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第99話 忍び寄る悪意、貴族の甘い誘い
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Cランク冒険者として、アルトの王都での活動は新たな段階に入っていた。
忘れられた祠での死闘を共に乗り越えたノエル、ゴルドーとのパーティは、その実力と連携の高さをギルド内外に示し、彼らの元には次々とCランクの依頼が舞い込むようになっていた。
時には、凶暴化したグリフォンの幼鳥が出没するという森へ調査に向かい、親鳥に見つかる前に巣の状況を確認して帰還したり。
またある時には、隣国との国境近くで発見された小規模な古代遺跡の調査依頼を受け、ノエルの罠解除スキルとゴルドーの古代知識、そしてアルトの防御・戦闘能力を活かして、内部から貴重な遺物をいくつか発見したり。
彼らは、一つ一つの依頼を着実にこなし、Cランクパーティとしての評価と信頼を、着実に高めていった。
その過程で、三人の連携はさらに磨かれ、言葉を交わさずとも互いの意図を理解し、補い合えるようになっていた。
依頼の合間には、アルトはエリアーヌの研究室を訪れることも忘れなかった。
彼女は、アルトのギフト【ダメージ反射】、特にホブゴブリン戦やコア・ゴーレム戦で発現した麻痺効果のような力に強い興味を持ち、様々な角度からその謎を探求しようとしていた。
「アルトさん、先日、王立図書館の古文書庫で、非常に興味深い記述を見つけましたの」
ある日、エリアーヌは興奮した様子でアルトに語りかけた。
「それは、『魂縛(ソウルバインド)』と呼ばれる、古代に存在したとされる特殊な精神エネルギーに関するものでした。伝承によれば、それは相手の精神、あるいは魂そのものに干渉し、動きを封じ込める力だったとか…。そして、驚くべきことに、その力は、強い守護の意志や、あるいは逆に強い憎悪といった、極端な精神状態によって増幅される性質があった、と記されていたのですわ!」
エリアーヌは続ける。
「さらに、心配な記述もありました。この『魂縛』に似た力は、古代において、一部の闇の魔術師たちによって、他者の生命エネルギーを強制的に支配し、隷属させるために悪用されたという伝承もあるのです。もし、アルトさんのギフトの覚醒が、その種の力と何らかの関連があるとしたら…その力を欲しがる、よからぬ輩が現れないとも限りませんわ。どうか、ご用心なさってくださいまし」
エリアーヌの言葉は、アルトの心に小さな、しかし消えない不安の種を蒔いた。
自分のギフトは、ただ攻撃を反射するだけの、地味で受け身な力だと思っていた。
しかし、その奥には、まだ自分自身も知らない、そしてもしかしたら危険な可能性が秘められているのかもしれない…。
そんなアルトたちの活躍は、当然ながら、王都の様々な人々の耳にも届いていた。
良い意味でも、そして、悪い意味でも。
その日、アルトたちがギルドで次の依頼を探していると、一人の見慣れない男が、丁寧な、しかしどこか計算されたような態度で近づいてきた。
上質な、しかし華美ではない仕立ての良い服を着こなし、その物腰は柔らかいが、目の奥には鋭い光が宿っている。
「失礼いたします。あなたがたが、近頃評判のCランクパーティ、アルト殿、ノエル殿、ゴルドー殿ですな?わたくしは、マルコム男爵様にお仕えする、執事のバルトと申します」
マルコム男爵。
その名前は、アルトもギルドの噂話などで耳にしたことがあった。
王都でも有数の資産家であり、様々な事業を手掛けている有力貴族。
しかし、その裏では、黒い噂も絶えない人物だと囁かれていた。
強引な土地買収、政敵への妨害工作、そして…闇ギルドとの繋がり。
「我が主、マルコム男爵が、ぜひ皆様の実力をお借りしたいと、お会いしたがっておられます。もしよろしければ、一度、お屋敷までお越しいただけませんでしょうか?」
執事バルトの言葉は丁寧だったが、有無を言わせぬような響きがあった。
アルトたちは顔を見合わせる。
貴族からの直接の呼び出し。
断ることもできるだろうが、有力貴族の機嫌を損ねるのは、王都で活動していく上で得策ではないかもしれない。
そして、一体どんな用件なのか、という好奇心もあった。
「……分かりました。お伺いします」
アルトは、少しの警戒心を抱きながらも、その申し出を受けることにした。
案内されたマルコム男爵の屋敷は、王都の一等地に立つ、壮麗なものだった。
しかし、その豪華絢爛な装飾や、高価そうな調度品の数々は、どこか悪趣味で、落ち着かない印象をアルトに与えた。
通された応接室で待っていると、やがて、恰幅の良い、しかし油断のならない笑みを浮かべた初老の紳士――マルコム男爵本人が現れた。
「いやぁ、ようこそおいでくださった、若き英雄たちよ!君たちの活躍は、この私の耳にもしっかりと届いておりますぞ!ゴブリンロード討伐、そして忘れられた祠の浄化、実に見事な手際だったとか!」
男爵は、アルトたちの功績を、まるで自分のことのように、過剰なほどに褒め称えた。
そして、本題に入る。
「さて、本日は他でもない。君たちのような、将来有望で、かつ『特別な力』を持つ若者たちに、ぜひ私の下で働いてもらいたいと考えているのだ」
男爵の目が、アルトのギフトに向けられているのを、アルトは感じ取った。
やはり、あの力のことを知っているのか…?
「どうだろうか?私の専属の『騎士』として、特別な任務をこなしてはくれまいか?もちろん、報酬はギルドの依頼など比較にならんほど弾むことを約束しよう。金貨で…そうだな、年間これくらいではどうかな?」
男爵は、アルトたちが驚くほどの金額を提示してきた。
さらに、彼は続ける。
「それだけではないぞ。私の力添えがあれば、ギルドのランクなど、すぐにでもAランク、いやSランクにだってなれるかもしれん。名誉も、富も、地位も、全てが手に入るのだ。悪い話ではあるまい?」
甘い言葉、破格の報酬、そして地位の約束。
しかし、アルトたちは、その言葉の裏に潜む、どす黒い何かを感じ取っていた。
男爵の作り笑顔は胡散臭く、言葉の端々には傲慢さが滲み出ている。
そして何より、肝心の「特別な任務」の内容については、一切具体的に語ろうとしない。
「……具体的には、どのような任務なのでしょうか?」
アルトが尋ねると、男爵は「ふふ、それは追々話すとしよう。まずは、君たちの意思を聞かせてもらいたい」と、はぐらかすだけだった。
面会を終え、重苦しい雰囲気の男爵邸を後にした三人は、すぐに情報を集め始めた。
ノエルが、王都の裏通りに張り巡らされた情報網を使い、男爵の素性を探る。
ゴルドーは、ギルドの古参の冒険者や、顔の広い商人に、男爵の評判や、彼が関わっているとされる事業について尋ねて回った。
そして、集まってきた情報は、彼らの抱いた違和感を、確信へと変えるものだった。
マルコム男爵は、やはり黒い噂の絶えない危険人物だった。
奴隷の密売、禁制品の取引、邪魔な者を秘密裏に消すための暗殺依頼…。
そして、それらの汚れ仕事を実行するために、彼は「黒蛇の牙(ブラック・サーペント)」と呼ばれる、王都でも悪名高い闇ギルドと深く繋がっているという、確かな証言がいくつも出てきたのだ。
「……やはり、そういうことか」
アルトは、集まった情報を仲間たちと共有し、静かに呟いた。
男爵がアルトたちに求めているのは、輝かしい騎士としての活躍などではない。
おそらくは、彼の悪事に加担する手駒、使い捨ての道具としての役割だろう。
特に、アルトのギフト【ダメージ反射】は、暗殺や破壊工作といった、裏の仕事において、使い方によっては非常に厄介な能力となりうるのかもしれない。
男爵の甘い誘い。
それは、彼らを破滅へと導く、巧妙な罠だったのだ。
報酬や地位に目が眩めば、取り返しのつかない道へと足を踏み入れることになるだろう。
断れば、面倒なことになるのは必至だ。
有力貴族であり、闇ギルドとも繋がっている男爵が、素直に引き下がるとは思えない。
嫌がらせ、脅迫、あるいは…。
しかし、アルトたちの答えは、初めから決まっていた。
彼らの誇りが、そして冒険者としての、いや、人としての良心が、その邪悪な誘いに乗ることを、決して許しはしない。
三人は、顔を見合わせ、固く頷き合った。
マルコム男爵の誘いは、断固として断る。
そして、もし彼らが報復してくるというのなら、受けて立つまでだ。
アルトたちは、来るべき対決への覚悟を、静かに、しかし固く決めたのだった。
忘れられた祠での死闘を共に乗り越えたノエル、ゴルドーとのパーティは、その実力と連携の高さをギルド内外に示し、彼らの元には次々とCランクの依頼が舞い込むようになっていた。
時には、凶暴化したグリフォンの幼鳥が出没するという森へ調査に向かい、親鳥に見つかる前に巣の状況を確認して帰還したり。
またある時には、隣国との国境近くで発見された小規模な古代遺跡の調査依頼を受け、ノエルの罠解除スキルとゴルドーの古代知識、そしてアルトの防御・戦闘能力を活かして、内部から貴重な遺物をいくつか発見したり。
彼らは、一つ一つの依頼を着実にこなし、Cランクパーティとしての評価と信頼を、着実に高めていった。
その過程で、三人の連携はさらに磨かれ、言葉を交わさずとも互いの意図を理解し、補い合えるようになっていた。
依頼の合間には、アルトはエリアーヌの研究室を訪れることも忘れなかった。
彼女は、アルトのギフト【ダメージ反射】、特にホブゴブリン戦やコア・ゴーレム戦で発現した麻痺効果のような力に強い興味を持ち、様々な角度からその謎を探求しようとしていた。
「アルトさん、先日、王立図書館の古文書庫で、非常に興味深い記述を見つけましたの」
ある日、エリアーヌは興奮した様子でアルトに語りかけた。
「それは、『魂縛(ソウルバインド)』と呼ばれる、古代に存在したとされる特殊な精神エネルギーに関するものでした。伝承によれば、それは相手の精神、あるいは魂そのものに干渉し、動きを封じ込める力だったとか…。そして、驚くべきことに、その力は、強い守護の意志や、あるいは逆に強い憎悪といった、極端な精神状態によって増幅される性質があった、と記されていたのですわ!」
エリアーヌは続ける。
「さらに、心配な記述もありました。この『魂縛』に似た力は、古代において、一部の闇の魔術師たちによって、他者の生命エネルギーを強制的に支配し、隷属させるために悪用されたという伝承もあるのです。もし、アルトさんのギフトの覚醒が、その種の力と何らかの関連があるとしたら…その力を欲しがる、よからぬ輩が現れないとも限りませんわ。どうか、ご用心なさってくださいまし」
エリアーヌの言葉は、アルトの心に小さな、しかし消えない不安の種を蒔いた。
自分のギフトは、ただ攻撃を反射するだけの、地味で受け身な力だと思っていた。
しかし、その奥には、まだ自分自身も知らない、そしてもしかしたら危険な可能性が秘められているのかもしれない…。
そんなアルトたちの活躍は、当然ながら、王都の様々な人々の耳にも届いていた。
良い意味でも、そして、悪い意味でも。
その日、アルトたちがギルドで次の依頼を探していると、一人の見慣れない男が、丁寧な、しかしどこか計算されたような態度で近づいてきた。
上質な、しかし華美ではない仕立ての良い服を着こなし、その物腰は柔らかいが、目の奥には鋭い光が宿っている。
「失礼いたします。あなたがたが、近頃評判のCランクパーティ、アルト殿、ノエル殿、ゴルドー殿ですな?わたくしは、マルコム男爵様にお仕えする、執事のバルトと申します」
マルコム男爵。
その名前は、アルトもギルドの噂話などで耳にしたことがあった。
王都でも有数の資産家であり、様々な事業を手掛けている有力貴族。
しかし、その裏では、黒い噂も絶えない人物だと囁かれていた。
強引な土地買収、政敵への妨害工作、そして…闇ギルドとの繋がり。
「我が主、マルコム男爵が、ぜひ皆様の実力をお借りしたいと、お会いしたがっておられます。もしよろしければ、一度、お屋敷までお越しいただけませんでしょうか?」
執事バルトの言葉は丁寧だったが、有無を言わせぬような響きがあった。
アルトたちは顔を見合わせる。
貴族からの直接の呼び出し。
断ることもできるだろうが、有力貴族の機嫌を損ねるのは、王都で活動していく上で得策ではないかもしれない。
そして、一体どんな用件なのか、という好奇心もあった。
「……分かりました。お伺いします」
アルトは、少しの警戒心を抱きながらも、その申し出を受けることにした。
案内されたマルコム男爵の屋敷は、王都の一等地に立つ、壮麗なものだった。
しかし、その豪華絢爛な装飾や、高価そうな調度品の数々は、どこか悪趣味で、落ち着かない印象をアルトに与えた。
通された応接室で待っていると、やがて、恰幅の良い、しかし油断のならない笑みを浮かべた初老の紳士――マルコム男爵本人が現れた。
「いやぁ、ようこそおいでくださった、若き英雄たちよ!君たちの活躍は、この私の耳にもしっかりと届いておりますぞ!ゴブリンロード討伐、そして忘れられた祠の浄化、実に見事な手際だったとか!」
男爵は、アルトたちの功績を、まるで自分のことのように、過剰なほどに褒め称えた。
そして、本題に入る。
「さて、本日は他でもない。君たちのような、将来有望で、かつ『特別な力』を持つ若者たちに、ぜひ私の下で働いてもらいたいと考えているのだ」
男爵の目が、アルトのギフトに向けられているのを、アルトは感じ取った。
やはり、あの力のことを知っているのか…?
「どうだろうか?私の専属の『騎士』として、特別な任務をこなしてはくれまいか?もちろん、報酬はギルドの依頼など比較にならんほど弾むことを約束しよう。金貨で…そうだな、年間これくらいではどうかな?」
男爵は、アルトたちが驚くほどの金額を提示してきた。
さらに、彼は続ける。
「それだけではないぞ。私の力添えがあれば、ギルドのランクなど、すぐにでもAランク、いやSランクにだってなれるかもしれん。名誉も、富も、地位も、全てが手に入るのだ。悪い話ではあるまい?」
甘い言葉、破格の報酬、そして地位の約束。
しかし、アルトたちは、その言葉の裏に潜む、どす黒い何かを感じ取っていた。
男爵の作り笑顔は胡散臭く、言葉の端々には傲慢さが滲み出ている。
そして何より、肝心の「特別な任務」の内容については、一切具体的に語ろうとしない。
「……具体的には、どのような任務なのでしょうか?」
アルトが尋ねると、男爵は「ふふ、それは追々話すとしよう。まずは、君たちの意思を聞かせてもらいたい」と、はぐらかすだけだった。
面会を終え、重苦しい雰囲気の男爵邸を後にした三人は、すぐに情報を集め始めた。
ノエルが、王都の裏通りに張り巡らされた情報網を使い、男爵の素性を探る。
ゴルドーは、ギルドの古参の冒険者や、顔の広い商人に、男爵の評判や、彼が関わっているとされる事業について尋ねて回った。
そして、集まってきた情報は、彼らの抱いた違和感を、確信へと変えるものだった。
マルコム男爵は、やはり黒い噂の絶えない危険人物だった。
奴隷の密売、禁制品の取引、邪魔な者を秘密裏に消すための暗殺依頼…。
そして、それらの汚れ仕事を実行するために、彼は「黒蛇の牙(ブラック・サーペント)」と呼ばれる、王都でも悪名高い闇ギルドと深く繋がっているという、確かな証言がいくつも出てきたのだ。
「……やはり、そういうことか」
アルトは、集まった情報を仲間たちと共有し、静かに呟いた。
男爵がアルトたちに求めているのは、輝かしい騎士としての活躍などではない。
おそらくは、彼の悪事に加担する手駒、使い捨ての道具としての役割だろう。
特に、アルトのギフト【ダメージ反射】は、暗殺や破壊工作といった、裏の仕事において、使い方によっては非常に厄介な能力となりうるのかもしれない。
男爵の甘い誘い。
それは、彼らを破滅へと導く、巧妙な罠だったのだ。
報酬や地位に目が眩めば、取り返しのつかない道へと足を踏み入れることになるだろう。
断れば、面倒なことになるのは必至だ。
有力貴族であり、闇ギルドとも繋がっている男爵が、素直に引き下がるとは思えない。
嫌がらせ、脅迫、あるいは…。
しかし、アルトたちの答えは、初めから決まっていた。
彼らの誇りが、そして冒険者としての、いや、人としての良心が、その邪悪な誘いに乗ることを、決して許しはしない。
三人は、顔を見合わせ、固く頷き合った。
マルコム男爵の誘いは、断固として断る。
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