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第100話 決別、闇からの警告
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マルコム男爵からの、甘美だが毒を孕んだ誘い。
アルト、ノエル、ゴルドーの三人は、その裏に潜む邪悪な意図を確信し、断固として拒絶する決意を固めていた。
数日後、彼らは再び男爵邸へと足を運び、応接室に通された。
今回、彼らを待っていたのは、男爵本人ではなく、先日と同じく執事のバルトだった。
彼は、作り物めいた完璧な笑みを浮かべ、アルトたちに席を勧めた。
「さて、皆様。先日の男爵様からのご提案、熟慮いただけましたかな?」
バルトは、まるで答えを知っているかのように、余裕のある態度で問いかける。
アルトは、パーティを代表して、静かに、しかしきっぱりと口を開いた。
「お申し出、大変光栄に存じます。ですが、お断りさせていただきます」
その言葉に、バルトの眉がわずかに動いた。
「俺たちは自由な冒険者です。特定の貴族の専属となり、その意のままに動くつもりはありません。ましてや、その…内容も明らかにしていただけない『特別な任務』とやらに、手を貸すことは、我々の信条に反します」
アルトの言葉を引き継ぐように、ゴルドーも重々しく口を開いた。
「そうだ。わしらは、金や地位のために、冒険者としての誇りを捨てるような真似はせん。悪いが、男爵閣下には、他を当たっていただくよう、そうお伝えくだされ」
ノエルは黙って俯いていたが、そのフードの下の瞳は、強い拒絶の光をたたえていた。
三人の明確な拒絶。
それを聞いた瞬間、執事バルトの顔から、完璧なまでに装われていた笑みが、まるで仮面が剥がれ落ちるかのように消え去った。
代わりに現れたのは、冷え切った侮蔑と、隠しきれない怒りの色だった。
「……そうですか。実に、残念ですな」
バルトの声は、先ほどまでの丁寧さが嘘のように、低く、冷たくなっていた。
「マルコム男爵閣下の、寛大なるご厚意を、あなた方のような…『田舎者』が、無下にするとは。……賢明な判断とは、到底言えませんな」
彼はゆっくりと立ち上がり、アルトたちを見下ろすように続けた。
「あなた方、自分が今、誰に逆らっているのか、本当に理解しているのですかな?この王都アステリアで、男爵閣下に逆らって、無事でいられるとでも?」
その言葉は、もはや単なる問いかけではない。
明確な、そして冷酷な脅しだった。
三人は、黙ってその脅しを受け止め、一礼もせずに屋敷を後にした。
背後で、バルトの冷たい視線が突き刺さっているのを感じながら。
一方、その報告を受けたマルコム男爵は、豪華な自室で怒りに打ち震えていた。
「あの、泥付きの田舎者どもめがァッ!この私、マルコム・バーンスタインの、破格の申し出を、断るだと!?身の程をわきまえぬ、愚か者どもめ!」
彼は、手元にあった高価な水晶のグラスを壁に叩きつけ、粉々に砕け散らせた。
そして、すぐに側近を呼びつけ、低い声で命じた。
「……『黒蛇の牙(ブラック・サーペント)』に連絡を入れろ。例の冒険者パーティ…アルトとかいう小僧とその仲間たちに、少しばかり『教育』が必要になった、と伝えろ。奴らに、私に逆らうことの恐ろしさを、骨の髄まで思い知らせてやれ。…ああ、そうだ。単に痛めつけるだけでは、奴らは学ばんかもしれんな。場合によっては……ふふ、生かしておく必要も、ないかもしれんぞ……」
男爵の口元に、獲物を見つけた蛇のような、残酷な笑みが浮かんだ。
王都の暗部が、静かに動き始めた瞬間だった。
それから数日後。
アルトたちの身辺で、明らかに不審な出来事が起こり始めた。
まず、アルトがギルドからの帰り道、普段はあまり使わない、少し人通りの少ない路地を選んで歩いていた時のことだ。
突然、前後から、見るからに柄の悪い、チンピラ風の男たちが5、6人現れ、アルトを取り囲んだ。
「よう、兄ちゃん。最近、ずいぶんと景気がいいらしいじゃねえか、この田舎者が」
リーダー格らしき、顔に傷のある男が、下卑た笑みを浮かべて近づいてくる。
「だがな、あんまり調子に乗ってると、痛い目見るぜ?特に、偉いお方に生意気な口を利いたりすると、な」
(……男爵の手先か)
アルトは、すぐに彼らが誰の差し金か察した。
面倒事は避けたいが、ここで弱みを見せるわけにもいかない。
「何の用だ?俺は急いでるんだが」
アルトが冷静に返すと、男たちは顔を見合わせ、ニヤリと笑った。
「へっ、威勢がいいじゃねえか。少しばかり『挨拶』させてもらうぜ!」
男たちが、一斉に殴りかかってきた。
しかし、彼らの動きは、アルトがこれまでに戦ってきた魔物たち、ましてや武闘大会で対峙した強者たちと比べれば、あまりにも遅く、そして未熟だった。
アルトは、ほとんどその場を動くことなく、最小限の動きで彼らの拳や蹴りを捌いていく。
時には軽くバックラーで打ち据え、時には巧みな足払いで地面に転がす。
あっという間に、チンピラたちは、呻き声を上げて地面に伸びていた。
「……な、なんなんだ、こいつの動きは…!?」
リーダー格の男は、仲間たちが次々と倒されるのを見て、恐怖に顔を引きつらせた。
そして、アルトが自分に向き直ると、捨て台詞を吐いた。
「お、覚えてろよ!これは、ただの始まりにすぎねえからな!黒蛇の牙は、お前を絶対に許さねえ!」
そう叫ぶと、男は仲間たちを置き去りにして、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
直接的な暴力が通用しないと分かると、嫌がらせはより陰湿な形を取るようになった。
ある夜、アルトが下宿屋の自室に戻ると、部屋の窓の鍵が、明らかに外からこじ開けられたような跡が残っていた。
そして、枕元には、一枚の、まるで死を予告するかのような、真っ黒な鳥の羽根が、置かれていた。
背筋が凍るような、無言の脅迫。
斥候役であるノエルも、街中で情報収集をしている際に、常に誰かに後をつけられているような、粘つくような視線を感じるようになったという。
彼女は、持ち前の技術で巧みに追跡を振り切ったが、相手が素人ではない、プロの監視者であることは明らかだった。
さらに、ゴルドーが懇意にしている、頑固親父ボルガンの武器屋「頑鉄工房」にも、嫌がらせがあった。
夜中に、店の扉に腐った野菜や汚物が投げつけられたり、「あの店は呪われている」といった根も葉もない悪評が、市場で流されたりしたという。
ボルガン親方は、「ふん、くだらん嫌がらせをしおって。虫けらどもが騒いどるだけじゃわい。わしは全く気にせんがな」と、ドワーフらしい頑固さで意に介していなかった。
しかし、アルトたちは、自分たちのせいで、関係のない人にまで迷惑がかかっていることに、強い憤りを感じずにはいられなかった。
そして、警告は最終段階へと移行した。
ある夜更け、アルトが下宿屋への道を一人で歩いていると、月明かりも届かない、ひときわ暗い路地の真ん中に、いつの間にか、一人の人影が音もなく立っていた。
全身を、闇に溶け込むような黒い装束で覆い、顔も黒い布で隠されている。
その手には、緑色の、おそらくは強力な毒が塗られているであろう、不気味な光を放つ短剣が二本、逆手に握られていた。
その佇まい、そして放たれる研ぎ澄まされた殺気は、これまでのチンピラたちとは比較にならない。
間違いなく、闇ギルド「黒蛇の牙」から送り込まれた、本格的な刺客だ。
しかし、意外にも、刺客はすぐには襲いかかってこなかった。
ただ、冷たい、一切の感情がこもらない声で、アルトに告げた。
「……聞け、アルト・リフレクト。マルコム男爵は、お前たちの無礼に、大変お怒りだ。これが、最後の警告となるだろう」
刺客の声は、まるで墓場から響いてくるかのようだ。
「身の程をわきまえ、賢明なる判断をすることを期待する。もし、これ以上、男爵閣下のお気持ちを損ねるようなことがあれば……次に我らが相見える時、それは、お前たち全員の、命運が決する時となるだろう」
そう言い終えると、刺客は、まるで影が揺らめくかのように、その場から音もなく姿を消した。
一瞬の出来事だった。
しかし、アルトの額には、びっしょりと冷たい汗が浮かんでいた。
相手は、相当な手練れだ。
気配を完全に消し、これほどの距離に近づくまで、全く気づかせなかった。
もし、今、本気で殺しに来られていたら…?
闇ギルド「黒蛇の牙」からの、明確な、そして殺意のこもった警告。
事態は、もはや単なる貴族とのいざこざではない。
王都の闇組織との、命を賭けた本格的な抗争へと発展する可能性を、色濃くはらんでいた。
アルト、ノエル、ゴルドーの三人は、その裏に潜む邪悪な意図を確信し、断固として拒絶する決意を固めていた。
数日後、彼らは再び男爵邸へと足を運び、応接室に通された。
今回、彼らを待っていたのは、男爵本人ではなく、先日と同じく執事のバルトだった。
彼は、作り物めいた完璧な笑みを浮かべ、アルトたちに席を勧めた。
「さて、皆様。先日の男爵様からのご提案、熟慮いただけましたかな?」
バルトは、まるで答えを知っているかのように、余裕のある態度で問いかける。
アルトは、パーティを代表して、静かに、しかしきっぱりと口を開いた。
「お申し出、大変光栄に存じます。ですが、お断りさせていただきます」
その言葉に、バルトの眉がわずかに動いた。
「俺たちは自由な冒険者です。特定の貴族の専属となり、その意のままに動くつもりはありません。ましてや、その…内容も明らかにしていただけない『特別な任務』とやらに、手を貸すことは、我々の信条に反します」
アルトの言葉を引き継ぐように、ゴルドーも重々しく口を開いた。
「そうだ。わしらは、金や地位のために、冒険者としての誇りを捨てるような真似はせん。悪いが、男爵閣下には、他を当たっていただくよう、そうお伝えくだされ」
ノエルは黙って俯いていたが、そのフードの下の瞳は、強い拒絶の光をたたえていた。
三人の明確な拒絶。
それを聞いた瞬間、執事バルトの顔から、完璧なまでに装われていた笑みが、まるで仮面が剥がれ落ちるかのように消え去った。
代わりに現れたのは、冷え切った侮蔑と、隠しきれない怒りの色だった。
「……そうですか。実に、残念ですな」
バルトの声は、先ほどまでの丁寧さが嘘のように、低く、冷たくなっていた。
「マルコム男爵閣下の、寛大なるご厚意を、あなた方のような…『田舎者』が、無下にするとは。……賢明な判断とは、到底言えませんな」
彼はゆっくりと立ち上がり、アルトたちを見下ろすように続けた。
「あなた方、自分が今、誰に逆らっているのか、本当に理解しているのですかな?この王都アステリアで、男爵閣下に逆らって、無事でいられるとでも?」
その言葉は、もはや単なる問いかけではない。
明確な、そして冷酷な脅しだった。
三人は、黙ってその脅しを受け止め、一礼もせずに屋敷を後にした。
背後で、バルトの冷たい視線が突き刺さっているのを感じながら。
一方、その報告を受けたマルコム男爵は、豪華な自室で怒りに打ち震えていた。
「あの、泥付きの田舎者どもめがァッ!この私、マルコム・バーンスタインの、破格の申し出を、断るだと!?身の程をわきまえぬ、愚か者どもめ!」
彼は、手元にあった高価な水晶のグラスを壁に叩きつけ、粉々に砕け散らせた。
そして、すぐに側近を呼びつけ、低い声で命じた。
「……『黒蛇の牙(ブラック・サーペント)』に連絡を入れろ。例の冒険者パーティ…アルトとかいう小僧とその仲間たちに、少しばかり『教育』が必要になった、と伝えろ。奴らに、私に逆らうことの恐ろしさを、骨の髄まで思い知らせてやれ。…ああ、そうだ。単に痛めつけるだけでは、奴らは学ばんかもしれんな。場合によっては……ふふ、生かしておく必要も、ないかもしれんぞ……」
男爵の口元に、獲物を見つけた蛇のような、残酷な笑みが浮かんだ。
王都の暗部が、静かに動き始めた瞬間だった。
それから数日後。
アルトたちの身辺で、明らかに不審な出来事が起こり始めた。
まず、アルトがギルドからの帰り道、普段はあまり使わない、少し人通りの少ない路地を選んで歩いていた時のことだ。
突然、前後から、見るからに柄の悪い、チンピラ風の男たちが5、6人現れ、アルトを取り囲んだ。
「よう、兄ちゃん。最近、ずいぶんと景気がいいらしいじゃねえか、この田舎者が」
リーダー格らしき、顔に傷のある男が、下卑た笑みを浮かべて近づいてくる。
「だがな、あんまり調子に乗ってると、痛い目見るぜ?特に、偉いお方に生意気な口を利いたりすると、な」
(……男爵の手先か)
アルトは、すぐに彼らが誰の差し金か察した。
面倒事は避けたいが、ここで弱みを見せるわけにもいかない。
「何の用だ?俺は急いでるんだが」
アルトが冷静に返すと、男たちは顔を見合わせ、ニヤリと笑った。
「へっ、威勢がいいじゃねえか。少しばかり『挨拶』させてもらうぜ!」
男たちが、一斉に殴りかかってきた。
しかし、彼らの動きは、アルトがこれまでに戦ってきた魔物たち、ましてや武闘大会で対峙した強者たちと比べれば、あまりにも遅く、そして未熟だった。
アルトは、ほとんどその場を動くことなく、最小限の動きで彼らの拳や蹴りを捌いていく。
時には軽くバックラーで打ち据え、時には巧みな足払いで地面に転がす。
あっという間に、チンピラたちは、呻き声を上げて地面に伸びていた。
「……な、なんなんだ、こいつの動きは…!?」
リーダー格の男は、仲間たちが次々と倒されるのを見て、恐怖に顔を引きつらせた。
そして、アルトが自分に向き直ると、捨て台詞を吐いた。
「お、覚えてろよ!これは、ただの始まりにすぎねえからな!黒蛇の牙は、お前を絶対に許さねえ!」
そう叫ぶと、男は仲間たちを置き去りにして、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
直接的な暴力が通用しないと分かると、嫌がらせはより陰湿な形を取るようになった。
ある夜、アルトが下宿屋の自室に戻ると、部屋の窓の鍵が、明らかに外からこじ開けられたような跡が残っていた。
そして、枕元には、一枚の、まるで死を予告するかのような、真っ黒な鳥の羽根が、置かれていた。
背筋が凍るような、無言の脅迫。
斥候役であるノエルも、街中で情報収集をしている際に、常に誰かに後をつけられているような、粘つくような視線を感じるようになったという。
彼女は、持ち前の技術で巧みに追跡を振り切ったが、相手が素人ではない、プロの監視者であることは明らかだった。
さらに、ゴルドーが懇意にしている、頑固親父ボルガンの武器屋「頑鉄工房」にも、嫌がらせがあった。
夜中に、店の扉に腐った野菜や汚物が投げつけられたり、「あの店は呪われている」といった根も葉もない悪評が、市場で流されたりしたという。
ボルガン親方は、「ふん、くだらん嫌がらせをしおって。虫けらどもが騒いどるだけじゃわい。わしは全く気にせんがな」と、ドワーフらしい頑固さで意に介していなかった。
しかし、アルトたちは、自分たちのせいで、関係のない人にまで迷惑がかかっていることに、強い憤りを感じずにはいられなかった。
そして、警告は最終段階へと移行した。
ある夜更け、アルトが下宿屋への道を一人で歩いていると、月明かりも届かない、ひときわ暗い路地の真ん中に、いつの間にか、一人の人影が音もなく立っていた。
全身を、闇に溶け込むような黒い装束で覆い、顔も黒い布で隠されている。
その手には、緑色の、おそらくは強力な毒が塗られているであろう、不気味な光を放つ短剣が二本、逆手に握られていた。
その佇まい、そして放たれる研ぎ澄まされた殺気は、これまでのチンピラたちとは比較にならない。
間違いなく、闇ギルド「黒蛇の牙」から送り込まれた、本格的な刺客だ。
しかし、意外にも、刺客はすぐには襲いかかってこなかった。
ただ、冷たい、一切の感情がこもらない声で、アルトに告げた。
「……聞け、アルト・リフレクト。マルコム男爵は、お前たちの無礼に、大変お怒りだ。これが、最後の警告となるだろう」
刺客の声は、まるで墓場から響いてくるかのようだ。
「身の程をわきまえ、賢明なる判断をすることを期待する。もし、これ以上、男爵閣下のお気持ちを損ねるようなことがあれば……次に我らが相見える時、それは、お前たち全員の、命運が決する時となるだろう」
そう言い終えると、刺客は、まるで影が揺らめくかのように、その場から音もなく姿を消した。
一瞬の出来事だった。
しかし、アルトの額には、びっしょりと冷たい汗が浮かんでいた。
相手は、相当な手練れだ。
気配を完全に消し、これほどの距離に近づくまで、全く気づかせなかった。
もし、今、本気で殺しに来られていたら…?
闇ギルド「黒蛇の牙」からの、明確な、そして殺意のこもった警告。
事態は、もはや単なる貴族とのいざこざではない。
王都の闇組織との、命を賭けた本格的な抗争へと発展する可能性を、色濃くはらんでいた。
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