俺たちの××

怜悧(サトシ)

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三学期編

※ハッピーバースデー →side T

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期待に満ちた康史の視線は、俺からのねだる言葉をひたすら待っている。
ヒクヒクと開閉するアナルの口からは、さっき公園で注がれた康史の精液が太股をつたい、床へパタパタと落ちる。
俺がいま、身につけているのは、康史にもらったネックレスとピアスだけで全裸である。
寒いはずなのに、熱いとか、マジでおかしいし、膝がガクガクして、立っているのもかなりしんどくなってるし、いまさら、何を恥ずかしがればいいのか、正直わからねえし。

康史は、俺がねだらなきゃ何もしないよと言う顔で、言外に恥を捨てろと言ってくる。

これ、ホントに俺の誕生日プレゼントなのかよ、と、康史へツッコミ入れたくなるが、まあ、俺もそれどころじゃない。

ほしいもの?

そんなの一つしかない。
ほしいことは、俺を愛してほしいってことだ。

だから、康史の愛し方が、こういうことだと、わかっているから、これでいい。

これ、が、いい。

「ヤス…………俺に、はやく、触って……くれ」

「どこに触ればいいの?」

意地悪にすぐ聞き返され、もどかしさに俺の中の理性がパーンと弾ける。
「だから…………ッ、っ、ち、ちんこ、触って…………くれ、あと、キス、してえ……っ」
途端に頭を抱え寄せられ思わず体勢を崩して壁に手をつき、くちゅっと唇が重なり舌を吸い上げられる。
俺は唇を開いて、康史の舌を吸い返し、背中に腕を回す。
じんじんと舌先から駆け上がる快感に鼻を鳴らして、唾液を啜る。
その間に、康史は俺のペニスの先のピアスのあたりをゴリゴリと指でこね、俺はがくりと膝をついて、ビシャッビシャッと床に向けて射精する。

全身を溶かされてしまうような熱に、俺は何度となく身震いを繰り返すしかない。

唇がゆっくりと離れて、ふぁさふぁさと頭を撫でられ、
「トール、ちんこからもアナルからも精液漏らして、すげーエロエロ…………視覚だけで、たまんない。も、オレの方が限界だわ。今度は上の口にも精液あげるからね」
優しい口調でいいながら、俺の顎を掴むと口を開かせグッと猛った肉を咥内へと押し込む。

「ンむ、ンンッーーッんーーん」

1度射精している精液の味のする康史のペニスを頬張り、しゃぶりながら、俺は激しく興奮しきっていた。


咥内へと押し込まれたペニスを、舌を絡ませてしゃぶりあげる。これは、康史の一部で康史が1番感じる場所だと思うと気持ちが向上する。

カリ首あたりに唇を引っ掛けてディープ・スロートして喉を突かせる。
腕を腰に絡めて頭を動かすと、俺の口が康史の専用のオナホになったみたいな感覚を覚える。
俺で感じてほしい。
俺も、康史を感じたい。
ないまぜになる感情ごと全部溶けちまいたい。
「ン、……っ、トール、すごく、いいよ。気持ちいい」
俺を撫でる手つきが優しくて、膝だちのまま頭を動かしてジュポジュポと康史を刺激する。
康史手を伸ばして俺の背中を撫でて、するっと尻の隙間を指先を伸ばして撫でる。
「ン…………トール、出すよ」
俺の頭を掴んで固定すると康史は腰を振って、ガンガンと喉奥を貫き、俺は餌づきそうになりつつ、ドクドクと注がれた液体を飲もうと喉仏を動かす。

「ッ、は、すげえ、出る…………」

ずるずると引き抜かれ、まだ噴き出す精液を、顔にどぷどぷとかけられる。
それだけで、俺は興奮したのか、自分のペニスからも精液を漏らしてしまう。
康史はその様子を眺めて、俺の頬に自分のペニスをぺちぺちとあてて、
「すごい、いやらしいよ。トール。顔にかけられて、出ちゃうとか。もっと、エロくしていい?」
答えなんか聞いてはいないだろう口調で囁きながら、腰を下ろして俺を背中から抱きしめる。
「ッ…………いいか、ら。いっぱいえろくして……なあ、おれ、もう……あつくて、たまんねえから……」
上体を康史に預けると、康史は両脚を拡げて開かせ、俺の乳首に嵌めたピアスをクニクニと刺激しはじめる。
痛みと痺れで、唇を開くと顔を覗きこまれて、視線をあわせられる。
「……ッは、も、っまだるっこしいのは……ヤダ」
「なあ、どうして欲しいんだよ?」
康史はいいながら、俺のアナルに指を差し込んで拡げる。
とくとくと、中から注がれた白い液体が泡立って溢れてくる。
全身が、康史のものだという証のように、俺の身体から体液が零れる。

「……ッ……あ、ヤス……なあ、もっ、もっと、ほし……っ、からっ、やすの、なあ、……ッちんこ……おれの、おしりに、いれて……っ」

「いれて、どうするの?」

意地悪く聴きながら、指でじゃぷじゅぷと中をかき混ぜながら首を傾げて、俺に問い返す。
「う、ッンンッ……ふ、は、あ、あ、い、れて……ッ、おくまで、ほし、……おくを……ついて……かきまぜて……っ、やすの、せーし、おれに……っ、だして…………」
はしたなくねだると、指の動きを早めて顔をのぞき込んで、康史は優しく微笑みながら、
「すっかり、ヤラシイオネダリ上手になったね。ヘンタイ」
蔑みの言葉をまるで褒めるような口調でつぶやくと、身体を反転させて、対面座位の体勢をとり、両脚を肩に担ぐ。
「トールがほしいって言ったちんぽ、これから、トールの中に入れるからな」
ゆっくり俺に感知させるように、康史は、ズブズブとアナルへと押し込んでいった。
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