8 / 30
その想いは
3
しおりを挟む
夕飯を作り終え、3人で食べていると電話が鳴った。子機を近くに置いて無かったらしく、叔父はあわてて親機のある廊下へと走っていった。
残されてたオレは何も言わず黙々と食べ、アキもそのまま食べたいた。しばらくして、叔父が戻ってきたが、作務衣の紐を解きながら、申し訳なさそうな顔をした。
「すまない、急用だ。門徒の方が亡くなって、色々の話しをしてくる。アキ君、家まで送って行くつもりだったけどごめんね。良ければ泊ってもいいんだよ?」
「いえ、大丈夫です。おじさんも気をつけて」
アキは微笑み、軽く手を振る。
「ありがとう。たぶん遅くなるから、後はよろしくな。マコト」
「ああ」
そして叔父はバタバタとしながら準備をし出掛けた。叔父を見送ったオレ達は食卓の上を片付け始めた。
「ついでに洗うよ」
そう言ってアキが食器を洗っていく。オレは洗われた食器を拭き、棚へと片付ける。食器を洗いながら、アキはオレをじっと見つめてきた。
「ね…、なんかあったの?いつもと違う気がするけど。」
「…どういう意味だ」
「いつもより素直」
「は?」
「冗談だよ。」
そう言って笑い、残りの食器を洗い流していく。
(いつもと違う気がする、ね。そうか… )
そう思いながら、オレは残りの食器を拭いていった。食器を全て洗い流したアキは自分の手を拭き、しばらく俯いていた。何かを考えているようにも見えた。
最後の食器を戸棚に入れた時に、オレに話しかけてきた。その顔は少し強張った顔だった。だが、オレがアキの顔を見ると、今度はアキがオレの視線を避けていく。そのままアキは深く息を吐きだし、オレを見つめなおした。
「……あの子の件で……その、何か気づいたり、気になることは無い?」
その問にオレは一瞬戸惑った。この変な感情の事を言おうか悩んだからだ。
「……別に」
「そう……か」
そう呟いたアキの顔は少し、安心したような表情に見えた。
「じゃあ、ボクは帰るね」
「……」
アキはニコリと微笑み、オレの横を通りすぎる。オレは帰ろうと通りすぎるアキの腕を掴んでしまった。
「どうしたの?」
アキは急に掴まれ、驚いた顔でオレを見る。オレは何も言えず下を向いてしまった。何故アキを引き留めてしまったのだろうか。
「マコト?」
「まだ……帰るな」
なぜかそんな言葉が出てしまった。どうしたらいい?このまま黙ってしまおうと、決めたはずなのに。この際だから吐き出してしまうか?吐き出したところで、今の関係がなくなったらどうする?
ああでもないこうでもないと、思考がぐるぐると回る。そんなオレをアキは何も言わず見ていた。
どうせ、この寺に来るまでオレは独りだったんだ。昔に戻るだけだ。そうだ…悩んでいるなんて、オレのガラじゃない。壊れてしまってもオレは……寂しいと思わない。きっと。
オレは意を決してアキの顔を見た。アキは不思議そうにオレを見ていた。その顔を見てオレは、相変わらず綺麗な顔だと思った。解っている。本当はこの感情を理解している。何故か認めたくはないと逃げていた。
そう、この感情は…恋だ。
あの女が遺した想いか、それともこれも呪いのせいなのか。本当はそこだけが、オレとして認めたくない部分だった。だからこそ、この想いを直視出来なかった。だけど、もういい。
オレは深く息を吸いアキを見つめ、そのまま思ってる事を吐き出した。
「 オレはたぶん、アキの事を……アキが好きだ。この前からお前の事を考えると、感情が乱されて苦しいんだ。オレはお前に触れたい、ずっとそばにいたいって思ってる。だけど、この感情がオレのじゃなく、あの女の感情なのか、女になった呪いの一種なのか分からないんだ。偽物の感情で、お前のことを好きって思いたくねぇんだよ…」
ボロボロと涙が流れていくのがわかった。感情がショートするってこの事じゃないのか?と。
「クソ!オレはなんで、泣いてんだチキショー。お前が好きだ。本当はオレは…ずっと一緒にいたい。アキと離れたくない。アキに触れたい。でも、ツラい……」
アキは何も言わず、オレを見ている。その表情は驚いていた。そうだよな。泣きながら告白されれば誰だって驚く。おまけに、男に告白されりゃ誰だって引くよな。
「マコト…それは…本気でボクの事好きって意味でいいのでは?」
「は?なんでそうなる?頭沸いてンのか?」
「酷い言い様だな…て言うか、茶化すモノじゃないだろ…?」
オレは掴んでいた手をほどき、ゴシゴシと荒く自分の顔を拭った。
「そっか…そうか…あの子が言った事をもしかして聞いていて…それでオレを避けているんじゃないかって…不安に思ってた。良かった。違ったんだ…」
「?」
安堵した声色で呟いたアキはオレに近づきオレに抱きついてきた。それは、思ってもない行動だった。
「マコト……」
優しいその声はオレの耳元で囁かれ、思わず体温が上がった。鼓動が速くなるのが分かる。きっとアキにも聞こえているはず。オレはたまらず、抱きついたアキを退けようとアキの身体を押そうとした。
だがアキは離れようとせず、その腕に力を込めてきた。どういう事だ。思考が麻痺しそうになる。
「離せ…」
「ボクはね…ボクはずっと前からキミが好きだった。」
「え?」
オレは思わずアキの顔を見た。間近に見るアキの顔も高揚しているのか、顔が赤くなっていた。目線が合うとアキは微笑み、そのままオレを見つめながら喋りだす。
「呪いが掛かる前から…ずっと好きだった。だから、キミが呪いのせいであっても、ボクを好きだと言ってくれて嬉しいんだ。」
アキの顔が近づき、オレは思わず眼を瞑ってしまった。オレの瞼に柔らかい感触が伝わる。
熱い…
その感触が徐々に頬へと下り、唇に触れた。軽く唇に触れられ、オレは目を開けた。そこには珍しく照れているアキの顔があった。
「お前でも、照れるんだな……」
「当たり前だろ。好きな人に触れるなんて、緊張するに決まってる」
そう言って強く抱き締められた。あぁ…ホントだ。アキの熱い鼓動が伝わって来る。いつも飄々として冷静なアキが、緊張している。そう思うと、嬉しくなった。
この安堵感。コレが幸せと言うのか。抱き締められたアキの背中に手を回す。人の温もりなんて、昔過ぎて忘れていた。
幼い頃、仏像が怖いと泣いたオレを優しく抱きしめてくれた母の記憶が甦り、また涙が出て来た。唯一の母との幸せな思い出だ。
「また泣いてる?どうしたの?」
すすり泣くオレの背中をさすり、アキが心配そうに見つめた。オレは首を振り、アキの肩に顔を埋める。
「なんでもない…思い出しただけだ。オレはお前に会えて良かった」
「ボクもだよ…ずっと一緒に居よう。キミを独りにさせない」
そう言ってアキはオレを強く抱きしめた。
残されてたオレは何も言わず黙々と食べ、アキもそのまま食べたいた。しばらくして、叔父が戻ってきたが、作務衣の紐を解きながら、申し訳なさそうな顔をした。
「すまない、急用だ。門徒の方が亡くなって、色々の話しをしてくる。アキ君、家まで送って行くつもりだったけどごめんね。良ければ泊ってもいいんだよ?」
「いえ、大丈夫です。おじさんも気をつけて」
アキは微笑み、軽く手を振る。
「ありがとう。たぶん遅くなるから、後はよろしくな。マコト」
「ああ」
そして叔父はバタバタとしながら準備をし出掛けた。叔父を見送ったオレ達は食卓の上を片付け始めた。
「ついでに洗うよ」
そう言ってアキが食器を洗っていく。オレは洗われた食器を拭き、棚へと片付ける。食器を洗いながら、アキはオレをじっと見つめてきた。
「ね…、なんかあったの?いつもと違う気がするけど。」
「…どういう意味だ」
「いつもより素直」
「は?」
「冗談だよ。」
そう言って笑い、残りの食器を洗い流していく。
(いつもと違う気がする、ね。そうか… )
そう思いながら、オレは残りの食器を拭いていった。食器を全て洗い流したアキは自分の手を拭き、しばらく俯いていた。何かを考えているようにも見えた。
最後の食器を戸棚に入れた時に、オレに話しかけてきた。その顔は少し強張った顔だった。だが、オレがアキの顔を見ると、今度はアキがオレの視線を避けていく。そのままアキは深く息を吐きだし、オレを見つめなおした。
「……あの子の件で……その、何か気づいたり、気になることは無い?」
その問にオレは一瞬戸惑った。この変な感情の事を言おうか悩んだからだ。
「……別に」
「そう……か」
そう呟いたアキの顔は少し、安心したような表情に見えた。
「じゃあ、ボクは帰るね」
「……」
アキはニコリと微笑み、オレの横を通りすぎる。オレは帰ろうと通りすぎるアキの腕を掴んでしまった。
「どうしたの?」
アキは急に掴まれ、驚いた顔でオレを見る。オレは何も言えず下を向いてしまった。何故アキを引き留めてしまったのだろうか。
「マコト?」
「まだ……帰るな」
なぜかそんな言葉が出てしまった。どうしたらいい?このまま黙ってしまおうと、決めたはずなのに。この際だから吐き出してしまうか?吐き出したところで、今の関係がなくなったらどうする?
ああでもないこうでもないと、思考がぐるぐると回る。そんなオレをアキは何も言わず見ていた。
どうせ、この寺に来るまでオレは独りだったんだ。昔に戻るだけだ。そうだ…悩んでいるなんて、オレのガラじゃない。壊れてしまってもオレは……寂しいと思わない。きっと。
オレは意を決してアキの顔を見た。アキは不思議そうにオレを見ていた。その顔を見てオレは、相変わらず綺麗な顔だと思った。解っている。本当はこの感情を理解している。何故か認めたくはないと逃げていた。
そう、この感情は…恋だ。
あの女が遺した想いか、それともこれも呪いのせいなのか。本当はそこだけが、オレとして認めたくない部分だった。だからこそ、この想いを直視出来なかった。だけど、もういい。
オレは深く息を吸いアキを見つめ、そのまま思ってる事を吐き出した。
「 オレはたぶん、アキの事を……アキが好きだ。この前からお前の事を考えると、感情が乱されて苦しいんだ。オレはお前に触れたい、ずっとそばにいたいって思ってる。だけど、この感情がオレのじゃなく、あの女の感情なのか、女になった呪いの一種なのか分からないんだ。偽物の感情で、お前のことを好きって思いたくねぇんだよ…」
ボロボロと涙が流れていくのがわかった。感情がショートするってこの事じゃないのか?と。
「クソ!オレはなんで、泣いてんだチキショー。お前が好きだ。本当はオレは…ずっと一緒にいたい。アキと離れたくない。アキに触れたい。でも、ツラい……」
アキは何も言わず、オレを見ている。その表情は驚いていた。そうだよな。泣きながら告白されれば誰だって驚く。おまけに、男に告白されりゃ誰だって引くよな。
「マコト…それは…本気でボクの事好きって意味でいいのでは?」
「は?なんでそうなる?頭沸いてンのか?」
「酷い言い様だな…て言うか、茶化すモノじゃないだろ…?」
オレは掴んでいた手をほどき、ゴシゴシと荒く自分の顔を拭った。
「そっか…そうか…あの子が言った事をもしかして聞いていて…それでオレを避けているんじゃないかって…不安に思ってた。良かった。違ったんだ…」
「?」
安堵した声色で呟いたアキはオレに近づきオレに抱きついてきた。それは、思ってもない行動だった。
「マコト……」
優しいその声はオレの耳元で囁かれ、思わず体温が上がった。鼓動が速くなるのが分かる。きっとアキにも聞こえているはず。オレはたまらず、抱きついたアキを退けようとアキの身体を押そうとした。
だがアキは離れようとせず、その腕に力を込めてきた。どういう事だ。思考が麻痺しそうになる。
「離せ…」
「ボクはね…ボクはずっと前からキミが好きだった。」
「え?」
オレは思わずアキの顔を見た。間近に見るアキの顔も高揚しているのか、顔が赤くなっていた。目線が合うとアキは微笑み、そのままオレを見つめながら喋りだす。
「呪いが掛かる前から…ずっと好きだった。だから、キミが呪いのせいであっても、ボクを好きだと言ってくれて嬉しいんだ。」
アキの顔が近づき、オレは思わず眼を瞑ってしまった。オレの瞼に柔らかい感触が伝わる。
熱い…
その感触が徐々に頬へと下り、唇に触れた。軽く唇に触れられ、オレは目を開けた。そこには珍しく照れているアキの顔があった。
「お前でも、照れるんだな……」
「当たり前だろ。好きな人に触れるなんて、緊張するに決まってる」
そう言って強く抱き締められた。あぁ…ホントだ。アキの熱い鼓動が伝わって来る。いつも飄々として冷静なアキが、緊張している。そう思うと、嬉しくなった。
この安堵感。コレが幸せと言うのか。抱き締められたアキの背中に手を回す。人の温もりなんて、昔過ぎて忘れていた。
幼い頃、仏像が怖いと泣いたオレを優しく抱きしめてくれた母の記憶が甦り、また涙が出て来た。唯一の母との幸せな思い出だ。
「また泣いてる?どうしたの?」
すすり泣くオレの背中をさすり、アキが心配そうに見つめた。オレは首を振り、アキの肩に顔を埋める。
「なんでもない…思い出しただけだ。オレはお前に会えて良かった」
「ボクもだよ…ずっと一緒に居よう。キミを独りにさせない」
そう言ってアキはオレを強く抱きしめた。
12
あなたにおすすめの小説
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
雪色のラブレター
hamapito
BL
俺が遠くに行っても、圭は圭のまま、何も変わらないから。――それでよかった、のに。
そばにいられればいい。
想いは口にすることなく消えるはずだった。
高校卒業まであと三か月。
幼馴染である圭への気持ちを隠したまま、今日も変わらず隣を歩く翔。
そばにいられればいい。幼馴染のままでいい。
そう思っていたはずなのに、圭のひとことに抑えていた気持ちがこぼれてしまう。
翔は、圭の戸惑う声に、「忘れて」と逃げてしまい……。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
この変態、規格外につき。
perari
BL
俺と坂本瑞生は、犬猿の仲だ。
理由は山ほどある。
高校三年間、俺が勝ち取るはずだった“校内一のイケメン”の称号を、あいつがかっさらっていった。
身長も俺より一回り高くて、しかも――
俺が三年間片想いしていた女子に、坂本が告白しやがったんだ!
……でも、一番許せないのは大学に入ってからのことだ。
ある日、ふとした拍子に気づいてしまった。
坂本瑞生は、俺の“アレ”を使って……あんなことをしていたなんて!
兄弟カフェ 〜僕達の関係は誰にも邪魔できない〜
紅夜チャンプル
BL
ある街にイケメン兄弟が経営するお洒落なカフェ「セプタンブル」がある。真面目で優しい兄の碧人(あおと)、明るく爽やかな弟の健人(けんと)。2人は今日も多くの女性客に素敵なひとときを提供する。
ただし‥‥家に帰った2人の本当の姿はお互いを愛し、甘い時間を過ごす兄弟であった。お店では「兄貴」「健人」と呼び合うのに対し、家では「あお兄」「ケン」と呼んでぎゅっと抱き合って眠りにつく。
そんな2人の前に現れたのは、大学生の幸成(ゆきなり)。純粋そうな彼との出会いにより兄弟の関係は‥‥?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる