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4 【完結】
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嘘がばれていることが分かって、何となく心苦しい気持ちがしてまともにグラシーモのことが見れないまま、家具を見て回った。
まあ金には余裕があるので、グラシーモとオレの二人が上で暴れても問題がなさそうなベッドを探して購入した。
まあ、全部バレていたのであれば腹を括るしかないな。
グラシーモもお仲間が居ないこの世界では、一人寂しい状況だろう。
まあ、そのためにオレを蘇生したわけだからな。
子供を産むとか、まったく実感はないのだけども、こうなったら一人や二人くらいは作ってやってもいいかなと思ってきた。
一度死んだわけだから何でもありっていえばそうだろう。
早かれ遅かれそうなる運命だったってわけだしな。
転送で家具を送ると言い出したグラシーモを、トラックを借りて当日中に運ばせることでどうにか諫めて、購入したタワーマンションの最上階へ帰り着いた時には既に夕方過ぎになっていた。
まあ、この流れでベッドも既に運ばれてきている手筈なので、今夜は否が応でも生殖作業という名のセックスに持ち込まれるだろう。
腹を括ったと言っても、括り切れていない現実がある。
今日の今日ではなあ。
しかし、流石に動き回って腹も空いているので、グラシーモから体液もいただかなくてはならない。
マンションの部屋に入ると、グラシーモはオレの腰を抱き寄せた。
「……嘘を吐いたことであれば、気に病まずとも良い」
魔王にはそぐわない優しく響く声音である。
「べ、別にそんなの気にしてなんかいない」
気にしてしまっていることくらい筒抜けだというのに、この期に及んでオレはごまかそうとしている。
「我もお主に嘘を吐いているのでな。健気な気持ちに、魔王である我に似合わず酷く罪悪感を感じている」
静かに告げて、グラシーモはオレをすぐそばのソファーに座らせて、じっと視線を合わせた。
「確かに最初は我の眷属が欲しいと思って、お主を死神から奪い取ってやった。だけど……今はそれだけではないのだ。お主の本当の気持ちを欲しいと欲を覚えている」
回りくどい言い回しに、わけがわからずオレは眉をぎゅっと寄せた。
「嘘って何……」
グラシーモが魔王でないとか、色々信じられないようなことばかりが目の前にあって、何が嘘だとしても驚かない自信だけはあった。
「そうだな。最初は、魂の定着をする魔力が必要だったから、我の子種が生きる糧として必要であったが、でも、今のお主は十分に生命力を取り戻したわけだからな。絶対に我の子種がなければ生きられないというわけではない」
グラシーモは、オレの唇をゆっくりとなぞって、少し悲しそうな表情をしてオレに告げた。
グラシーモの言葉に、オレは何を言われているのか分からず首を傾げた。
そこに映る酷く悲しそうな表情に、ぐっと胸が痛んだ。
ああ、そうか。
その表情の理由に思い当って、オレはグラシーモの肩に手を伸ばして、そっと掴み寄せた。
オレが生きるために、グラシーモの体液が生きるために必要なのではないのだとしたら、オレがグラシーモと一緒にいる必然性はなくなる。
そんなことを告げたとしたら、オレが逃げてしまうと思ったのだろうか。
いや、数か月前のオレだったら、きっとすぐに逃げただろう。
何ていうか……これで本当に魔王なのだろうか。
オレの中の魔王像はもっと極悪非道で冷徹残虐なモノであるが、グラシーモにはまったくそんな要素はない。
まるで世間知らずの金持ちのボンボンが迷子になっているかのようである。
「まあ、こんだけ何か月もオマエの精子を飲み続けてきたんだしさ……。オレの身体って、全部お前でできてるんだな。だから、もう、オレの全部はオマエのモンなんじゃねえの」
腹も括ったし、恩を返すとかそんな殊勝な気持ちでも、罪悪感からくるものではない。
この、どうしようもない迷子の魔王様をこのまま独りきりにさせてはいられないという気持ちでいっぱいなのだ。
グラシーモは信じられないようにオレを見返し、ぎゅっと強く抱き寄せる。
「いいから、オマエのモンにしちまえよ」
手に入れられないものは、どんな卑怯な手を使っても手に入れてしまえばいいと、オレはそんんな生き方をしてきた。
なのに、目の前にいるこの魔王はそれを放り出そうとする。
自分が折角手に入れたものだとしても、諦めてしまおうとするのがオレには気に入らない。
「……お主は顔に似合わず優しいのだな。逃げても捕まえるのは我には簡単なことなのだが……それでも、お主の心がとても嬉しいものだと思う」
きっとオレが逃げたとしても、グラシーモは追わないだろう。
そんな気がしたから、オレは腹がたったのだ。
ふわっと体が浮いて、寝室の扉が勝手に開いてグラシーモはオレの身体を買ったばかりのベッドへと降ろした。
「お主を永遠に我が伴侶としよう」
陰になって表情は良く見えないが、グラシーモはオレに満面の笑みを向けて見つめているような気がした。
グラシーモのように人の心を読むことはオレにはできないけど、こころからオレの言葉に喜んでいることが分かった。
永遠を誓われたりしたら、まあ、それなりにいい気分にはなる。
重なる唇から注がれる唾液は、いつにも増して甘く感じているのは、この行為がただの栄養摂取だけのモノではないと思っているからだろう。
まあ、オレもまさかこんなスーパーイケメンで人間ではないとはいえ、男と添い遂げることになろうとは思ってもみなかったが。
「蘇生した時に、すべての器官も元の通りにした。だから、お主はゾンビなどとは違うのだ」
囁くように告げられて、下腹部をゆっくり撫でる。
器官を直すついでに、子宮を作ったのだと大真面目な顔で言われて、脚をぐいと横に開かれれば、やっぱり恐怖のようなものが湧きあがる。
男として、やっぱり掘られるのは避けたかったよなあ。
まあ、一度決めたことは……やり遂げねえとな。
でも、痛いんだろうなあ。
「大丈夫だ……。きちんと体をほぐせば痛みはないはずだ。我の手からこのように潤滑剤を出して、ゆっくりと開いていくからな」
ドヤ顔で目の前で掌からどろどろとした粘液を溢れさせて、にっこりと微笑むグラシーモにオレは毒気を抜かれて、呆気にとられるしかない。
掌から宝石を出した時は別の意味で感動したが、今の状況を考えると笑うのを堪えるので精一杯である。
まあ、オレの体を気遣ってくれてのことなので、有難い話なのだ。
そうなんだけどな。
ぬるっと入り込む指先の感触に、ぞわりと体が震えるがグラシーモの背中に腕を回してぎゅっと目を瞑った。
後日談
人間とは違って、魔王の子供は3か月で産まれる。
しかも胎生ではなく卵生なので、オレは恥ずかしながら卵を産む羽目になった。
こういうことは事前に教えてほしかったが、教えてもらったところで、産まない選択はオレにはなかったなと思う。
腕の中でスヤスヤと眠る赤子は、人間の赤ん坊と大差ない。
綺麗な顔をしているので、どうやらグラシーモに似ているようだ。
「シュウスケ……子供の世話ばかりで、我と戯れてはくれぬのか」
子供が生まれてから、子ども返えりしたのかグラシーモはかなり甘えてくるようになった。
「はいはい。グラちゃん。一体何して遊べばいいんだよ?」
オレは手を伸ばしてグラシーモの頭を撫でると、綺麗な顔にふっと笑みを浮かべた。
そして、オレの膝の上に頭をのせて、そのままずっと撫でていてと可愛らしいことを言いだした。
「子供が増えたら、オマエにもっと構えなくなるぞ」
「……それは困るな。ならば、十年ごとに子供をつくることにしよう」
永遠に生きる魔王は、そんな可愛らしい提案をするので、オレはぷっと吹き出して、是非そうしてくれと呟いた。
まあ金には余裕があるので、グラシーモとオレの二人が上で暴れても問題がなさそうなベッドを探して購入した。
まあ、全部バレていたのであれば腹を括るしかないな。
グラシーモもお仲間が居ないこの世界では、一人寂しい状況だろう。
まあ、そのためにオレを蘇生したわけだからな。
子供を産むとか、まったく実感はないのだけども、こうなったら一人や二人くらいは作ってやってもいいかなと思ってきた。
一度死んだわけだから何でもありっていえばそうだろう。
早かれ遅かれそうなる運命だったってわけだしな。
転送で家具を送ると言い出したグラシーモを、トラックを借りて当日中に運ばせることでどうにか諫めて、購入したタワーマンションの最上階へ帰り着いた時には既に夕方過ぎになっていた。
まあ、この流れでベッドも既に運ばれてきている手筈なので、今夜は否が応でも生殖作業という名のセックスに持ち込まれるだろう。
腹を括ったと言っても、括り切れていない現実がある。
今日の今日ではなあ。
しかし、流石に動き回って腹も空いているので、グラシーモから体液もいただかなくてはならない。
マンションの部屋に入ると、グラシーモはオレの腰を抱き寄せた。
「……嘘を吐いたことであれば、気に病まずとも良い」
魔王にはそぐわない優しく響く声音である。
「べ、別にそんなの気にしてなんかいない」
気にしてしまっていることくらい筒抜けだというのに、この期に及んでオレはごまかそうとしている。
「我もお主に嘘を吐いているのでな。健気な気持ちに、魔王である我に似合わず酷く罪悪感を感じている」
静かに告げて、グラシーモはオレをすぐそばのソファーに座らせて、じっと視線を合わせた。
「確かに最初は我の眷属が欲しいと思って、お主を死神から奪い取ってやった。だけど……今はそれだけではないのだ。お主の本当の気持ちを欲しいと欲を覚えている」
回りくどい言い回しに、わけがわからずオレは眉をぎゅっと寄せた。
「嘘って何……」
グラシーモが魔王でないとか、色々信じられないようなことばかりが目の前にあって、何が嘘だとしても驚かない自信だけはあった。
「そうだな。最初は、魂の定着をする魔力が必要だったから、我の子種が生きる糧として必要であったが、でも、今のお主は十分に生命力を取り戻したわけだからな。絶対に我の子種がなければ生きられないというわけではない」
グラシーモは、オレの唇をゆっくりとなぞって、少し悲しそうな表情をしてオレに告げた。
グラシーモの言葉に、オレは何を言われているのか分からず首を傾げた。
そこに映る酷く悲しそうな表情に、ぐっと胸が痛んだ。
ああ、そうか。
その表情の理由に思い当って、オレはグラシーモの肩に手を伸ばして、そっと掴み寄せた。
オレが生きるために、グラシーモの体液が生きるために必要なのではないのだとしたら、オレがグラシーモと一緒にいる必然性はなくなる。
そんなことを告げたとしたら、オレが逃げてしまうと思ったのだろうか。
いや、数か月前のオレだったら、きっとすぐに逃げただろう。
何ていうか……これで本当に魔王なのだろうか。
オレの中の魔王像はもっと極悪非道で冷徹残虐なモノであるが、グラシーモにはまったくそんな要素はない。
まるで世間知らずの金持ちのボンボンが迷子になっているかのようである。
「まあ、こんだけ何か月もオマエの精子を飲み続けてきたんだしさ……。オレの身体って、全部お前でできてるんだな。だから、もう、オレの全部はオマエのモンなんじゃねえの」
腹も括ったし、恩を返すとかそんな殊勝な気持ちでも、罪悪感からくるものではない。
この、どうしようもない迷子の魔王様をこのまま独りきりにさせてはいられないという気持ちでいっぱいなのだ。
グラシーモは信じられないようにオレを見返し、ぎゅっと強く抱き寄せる。
「いいから、オマエのモンにしちまえよ」
手に入れられないものは、どんな卑怯な手を使っても手に入れてしまえばいいと、オレはそんんな生き方をしてきた。
なのに、目の前にいるこの魔王はそれを放り出そうとする。
自分が折角手に入れたものだとしても、諦めてしまおうとするのがオレには気に入らない。
「……お主は顔に似合わず優しいのだな。逃げても捕まえるのは我には簡単なことなのだが……それでも、お主の心がとても嬉しいものだと思う」
きっとオレが逃げたとしても、グラシーモは追わないだろう。
そんな気がしたから、オレは腹がたったのだ。
ふわっと体が浮いて、寝室の扉が勝手に開いてグラシーモはオレの身体を買ったばかりのベッドへと降ろした。
「お主を永遠に我が伴侶としよう」
陰になって表情は良く見えないが、グラシーモはオレに満面の笑みを向けて見つめているような気がした。
グラシーモのように人の心を読むことはオレにはできないけど、こころからオレの言葉に喜んでいることが分かった。
永遠を誓われたりしたら、まあ、それなりにいい気分にはなる。
重なる唇から注がれる唾液は、いつにも増して甘く感じているのは、この行為がただの栄養摂取だけのモノではないと思っているからだろう。
まあ、オレもまさかこんなスーパーイケメンで人間ではないとはいえ、男と添い遂げることになろうとは思ってもみなかったが。
「蘇生した時に、すべての器官も元の通りにした。だから、お主はゾンビなどとは違うのだ」
囁くように告げられて、下腹部をゆっくり撫でる。
器官を直すついでに、子宮を作ったのだと大真面目な顔で言われて、脚をぐいと横に開かれれば、やっぱり恐怖のようなものが湧きあがる。
男として、やっぱり掘られるのは避けたかったよなあ。
まあ、一度決めたことは……やり遂げねえとな。
でも、痛いんだろうなあ。
「大丈夫だ……。きちんと体をほぐせば痛みはないはずだ。我の手からこのように潤滑剤を出して、ゆっくりと開いていくからな」
ドヤ顔で目の前で掌からどろどろとした粘液を溢れさせて、にっこりと微笑むグラシーモにオレは毒気を抜かれて、呆気にとられるしかない。
掌から宝石を出した時は別の意味で感動したが、今の状況を考えると笑うのを堪えるので精一杯である。
まあ、オレの体を気遣ってくれてのことなので、有難い話なのだ。
そうなんだけどな。
ぬるっと入り込む指先の感触に、ぞわりと体が震えるがグラシーモの背中に腕を回してぎゅっと目を瞑った。
後日談
人間とは違って、魔王の子供は3か月で産まれる。
しかも胎生ではなく卵生なので、オレは恥ずかしながら卵を産む羽目になった。
こういうことは事前に教えてほしかったが、教えてもらったところで、産まない選択はオレにはなかったなと思う。
腕の中でスヤスヤと眠る赤子は、人間の赤ん坊と大差ない。
綺麗な顔をしているので、どうやらグラシーモに似ているようだ。
「シュウスケ……子供の世話ばかりで、我と戯れてはくれぬのか」
子供が生まれてから、子ども返えりしたのかグラシーモはかなり甘えてくるようになった。
「はいはい。グラちゃん。一体何して遊べばいいんだよ?」
オレは手を伸ばしてグラシーモの頭を撫でると、綺麗な顔にふっと笑みを浮かべた。
そして、オレの膝の上に頭をのせて、そのままずっと撫でていてと可愛らしいことを言いだした。
「子供が増えたら、オマエにもっと構えなくなるぞ」
「……それは困るな。ならば、十年ごとに子供をつくることにしよう」
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