなんて謙虚なんだ。国を買い取ると言ったら、僕を気遣って止めてくれるなんて。……やはり、君は僕の女神だ」
「…………」
おかしいですわ。
傲慢な態度を取ったはずなのに、なぜか「慈悲深い女神」として認定されてしまいました。
アスター様のポジティブ変換機能が、私の予想を遥かに超えて働いています。
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