俺たちの××

怜悧(サトシ)

文字の大きさ
上 下
91 / 353
二学期編

※愛をそそぐ →side Y

しおりを挟む
指を奥まで欲しがって、ビショビショ腕を濡らすみだらな様にたまらなく煽られて、ゆっくりと指を引き抜くとすっかりギチギチになったペニスを押し当てる。
「たくさんあげるからね。トール」 
腰を落とさせてぬくぬくと中へ押しいれると、呑み込みながら、オレの名前を呼ぶ姿に一瞬見蕩れる。
すっかり快感に囚われた表情に、オレを見つめる目がとても熱い。

「トール、オレのが入ってるのわかるかな」

ゆっくり腰を回して中を貫きながら聞くと、東流は頭をこくこくと頷かせる。
「あ、っつああ、あああ……あああ、やす、の、おれの……っなか、いっ、ぱい、はいっ……て……っる」
きゅうっきゅうっと締め付けてくる内部が心地よくて、回転させながらぐちゅぐちゅっと音をたてて突き上げる。
「たくさん種付けしてあげるな」
「やす、やああ、ああああ、やす、あああはや、う……んんっうう…へん…なる…」
背中を縋ってくる指先の動きに力が篭る。
半開きの下唇に吸い付き、零れ出る涎をちゅっちゅっと吸い上げると恥ずかしがるように顔を真っ赤に染める。
どんなエロイことをしても、大抵平然としているトールはどうやらこういう甘いことをするほうが照れたりするらしい。
前立腺を押しこむように腰をいれて突くと、ぶるぶるっと下肢を震わせて射精して果てる。
「ひっ……っひああ…あっあふ……ううう、やす、う、あああ…」
目を見開き、元々白目がちな焦点の合わない目で天井を見上げているイキ顔に、たまらなくなりオレは1回引き抜いて、破裂しそうな肉竿でもう1度一気に突き刺す。
「――ッアアアア…あああ…あああっいい――ッ……イイッ」
「すげえ可愛いよ.......トール、ずっと離さないからな」
両脚を肩に担いでぐぶぐぶっと音を立てて、更にペニスをら深く突き刺し腰を抱き寄せる。
熱くうねるような柔らかい肉が包み込みぐっと圧迫してくる。
「ひっうう…あああ…ああ…っあああああ」
トールは目を見開き喘ぎながら強すぎる快感に体を痙攣させている。
完全に蕩けきった表情で、腰を自らくねらせ始めて内部まで甘い振動を繰り返し始める。

「トール、トール………なか、出すよ」

耐え切れず、トールの中へと劣情を吐き出して、腰をぐっと抱き寄せる。

一緒に達したのか水っぽい液体が腹の間を濡らして、トールは背中をたわめて何度もイキ続けた。


しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

階段の踊り場にいる老人

大衆娯楽 / 完結 24h.ポイント:35pt お気に入り:5

性癖全開注意

BL / 連載中 24h.ポイント:234pt お気に入り:136

異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:33,222pt お気に入り:35,177

美形に溺愛されて波乱万丈な人生を送ることになる平凡の話

BL / 連載中 24h.ポイント:2,536pt お気に入り:1,045

私が王女です

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:24,869pt お気に入り:220

最愛の人がいるのでさようなら

恋愛 / 完結 24h.ポイント:64,176pt お気に入り:650

天使の分け前

BL / 完結 24h.ポイント:1,272pt お気に入り:1,856

鬼は内、福も内

BL / 完結 24h.ポイント:276pt お気に入り:39

処理中です...