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王子の整った顔を見据えた瞬間、キラリと淡い紫の瞳が煌めき、唇が微かに動きオレの肩の牡丹の紋に触れた。
瞬間。
身体がぐわっと燃えるような熱をもち、あまりの衝撃にオレは王子の頭を投げ出した。
全身がフライパンの上のバターになっちまったようにどろどろに溶けだし、ぐつぐつと泡立つように煮え滾っている。
ガクガクと膝が震えてマズいと思いながらも石畳へと膝をついてしまう。
「.....なん、だ、これは」
「やはり、魔術師ガランの言う通りに淫紋に支配されているのだな。身体能力は強いが心清らかではない勇者ゆえの天の裁断だな」
王子は見下ろすようにオレを眺めて、兵士に捕らえろと口にすると、宝石のような紫の目を向けて鼻先を鳴らす。
「神殿にて、その身を戒める儀式をおこなおう。我がアレグラウンドの護り手を呼び出すように」
兵士に担がれて、オレはあがってしまう呼吸とコカでもキメたようなくらくらと歪む景色と身体が焼ける焦燥感に眉を寄せる。
これは、オレの夢だ。
こんな展開は望んでいない。
何の術を使ったのか分からないが、刺青に触れられた瞬間から、身体のいうことがきかなくなっている。
「王子は第一王位継承者であり、国一のパラディンだからな。逆らうなどゆめゆめ思うことないようにな」
城の内部にある塔の上へ円の紋が入っている石に乗るとエレベーターのように浮遊して登っていく。
「その身の天女と、淫紋の意味が漸く我にも理解出来た。」
パラディンの王子は振り返りオレの苦しむ様子に微笑む。
石がカチリと塔の上の部屋の前へと到着すると、既に神殿の中には兵士や魔術師たちがズラリっ並んでいた。
中央に置かれた石の台の上には兵士の手で仰向けに置かれ、下に着ていた布地も引き剥がされる。
「.....っ、ざけんな!!ブチ殺すぞ、われ」
知らないうちにら身体の熱に反応したのか、晒された息子はフル勃起していて、夢だといえど恥ずかしい。
「そうカッとするな。勇者よ。淫紋に苦しめられているそなたを助けるために、これから契約を結ぶのだからな」
王子は紫色の目を向けて、オレの肩の牡丹をそっと撫でる。
それだけで身体が疼いて、天井を向いたペニスからとろとろと我慢汁がしたたる。
「さわる、な.......」
「触らぬでも、夜になればそなたの身体は同じように男を求めて彷徨いだし辛い思いをするだろう。国の為に戦うならば、その飢えを止めてやる為に契約してやろう」
言っていることがまだるっこしくてまったくわからない。
「さて、その身を清めよう。男の身で淫紋を彫られるとは辛かろうが、我が国には技術者がおるからな」
ゴムのようなチューブを手にした男がうやうやしくオレの脚を掴むと肛門にぬるぬるした液体を塗ってチューブの先を押し込む。
「う、うぐ、っ、いてえ、いてえ.....やめろっ」
制止をするが聞く耳ももたないのか、意味が通じていないのか、腹の中に冷たい液体が入ってくる。
やべえ、絶対に掘られる。
顔を青ざめさせるが、ここに連れてこられるまで何人か切っているし、断罪と言えばそうなのかもしれない。
「勇者よ、名前を名乗れ」
こんなかっこ悪ィザマ晒しながら名乗る名前などない。オレは首を横に振って、膨れてくる腹に眉を寄せて逆らおうと拳を握りしめた。
瞬間。
身体がぐわっと燃えるような熱をもち、あまりの衝撃にオレは王子の頭を投げ出した。
全身がフライパンの上のバターになっちまったようにどろどろに溶けだし、ぐつぐつと泡立つように煮え滾っている。
ガクガクと膝が震えてマズいと思いながらも石畳へと膝をついてしまう。
「.....なん、だ、これは」
「やはり、魔術師ガランの言う通りに淫紋に支配されているのだな。身体能力は強いが心清らかではない勇者ゆえの天の裁断だな」
王子は見下ろすようにオレを眺めて、兵士に捕らえろと口にすると、宝石のような紫の目を向けて鼻先を鳴らす。
「神殿にて、その身を戒める儀式をおこなおう。我がアレグラウンドの護り手を呼び出すように」
兵士に担がれて、オレはあがってしまう呼吸とコカでもキメたようなくらくらと歪む景色と身体が焼ける焦燥感に眉を寄せる。
これは、オレの夢だ。
こんな展開は望んでいない。
何の術を使ったのか分からないが、刺青に触れられた瞬間から、身体のいうことがきかなくなっている。
「王子は第一王位継承者であり、国一のパラディンだからな。逆らうなどゆめゆめ思うことないようにな」
城の内部にある塔の上へ円の紋が入っている石に乗るとエレベーターのように浮遊して登っていく。
「その身の天女と、淫紋の意味が漸く我にも理解出来た。」
パラディンの王子は振り返りオレの苦しむ様子に微笑む。
石がカチリと塔の上の部屋の前へと到着すると、既に神殿の中には兵士や魔術師たちがズラリっ並んでいた。
中央に置かれた石の台の上には兵士の手で仰向けに置かれ、下に着ていた布地も引き剥がされる。
「.....っ、ざけんな!!ブチ殺すぞ、われ」
知らないうちにら身体の熱に反応したのか、晒された息子はフル勃起していて、夢だといえど恥ずかしい。
「そうカッとするな。勇者よ。淫紋に苦しめられているそなたを助けるために、これから契約を結ぶのだからな」
王子は紫色の目を向けて、オレの肩の牡丹をそっと撫でる。
それだけで身体が疼いて、天井を向いたペニスからとろとろと我慢汁がしたたる。
「さわる、な.......」
「触らぬでも、夜になればそなたの身体は同じように男を求めて彷徨いだし辛い思いをするだろう。国の為に戦うならば、その飢えを止めてやる為に契約してやろう」
言っていることがまだるっこしくてまったくわからない。
「さて、その身を清めよう。男の身で淫紋を彫られるとは辛かろうが、我が国には技術者がおるからな」
ゴムのようなチューブを手にした男がうやうやしくオレの脚を掴むと肛門にぬるぬるした液体を塗ってチューブの先を押し込む。
「う、うぐ、っ、いてえ、いてえ.....やめろっ」
制止をするが聞く耳ももたないのか、意味が通じていないのか、腹の中に冷たい液体が入ってくる。
やべえ、絶対に掘られる。
顔を青ざめさせるが、ここに連れてこられるまで何人か切っているし、断罪と言えばそうなのかもしれない。
「勇者よ、名前を名乗れ」
こんなかっこ悪ィザマ晒しながら名乗る名前などない。オレは首を横に振って、膨れてくる腹に眉を寄せて逆らおうと拳を握りしめた。
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