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ぐちゅっぐちゅっと身体の奥深い場所で、何度も吐き出された体液を攪拌する音が響き、口の中もどろどろで、まるで自分自身がが汚物になっちまったように思える。
全身の感覚は痺れきっていて朦朧とするばかりで、目の前のものもよく見えず。脳みそもどろどろに蕩けてわけが分からない。
「……うう………く……がっ……ハッ…………むうっ…ンンっつ…………っンン」
「すげえ中で吸い付いてくるぜ、これって名器じゃねえの?」
ガヤガヤと周りで何か言っているようだが、俺の耳にはまったく聞こえない。
抉られるたびに全身を揺らして中を震わせ、脳みそが何度も弾けるような快感に溺れる。
爛れるように熱い体をもっとむちゃくちゃに貫いて壊して欲しいとまで願う。
激しくかき回して欲しくて、腰を揺すってねだるように押し付ける。
壊れちまった体はいうことを聞かず、浅ましくもむさぼるように男の熱を求めようとする。
ずるっずるっとペニスを突然引き抜かれ、途中で止められた体はぶるぶると震えて、足りないとばかりに穴の淵ははくはくと蠢く。
もっと欲しいのに、ほおりだされた体は震えて仕方がない。
喧騒が遠くに聞こえる。
「テメエ、何邪魔してくれてんだ」
「うるせえ、きたねえちんぽ仕舞えや、カス野郎」
はやく、中にほしい、もっとついて…………中が熱くて爆発しそうだ。
「一高のボウヤが、仲間助けにきたってわけ」
ぼやけた視界に入るのは、夢にまで見た綺麗な鋭い眸をした……長谷川。
いや、長谷川がこんな柄の悪い言葉を使うわけがない。
きっと幻影だ。
赤い髪の男の頭を踏み潰し、綺麗な回し蹴りを繰り出しながら、俺の目の前で華麗に男達を蹴倒していく。
俺といったら指いっぽんでさえ、俺は動かせないのに。
「センパイからそのきたねえのを抜けって言ってンだろ」
閉じることさえ出来ない唇から、どろどろとした誰のものかもしれない体液が滴り落ちる。
汚らしいゴミ、みてえだ。
カッコ……悪ぃ………な……。
このまま……消えちまいてえよ……。
熱いし……俺……、こんなになってるのに……体が中に熱をほしいとうったえてる。
消えちまいてえ…………。
太い腕に抱き上げられ、なにか耳元で囁かれるが聞こえない。体が熱くて仕方がなくて、震える。
頭を軽く撫でられて、そのまま車に乗せられる。
誰だ……。
「センパイ……大丈夫………か?」
かたかた震える体は止まらない。
心配そうな………顔だ…………綺麗な…………。
きたねえ体を見下ろして、ぎゅっと抱きしめる横顔は欲しくてしかたなかった、男の顔。
なあ、そんなにさわらねえで…………。
綺麗なオマエが汚れちまうから。
…………言葉にすらできない。ただ涙が出る。
車が走る音がする。
いっそ…………投げ捨ててくれねえかな。
これが死ぬ前に見せる夢ならいいと思う。
ずっと覚めない夢なら……、それなら、いい。
全身の感覚は痺れきっていて朦朧とするばかりで、目の前のものもよく見えず。脳みそもどろどろに蕩けてわけが分からない。
「……うう………く……がっ……ハッ…………むうっ…ンンっつ…………っンン」
「すげえ中で吸い付いてくるぜ、これって名器じゃねえの?」
ガヤガヤと周りで何か言っているようだが、俺の耳にはまったく聞こえない。
抉られるたびに全身を揺らして中を震わせ、脳みそが何度も弾けるような快感に溺れる。
爛れるように熱い体をもっとむちゃくちゃに貫いて壊して欲しいとまで願う。
激しくかき回して欲しくて、腰を揺すってねだるように押し付ける。
壊れちまった体はいうことを聞かず、浅ましくもむさぼるように男の熱を求めようとする。
ずるっずるっとペニスを突然引き抜かれ、途中で止められた体はぶるぶると震えて、足りないとばかりに穴の淵ははくはくと蠢く。
もっと欲しいのに、ほおりだされた体は震えて仕方がない。
喧騒が遠くに聞こえる。
「テメエ、何邪魔してくれてんだ」
「うるせえ、きたねえちんぽ仕舞えや、カス野郎」
はやく、中にほしい、もっとついて…………中が熱くて爆発しそうだ。
「一高のボウヤが、仲間助けにきたってわけ」
ぼやけた視界に入るのは、夢にまで見た綺麗な鋭い眸をした……長谷川。
いや、長谷川がこんな柄の悪い言葉を使うわけがない。
きっと幻影だ。
赤い髪の男の頭を踏み潰し、綺麗な回し蹴りを繰り出しながら、俺の目の前で華麗に男達を蹴倒していく。
俺といったら指いっぽんでさえ、俺は動かせないのに。
「センパイからそのきたねえのを抜けって言ってンだろ」
閉じることさえ出来ない唇から、どろどろとした誰のものかもしれない体液が滴り落ちる。
汚らしいゴミ、みてえだ。
カッコ……悪ぃ………な……。
このまま……消えちまいてえよ……。
熱いし……俺……、こんなになってるのに……体が中に熱をほしいとうったえてる。
消えちまいてえ…………。
太い腕に抱き上げられ、なにか耳元で囁かれるが聞こえない。体が熱くて仕方がなくて、震える。
頭を軽く撫でられて、そのまま車に乗せられる。
誰だ……。
「センパイ……大丈夫………か?」
かたかた震える体は止まらない。
心配そうな………顔だ…………綺麗な…………。
きたねえ体を見下ろして、ぎゅっと抱きしめる横顔は欲しくてしかたなかった、男の顔。
なあ、そんなにさわらねえで…………。
綺麗なオマエが汚れちまうから。
…………言葉にすらできない。ただ涙が出る。
車が走る音がする。
いっそ…………投げ捨ててくれねえかな。
これが死ぬ前に見せる夢ならいいと思う。
ずっと覚めない夢なら……、それなら、いい。
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