27 / 353
夏休み編
探索の末に →sideY
しおりを挟む
拉致した奴らは、オレが軽く脅したら簡単に口を割った。
襲撃前に動向をバラされたくはないから、一応まだ拘束はしたままだけど、まあ、連絡とれないという話にはなってるだろうから、早めにカタをつけなきゃならない。
それは誠士も同意見だった。
奴らから聞き出した雑居ビルの地下へ松葉杖をつきながら、逸る気持ちを抑えて階段を降りていく。
拉致した男達の話では、この二日間、東流はずっと性的暴行を受けているとの話で、すでに正気を失っているとのことだった。
リンチくらいの話だとタカをくくっていた自分が、本気でうらめしい。
無理にでも止めていればよかった。後悔は募るばかりだが、今更どうしようもない。
「康史。そんなに焦ってもどうにもならねえから。階段から落ちないようにしろよ」
話を聞いた後のオレの動揺に、危険を感じているのか落ち着かせるように誠士はオレの腕を軽く引く。
「うるせえ、…………悠長にしてっれっかよ」
すぐに駆け下りれないもどかしさがまさり、松葉杖を乱暴に床に叩きつける。
…………焦っても仕方がない。
そりゃ、誠士にいわれなくたってオレにだって分かっている。
防音になっている重い鉄の扉を開くと、側に立っている男達を松葉杖をブンと振り回しで一気に殴り倒す。
慌てて駆け寄ってくる男たちの数を数える。
…………15人か。
奥は盛況のようで、多分10人くらいはいるようだ。
「ヒダカ?」
次々になぎ倒されていく仲間たちに、驚き焦って臨戦体制に入って駆け寄ってくる男達の体を、オレは容赦なく松葉杖でぶちのめしながら、部屋に入る。
倒した後、ふらつきながら応戦しようとするヤツらを、誠士はなんなく貸したスタンガンでとどめをさしているようだ。
「誠士、背後はヨロシク」
「ハイハイ、けが人なんだから無茶しねーでよ」
ぐるりと視界を変えて、中央の高台に見えた人影に俺は目を見開いた。
むっとたちこめる独特の臭いと、湿った音が響き、部屋の中心で黒人の男に貫かれながら、金髪の男のペニスをしゃぶっている東流が視界に入る。
血の気がひいた。
そして、津波のようにせりあがった血が逆流したように頭に上っていく。
空気が止まる。
どんよりと快感に溺れた表情の彼は、オレが部屋に入ってきたことに、全く気がついていないようだった。
な、なにしてん、だよ!!?
頭の中が真っ赤になるような怒りが増して、周囲を取り囲む男達を次々に杖で殴り倒し、高台の近くへと歩みを進める。
ふざけんな。
松葉杖を支えに高台に飛び乗り、背後から黒人の男の頭に松葉杖を振り落とす。
触るな、触るな…………それは、オレのモノだ。
上がる悲鳴、怒号。
何も聞こえない。
ぶちころす…………。
「…………トール、帰るぞ」
オレは血まみれの松葉杖を手にしたまま、動きをとめた男に脚を開いたままでいる彼を見下ろした。
黒人の男が杖で殴られた頭を抱えて、東流の体からペニスを引き抜き突き飛ばして床に転がる。
「うぎゃーッひ、oh!!アウ、チッ」
金髪の男は尻もちをついて、高台の隅にあとじさるように逃げるのを見て、俺は松葉杖を振り上げ、股間に一撃をくらわせる。
オレの声に気づいたのか、顔をあげたうつろな表情のままさまよわせた東流の視線が、ゆとくりオレをとらえる。
そして、一瞬ひどく絶望したように表情を歪めて、凍りついたように、無表情になりオレを見返す。
まだ転がったままの東流の方に歩み寄り、抱き起こそうと腕を伸ばした。
「帰るぞ、トール」
繰り返す言葉に、すぐに東流からのいらえはなかった。
触れようとして手を伸ばすと、軽く横に首を振られて拒絶されて指先を避けられた。
東流はぎゅっと眼を瞑ると、振り切るように再び眼を開き眼光に鋭さを灯し、自分で身体を起こす。
「怪我人が.......ムチャ、すんな……」
かすれ切った声を絞り出すと、唇だけでにやっと笑い返し、振り向きざま蹲る黒人を手錠がついたままの腕で容赦なく殴り倒す。
淫靡な空気を払拭するように、無敵と言われる身のこなしで手錠で拘束されたまま、高台から飛び降り華麗なる蹴りで一気に周囲の男達を床に沈めていく。
「…………ち、くしょ.......ケガ人のくせに……ッ」
ちらっとオレの足元を見やり、東流は唇についた血を舌で舐めとり凶悪な表情で、襲い掛かる男達を容易に蹴散らす。
「こんなケガくらいで、オレがザコにやられると思ったんかよ…………にしても、オマエ体力無敵すぎんだろ」
裸で何かを振り払うように暴れまわり始めた東流に、オレは目をみはる。
先ほどまで性的暴行の被害にあっていたとは到底思えない、今現在水を得た魚のように物理的暴行を加えている様子にため息をつく。
誠士は倒れている男達を裸に剥いて、携帯やカメラを没収して衣服で作った縄で拘束しはじめていた。
「うちの大将のエロ動画とか、ドコにあるんかね。まあ、俺らも脅しの動画撮らせてもらうけどな」
スマホを向けて、裸にした男達をひっくり返してにちらばっている玩具をアナルにぶちこんでは、写真と動画を撮影しカメラにおさめていく。
多人数でも二人に太刀打ちできないのか、完膚なきまでに男達が倒れていく。
壊滅状態になった部屋をためいきをつきながら見回し、誠士は転がっている手錠の鍵を拾う。
既に自分の持ち分は終わったとばかりに、全裸のままで壁に凭れ掛かっている東流に近づき、腕にかかった手錠を外す。
「大丈夫か?東流…………」
「…………ああ…………慣れてるから…………大丈夫。…………セージ、悪ぃな。……巻き込んで」
荒い呼吸をついで、らしくもなく謝る東流に誠士は眉を軽く上げて傷だらけになっている体を見やる。
「オマエ熱あんだろ。怪我もしてるし、追いはぎしといたから、とりあえず服着とけ」
男達からはがしたシャツをかけてやり、スエットの下を手渡す。
いつものように東流は平然としているようにも見えるが、なんだか様子がおかしくてオレはゆっくり近づく。
まあ、あんなふうに輪姦されてて、いつも通りだったら、逆に神経を疑うけど。
「トール、無茶しすぎ……、あんま心配させんな」
返り血で真っ赤になっちまった松葉杖をつきながら、歩み寄る。
身体の汚れを軽く拭ってスエットを履いていた東流は、オレからつっと視線を逸らした。
手を伸ばそうとすると、ひょいと軽く避けられる。
まあ、浮気とは言わないが、恋人を寝取られてオレもカチンとはきているが、だからって、そんな態度はないだろ。
まあ、弱ってるなら、泣すがるとかしてほしいし、助けにきたわけだし。
「ちっと我慢すりゃあ済む話だったからよ……。オマエが…………助けにくるまでもねぇ話だった……」
バチンッ
東流の頬が鳴り、思わず殴ってしまったことに驚いたのはオレの方だった。松葉杖を握った手はぷるぷると怒りで震えている。
「…………勝手なことばっかすんじゃねえっての……ケガしてるからって…………そんな、頼りねえのかよ、オレは」
どんよりと険悪な空気が流れ、東流は叩かれた頬を軽く指で擦ってじっと床を見つめた。
どうやら、謝る気はないらしい。
漸く助けたというのに、なんだか気持ちが重い。
「二人とも、警察来る前に帰るぞ。とりあえず、帰ってから話そうな」
微妙な空気を破って、誠士は二人の背中を叩き、地下室を出ようと急かす。
ここで傷害罪でつかまってはどうしようもない話だ。
オレは誠士の言葉に頷き、さっさと地下室を出ていく東流の背中を追った。
襲撃前に動向をバラされたくはないから、一応まだ拘束はしたままだけど、まあ、連絡とれないという話にはなってるだろうから、早めにカタをつけなきゃならない。
それは誠士も同意見だった。
奴らから聞き出した雑居ビルの地下へ松葉杖をつきながら、逸る気持ちを抑えて階段を降りていく。
拉致した男達の話では、この二日間、東流はずっと性的暴行を受けているとの話で、すでに正気を失っているとのことだった。
リンチくらいの話だとタカをくくっていた自分が、本気でうらめしい。
無理にでも止めていればよかった。後悔は募るばかりだが、今更どうしようもない。
「康史。そんなに焦ってもどうにもならねえから。階段から落ちないようにしろよ」
話を聞いた後のオレの動揺に、危険を感じているのか落ち着かせるように誠士はオレの腕を軽く引く。
「うるせえ、…………悠長にしてっれっかよ」
すぐに駆け下りれないもどかしさがまさり、松葉杖を乱暴に床に叩きつける。
…………焦っても仕方がない。
そりゃ、誠士にいわれなくたってオレにだって分かっている。
防音になっている重い鉄の扉を開くと、側に立っている男達を松葉杖をブンと振り回しで一気に殴り倒す。
慌てて駆け寄ってくる男たちの数を数える。
…………15人か。
奥は盛況のようで、多分10人くらいはいるようだ。
「ヒダカ?」
次々になぎ倒されていく仲間たちに、驚き焦って臨戦体制に入って駆け寄ってくる男達の体を、オレは容赦なく松葉杖でぶちのめしながら、部屋に入る。
倒した後、ふらつきながら応戦しようとするヤツらを、誠士はなんなく貸したスタンガンでとどめをさしているようだ。
「誠士、背後はヨロシク」
「ハイハイ、けが人なんだから無茶しねーでよ」
ぐるりと視界を変えて、中央の高台に見えた人影に俺は目を見開いた。
むっとたちこめる独特の臭いと、湿った音が響き、部屋の中心で黒人の男に貫かれながら、金髪の男のペニスをしゃぶっている東流が視界に入る。
血の気がひいた。
そして、津波のようにせりあがった血が逆流したように頭に上っていく。
空気が止まる。
どんよりと快感に溺れた表情の彼は、オレが部屋に入ってきたことに、全く気がついていないようだった。
な、なにしてん、だよ!!?
頭の中が真っ赤になるような怒りが増して、周囲を取り囲む男達を次々に杖で殴り倒し、高台の近くへと歩みを進める。
ふざけんな。
松葉杖を支えに高台に飛び乗り、背後から黒人の男の頭に松葉杖を振り落とす。
触るな、触るな…………それは、オレのモノだ。
上がる悲鳴、怒号。
何も聞こえない。
ぶちころす…………。
「…………トール、帰るぞ」
オレは血まみれの松葉杖を手にしたまま、動きをとめた男に脚を開いたままでいる彼を見下ろした。
黒人の男が杖で殴られた頭を抱えて、東流の体からペニスを引き抜き突き飛ばして床に転がる。
「うぎゃーッひ、oh!!アウ、チッ」
金髪の男は尻もちをついて、高台の隅にあとじさるように逃げるのを見て、俺は松葉杖を振り上げ、股間に一撃をくらわせる。
オレの声に気づいたのか、顔をあげたうつろな表情のままさまよわせた東流の視線が、ゆとくりオレをとらえる。
そして、一瞬ひどく絶望したように表情を歪めて、凍りついたように、無表情になりオレを見返す。
まだ転がったままの東流の方に歩み寄り、抱き起こそうと腕を伸ばした。
「帰るぞ、トール」
繰り返す言葉に、すぐに東流からのいらえはなかった。
触れようとして手を伸ばすと、軽く横に首を振られて拒絶されて指先を避けられた。
東流はぎゅっと眼を瞑ると、振り切るように再び眼を開き眼光に鋭さを灯し、自分で身体を起こす。
「怪我人が.......ムチャ、すんな……」
かすれ切った声を絞り出すと、唇だけでにやっと笑い返し、振り向きざま蹲る黒人を手錠がついたままの腕で容赦なく殴り倒す。
淫靡な空気を払拭するように、無敵と言われる身のこなしで手錠で拘束されたまま、高台から飛び降り華麗なる蹴りで一気に周囲の男達を床に沈めていく。
「…………ち、くしょ.......ケガ人のくせに……ッ」
ちらっとオレの足元を見やり、東流は唇についた血を舌で舐めとり凶悪な表情で、襲い掛かる男達を容易に蹴散らす。
「こんなケガくらいで、オレがザコにやられると思ったんかよ…………にしても、オマエ体力無敵すぎんだろ」
裸で何かを振り払うように暴れまわり始めた東流に、オレは目をみはる。
先ほどまで性的暴行の被害にあっていたとは到底思えない、今現在水を得た魚のように物理的暴行を加えている様子にため息をつく。
誠士は倒れている男達を裸に剥いて、携帯やカメラを没収して衣服で作った縄で拘束しはじめていた。
「うちの大将のエロ動画とか、ドコにあるんかね。まあ、俺らも脅しの動画撮らせてもらうけどな」
スマホを向けて、裸にした男達をひっくり返してにちらばっている玩具をアナルにぶちこんでは、写真と動画を撮影しカメラにおさめていく。
多人数でも二人に太刀打ちできないのか、完膚なきまでに男達が倒れていく。
壊滅状態になった部屋をためいきをつきながら見回し、誠士は転がっている手錠の鍵を拾う。
既に自分の持ち分は終わったとばかりに、全裸のままで壁に凭れ掛かっている東流に近づき、腕にかかった手錠を外す。
「大丈夫か?東流…………」
「…………ああ…………慣れてるから…………大丈夫。…………セージ、悪ぃな。……巻き込んで」
荒い呼吸をついで、らしくもなく謝る東流に誠士は眉を軽く上げて傷だらけになっている体を見やる。
「オマエ熱あんだろ。怪我もしてるし、追いはぎしといたから、とりあえず服着とけ」
男達からはがしたシャツをかけてやり、スエットの下を手渡す。
いつものように東流は平然としているようにも見えるが、なんだか様子がおかしくてオレはゆっくり近づく。
まあ、あんなふうに輪姦されてて、いつも通りだったら、逆に神経を疑うけど。
「トール、無茶しすぎ……、あんま心配させんな」
返り血で真っ赤になっちまった松葉杖をつきながら、歩み寄る。
身体の汚れを軽く拭ってスエットを履いていた東流は、オレからつっと視線を逸らした。
手を伸ばそうとすると、ひょいと軽く避けられる。
まあ、浮気とは言わないが、恋人を寝取られてオレもカチンとはきているが、だからって、そんな態度はないだろ。
まあ、弱ってるなら、泣すがるとかしてほしいし、助けにきたわけだし。
「ちっと我慢すりゃあ済む話だったからよ……。オマエが…………助けにくるまでもねぇ話だった……」
バチンッ
東流の頬が鳴り、思わず殴ってしまったことに驚いたのはオレの方だった。松葉杖を握った手はぷるぷると怒りで震えている。
「…………勝手なことばっかすんじゃねえっての……ケガしてるからって…………そんな、頼りねえのかよ、オレは」
どんよりと険悪な空気が流れ、東流は叩かれた頬を軽く指で擦ってじっと床を見つめた。
どうやら、謝る気はないらしい。
漸く助けたというのに、なんだか気持ちが重い。
「二人とも、警察来る前に帰るぞ。とりあえず、帰ってから話そうな」
微妙な空気を破って、誠士は二人の背中を叩き、地下室を出ようと急かす。
ここで傷害罪でつかまってはどうしようもない話だ。
オレは誠士の言葉に頷き、さっさと地下室を出ていく東流の背中を追った。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる